「転職エージェントってたくさん種類があるけど、どれがおすすめなの?」
あなたは、このような悩みを抱えていませんか?

2022年現在、国内では合計25,000社以上もの転職エージェント・人材紹介会社があり、どれを選べばいいのか分からず悩んでしまう人も多いようです。
そこで本記事では、人材業界で数多くの転職者を支援してきた2名の専門家にヒアリングし、転職エージェントの選び方を調査しました。
\本記事を監修する専門家がこちら/


転職エージェントの選び方を紹介した後は、専門家の目で厳選したおすすめの転職エージェントと口コミも紹介します。
記事後半では、エージェントをうまく使いこなす方法や、登録後の流れ、エージェント利用者のアンケート調査結果も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
リクルートダイレクトスカウトはリクルートが運営するハイクラス特化の転職サービス。年収800万~2000万の求人多数。料金は無料、レジュメを登録してスカウトを待つだけ。どんな企業からスカウトを受けられるか、自分の市場価値を知りたい人にもおすすめです。
- 転職エージェントとは?利用前に最低限知っておきたい知識
- 転職エージェントのおすすめな選び方
- 【転職の専門家が厳選】転職エージェントおすすめ11選を比較
- 【大手×総合型】おすすめ転職エージェント2選
- 【ハイクラス】おすすめ転職エージェント2選
- 【20代・第2新卒向け】おすすめ転職エージェント2選
- 【女性におすすめ】転職エージェント2選
- 【外資・グローバル系】おすすめ転職エージェント2選
- 【IT・エンジニア系】おすすめ転職エージェント2選
- 転職エージェント求人数ランキングTOP3
- 転職エージェントの賢い使い方
- 転職エージェントを利用した転職の流れ
- 転職エージェントを利用してどうだった?利用者392人にアンケート!
- 口コミから分かった!転職エージェントの利用がおすすめな理由
- 【Q&A】転職希望者が抱えやすい疑問に回答
- まとめ
転職エージェントとは?利用前に最低限知っておきたい知識
転職エージェントとは、転職希望者のスキルや志向をヒアリングし、マッチする求人を探してくれる便利なサービスです。
企業とのやり取りはエージェントが代行し、職務経歴書の書き方や面接の指導も行います。

















「転職サイト」と混同されがちですが、転職サイトは自身で求人を探し、直接企業とやり取りをするのが大きな違いです。
転職エージェントは転職活動の進め方が分からない人や、忙しく求人を探す時間がない人にあっています。
アドバイザーの力を借りずとも求人を探せる人や、自分のペースで進めたい人は転職サイトの利用も検討しましょう。
転職エージェントがおすすめ | 転職サイトがおすすめ |
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転職エージェントのおすすめな選び方
それでは、数あるなかから自分にあう転職エージェントを選ぶにはどうすればよいのでしょうか。
長年人材業界に身を置き、多くの人のキャリア形成をサポートしてきた小池さんと秋山さんに話を聞いてきました。





まずは転職エージェントのタイプを知ることから始めましょう。大きく2タイプがあり、それぞれの特徴を知ったうえで利用することをおすすめします。
STEP①総合型と特化型の違いを知り、使い分ける
転職エージェントは「総合型」と「特化型」の2種類に分けられます。




総合型は「幅広い業界・職種の求人を数多く網羅しているタイプ」で、特化型は「特定の業界・職種の求人に絞って案件を保有しているタイプ」のエージェントです。
2つのタイプにはそれぞれ強み・弱みがあるので、併用してお互いの穴をカバーするのがおすすめです。
総合型 | 特化型 | |
強み |
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弱み |
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保有する求人数が圧倒的に多い総合型は、志望業界を問わず1つは登録しておくのがおすすめです。スキルや実績が活かせる別業界・別職種の選択肢も提供してくれます。
進みたい業界や職種が決まっている人は、特化型のエージェントも併用しましょう。
特化型は総合型よりも求人数は少ない分、企業との太いパイプがあります。社風や文化との相性もしっかり把握したうえで、求人を紹介してくれるでしょう。
総合型・特化型それぞれで、専門家おすすめの転職サービスをまとめたので、参考にしてみてください。
総合型 | リクルートエージェント ![]() ![]() ![]() |
ハイクラスの求人に特化 | JACリクルートメント ![]() ![]() ![]() |
20代・第二新卒支援に特化 | |
女性の転職支援に特化 | type女性の転職エージェント ![]() ![]() ![]() |
外資・グローバル企業に特化 | ランスタッド ![]() ![]() ![]() |
IT系・エンジニア求人に特化 | Geekly![]() ![]() ![]() |
STEP②実際に面談を受けてみて、自身に合う転職サービスに絞る
利用する転職サービスが決まったら、登録して面談を受けてみましょう。
転職エージェントは、転職が成約した際に企業側から報酬をもらう仕組みをとるため、相談は無料です。安心して利用してください。





ただし、一部の転職エージェントは、成約報酬を得るために転職さえすればよいという考えで、「転職者にマッチする求人」ではなく「採用される可能性が高い求人」ばかり紹介してくることもあるので注意が必要です。
参考として、よいアドバイザーとよくないアドバイザーの例を見てみましょう。
よいアドバイザーの例 | よくないアドバイザーの例 |
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よくないアドバイザーの典型が、「企業の都合に合わせすぎている」パターンです。
意思決定を急かす、交渉を積極的にしてくれない、気になることを質問した時に確認もせず「転職後に~~になるので大丈夫です」などとはぐらかす担当者には要注意です。
担当者がよくない例に当てはまる場合は、担当者の変更を公式サイトから依頼しましょう。
変更をしても同様の対応の場合は別のエージェントを利用したほうがよいでしょう。
【転職の専門家が厳選】転職エージェントおすすめ11選を比較
選び方が分かったら、実際に各転職エージェントの特徴を見ていきましょう。ここでは転職の専門家がおすすめする11の転職エージェントをタイプ別に紹介します。
種類 | 総合型 | ハイクラス | 20代・第2新卒 | 女性におすすめ | 外資系・グローバル | IT系 | |||||
転職 サービス | リクルートエージェント | doda エージェントサービス | JACリクルートメント | リクルート エグゼクティブエージェント | ハタラクティブ | UZUZ | LIBZ | type 女性の転職エージェント | ランスタッド | Geekly | |
![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ||
公開 求人数 | 211,942件 | 140,804件 | 12,280件 | 非公開 | 約2,000件 | 約1,500件 | 非公開 | 19,062件 | 6,459件 | 14,868件 | 3,524件 |
非公開 求人数 | 268,346件 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 19,500件以上 | 非公開 |
対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 東京、大阪、 名古屋、福岡 | 全国 | 東京、大阪、 愛知、福岡 | 全国(首都圏中心) | 東京、埼玉、 千葉、神奈川 | 全国、海外 | 首都圏中心 | 全国 |
得意領域 | 総合的な求人 | 総合的な求人 | 外資系 グローバル求人 | スペシャリスト 経営層向け求人 | スキルや経験に 自信のないフリーター 既卒、第二新卒求人 | キャリア成長したい フリーター、既卒 第二新卒向け求人 | キャリアアップしたい 女性向け求人 | 女性向けの求人 女性ならではの 転職の悩みをサポート | コネクションを活かした 外資系求人 | ITエンジニア ゲーム業界向け求人 | ITエンジニア デザイナー向け求人 |
おすすめ ポイント |
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公式サイト |
※求人数は2022年4月に編集部で調査
ここからはタイプ別にエージェントの特徴や強みについて詳しく紹介していきます。
【ハイクラス特化】転職エージェント
【20代・第2新卒向け】転職エージェント
【女性におすすめ】転職エージェント
【外資・グローバル系】転職エージェント
【IT・エンジニア系】おすすめ転職エージェント
【大手×総合型】おすすめ転職エージェント2選
ここでは総合型でおすすめな大手の転職エージェントを2つ紹介します。
リクルートエージェント
・対応エリア:全国
・拠点:東京、西東京、宇都宮、さいたま、千葉、横浜、京都、大阪、神戸、名古屋、静岡、北海道、東北、岡山、広島、福岡
・求人数:公開177,501件 / 非公開234,791件
・主なサービスや機能:面接力向上セミナー、エージェント機能、PDT(応募・進捗管理機能)
・得意な業界:IT・通信・機械・小売・サービス・人材
リクルートエージェントは、圧倒的な求人数を誇る業界最大級の転職エージェントです。
幅広い職種・業界から求人情報が集まり、非公開求人だけで23万件以上取り扱っています。

















転職の経験が少なく幅広い求人に触れたい人や、現職とは別業界への転職を検討したい人にぴったりの転職サービスです。
大手だけあってサイトの使いやすさにも力を入れており、応募した案件の管理機能や、案内に従うだけで職務履歴書が作成できるエディターなどがあります。
初めての転職活動でも、迷うことなく計画的に利用できるでしょう。
リクルートエージェントはこんな人におすすめ!
- 求人数の多さを重視する人
- 知名度の高い転職サービスを利用したい人
- 転職をスムーズに進めるツールを利用したい人
▼利用者の口コミ





(愛知県/20代/男性/営業)




転職サイトには未掲載の大手企業の転職情報を多く教えてもらえたこと。気になった企業についてエージェントへ質問すると、企業側に直接確認していただけることもありました。
(神奈川県/20代/女性/システムエンジニア)





自分の希望に合った案件を探してくれたことと、効率的に仕事をしながらの転職活動をサポートしてもらえたこと。
(青森県/40代/女性/事務・企画/601万円〜800万円)








登録後、こちらの都合に合わせて頻繁に連絡があり、細かい希望や要望まで聞き取っていただきました。リターンも早く、その業界や企業の今後の業績予想や新規事業計画などの概要も教えていただき、ここまで調べている、調べる必要があると勉強になりました。
(大阪府/60代/男性/教育業/1,000万円以上)








不安な気持ちが強かったが、いい担当者に巡り会えたため、数ある求人案件から勤務地や待遇面などを極力希望に近い形でピックアップして頂いて、アフターケアも懇切丁寧にして頂き非常に心強かった印象でした。
(愛媛県/40代/男性/農業共同組合/400万円以下)内容を入力してください。
dodaエージェントサービス
※画像引用元:dodaエージェントサービス公式HP
・対応エリア:全国
・拠点:東京、横浜、札幌、仙台、静岡、名古屋、大阪、京都、神戸、岡山、広島、福岡
・求人数:公開140,804件
・主なサービスや機能:スカウトサービス、エージェント機能、診断・書類作成ツール
・得意な業界:IT・機械・医療・食品・建設・金融・広告・サービス・人材
dodaエージェントサービスは、キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当を分けて転職をサポートするのが特徴。キャリアアドバイザーは業種別に担当がおり、転職者の専門性を理解した上で企業に推薦してもらえます。

















運営は人材関連業界の老舗で、前身の企業の創業から数えると60年以上の実績があります。
そのため求人が豊富に集まり、公開求人だけでも約13万件あります。希望に合う求人をじっくり厳選したい人にとっては、有力な転職サービスです。
dodaエージェントサービスはこんな人におすすめ!
- キャリアアドバイザーから専門性の高いアドバイスを受けたい人
- 運営会社の実績を重視する人
- 豊富な求人からじっくり転職先を厳選したい人
▼利用者の口コミ






(愛知県/20代/男性/エンジニア)





非公開求人も含めてとにかく数が多く、希望条件にマッチした求人をたくさん紹介してもらえたことです。
(大阪府/20代/女性/会社員)








転職に臨むにあたり、自分に足りない点を的確に指摘してくれた点です。
(神奈川県/男性/40代/その他/401万円〜600万円)





毎日親身に求人を探してくれますし、行き詰まった時は相談に乗ってくださるので有難いです。
(静岡県/男性/20代/農林・水産/400万円以下)








事前に登録した職務経歴や履歴などを基に、自分の希望する業種や職種に応じて、マッチングした会社を紹介してくれるので非常に便利だった。また、転職でのアドバイスもあり、初心者でも対応しやすかった。
(大阪府/男性/50代/IT業界/401万円〜600万円)
【ハイクラス】おすすめ転職エージェント2選
ここでは、年収1,000万円を超える求人や、経営幹部や管理職、専門職などのハイクラスな求人を取り扱う転職エージェントを紹介します。
JACリクルートメント
・対応エリア:全国
・拠点:北関東、横浜、甲信越、名古屋、静岡、大阪京都、神戸、中国
・求人数:公開12,280件(2022年1月時点)
・主なサービスや機能:転職コンサルティング、求人検索、スカウト・求人オファー機能
・得意な業界:サービス・商社・流通・消費財・マスコミ・建設・不動産・金融・IT・通信・WEB・EMC・コンサルティング・シンクタンク・事務所・メディカル・バイオ・医療・介護・福祉など
JACリクルートメントはロンドン発祥のグローバル企業が運営しており、外資系やグローバル企業への転職支援実績を積み重ねています。語学力に自信があり、世界での活躍を望むのであればおすすめです。
サービスのポリシーとしてスピードを重視しており、問い合わせをすると原則は24時間以内に返事がきます。現状で紹介できる求人がないときはハッキリと断ってくれ、時間を無駄にしません。

















掲載されている求人は、管理職や技術職・専門職がメインのため、当てはまらない人は他のエージェントも利用してください。
JACリクルートメントはこんな人におすすめ!
- 外資系や海外進出している企業に転職したい人
- 転職で無駄な時間をかけたくない人
- 管理職や技術職・専門職で転職をしたい人
▼利用者の口コミ








企業担当と、転職者担当の営業マンが同一人物であること。情報がスムーズに企業に伝わっていたと思います。
(東京都/30代/男性/会社員)






オンラインを駆使したバーチャル面接など、独創性があるアイデアで就活のフォローをしてくださいました。
(東京都/30代/男性/フリーランス)





他のエージェントが持っていない求人情報を持っていたことです。
(埼玉県/40代/女性/ソフトウェア・情報処理/400万円以下)
リクルートエグゼクティブエージェント
※画像引用元:リクルートエグゼクティブエージェント公式HP
・対応エリア:全国+海外
・拠点:東京、大阪、名古屋、福岡
・求人数:非公開
・主なサービス:キャリアコンサルティング
・得意な業界:製造業・ライフサイエンス・インフラ・IT・WEB・消費財・食品・サービスなど
リクルートエグゼクティブエージェントはリクルートグループの持つ日本最大級のエグゼクティブ人材ネットワークを生かして経営層やスペシャリスト向けの求人を紹介してくれます。

















現職で経営幹部や部門責任者の役職についている人や、希少性の高い専門技能を持つ人におすすめな転職サービスです。
リクルートエージェントの場合、転職者と企業の担当者が別々のことが多いですが、リクルートエグゼクティブエージェントの場合は一人で双方を担っているケースが多く、より深い情報を担当者にヒアリングできるでしょう。
リクルートエグゼクティブエージェントはこんな人におすすめ!
- 経営層やスペシャリスト向けの求人を探している人
- 現職で部門責任者以上の役職についており、さらにキャリアアップしたい人
- 転職先の企業の深い情報をヒアリングしたい人
▼利用者の口コミ








担当者がしっかりサポートしてくれて、わからないこともスムーズに色々教えてくれた。
(大阪府/30代/男性/飲食業/1,000万円以上)








(東京都/50代/男性/官公庁/801万円〜1,000万円)




種類も豊富で条件にあう求人が多数ありました!
(神奈川県/30代/女性/アパレル/401万円〜600万円)
【20代・第2新卒向け】おすすめ転職エージェント2選
ここでは、主に20代を対象とした第二新卒向けの総合転職エージェントを紹介します。未経験分野に挑戦したい人や丁寧なサポートを受けたい人におすすめです。
ハタラクティブ
・対応エリア:全国
・拠点:渋谷、池袋、秋葉原、横浜、さいたま、千葉、大阪梅田、名古屋、福岡
・求人数:非公開2,300件以上
・主なサービス:マンツーマンサポート、LINE相談
・得意な業界:IT・医療・エンジニアなど
ハタラクティブは20代のフリーターからの転職、既卒、第二新卒向けの総合転職エージェントです。IT業界にも求人案件があるため、未経験でもIT業界への転職を期待できます。
利用者の9割が20代かつ未経験者を対象にしているだけあって、転職ノウハウを含めたサポートも丁寧です。

















高卒・専門卒の人も半数を超えるため、学歴に自信がない人でも安心して利用できます。
スクールなどを利用してからIT業界へ進むのも堅実ですが、ハタラクティブなら、働きながら現場で覚えていくというチャレンジを可能にしてくれます。
ハタラクティブはこんな人におすすめ!
- 社会人経験や学歴に自信がない人
- 未経験でIT業界に転職したい人
- スクーリングせず働きながら学習したい人
▼利用者の口コミ

たくさんの量の案件を紹介してもらえたので、自由に選択することができました。
(東京都/20代/男性/会社員)
UZUZ
※画像引用元:UZUZ公式HP
・対応エリア:東京、大阪、愛知、福岡
・拠点:東京、大阪
・求人数:非公開
・主なサービス:就業サポート、ビジネスマナー研修、IT研修(一部有料)
・得意な業界:IT・サービス・インフラ・広告・商社・流通・小売・金融など
20代・フリーター・第二新卒の転職に特化するUZUZは、個人ごとに平均12時間かけて、オーダーメイドの就業サポートを行っているのが特徴です。
内定率が86%と高いだけでなく、入職後半年の定着率が96.8%と非常に高く、入社後も安定して働けるような求人の紹介に注力しています。
業界情報や面接対策を解説するYoutubeチャンネルを運営しているほか、ビジネスマナー研修なども行っており、フリーターから改めて第一歩を踏み出したい、という人に向いています。
UZUZはこんな人におすすめ!
- 求職者と同じ目線でサポートしてほしい人
- 内定率の高い転職サイトを使いたい人
- Youtubeやビジネスマナー研修などで転職活動に役立つ情報を得たい人
▼利用者の口コミ





とても丁寧な対応をしていただき、すぐに回答をくれたためスムーズに疑問を解決することができました。
(宮城県/20代女性フリーター)
第二新卒向けのエージェントについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。


【女性におすすめ】転職エージェント2選
ここでは、女性の転職の実績が高い転職エージェントを紹介します。女性に寄り添った丁寧なカウンセリングや女性目線に立った独自のサービスなどが特徴です。
LIBZ
・対応エリア:全国(首都圏中心)
・拠点:東京
・求人数:非公開
・主なサービスや機能:ジョブマッチングサービス、求人検索、スカウト機能
・得意な業界:事務職、営業、販売、サービス系
LIBZは女性向け求人を扱う会員制の転職サイトですが、登録するとハイクラスの求人を紹介してくれる「LIBZ幹部ドラフト」「LIBZ エキスパート」というエージェントサービスも利用できます。
リモートワークやフレックス制度を導入している企業やクリエイティブな仕事など、魅力のある求人情報を扱っています。

















これまでの経験やスキルを活かしながら、女性が自分らしく活躍できる求人に出会えるサイトです。
運営企業は株式会社リブという企業で、対象エリアは首都圏に集中しています。首都圏の女性向け求人を探しているなら、ぜひ会員登録してみてください。
LIBZはこんな人におすすめ!
- 首都圏で転職を検討している女性
- 経営幹部を目指している女性
- リモートワークやフレックスなど自分のスタイルに合った求人を紹介してほしい女性
▼利用者の口コミ





希望に沿った質の良い案件を数多く紹介してもらえて良かったです。
(東京都/20代/女性/会社員)
type女性の転職エージェント
・対応エリア:東京、埼玉、千葉、神奈川
・拠点:東京
・求人数:公開19,062件(2022年6月18日時点)
・主なサービスや機能:面接対策セミナー、転職個別相談会、エージェント機能、求人検索
・得意な業界:IT・医療・コンサル・不動産・サービス・機械など
type女性の転職エージェントは、サービス開始から18年続く女性専門の転職エージェントです。 年間5,000名以上にカウンセリング、数百名の転職支援など確かな実績(2016年度実績)があります。
また、女性のための転職求人情報サイト「女の転職type」を運営するなど、女性の転職に関するノウハウを持ったサービスであることがうかがえます。

















アドバイザーは女性中心であるため、女性1人でも安心してカウンセリングをうけることができるでしょう。
さらに、業種や職種によって専門チームを構成し、未経験業界へのチャレンジも可能にしています。また、面接時のメイクアップなど、独自のサービスも魅力的です。
- 女性転職の実績が豊富な転職サービスを利用したい人
- 業界・職種専門スタッフのアドバイスがほしい人
- 面接時の服装やメイクアップまでサポートしてほしい人
▼利用者の口コミ




とにかく募集している優良案件が多く、自分が今いる企業よりも働きやすそうな企業の求人が多いと感じました。
(石川県/20代/女性/求職中)





女性向けと打ち出されており、担当の方々も女性で相談しやすかったです。
(神奈川県/30代/女性/会社員)
女性向けの転職エージェントについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。


【外資・グローバル系】おすすめ転職エージェント2選
ここでは、外資系の求人に強い転職エージェントを紹介します。語学力を活かした転職を目指す人や、専門のキャリアアドバイザーのサポートを受けたい人におすすめです。
ランスタッド
※画像引用元:ランスタッド公式HP
・対応エリア:全国、海外
・拠点:東京、千葉、埼玉、神奈川、北海道、愛知、広島、福岡など計52支店
・求人数:公開6,459件
・主なサービスや機能:グローバル人材・障がい者就業支援、エージェント機能、求人検索
・得意な業界:コンサル・製薬・医療機器・IT・サービス・不動産・建設など
ランスタッドは世界39ヶ国のネットワークを活かし、外資系求人を豊富に取り扱う転職エージェントです。
特に、製造・エンジニアリング、BtoC業界、ライフサイエンス、IT・テクノロジー、管理部門系には専門のキャリアアドバイザーが在籍しています。
また、ランスタッドのキャリアアドバイスは、5年後や10年後を見越したものです。将来のキャリアプランを具体的にイメージし、転職を進めることができます。
- 外資系求人が豊富な転職エージェントを探している人
- 専門のキャリアアドバイザーにサポートしてほしい人
- 将来を見据えたアドバイスがほしい人
▼利用者の口コミ





(東京都/30代/男性/IT系フリーランス)






(埼玉県/30代/男性/機械オペレーター)








自分の隠れた能力を引き出してくれた。ランスタッドの方針として求職者の可能性に重点を置いていた。
(三重県/50代/男性/その他/400万円以下)





担当者が研修期間まで徹底的にサポートしてくださり安心しました。
(北海道/30代/女性/食品/400万円以下)








担当してくれた方の情報量の多さは非常に助かりました。色々な情報を考慮して最終的にどうすべきかの結論を出すことが出来ました。
(東京都/40代/男性/コンサル・金融・不動産関連/601万円〜800万円)
外資系・海外向けの転職エージェントについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。


【IT・エンジニア系】おすすめ転職エージェント2選
ここでは、IT・エンジニア業界の求人実績が高い転職エージェントを紹介します。IT系に詳しいアドバイザーのサポートを受けながら転職活動ができるので、他業種からの転職でも安心です。
Geekly
・対応エリア:首都圏を中心
・拠点:東京
・求人数:公開14,868件/非公開19,500件以上
・主なサービスや機能:レジュメ代行サービス、エージェント機能、求人検索
・得意な業界:IT・WEB・ゲーム
GeeklyはITエンジニア、Webクリエイターの他、ゲーム業界にも明るい転職エージェントです。
また、採用年齢比率を見てみると、20代が39%、30代が42%と多いものの、40代も19%を占めています。

















年齢に縛られず、幅広い年齢層の転職に向いている転職エージェントといえるでしょう。
さらに、GeeklyではIT企業の評判や選考情報を掲載した「Geekly Review」を運営しています。気になる企業を見つけたら、口コミを確認して企業の雰囲気をつかむことができます。
- IT・ゲーム業界への転職に興味がある人
- 企業の口コミを確認してから応募したい人
- 20~40代の幅広い年齢層
▼利用者の口コミ






業界や職種に詳しい方が担当として就いていただいたため、どういうポジションでどういった仕事をしたいかの説明がきちんと伝わり、紹介頂いた求人情報にはブレがなかった。(神奈川県/30代/男性/ITコンサルタント)





まず何から転職活動を開始すればよいのかという基本的なことについてもきちんと触れてくれた。(東京都/30代/男性/フリーランス)
レバテックキャリア
・対応エリア:全国
・拠点:東京、名古屋、大阪、福岡
・求人数:公開3,524件
・主なサービスや機能:エージェント機能、LINE相談、求人検索
・得意な業界:IT系(ITエンジニア、デザイナーなど)
レバテックキャリアは、ITを専門とした転職エージェントです。
カウンセリングの丁寧さや転職先情報のきめ細かさなどが評判となって利用者を増やしています。 専門アドバイザーによる初回の提案での内定率は90%超えです。
レバテックの企業側担当者は、求人企業の現場に年間3,000回以上通って、転職先情報を仕入れています。

















業界知識だけでなく実際の転職先情報の豊富さ、カウンセリングの評判など、利用価値の高い専門転職エージェントです。
レバテックには「エキスパート」「フリーランス」などの関連サイトもあり、ITエンジニアのキャリアにあわせてサイトを選んで利用することができます。
レバテックキャリアはこんな人におすすめ!
- エンジニア転職に特化した転職サービスを利用したい人
- IT転職を効率よく決めたい人
- 経験が豊富でフリーランスで働く選択肢がある人
IT系に強い転職エージェントについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。


転職エージェント求人数ランキングTOP3
ここでは本記事で紹介した転職エージェントのなかで、公開求人数の多い転職エージェントのTOP3を紹介します。
1位 リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴!
・公開求人数:211,942件(2022年6月時点)
・求人数が業界でトップクラス
・運営会社の実績が豊富
・知名度が高く安心して利用可能
2位 dodaエージェントサービス
※画像引用元:dodaエージェントサービス公式HP
dodaエージェントサービスの特徴!
・公開求人数:140,804件(2022年6月時点)
・専門性の高いキャリアアドバイザーが在籍
・日本最大級の紹介実績を持つ
・転職タイプ診断などのツールが豊富
3位 type女性の転職エージェント
・女性転職の実績が豊富
・業界、職種専門スタッフが在籍
・女性ならではの悩みを相談可能
転職エージェントの賢い使い方
ここまで、専門家おすすめの転職エージェントを紹介してきました。しかし、いくら優良なエージェントでも利用者の使い方が悪いと思うような結果につながらないため、注意が必要です。
ここでは、転職エージェントの賢い使い方として、次の3つのポイントを紹介していきます。
①転職したい理由・やりたいことを事前に整理しておく
転職エージェントは、提示された情報を元にサポートをしてくれますが、転職者の本当の望みまではわかりません。
面談でキャリアの相談ができるとはいえ、自分自身の気持ちを知り、言語化して伝えていく努力は必要です。
初めは固く考えすぎず、思い浮かんだことを箇条書きでよいので書き出してみてください。書き出すうち、因果関係が見えてきて、本当の気持ちに気付けることもあります。
②紹介された求人にはフィードバックを行う
紹介された求人が希望に合わないときは、どうして合わないと感じたのかや、アドバイザーに対する希望を丁寧に伝えると、より希望に近い求人の紹介を受けられるようになります。
初めから希望に100%合う求人が出てくると考えず、お互いに歩み寄る姿勢が大切です。
よくあるのが、紹介される求人の数が多すぎて見切れず、そのままにしてしまうケースです。忙しくて多くの求人を見る時間がなければ「特におすすめの求人に絞って紹介してください」と伝えておくとよいでしょう。
③転職への意欲を見せる
アドバイザーは一人で複数の転職希望者を担当しているケースが多くあります。
優先して対応してもらうためには、アドバイザーに丸投げするのではなく、「この人のためにいい求人を紹介したい」と思ってもらえるように行動することも大切です。
具体的には、転職したい理由をしっかり伝える、返信をこまめにする、紹介されたセミナー・イベントに参加するなど、アドバイザーとのコミュニケーションを深め、転職の意欲を示しましょう。





転職軸や転職理由を担当者に分かりやすく伝えられる人は、「マッチする案件を紹介すればすぐ採用につながるだろう」と思われるので、注力してもらいやすいです。
転職理由が明確ではない人も、「素直に担当者のアドバイスを聞く」「連絡や返信をはちゃんとする」「お礼を言う」などの基礎的な努力をすれば、注力してもらえる可能性は高くなります。
転職エージェントを利用した転職の流れ
転職エージェントを利用した転職活動の流れについて見ていきましょう。エージェントの登録から入社までの流れは以下の5ステップです。
- 公式サイトから会員登録
- キャリアアドバイザーと面談
- 求人紹介・履歴書作成・応募
- 面接対策・企業との面接
- 内定・入社決定
それぞれのステップを詳しく解説します。
①公式サイトから会員登録
転職エージェントのサービスを利用するには、公式サイトからの会員登録が必要となります。
申し込みに必要な情報は、主に「個人情報・職業履歴・転職の希望条件」の3つです。このとき入力した情報をもとに、キャリアアドバイザーとの面談が実施されるため、できるだけ正確な情報を打ち込みましょう。
会員登録は1分ほどで完了できるため、気になる転職エージェントがあれば登録してみるのがおすすめです。
②キャリアアドバイザーと面談
会員登録後、数日以内にメールや電話での連絡が届きます。エージェントと日程調整して面談日を決めたら、面談をおこないましょう。
対面面談が難しい場合は、電話やLINEを使って面談をおこなえる転職エージェントもあります。ほとんどのエージェントがオンラインでの面談にも対応していますが、会員登録する前に確認しておくのが無難です。
面談では会員登録時に入力した情報に比べ、転職目的や希望職種など詳しくヒアリングされるため、あらかじめ準備して望みましょう。

















自分の意思を正確に伝えることで、希望の転職先を紹介してもらえる可能性が高まります。
③求人紹介・履歴書作成・応募
面談で伝えた内容をもとに、転職エージェントの担当者が求人紹介してくれます。自分で探すことのできない非公開の求人も紹介されるため、希望に合った職場が見つかりやすくなるでしょう。
また、よりよい求人を見つけるためにも、複数の転職エージェントを利用して比較検討することが大切です。
応募したい企業が見つかったら、履歴書の作成・添削などのサポートを受け、応募に進みます。
④面接対策・企業との面接
応募が完了したら転職エージェントの担当者と面接対策をおこないます。書類選考に通過した場合は企業との面接が実施されるため、苦手意識のある人はコツを聞いておくとよいでしょう。
担当者に相談することで、模擬面接を実施してもらうこともできます。

















事前にフィードバックをもらい改善点を洗い出しておくことで、安心して本番に望めます。
⑤内定・入社決定
内定が決まったら、いよいよ入社となります。担当者が出社日の調整や年収の交渉をおこなってくれるため、あとは就業開始を待つだけです。
入社前に不安な点がある場合は、事前に担当者に伝えておくとよいでしょう。就業後もアフターフォローが用意されているため、契約内容との違いや悩みがある際はすぐに相談できます。





転職エージェントを初めて使う場合は、担当者に素直に伝えることをおすすめします。その際にキャリアに迷っている人や転職軸が定まっていない人は、それも含めて伝えましょう。
そうすることで、いきなり案件の紹介から入るのではなく、まずは転職軸を決めるところからアドバイスを受けられるでしょう。
迷っていると伝えているのに、強引に案件を紹介したりする担当者は避けたほうが賢明です。
転職エージェント利用時の流れについてより詳しく知りたい方は、次の記事もあわせてお読みください。


転職エージェントを利用してどうだった?利用者392人にアンケート!
転職エージェントを利用した経験のある392人にアンケートを実施したところ、82.4%の323人が「利用してよっかた」と答えました。
利用した人の声には「スムーズに転職できた」「担当者への相談やアドバイスが貰えた」という声が多く、サービスに対する満足度は高いといえます。
「転職者に合う求人を紹介してくれる」「年収の交渉も代行してくれる」など、無料とは思えないほどさまざまなメリットが多いことも、高い満足度の要因として考えられます。
また編集部では、収集したアンケート結果を以下の視点でまとめました。実際の利用者の生の声ですので、ぜひ参考にしてください。
- 転職エージェントを利用した人のポジティブな声
- 転職エージェントを利用した人のネガティブな声
- 希望する年収が実現できたか
- これから転職する人へのアドバイス
転職エージェントを利用した人のポジティブな声
ポジティブな声で多かったのが、「求人を自分で探す手間が省ける」というものです。日々忙しく、転職サイトで求人を探す暇がないときでも転職活動ができる点を評価する人が多いようです。
転職エージェントに希望条件を伝えておけば、後日求人が見つかったときに連絡をくれたという声もありました。また、自分のスキルを客観視できることも転職活動のスピードを上げる要素になると考えられます。








キャリアアドバイザーがある程度、求人を選定してくれたことが良かった。また、面接のポイントも教えてくれたのが良かったです。
(千葉県/30代/男性/化粧品・医薬品)








担当の方が最初から分かりやすく親身になって説明をしていただいた上に、条件通りの転職先を提示してくれたのでスムーズに採用まで至りました。時間がとても節約できて満足したので良かったです。
(大阪府/50代/男性/技能工・運輸・設備関連)
次いで多かったのが、「転職すべきか迷っていたときに、後押しをしてくれた」という声です。特に転職経験がない人にとって、転職活動を始めるのは勇気がいるものです。
「自分のことを必要とする企業があるか分からない」と踏みとどまっている人からも支持を集めていることが分かります。






転職を考えてはいたが、なかなか踏み切れなかった。
転職エージェントを利用して自分の希望に近い職場に思い切って転職することができた。
(東京都/30代/男性/その他メーカー)
転職エージェントを利用した人のネガティブな声
ネガティブな声で最も多かったのが、「職務内容が聞いていた話と違った」「待遇や福利厚生が実態とは異なった」など、転職前に聞いていた話と実態が異なっていた、という声です。








エージェントの説明と実際に転職した結果の内容に齟齬があった。やはり肝心なとこと・気になることは自分自身で調べないと。反省。
(静岡県/40代/男性/コンピューター機器)


残業が月5時間以内と言われていたが倍以上ある。社風も聞いていた話と少し異なりびっくりしました。
(東京都/20代/女性/インターネット関連)








経理と聞いていたのだが、実際には総務的な部分もやることになった。
(埼玉県/40代/男性/事務・企画・経営関連)
エージェントといえども、求人を出す企業の中で働いているわけではないので、内情を完璧に把握できてはいないのが実情のようです。この点は利用前に注意しておく必要があるでしょう。
「過去に転職した人と面談を組んでもらう」「一緒に働くチームの人に話を聞く」などのアクションを取ることで、ギャップが生じるリスクを小さくできます。
希望する年収が実現できたか
転職者の関心が集まりやすいのが、転職後の年収です。エージェントが企業に交渉してくれるとはいえ、希望する給与が実現できるのか気になります。
そこで、エージェント経由で転職した人に、「希望金額に対して給与がどう着地したか」を聞いてみました。
結果、「希望額と同程度」の人は61%、「希望より高かった」人が30%で、ほとんどの人が希望の年収を実現しています。
転職エージェントは企業との年収交渉も代行し、希望する年収を実現しやすいのは事実と言えるでしょう。
これから転職する人へのアドバイス
実際に転職エージェントで転職した人から、これから転職する人へのアドバイスもいただきました。特に参考になる声をピックアップしているのでぜひ参考にしてください。
自分のなりたい将来像をきちんと持つ








エージェントに頼るだけでなく、自分の成りたい将来像をきちんと持ってほしい。就職したいと言うだけでは希望の職に就けない。
(東京都/50代/男性/ソフトウェア・情報処理)
特に初めての転職だと、ついキャリアドバイザーに引っ張られてしまいがちです。アドバイスを参考にするのはよいですが、自分の意見を見失わないようにしましょう。
やりたい仕事と現状のギャップを埋めるために行動する





自分がやりたい仕事の理想と、現実にある条件とのギャップを埋めるために、何をすれば良いかを考えていくのが、一番大切なことと感じました。
(栃木県/30代/女性/輸送用機器(自動車含む))
希望の条件に合う求人が見つからなかったと言って、あきらめる必要はありません。現状では見込みが薄くとも、新たな実績やスキルを身に付ければ採用される可能性はあります。
将来その職に就くためには何が必要か、アドバイザーにも意見を聞いて、中長期のキャリア戦略を考えてみましょう。
口コミから分かった!転職エージェントの利用がおすすめな理由
転職エージェントの利用者の声を紹介してきましたが、結論、転職エージェントのどこに価値を感じて利用されているのでしょうか?アンケートの内容を分析して見えてきた3つのポイントを紹介します。
- エージェントとの面談で自分を客観視できる
- 転職にかかる時間を短縮できる
- 一般公開されていない求人を紹介してもらえる
エージェントとの面談で自分を客観視できる
転職エージェントを利用することで、自分のスキルを客観視できる点が、利点の1つと言えます。
日常生活を送る中で、キャリアに関して相談できる機会は多くはありません。
そのため、転職エージェントの面談を利用することで、自分のスキルセットを再確認し、市場においてどのような立ち位置にいるのか振り返る機会となります。

















アンケートの中でも「自分に合う求人を客観的に提案してくれた」「これまでに身に着けてきたスキルで何が売りになるのかをアドバイスしてくれた」という声が見られました。
転職にかかる時間を短縮できる
担当者が自分にあった求人を選定してくれるため、転職にかかる時間が短くなることもエージェントを利用するメリットの1つです。
履歴書の添削や面接対策のサポートがあることで内定率が高まることが考えられます。
また企業とのやり取りは担当者が行うため、書類準備や面接準備に集中できることも、スピーディーな転職活動ができる要因です。
一般公開されていない求人を紹介してもらえる
転職エージェントは、一般公開されていない非公開求人の案件を持っていることが多く、サービスを利用することで紹介してもらえる場合があります。
非公開求人には、一般公開すると多くの求人が集まってしまう好条件の仕事や、募集先の企業の戦略上、非公開にされている仕事が含まれます。
転職エージェントの利用で、転職先の幅が広がるでしょう。

















実際にアンケートでも「自分では調べられない会社の提案をしてもらえた」「個人では出会えない企業と繋がることができた」というポジティブな声が見られます。
転職エージェントの評判について、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。


【Q&A】転職希望者が抱えやすい疑問に回答
最後に、転職希望者が抱えやすい転職エージェントに関する疑問にお答えします。転職エージェントに登録する前に基本的な疑問はここで解消しておきましょう。
- 年代別におすすめな転職エージェントはある?
- 専門職向けにおすすめな転職エージェントはある?
- 利用料金はかかる?
- 利用開始は転職をどの程度意識したタイミング?
- 面談したら転職しなければならない?
- エージェントの利用を断られることはある?
- コロナ下の転職はすべき?
- 決まる前に辞めてもいい?
- アドバイザーとの面談で準備しておくことは?
- 担当者とのやりとりが面倒な人はどうすべき?
年代別におすすめな転職エージェントはある?
総合系の転職エージェントはどの年代とも相性がよいですが、年代に特化した転職エージェントも多数あります。
年代別におすすめエージェントを紹介する記事をまとめましたので、ぜひご覧ください。
年代 | 記事タイトル |
20代 | 【20代向け】おすすめの転職エージェント4選をタイプ別に紹介! |
30代 | 30代におすすめの転職エージェント13選!未経験でも転職はできる? |
40代 | 40代転職におすすめの転職エージェント10選!特徴・選び方を解説 |
50代 | 50代におすすめの転職エージェント14選!利用する際のコツも紹介 |
専門職向けにおすすめな転職エージェントはある?
医師や看護師、コンサルや経理など、専門職に特化した転職エージェントも多数存在します。以下でおすすめエージェントをまとめた記事を一覧にしていますのでご覧ください。
利用料金はかかる?
転職者が転職エージェントに支払う利用料金は、無料となっているところがほとんどです。これは、求人企業側が転職エージェント経由で募集をかけ、採用が決まると成功報酬を支払う仕組みとなっているためです。
ただし、転職エージェントサービスそのものは無料であるものの、キャリア相談やスカウトサービスといったサービスを付加すると有料となるところもあります。
キャリア相談とは、自己分析や中長期的なキャリア形成を目的としたキャリアカウンセリングやコーチングなどのサービスです。

















スカウトサービスとは、転職者の経験やスキルなどに興味を持った企業から直接オファーが届くサービスを指します。
リクルートダイレクトスカウトはリクルートが運営するハイクラス特化の転職サービス。年収800万~2000万の求人多数。料金は無料、レジュメを登録してスカウトを待つだけ。どんな企業からスカウトを受けられるか、自分の市場価値を知りたい人にもおすすめです。
利用開始は転職をどの程度意識したタイミング?
編集部が実施したアンケート調査によると、392人のうち約半数が「転職時期を決めていないタイミング」で登録していることがわかりました。
転職エージェントは担当者とのやり取りが発生することから、登録のハードルを高く感じてしまう人も少なくありません。
しかし、実際に登録する人は転職を漠然と考えている人が多く、具体的な転職が決まっていなくても、気軽に登録してよいといえるでしょう。
面談したら転職しなければならない?
転職エージェントのアドバイザーと面談したからといって、転職をしなければならない訳ではありません。転職活動のためだけでなく、情報収集や現職に留まることを確認するために、アドバイザーとの面談サービスを利用している人も数多くいます。
「転職するかどうか決めていないけれど、今回はとりあえず相談をしたい」と伝えれば、アドバイザーはその意向に沿った対応をしてくれます。
エージェントの利用を断られることはある?
エージェントの抱えるどの企業にもマッチしないと判断された場合、利用が断られるケースはあります。
とくに特化型の転職エージェントの場合は、次のような理由から利用を断られることもあります。
- 転職者の経歴、経験、実績、スキルが求人条件と合わない
- 転職者が希望する職種や業界の求人の取り扱いがない
- 転職者の希望勤務エリアがサービスの対象外
このような理由で利用を断られた場合は、各エージェントの登録要件にたまたま合わなかったというだけのことですから、不安に感じる必要はありません。自分の条件に合った他のエージェントを探しましょう。
コロナ下の転職はすべき?
2022年2月に入り、日本の有効求人倍率は2ヶ月連続で上昇し、経済・雇用情勢は持ち直しの動きがみられます。
しかし、新型コロナウイルスの感染が高止まりの状況になっていることに加え、円安、原材料費の高騰などの影響が懸念されており、今後の見通しは不透明な状況です。
このような状況下でも、新しい生活様式の導入により業績を伸ばした業界、特にIT・Web・EC業界では採用が活発に行われており、即戦力としての経験・スキルを持っている人が転職に成功しています。
経験・スキルに自信がない場合は、資格取得など転職に向けた備えをしながら、実際に転職活動を始めるタイミングを慎重に見極めたほうがよいでしょう。
決まる前に辞めてもいい?
原則としては転職先を決めてから退職することをおすすめします。転職先が決まる前に退職し、無職・無収入の期間が想定よりも長引くと、あせりを感じて転職前よりも悪い条件で妥協してしまうかもしれません。
今の会社で働く中で心身に悪影響が出ているなど、特別な場合を除けば、見切り発車で退職するのは避けたほうがよいでしょう。
アドバイザーとの面談で準備しておくことは?
初めてアドバイザーと面談する際は、前日までに次のことを用意しておくと、面談がスムーズに進みます。
- 履歴書・職務経歴書を書く
- キャリアプランを整理しておく
- 転職時期や転職先の希望条件・優先順位を決めておく
- アドバイザーに質問したい項目を整理しておく
キャリアプランは、次のことを考えて、メモに書き出しておきます。
- 5年後・10年後にどうなっていたいか?
- 将来の目標は?
- キャリアビジョン(人生や仕事における自分の理想像・将来像)は?
- キャリアパス(キャリアビジョンを実現するための道のり)は?
これらはすべて書ける範囲内で構いません。面談当日は、履歴書、職務経歴書、証明写真(縦4cm×横3cm)、A4用紙が入る鞄・ファイル、筆記用具を持っていくとよいでしょう。
担当者とのやりとりが面倒な人はどうすべき?
「自分のペースで転職活動をしたい」「自分で求人を探して転職したい」という人にとって、エージェントとのやり取りが手間に感じてしまう場合があるかと思います。
その場合、スカウト機能のある転職サイトやビジネスSNSを利用して求人を探すことがおすすめです。
リクナビNEXTといった、スカウト機能が搭載されている転職サービスの場合、企業から直接オファーが届き、書類選考無しで面接に臨める場合があります。
また、ビジネスSNSであるWantedlyは、企業と個人が気軽にマッチングできるサービスのため、エージェントとのやり取りが面倒な人でも気軽に転職活動ができるでしょう。
まとめ
この記事で紹介してきたように、転職エージェントと一言でいっても、取り扱っている分野や提供している転職サービスはそれぞれです。
転職エージェントに登録する際は適当に選ばず、エージェントの総合型と特化型それぞれの特性を知り、2つのタイプを組み合わせて利用することをおすすめします。
総合型は求人の数が多く、他業種へ転職する選択肢がどの程度あるかもわかるため、1つは登録しておくことをおすすめします。進みたい業界や職種がある人は特化型も併用しましょう。
いくつかの転職サービスで面談を受け、担当者との相性がよいところに絞るとよいでしょう。
アドバイザーに頼り切るのではなく、「この人のためによい求人を紹介したい、ぜひサポートしたい」と思ってもらえる転職者となることも大切です。
相性がよいアドバイザーについてもらったら、コミュニケーションを大切にして、自らが主人公となって転職活動を進めましょう。
本記事を参考にしながら、転職エージェントの仕組みや注意点を理解し、ぜひ理想の転職を実現させてください。