「経理職に転職を考えているけれど、未経験でも大丈夫?」「経理の経験を活かした転職がしたい」などとお悩みではありませんか?
編集部
転職エージェントは、ヒアリングによって希望条件や経歴にマッチングした求人情報を紹介してくれるので、経理の転職にも有効です。
本記事では、経理職への転職活動に監修者がおすすめしたい転職エージェント12選を紹介します。
また、専門家が監修したエージェントサービスの選び方や経理職の転職事情についても解説します。また取材も行い経理業界の将来性についてもお答えいただきましたので、ぜひ参考にしてください。
経理や財務職、管理部門の転職を検討している人は「経理業界の転職に強い転職エージェントは?」「なるべく最短で自分に合った転職がしたい」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
財務職や経理、管理部門の転職におすすめな転職サービスは、業界の求人数が多く、リモート可能な求人も多数扱う「HUPRO(ヒュープロ)」です!業界に精通したキャリアアドバイザーが、最短で理想の転職をサポートします。
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口コミでも「税理士事務所での勤務は未経験で大丈夫かな?という不安があったが、無事、第一希望に採用された」「データ分析の強みを活かせて、ミスマッチがなくスピーディーな転職ができた」といった声が見られました。
公式サイト:https://hupro-job.com/
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経理職への転職におすすめの転職エージェント12選
経理転職におすすめの転職エージェント12選を紹介します。それぞれの特徴を以下の表にまとめましたのでご覧ください。
サービス名 | 求人案件数(2024年10月時点) | 対応エリア | 特徴 |
11,889件 |
全国 (東京中心) |
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17,000件以上 |
全国、海外 |
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リクルートエージェント |
公開477,335件/非公開401,817件 | 全国、海外 |
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ビズリーチ |
137,516件 | 全国、海外 |
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dodaエージェントサービス |
264,253件 | 全国、海外 |
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パソナキャリア |
42,653件 | 全国、海外 |
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ジャスネットキャリア |
[career_jusnet_open]件 | 全国 |
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JACリクルートメント |
20,973件 | 全国、海外 |
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経理転職.com |
総求人数4,000件以上 | 全国 |
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経理エージェント |
15件 |
全国、海外 |
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LHH転職エージェント |
公開63,447件/非公開48,674件 |
全国、海外 |
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KOTORA |
27,251件 | 東京都、神奈川県、埼玉県 千葉県、愛知県、大阪府 福岡県、海外 |
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※画像引用元:HUPRO(ヒュープロ)公式HP
HUPRO(ヒュープロ)の口コミ・評判
引用|みん評
担当者のサポートが的確
担当者は少し素っ気ない印象もありましたが、私からの質問に対しては丁寧にわかりやすく答えてくれました。面接などの段取りも、前職に迷惑をかけないよう配慮して調整してくれたと思います。税理士事務所での勤務は未経験で大丈夫かな?という不安はありましたが、無事、第一希望にしていた所に採用されました。(一部抜粋|みん評)
「最速転職HUPRO(ヒュープロ)」は、会計業界に特化した転職エージェントです。会計業界の公開求人数では、dodaやリクルートエージェントなど大手にも引けを取りません。
専門性の高いキャリアアドバイザーが、最短での転職成功を目指して徹底サポートをしてくれます。
しかし、公開求人の約7割が東京都に集中しているため、東京の会計業界で働きたい人におすすめのサービスといえるでしょう。
HUPRO(ヒュープロ)はこんな人におすすめ!
- 会計業界での転職を目指している人
- なるべく最短で転職を成功させたい人
- 業界に精通したキャリアアドバイザーにサポートしてほしい人
ヒュープロの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。
MSエージェント
※画像出典元:MSエージェント公式HP
MSエージェントは、経理・人事・法務といった管理部門や士業に特化した転職エージェントサービスです。運営開始から30年以上の転職支援によって培ってきたプレミアムなサポートやサービスが評価されています。
これまでに取り扱った求人数は累計45,000件以上にも及び、そのうち約90%が非公開求人です(2024年10月時点)。非公開求人のなかにはMSエージェントが独自で取り扱うものも多いので、優良な案件に出会うことも期待できます。
またサイト内の求人情報は細かい職種や保有資格で絞って検索可能で、経験や資格を活かした転職活動におすすめのサイトです。
MSエージェントはこんな人におすすめ!
- 経理経験を活かして管理部門への転職を考えている人
- 30年以上の経験で培った転職サポートを受けたい人
- 職務経験や保有資格を活かして転職したい人
MSエージェントの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。
「株式会社MS-JAPANの口コミ・評判は?転職や年収に関する評価を解説」
リクルートエージェント
※画像出典元:リクルートエージェント公式HP
リクルートエージェントは、業界最大級の求人保有数が魅力です。特に非公開求人数は業界トップクラスなので、効率的な求人探しが期待できます。
また、大手転職サービスならではの高いサポート力もメリットです。求人紹介はもちろん、応募書類の添削や面接対策、退社手続きのアドバイスなどさまざまな場面でサポートが受けられます。
担当するキャリアコンサルタントは経理転職に精通した専門家です。経理業界での職歴や転職サポート経験が豊富なコンサルタントにアドバイスをもらうことができます。
リクルートエージェントはこんな人におすすめ!
- 求人保有数が多い転職エージェントを利用したい人
- さまざまな場面で手厚いサポートを受けたい人
- 経理転職専門のコンサルタントに援助してほしい人
リクルートエージェントについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。
ビズリーチ
※画像引用元:ビズリーチ公式HP
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年収1000万円以上を目指している人
- 自分の市場価値を把握したい人
- 経理系の管理職を目指している人
ビズリーチの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。
dodaエージェントサービス
※画像出典元:dodaエージェントサービス公式HP
dodaエージェントサービスは、大手転職総合サイトdodaが提供するサービスのひとつです。dodaは、転職求人情報サイト・スカウトサービス・エージェントサービスなど、さまざまな転職サービスを併用できるメリットがあります。
また、大手から中小企業、ベンチャー企業まで幅広い求人を取り扱っています。面接対策や職務経歴書の書き方などのアドバイスも受けられるので、初めての転職でも安心です。
dodaエージェントサービスはこんな人におすすめ!
- 求人サイトやスカウトなど転職サービスを併用したい人
- 大手に限らず広い選択肢で転職活動がしたい人
- 実践的なアドバイスでサポートしてほしい人
dodaの口コミや評判は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
パソナキャリア
※画像出典元:パソナキャリア公式HP
パソナキャリアは、約3万社以上の企業と取引していて独占案件も豊富なため、他の転職サービスで思いどおりに成果が出なかった人にもおすすめです。
各業界に専任の転職コンサルタントがおり、管理部門にも実績経験豊富なアドバイザーが多数在籍しています。専任のコンサルタントによるサポートは手厚く丁寧で、ユーザーの満足度の高さにもつながっています。
パソナキャリアはこんな人におすすめ!
- 他の転職サービスでよい求人が見つからなかった人
- 実務経験が豊富なアドバイザーに相談したい人
- サポートの手厚さで満足度の高いサービスを利用したい人
パソナキャリアの口コミや評判は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ジャスネットキャリア
※画像出典元:ジャスネットキャリア公式HP
ジャスネットキャリアは会計、財務、経理・財務分野の転職に特化した転職エージェントです。公認会計士、税理士の資格を持っている人や、経理職の経験がある人に特におすすめします。
ジャスネットキャリアで公開されている求人は全体の1%で、そのほかの99%は非公開求人です。エージェントサービスに登録すると、豊富な非公開求人から案件を紹介してもらえます。
またセミナーやイベント、講義動画の公開にも積極的なので、経理に関する知識や転職ノウハウを知りたい人にもおすすめです。
ジャスネットキャリアはこんな人におすすめ!
- 公認会計士・税理士・経理の転職に強いサービスを探している人
- 豊富な非公開求人から適切な求人案件を紹介してほしい人
- セミナーや講義動画で経理に関する知識を得たい人
JACリクルートメント
※画像出典元:JACリクルートメント公式HP
JACリクルートメントでは、30~50代である程度社会人経験のある転職者向きの求人が取り揃えられています。外資系企業や海外進出企業との取引も多いため、グローバル企業の経理職への転職を目指す人におすすめです。担当コンサルタントの人数が多く、転職支援実績も豊富なので安心感の高いサービスといえるでしょう。
また役員転職の案件も多数あります。収入アップやハイクラス転職を考えているのあれば、おさえておきたいエージェントです。
JACリクルートメントはこんな人におすすめ!
- 30~50代の転職希望者
- 外資系やグローバル企業に転職したい人
- 高収入やハイクラス求人を紹介してほしい人
JACリクルートメントの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。
経理転職.com
※画像出典元:経理転職.com公式HP
経理転職.comは、サービス名の通り経理転職に特化した転職エージェントサービスです。JACリクルートメントと同じく、株式会社ジェイエイシーリクルートメントが運営しています。
経営転職.comでは経理・財務の求人を専門的に扱っており、外資系やグローバル企業の案件も豊富です。外資系企業の経理へ転職を考えている人はぜひ登録してみてください。
また、大手企業の求人も取り扱いがあります。大手企業への転職支援実績も豊富なので、ハイクラスな転職を目指す人にもおすすめです。
経理転職.comはこんな人におすすめ!
- 経理転職に特化した転職エージェントサービスを選びたい人
- 外資系・グローバル企業に転職したい人
- 大手企業の経理職に就きたい人
経理エージェント
※画像出典元:経理エージェント公式HP
経理エージェントは、創業24年の経理転職特化型の転職エージェントサービスです。豊富な取引実績で企業の人材ニーズや転職者の希望に応えています。実績で得た分析力で、独自のアドバイスをしてくれる点もメリットでしょう。
多くの経理転職求人が、公認会計士や税理士といった資格の保有を必須条件としています。しかし、経理エージェントでは経理実務者を求める求人が90%以上なので「経験はあるものの資格は持っていない」という人には特におすすめです。
経理エージェントはこんな人におすすめ!
- 経理転職に特化した実績豊富なエージェントを利用したい人
- 経理経験はあるものの資格を持っていない人
- 適切なアドバイスで転職を成功に導いてほしい人
LHH転職エージェント
※画像出典元:LHH転職エージェント公式HP
LHH転職エージェントでは、経理・財務職以外にもITや営業、建設、バイオなど、さまざまな職種を取り扱っています。各領域に精通したコンサルタントが在籍しており、より実践的なアドバイスがもらえるでしょう。
転職者を担当するコンサルタントは、企業と連絡を取る企業担当の役割も担っています。つまり、企業から得た情報やニーズをダイレクトに伝えてくれるので、迅速かつ正確に情報が得られるでしょう。
LHH転職エージェントはこんな人におすすめ!
- 経理専門のコンサルタントにアドバイスをもらいたい人
- 企業の意図や希望をダイレクトに伝えてほしい人
- 経理転職を検討している女性
LHH転職エージェントの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。
「LHH転職エージェントの評判・口コミは?専門家がメリット・特徴も解説!」
KOTORA
※画像出典元:KOTORA公式HP
KOTORA(コトラ)は、金融・管理部門・バックオフィス業界の転職に強みがあります。職種のほかにも、年齢や年収で絞って検索できることも魅力です。
スペシャリスト人材やハイクラス人材向けの求人も多いため、経験豊富な転職者にもおすすめのサービスです。しかし、国内の求人対応エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、福岡県に限定されているため注意しましょう。
KOTORAはこんな人におすすめ!
- 金融・管理部門・バックオフィス業界に転職を考えている人
- ハイクラス転職を希望している人
- 都市部の企業に転職したい人
【専門家インタビュー】キャリアサポートのプロに聞いてみました!
本記事では、信頼性が高い情報をお届けするために、人材会社を2社設立し3,000人以上の転職者を支援してきた秋山さんに、オンラインインタビューをおこないました。
Q:経理の転職市場の状況や、将来性について教えてください!
経理の人材は、慢性的に不足傾向にあります。一方で、経理を始めとする管理部門は空きが出ないと人員を補充しない傾向にあり、求人数は多くありません。
経理のツールを導入する企業も増えていると思うのですが、将来経理の仕事がAIに取られてしまうことはないのでしょうか?
秋山さん
AIを始めとするSaaSツールが普及しても、それを使うのは人間なので一定の需要は残り続けると予測できます。一方で、給与計算などの単純作業はDXされていくので、減少傾向にあります。
Q:経理業界の転職で、成功するポイントはありますか?
先ほどのお話から、効率化ツールを理解し使いこなせる人は経理業界で重宝されるということでしょうか?
秋山さん
そうですね。あとはAIは正解がない未来予測が苦手なので、どのように資金調達を行い、どう配分すべきなのかといった正解がない分野は、人間のほうが得意な領域だと思います。
ツールで生産性を上げて、余った時間でより経営的な視点を持てるようになれば、将来のキャリアにプラスになりそうですね。
はい。どちらかというと財務の領域に近いですが、経理を通して、その会社全体の経営を考えていける人は転職市場でも強いと思われます。
【専門家監修】経理転職時の転職エージェントの選び方
続いて、専門家監修の転職エージェントの選び方をご紹介します。転職エージェントを比較する際に気をつけたいのが、次の3つのポイントです。
- 求人保有数
- 企業とのパイプの強さ
- サポート内容
各エージェントサービスの特徴を踏まえて、どのサービスが自分に適しているか考えてみましょう。
求人保有数
求人保有数はエージェントによって大きく異なるため、チェックしておくべきポイントです。多ければよいというものではありませんが、求人の選択肢が広がるメリットがあります。
経理・事務職は比較的求人数が豊富な職種です。なかでも、総合型の大手転職エージェントは取り扱い数が多く、働き方や給与条件で絞っても多くの選択肢を見つけやすいでしょう。
本記事では経理職や管理部門に特化していたり、強みがあったりする転職エージェントを紹介していますが、エージェント自体の数は決して多くありません。
経理を含めた事務職として、広く求人情報を集めている総合型エージェントのほうが経理の転職に強い傾向です。経理転職に特化したエージェントと総合型エージェントのどちらにも登録し、併用するのもよいでしょう。
例えば、IT(WEB・エンジニア・ゲーム)業界ではGeeklyなど、分かりやすく特化したエージェントがあります。しかし、経理の転職に特化しているという転職エージェントはあまり見られません。
企業とのパイプの強さ
企業との密接な人脈やコネクションなど、強いパイプを持つエージェントであれば、転職を円滑に進めることができるでしょう。パイプがある企業ならニーズをよく理解できているため、書類選考や面接に適切な対策を取ることができます。結果、選考を有利に進めることができるのです。
しかし、エージェントと企業のパイプの強さは「この企業に強い」などのように、サイトで詳細に公開されることはまずありません。パイプの強さを確認したいなら、エージェントとの面談の際に聞いたり、サイトでキャリアアドバイザーの強みを確認したりする方法があります。
キャリアアドバイザーやコンシェルジュの紹介で「企業とのパイプに自信がある」と紹介されているアドバイザーなら、適切にアドバイスしてくれる可能性が高いでしょう。
経理・事務職で経営層からのリプレイス・直オファーはあまりないと思われますが、書類選考時のプッシュや面接対策など、企業とのパイプが強いエージェントであれば選考を有利に進められます。
サポート内容
転職活動に対するサポート内容にも注目しましょう。転職エージェントによってサポート内容は大きく異なります。例えば次のようなサポートがあります。
- 夜間、休日の面談、電話・オンライン面談
- 面接日程の調整、リスケジュール
- 提出書類の管理、リマインド
- 面接対策、応募書類添削
- 転職や職種に関するセミナー・イベントの開催
- 退職のサポート
平日は仕事がありなかなか面談に応じられない場合は、夜間やオンライン上で面談を行っているところなど、自分のニーズに合ったエージェントを選びましょう。
働きながらの転職活動をするなかでは、柔軟に対応・サポートしてくれるかはとても大切なポイントです。なぜなら、こまごまとした調整や自分ひとりでは苦労する部分を代行してもらえるからです。
面接日の調整・リスケや提出書類の管理、リマインドなどは、現職の業務をこなしながらでは抜け漏れも発生する可能性があります。また、どうしても平日に休みが取れない場合や、夜間に面接してもらうなど、自分では強く言えない要望を通しやすい可能性もあります。
経理職の転職事情
ここで、現在の経理職の転職事情を解説します。転職のしやすさや求人数は、職種や業種によって大きく異なります。職種によっては資格やスキルが必須になることもあるので、転職事情は適切に把握しておきましょう。
経理の求人数は多い
経理職の求人数は比較的多い傾向です。経理は会社の入出金管理や記帳を行う大切な仕事であり、どのような業種の企業であっても、経理職には高いニーズがあります。エージェントでの取り扱いも多いので、給与やこだわりの条件で絞っても希望条件に合った求人が見つかりやすいでしょう。
求人数が多く選択肢が多いため、若くても経験やスキルがあればキャリアアップを目指すことも可能です。
「これから伸びる業界と市場縮小する今後危ない業界は?将来性のある資格・スキルも【2024年】」
未経験はハードルが高いが転職も可能
未経験から経理職への転職は、ハードルが高いものの不可能ではありません。若い人や前職で経理的な仕事にも向き合っていたり、資格を有していたりすれば転職成功の可能性が高いでしょう。
経理には簿記などの専門的な知識が必要です。企業としては経理の仕事を任せられる即戦力がほしいため、転職前にある程度の知識を身に付けておかなければならないことも多いでしょう。
まず会計事務所に転職し、経験を積んでから経理職への転職を目指すケースもあります。派遣社員やパートとして研修を受けながら働き、その後正社員への登用を目指すことも可能です。このように未経験転職の場合は、さまざまな選択肢からアプローチすることをおすすめします。
経理職への転職が有利になる資格やスキルとは?
経理職への転職が有利になる資格やスキルをまとめたのでご覧ください。
資格 | スキル |
|
|
それぞれ詳しく見てみましょう。
経理職への転職が有利になる資格
経理職への転職には、専門知識を有していることを証明できる資格があると有利です。具体的には、日商簿記検定、公認会計士、税理士、BATIC(国際会計検定)、経理・財務スキル検定(FASS検定)、給与計算実務能力検定、ファイナンシャルプランニング技能検定(FP技能検定)などがあげられます。
特に日商簿記検定は、定期的に試験が行われていて比較的取りやすい資格なので、未経験者はぜひ取得を目指しましょう。また、外資系企業やグローバル企業への転職を考えているなら、英語力をアピールできるようにTOEICを受けておくことをおすすめします。
経理職への転職が有利なるスキル
経理職への転職を有利に進めるなら、以下のようなスキルを身に付けることもおすすめします。
- PCスキル(Word、Excel)
- 英語力(外資系企業、グローバル企業の場合)
- 資料作成スキル
- コミュニケーション能力
経理職に限ったことではありませんが、こういったスキルを持っておくと転職する際にプラスになります。PCスキルはマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)、英語力はTOEICにチャレンジするとよいでしょう。
「将来なくならない仕事5選!10年後AIに取られてなくなる仕事は?今身につけたい資格も」
経理への転職を成功させるコツ
最後に、経理職への転職を成功させる5つのポイントを解説します。
- 自分の資格やスキルを明確にする
- 転職先の希望条件を明確にする
- 志望動機は説得力のあるものを作成する
- 経理職の転職に有利な時期を把握する
- 複数の転職エージェントを利用する
上記のコツを意識して、転職活動にのぞみましょう。
自分の資格やスキルを明確にする
まずは自分の資格やスキルを明確にすることから始めましょう。経理の仕事をした経験やこれまでに得たスキル、資格などをまとめることで、自分の市場価値を再確認することができます。未経験からの転職の場合には、いままで自分が取得してきた経理の仕事に役立ちそうなスキル・資格をまとめておきましょう。
また資格やスキル、経験を明確にすることは、エージェントとの信頼関係にもつながります。よい案件を紹介してほしいからといって嘘の申告をすると、信頼関係が崩れたり転職後に苦労することになったりとリスクが大きいです。スキルや資格、職歴は明確かつ正確に申告しましょう。
「転職軸とは?定まらない人向けに作り方を解説!例文や面接の回答例も紹介」
転職先の希望条件を明確にする
自分がどういった会社に転職したいのか、転職先の希望条件もクリアにしておきましょう。経理の仕事はさまざまな業種や企業を選ぶことができます。経理がしたいからといって、業種を絞らずに無作為に受けるようでは志望動機がまとまらず、書類選考に通過しない恐れがあります。
どの業界で経理職をしたいのかしっかり考えて、それを前提にエージェントとの面談にのぞむとよいでしょう。また、自分の働きたいスタイルや希望する給与に見合うかなど、具体的な希望条件や優先順位も考えておくことをおすすめします。
志望動機は説得力のあるものを作成する
志望動機は、書類選考や面接のなかでも特に重要なポイントのひとつです。説得力ある志望動機を作成することで、会社への理解度や入社意欲をアピールすることができます。
経理は多くの企業で募集があるため「どうしてその業種なのか」「なぜこの企業を選んだのか」など、明確な理由を自分の言葉で語れるようにしておくことが大切です。経理未経験者の場合は、なぜ経理職を目指したのかについても説明できるようにしておきましょう。
経理職の転職に有利な時期を把握する
経理職の転職を有利に進めるなら、転職時期にも気を配りましょう。経理の求人数が増えるのは1~2月といわれています。決算業務が増える3~5月の繁忙期に入る前に求人を出す企業が多いためです。また、12月に決済を行う企業も多いため、場合によっては9月にも求人が増える可能性があります。
転職には時間がかかることも多いので、求人が増える時期を狙って転職活動を始めるのも手です。
複数の転職エージェントを利用する
転職エージェントは、1つだけでなく複数のサービスに登録することもおすすめです。複数のエージェントを活用することで、求人案件の選択肢がより広がり、自分に合った求人にも出会いやすくなります。
経理職に転職する場合は、案件が幅広い総合型エージェントや経理特化型のエージェントを併用することもおすすめです。ただし、登録しすぎると面談対応やレスポンスに手間がかかるため、2~3社程度に絞って登録するとよいでしょう。
まとめ
経理職への転職は求人案件も比較的豊富で、繁忙期に伴う人材募集によりさまざまな選択肢を持つこともできます。なかには未経験から始められる求人もあるので、他職種からの転職を考えている場合にも可能性はあるでしょう。
転職エージェントには、幅広い職種を取り扱う総合型エージェントから、経理・管理部門に強い専門的なエージェントまで、さまざまな特徴をもつサービスがあります。
「自分に合ったサービス」は人それぞれ異なります。利用する前に特徴やサポート内容を確認し、必要であれば複数のエージェントに登録して転職を成功させましょう。
◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。