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第二新卒向け転職サイトのおすすめは?厳選15社の特徴を徹底解説【専門家の取材あり】

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第二新卒におすすめの転職サイトがわからない、転職サイトがありすぎて選べない、と悩んでいませんか。

編集部
編集部

さまざまな転職サイトがある中で、第二新卒に向いているサイトがどれなのか、しっかり見極めることが大切です。本記事では、監修者が第二新卒におすすめできる転職サイト15選を紹介します。

また、3000人以上を支援してきたキャリアの専門家に取材をおこない、第二新卒が転職を成功させるコツや注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

★本記事で取材をした専門家

kansyu_akiyama

株式会社UNBOX代表取締役
秋山和也さん


大学卒業後、人材支援会社でBtoB採用コンサルティングに従事した後に独立し、人材会社を2社設立。14年間で延べ3000人以上の転職者を支援してきた経験を活かし、転職系メディアの記事監修もおこなう。

編集部
編集部

本記事では、信頼性の高い情報をお届けするために、転職業界に詳しい専門家に直接オンライン取材を実施しました。

インタビューを先に見る>>

第二新卒、20代におすすめ!まずは登録しておきたい転職サイト「リクナビNEXT

リクナビNEXT」は、大手リクルートが運営する転職サイトです。

取り扱う業種も幅広く、豊富な求人数が特徴です。第二新卒歓迎!の求人も多いため、自分が希望する求人に出会える可能性が高いでしょう。
公式サイト:https://next.rikunabi.com/

【2023年最新】第二新卒におすすめの転職サイト15選

第二新卒向け転職サイトのおすすめ15選を紹介します。

まずは業種や職種を問わず、幅広い求人を取り扱う総合型の転職サイトです。

総合型転職サイト 求人数/登録企業数(2024年9月時点) エージェントの有無 特徴
リクルートエージェント 公開464,161件
非公開388,014件
  • 国内最大規模の転職エージェント
  • 転職支援システムが使いやすい
doda 261,043件
  • 領域ごとにアドバイザーがいる
  • スカウトサービスの利用ができる
ビズリーチ 104,768件
  • ハイクラス特化
  • 求人の1/3以上が年収1000万円以上
パソナキャリア 20,264件
  • 手厚いサポートに定評がある
  • 女性の転職に強い
リクナビNEXT 679,000件
  • 未経験歓迎の求人が多い
  • 大手企業の求人が豊富
はたらいく 1,206件
(第二新卒歓迎)
  • 20代前半でも利用しやすい
  • サイトのデザインが使いやすい

次に、第二新卒や若手の転職に長けている、特化型の転職サイトのご紹介をします。

特化型転職サイト 求人数/登録企業数(2024年9月時点) エージェントの有無 特徴
DYM就職
  • 若手の転職支援に特化している
  • 書類・面接対策・服装指導あり
キャリアスタート
  • 若手の就職サポートに特化
  • 1人での転職が不安な人におすすめ
就職Shop 1万社以上
  • ユーザーの9割が20代
  • 若者を採用したい企業が多い
ハタラクティブ 4,418件
  • 20代の若手層に特化
  • 未経験向けの求人多数
Re就活 749件
  • 未経験歓迎の求人案件が豊富
  • スムーズな就職・転職をサポート
いい就職ドットコム 第二新卒/5,140件
  • 模擬面接やマナー講座など実施
  • ブラック企業を排除する取り組み
第二新卒エージェントneo
  • 未経験歓迎求人を多数取り揃え
  • 1人あたり平均8時間のサポート時間がある
エン転職 113,771件
  • 若手人材向け求人が豊富
  • 求人企業の情報が詳細にわかる

【総合型】第二新卒におすすめ転職サイト6選

ここでは総合型の転職サイトでおすすめのサービスを詳しく解説します。

リクルートエージェント

※画像出典元:リクルートエージェント公式HP

・運営会社:株式会社リクルート
・求人数:公開464,161件/非公開388,014件(2024年9月時点)
・登録費用:無料

リクルートエージェントは、業界最大手の株式会社リクルートが運営する転職エージェントです。

国内最大規模の転職エージェントのため、非常に多くの求人が揃っており、第二新卒でも自分にあった仕事を見つけやすいでしょう。

求人数が多いだけではなく、職務履歴書のエディターや面接の進捗管理などが行える転職支援システムも使いやすいと評判です。幅広い職種・業界から求人を探したい人は、リクルートエージェントがおすすめです。

リクルートエージェントはこんな人におすすめ!

  • 数多くの求人案件を扱っている転職エージェントを利用したい人
  • 使いやすい転職支援システムを利用したい人

リクルートエージェントについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。

リクルートエージェントの評判と口コミを独自調査!メリットや退会方法も解説【体験レビュー】

doda

※画像出典元:doda公式HP

・運営会社:パーソルキャリア株式会社
・求人数:261,043件(2024年9月時点)
・登録費用:無料

doda(デューダ)は、業界トップクラスの求人案件を扱っている転職サイトです。20代向けの求人案件も多いため第二新卒にもおすすめです。

転職エージェントの機能も備えており、プロのキャリアアドバイザーに転職について相談ができます。さらにスカウトサービスもあり、とりあえず登録するだけでも採用に意欲のある求人に出会える可能性があります。

dodaはこんな人におすすめ!

  • 転職したい分野に精通したキャリアアドバイザーに相談したい人
  • 転職エージェントやスカウトサービスを利用したい人

dodaの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。

doda(デューダ)の評判はどうなの?独自調査した口コミを分析【体験レビュー】

ビズリーチ|企業からのスカウトで自分の市場価値がわかる

※画像引用元:ビズリーチ公式HP

・運営会社:株式会社ビズリーチ
・求人数:公開求人135,647件(2023年9月時点)
・対応エリア:全国・海外
・利用料金:無料(有料プランもあり)
・特徴:求人の3分の1以上が年収1,000万円以上
・公式サイト:https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは、スカウト特化型の転職エージェントで、国内外のハイクラス求人を豊富に扱っています。
保有している求人の3分の1以上が年収1000万円以上で、年収アップやキャリアアップを目指す人に特におすすめです。
利用プランは、無料(スタンダードプラン)と有料(プレミアムプラン)の2つから選択可能です。
ビズリーチは、20代にはハードルが高いと思われるかもしれませんが、登録するだけで企業からスカウトが届くため、自分の市場価値を把握するためにも登録しておくと良いサービスです。
ビズリーチは、こんな人におすすめ!

  • 年収1000万円以上を目指している人
  • 自分の市場価値を把握したい人
  • キャリアアップを目指している人

ビズリーチ
公式サイト

ビズリーチの口コミや評判は、こちらで紹介しています。

ビズリーチの「ばれる」「悪質」という悪い評判は本当?口コミ・体験レビューを徹底解説

パソナキャリア

※画像出典元:パソナキャリア公式HP

・運営会社:株式会社パソナ
・求人数:20,264件(2024年9月時点)
・登録費用:無料

パソナキャリアは、女性の活躍サポートを大きく打ち出している転職エージェントサービスです。

女性が活躍できる求人検索や、女性の転職に役立つコラム・データをチェックでき、女性の活躍を応援する専門チームのサポートがあることも特徴です。

また、サポートの手厚さでも高い評価を得ています。第二新卒にはハードルが高い転職先との条件のすりあわせや、現職との退職交渉もサポートしてもらえます。初めての転職、特に女性におすすめなサービスです。

パソナキャリアはこんな人におすすめ!

  • IT業界に転職したい女性
  • 初めて転職する人

パソナキャリアの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。

パソナキャリアの評判は良い?口コミから特徴・メリットとデメリットも徹底解説

リクナビNEXT

※画像引用元:リクナビNEXT公式HP

・運営会社:株式会社リクルート
・求人数:679,000件(2024年9月時点)
・対応エリア:全国

リクナビNEXTは、リクルートダイレクトスカウト、リクルートエージェントなどのエージェントサービスも展開している人材業界大手リクルートが運営する転職サイトです。

大手だからこそ叶う求人数・業種の多さが強みとなっています。また、展開しているエージェントサービスと連携して使うこともできるため、いずれかのサービスを利用している人にも併用がおすすめです。

「第二新卒歓迎」で絞り込み検索をすることができ、2022年4月現在では13,784件該当するため、第二新卒の人にもおすすめできる転職サイトとなっています。

リクナビNEXTはこんな人におすすめ!

  • より多くの求人から探したい人
  • 多数の業種から転職先を検討したい人
  • 転職支援サービスを併用して活用したい人

リクナビNEXTの詳しいサービス内容や口コミを知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。

リクナビNEXT(ネクスト)の評判は?口コミとメリット・デメリットも解説【利用者への取材あり】

はたらいく

※画像引用元:はたらいく

・運営会社:株式会社リクルート
・対応エリア:日本全国
・20代の求人案内件数:1,206件(第二新卒歓迎)

はたらいくは、業界大手のリクルートグループが運営する地元密着型の求人・転職情報サイトです。

就職先としては地元企業や中小企業が多くなっており、第二新卒で地元で就職したい人、正社員、アルバイト関係なく好きな場所に転職したい人におすすめできます。

はたらいく独自の機能として、らいくサービスせきらら求人ががあり、企業と応募者が互いに「いいね」をしたり、就職後の大変な部分をせきららに語るという取り組みが行われています。

はたらいくはこんな人におすすめ!

  • 簡単に気軽に求人情報を探したい人
  • 地元や新しい地域で働きたい人

公式HPはこちら

【特化型】第二新卒におすすめ転職サイト9選

ここでは第二新卒に特化した転職サイトを9個ご紹介します。

DYM就職

DYM就職

※画像出典元:DYM就職公式HP

・運営会社:株式会社DYM
・登録費用:無料

DYM就職は、第二新卒やフリーターなど若手の転職支援に特化している就職サービスです。入社後の研修に力を入れている企業やポテンシャル採用の企業の求人を多く取り扱っています。

また、書類対策や面接対策、服装指導など、入社するまでしっかりサポートしてくれるため、転職が初めてで不安を感じている人にも安心です。

DYM就職はこんな人におすすめ!

  • 若手の転職に特化するエージェントを利用したい人
  • 面談や面接対策など充実したサポートを望む人

DYM就職の口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。

DYM就職の評判・口コミを徹底解説!特徴や活用法・現役エージェントの声も紹介

キャリアスタート

キャリアスタート

※画像出典元:キャリアスタート公式HP

・運営会社:キャリアスタート株式会社
・登録企業数:1千件以上(未経験OK求人)
・登録費用:無料

キャリアスタートは、若手の就職サポートに特化した転職サイトです。

アドバイザーによる書類作成アドバイスや面接指導のほか、転職成功のコツがわかる「転職成功BOOK」のプレゼント、同世代転職者の話も聞ける転職交流会の開催など、他社では見られない独自サービスも提供しています。

同年代で転職した仲間に出会えるので、1人での転職活動が不安な人におすすめなのがキャリアスタートです。

キャリアスタートはこんな人におすすめ!

  • 若手の転職に特化したエージェントに任せたい人
  • 1人での転職活動が不安な人

就職Shop

就職shop

※画像出典元:就職Shop公式HP

・運営会社:株式会社リクルート
・登録企業数:1万社以上
・登録費用:無料

就職Shopは、20代のユーザーが90%を占める就職・転職活動サポートサービスです。未経験者を対象にした求人を多数そろえており、第二新卒でもチャレンジできる求人を紹介してくれます。

求人企業を直接訪問して取材しているため、職場の雰囲気や社内の制度なども入社前に把握できるでしょう。書類選考がなく、スピーディに面接まで進めることも特徴です。

就職Shopはこんな人におすすめ!

  • 20代の利用が多いサイトを使いたい人
  • 未経験者歓迎の求人を多く扱っているサイトを探している人

就職Shopの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。

就職Shopの評判・口コミは?元エージェントが特徴・メリットデメリットを解説!

ハタラクティブ

※画像出典元:ハタラクティブ

・運営会社:レバレジーズ株式会社
・求人数:4,418件(2024年9月時点)
・登録費用:無料

ハタラクティブは、20代の若手層に特化している転職エージェントです。

ユーザーの90%以上が20代であり、ハタラクティブのサポートによって86.5%の人が大企業に内定しています。また、未経験から正社員に就職できると評判です。

早めに就職先を見つけたい人におすすめなサイトと言えるでしょう。

ハタラクティブはこんな人におすすめ!

  • 正社員採用を希望している人
  • 早めに就職先を見つけたい人

ハタラクティブの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。

ハタラクティブの評判はひどい?口コミ調査でわかったリアルな特徴を徹底解説

Re就活

※画像出典元:Re就活公式HP

・運営会社:株式会社学情
・求人数:749件(2024年9月時点)
・登録費用:無料

Re就活は、第二新卒・20代専門の転職サイトです。累計掲載企業1万社以上、登録者数180万人という実績があり、未経験歓迎の求人も豊富に取り揃えています。

また、Web履歴書を登録することでスカウトをもらえたり、転職イベントを開催しているなど、就職・転職をスムーズに行えるサポートも整っています。

Re就活はこんな人におすすめ!

  • 転職イベントに参加したい人
  • スカウトサービスを利用したい人

Re就活の口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。

Re就活の評判・口コミの「やばい」という噂は間違い!転職の専門家が選ばれる理由や注意点について解説

いい就職ドットコム

いい就職ドットコム

※画像出典元:いい就職ドットコム公式 HP

・運営会社:ブラッシュアップ・ジャパン株式会社
・求人数:第二新卒/5,140件(2022年4月時点)
・登録費用:無料

いい就職ドットコムは、「20代が輝く日本に」を理念に掲げるブラッシュアップ・ジャパンが運営する就活求人サイトです。

第二新卒向けに、企業紹介はもちろん、模擬面接やマナー講座、自己アピールセミナー、業界研究セミナーなど、さまざまな就職支援サポートを行っています。

ブラック企業を排除する取り組みにも注力しており、好条件で安心できる求人案件を探している人に向いているサイトです。

いい就職ドットコムはこんな人におすすめ!

  • 模擬面接・セミナー・イベントに参加したい人
  • ブラック企業の求人を排除している安心なサイトを利用したい人

第二新卒エージェントneo

第二新卒エージェントneo

※画像出典元:第二新卒エージェントneo公式HP

・登録費用:無料

第二新卒エージェントneoは、第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターなどの20代に特化している転職エージェントです。

未経験歓迎求人を多数取り揃え、職務経歴に自信のない1万人以上の就転職サポート実績があるため、安心して利用できます。

さらに、面接対策や書類対策などの転職サポートも充実しており、1人あたり平均8時間と手厚くサポートしてくれることも特徴です。

第二新卒エージェントneoはこんな人におすすめ!

  • 職務経歴に自信がない人
  • 面接対策や書類対策をしっかりとしたい人

第二新卒エージェントneoの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。

第二新卒エージェントneo(ネオ)の評判・口コミは?元転職エージェントが特徴・メリットを解説!

エン転職

※画像引用元:エン転職公式HP

・運営会社:エン・ジャパン株式会社
・求人数:113,771件(2024年9月時点)
・対応エリア:全国

エン転職は、書類の書き方や転職体験などのコラムが充実しており、転職ノウハウを学ぶことができる転職サイトです。そのため、転職経験が浅い第二新卒や未経験の人にもおすすめできます。

エン転職のスタッフが求人を掲載する企業に取材し、客観的な視点で転職者に有益な情報を提供している点も魅力です。

求人の検索も「副業OKの求人特集」「積極採用中の求人」など特集やテーマから選ぶことができ、要望に合わせた検索がしやすくなっています。

エン転職はこんな人におすすめ!

  • 転職経験が浅い20代・未経験の人
  • 転職で希望する条件がある人

【専門家インタビュー】キャリアサポートのプロに聞いてみました!

本記事では、信頼性が高い情報をお届けするために、人材会社を2社設立し3,000人以上の転職者を支援してきた秋山さんに、オンラインインタビューをおこないました。

Q:第二新卒の転職で大切なこと・キャリアプランはどう考えれば良いですか?

秋山さん

秋山さん

第二新卒の転職は、経験や実績よりも「将来的なキャリアプラン」とその理由が大切です。

編集部
編集部
 

将来的なキャリアプランとは、具体的にどのように考えたら良いのでしょうか?

秋山さん

秋山さん

キャリアを考えるというよりも、自分が10年後、20年後どんな人になっていたいのか?という将来像に重点をおいてイメージすることが大切です。

20代前半から中盤であれば、大学時代に何をやったか、今の職場でどんな実績をつくれたかをまず考えがちですが、それは一旦考えずに自己分析に集中した方が、ミスマッチも少なく転職に成功しやすいです。

Q:第二新卒の転職は、他の年代と比べてどう違いますか?

秋山さん

秋山さん

在学中に就職できたか否かは、大きな違いがあると考えられます。

企業の採用においても、「キャリア」に対する向き合い方は重要なポイントで、しっかりと就職活動をした方の方が有利な傾向にあります。

在学中に就職できなかった人は、働く意欲が低く内定がもらえなかったのでは?という見られ方もあるので、やはり就職できた方の方がポテンシャルが高く見られます。

編集部
編集部
 

第二新卒の中には、在学中に就職できたが短期間で転職を検討している人もいると思うのですが、その場合はどうでしょうか?

秋山さん

秋山さん

就職して1年未満での退職をする場合は「継続力、忍耐力」などの点において、不利に見られることがあるので、退職理由の正当性はしっかり準備が必要です。

ただ、企業の採用担当者も、たった一度の失敗を非難するようなことはありませんので、今後頑張る意思表示が重要だと思います。

Q:転職エージェントを使わず、転職サイトのみの利用でも転職はできますか?

秋山さん

秋山さん

結論からいうと、転職サイトだけの利用でも転職はできます。

転職エージェントを使った方が良い人なのか、転職サイトだけの方が効率よく転職活動ができる人なのかの判断基準は、自身のキャリアプランがしっかりと準備できているか、情報収集は十分か、相談相手はいるかなどのポイントで判断できます。

編集部
編集部
 

その3つのポイントで不安がある人は、転職サイトと併用して転職エージェントも利用した方が良いということですか?

秋山さん

秋山さん

そうですね、転職エージェントは、自分ではリーチできない非公開求人を紹介してくれますし、自分では気づかない選択肢を提示してくれる可能性もあります。

そのため、自分がどんな企業で働きたいかわからない、キャリアプランが漠然としている、情報収集が苦手という場合は転職エージェントの利用がおすすめです。

編集部
編集部
 

なるほど!逆に転職サイトだけで転職活動をした方が良い人の特徴などありますか?

秋山さん

秋山さん

すでに自分の中でキャリアプランが固まっていて、あとはその条件に合う企業を探すことだけにフォーカスしたいという人は、転職サイトだけで転職活動をした方がストレスなく進められると思います。

転職サイトが向いている人
転職エージェントが向いている人
  • 自分のキャリアプランが
    決まっている
  • 担当者との面談が
    ストレスに感じる
  • 情報収集が苦ではない
  • 自分のキャリアプランが
    定まっていない
  • キャリアの選択肢
    可能性を知りたい
  • 非公開求人を紹介してほしい
  • 専門家に相談しながら
    転職活動がしたい

転職サイトの仕組み

転職サイトの仕組みを理解しておきましょう。

転職サイトとは、求人を募集する企業と求職者をつなぐ、プラットフォーム型のサービスです。

求職者は、掲載された多数の求人の中からさまざまな条件で検索し、興味のある求人を見つけたらそのまま応募します。サイトに求人を載せる企業には費用が発生しますが、求職者側は無料で利用できることがほとんどです。

転職サイトと意味が似ているサービスに、「転職エージェント」があります。2つの違いについても理解しておきましょう。

転職エージェントと転職サイトの違いは、「担当者が付くかどうか」「転職活動支援の有無」の2点です。

転職エージェントの場合、キャリアアドバイザーやコンサルタントと呼ばれる担当者が求人を紹介してくれたり、会社と条件を交渉してくれたり、手厚いサポートを行っています。

一方で、転職サイトは、自分自身で求人を探し、応募しなければなりません。転職活動のサポートもありません。ただし、自分のペースで転職活動を進められるメリットがあります。

それぞれのメリット・デメリットをまとめたので、自分に合うサービスを選びましょう。

転職エージェント
  • 一人ひとりに担当者がつく
  • 面接などの日程を調整してくれる
  • 履歴書添削や面接対策をしてもらえる
  • 希望にあった求人を紹介してくれる
転職サイト
  • 自分で求人を探せる
  • 豊富な求人情報から比較できる
  • 自分のスケジュールにあわせて転職活動できる
  • さまざまな求人に応募しやすい

エージェント機能を持つ転職サイトもある

転職サイトと転職エージェントは別物と説明しましたが、中にはエージェント機能を備えるハイブリッド型の転職サイトもあります。たとえば、AIが求職者の経歴や志向を分析し、相性のよさそうな求人を教えてくれる転職サイトも存在します。

また過去の経歴やレジュメを登録しておくことで、興味を持った企業側からスカウトを受け取れるサービスもあります。今すぐには転職は考えていないが、好条件のオファーがあれば転職を検討したい人に向いています。

【専門家監修】おすすめ転職サイトから登録先を選ぶ方法

ここまでおすすめ転職サイトを紹介しましたが、「結局どれを選んだらいいんだろう」と迷う人もいるかと思います。そこで、転職サイトの選び方を4つ紹介します。

  • 自分に必要なサポート内容があるか比較
  • 気になる転職サイトは複数登録しておく
  • 求人情報の詳細を確認

スムーズに転職活動を進めるためにも、ぜひ参考にしてください。

自分に必要なサポート内容があるか比較

転職サイトは、求職者の転職活動をサポートするために独自のサービスを提供しています。

第二新卒の場合、転職活動をしたことがない人がほとんど。職務経歴書をどう書けばいいのか、面接に通過するにはどう対策すればいいのかなど、相談に乗ってもらえるサイトなら安心です。

特に第二新卒の場合、転職に関して不慣れなことが多いため、不安な点やトラブルがあった際に、すぐに相談に乗ってもらえる体制のあるサービスを選ぶことが重要です。

気になる転職サイトは複数登録しておく

転職サイトはそれぞれ強みが異なるため、複数登録しておくのがおすすめです。アドバイザーの対応や求人数、サポート体制などを確認でき、使いやすいサイトなのか比較できます。

特に初めての転職の場合は、選択肢を広げることが大事です。できるだけ求人数の多いサイトに登録するようにしましょう。どのサイトも基本的には無料で利用できるため、気軽に登録できます。

求人数の多さも大切です。まずは選択肢を広げることが大事です。まだまだ経験不足もあり、知らないことが多いためです。

求人情報の詳細を確認

転職サイトに掲載されている求人情報の細かい部分もチェックしてから登録することも重要です。正確な情報がわかりやすく記載されていれば、安心して利用できます。

また、サイトによって仕事内容や給与情報などの記載場所が異なるため、自分にとって見やすく、検索しやすいサイトを選ぶと、より効率的に求人情報を確認しやすくなるでしょう。

求人の紹介の仕方はサイトによって大きく異なります。正しい正確な情報がわかりやすく記載されていることが大切です。

第二新卒で転職するメリット・デメリット

第二新卒で転職する場合、未経験の領域にもチャレンジしやすいというメリットがあるものの、企業側から「すぐに辞めてしまわないか?」と懸念されやすいなどのデメリットもあります。

ここでは、第二新卒で転職するメリット・デメリットを紹介します。

第二新卒で転職するメリット

第二新卒で転職する場合、以下のようなメリットが考えられます。

  • 将来性を見越した採用になる
  • 未経験の業界や職種でもチャレンジしやすい

第二新卒の場合、社会人経験が少ないため、これまでの経験やスキル、能力が重視されず、ポテンシャル採用になることが多いです。面接や履歴書の対策をしっかりと行っておけば、会社から高い評価を得やすいでしょう。

また、ポテンシャル採用が多いからこそ、未経験の仕事でも挑戦しやすい傾向にあります。専門知識や国家資格が必要な職種でなければ、第二新卒は採用されやすいです。

第二新卒で転職するデメリット

第二新卒で転職する場合、以下のようなデメリットもあります。

  • すぐに辞めてしまうと懸念される
  • 第二新卒を採用していない会社がある

第二新卒は、新卒として働いていた期間が短く、会社側から「またすぐに辞めてしまう」「忍耐力がない」と思われるリスクがあります。会社から信用されるためには、相手が納得する退職理由を考えておかなければなりません。

さらに、会社によっては、第二新卒を採用していないこともデメリットです。即戦力となる人材を確保したい会社は、キャリア採用を行います。希望する会社や職種が限定されてしまう可能性があることも認識しておきましょう。

第二新卒の転職サイト利用の流れ

転職サイトは、以下の流れで利用することが一般的です。あらかじめ先の動きを知っておくことでスムーズな転職活動が可能になるため、ここで理解しておきましょう。

  1. 自己分析を行う
  2. 職種を選ぶ
  3. 求人を探す
  4. 履歴書を作る
  5. エントリーする
  6. 選考・面接
  7. 内定

転職サイトを利用するときに重要なことは、求人を探す前に、しっかりと自己分析をして「どんな職種が向いているのか」「どんな理由で転職するのか」明確にしておくことです。漠然と職を探してエントリーしても、選考や面接で通る可能性が低くなります。

早めに就職したいという強い思いがあっても、入念に情報収集してから、転職サイトを活用しましょう。

第二新卒が転職サイトをうまく活用するコツ

転職サイトをうまく活用できるかで、今後の転職活動の動きが変わってきます。特に、第二新卒におさえてほしいコツは、次の通りです。

  • 自分の軸をもって転職活動をする
  • 求人情報だけを鵜呑みにしない
  • スキルや経歴を正しく伝える

ここでは、各コツについて紹介します。

自分の軸をもって転職活動をする

転職活動を進める際は、自分の軸をずらさないことが重要です。自分の軸をはっきりとさせていない場合、求人のミスマッチが起きるためです。

自分の軸をもって転職活動をすることで、求人に応募する際の迷いが減り、負担を減らすことができます。自分の軸を明確にするには時間がかかりますが、転職活動前に入念に考えておきましょう。

求人情報だけをそのまま信じない

求人に記載されている情報をそのまま信じないことも、第二新卒が転職サイトをうまく活用するコツです。求人情報には、よい部分ばかりが記載されている可能性があるためです。

会社が求人を行う際、優秀な人材を確保しようと考え、会社のよい部分ばかりアピールするケースがあります。

会社のHPや求人情報だけではなく、口コミサイトやSNSなどをチェックして、情報収集することがおすすめです。

スキルや経歴を正しく伝える

転職サイトに登録する際は、スキルや経歴に関してウソをつくことはやめましょう。そうしなければ、入社後、「自身のスキルにあわない仕事を任されてしまった」「経歴の詐称がバレた」といった問題が発生するためです。

後々大きなトラブルにならないように、スキルや経歴を正直に伝えることをおすすめします。

第二新卒が転職サイトを利用し内定をもらうコツ

転職サイトを活用し、志望企業から内定をもらうためにはコツが存在します。すでに理解している人も多いかもしれませんが、重要なポイントになるため以下3つをおさえておきましょう。

  • 転職する理由や条件を整理しておく
  • 独自色を出した履歴書・職務経歴書を作成
  • 面接では具体的な回答を心掛ける

それでは、各項目の詳細を紹介します。

転職する理由や条件を整理しておく

志望企業から内定をもらうためには、転職理由や会社に求める条件を事前に整理しておくことが大切です。その際は、できるだけポジティブなものをアピールできるように考えましょう

特にやりたいことがなく、ネガティブな理由だけで転職活動を始めてしまうと、理想とする職場に出会えない可能性があります。

また、「残業がない」「社員教育がしっかりしている」「給与が高め」「福利厚生が充実している」など、転職先で譲れない条件もしっかりと整理することで、ミスマッチがなくなり、自分にあった会社を見つけられます。

独自色を出した履歴書・職務経歴書を作成する

内定をもらうためには、履歴書や職務経歴書を工夫して作ることも重要です。マニュアル通りの内容では、他の人と差を付けにくいため、内定を遠ざけてしまう可能性があります。

また、提出する履歴書・職務経歴書をいつも同じ内容にするのではなく、応募先ごとに活かせるスキルや実績をアピールするといいでしょう。

面接では具体的な回答を心掛ける

会社の面接では、質問に対してできる限り具体的に答えることで、内定を近づけられます。

会社側とは初対面になるため、「どういう人物なのか」「何を達成したいのか」「転職理由は何か」などを明確に回答できなければ、相手から信用を得られません。

会社側が求めている人物像を把握するとともに、就活・転職サイトで紹介されているコラムを読み込むなど、事前に面接対策をしっかりとしておく必要があります。不安がある場合は、転職エージェントの担当者に相談しましょう。

第二新卒で転職をする3つの注意点

第二新卒で転職する際、失敗しないためにおさえてほしい注意点が存在します。事前に理解しておくことがスムーズな転職につながるため、以下3つの注意点を把握しておきましょう。

  • 内定が決まる前に退職をしない
  • 上司に相談をしてから退職の手続き
  • 第二新卒としての転職で年収が下がる可能性

それぞれ具体的に解説します。

内定が決まる前に退職をしない

いま会社で働いている場合は、内定前に退職しないことをおすすめします。

なぜなら上記で紹介したおすすめの転職サイトを活用しても、会社側の都合や転職市場の推移などが影響し、すぐに内定がもらえるとは限らないためです。

内定が決まる前に退職をしてしまい、経済的に余裕がなくなると、転職を急がなければならず、転職先の条件も妥協せざるを得なくなる可能性が高まります

上司に相談をしてから退職の手続きをする

自分の一方的な都合で無理やり退職してしまうと、思わぬトラブルに発展する可能性が出てきます。余計なトラブルを回避し、円満に退社するためには、上司に相談してから、退職手続きを進めましょう。

退職を申し出たことによってトラブルが起きてしまった場合は、都道府県の労働局や最寄りの労働基準監督署などに相談することで解決に進みやすくなります。

第二新卒としての転職で年収が下がる可能性

転職すると年収が落ちる可能性があることを覚悟しておきましょう。

特に「実績がない」「スキルがない」といったアピールポイントがない場合は、新卒と同等の扱いになり、年収が下がる可能性が高くなります。

新しい職場で年収を上げるためには、転職する前に今の職場で実績を作ったり、新しいスキルや知識を身につけることが重要です。時間的な余裕があれば、資格取得を目指すのもおすすめです。

第二新卒の転職でよくある質問

第二新卒の転職する場合、初めての転職経験の人も多く、不安や疑問が生じることが少なくありません。よくある質問として、以下のものが挙げられます。

  • そもそも第二新卒はいつまでなの?
  • 新卒時の就職活動と何が変わるの?
  • スキルや経験が必要とされるの?
  • 第二新卒の転職は新卒よりも不利?

ここでは各質問に対する回答を紹介するので、転職活動前にぜひ参考にしてください。

そもそも第二新卒といつまでなの?

第二新卒は、学校を卒業した後、一度就職して3年以内に転職を考える若手求職者のことです。大卒であれば、25歳前後が第二新卒となります。

ただし、会社によって第二新卒の基準は異なるため、25歳前後ではなくても第二新卒として受け入れてくれる可能性もあるでしょう。

既卒の場合は、学校卒業後に正社員として働いたことのない人を意味するため、第二新卒とは異なります。

新卒時の就職活動と何が変わるの?

第二新卒の場合、会社の面接で前職の退職理由を質問されます。新卒は学生時代に関する質問が多い傾向にありますが、第二新卒の場合、前職に対する質問がメインです。

新卒でも第二新卒でも、最初に志望理由を質問されるケースが多いですが、第二新卒は前職の業務経験があるため、学生時代の話はあまり聞かれません。そのため、新卒時の就職活動とは異なる面接対策を行う必要があります。

スキルや経験が必要とされるの?

第二新卒は、社会人経験がある分、新卒よりもスキルや経験を期待される傾向にあります

とはいえ卓越したスキルまでは求められることはほぼありません。事務職であれば、基本的なビジネスマナーや、メールなどのパソコン操作スキルを習得していると判断されます。

同じ業界や職種に転職する場合は、前職で得た知識や経験をそのまま活かせるため、会社側にとっては、研修や教育のコストを抑えられるメリットがあるでしょう。

第二新卒の転職は新卒よりも不利?

第二新卒は新卒よりも、転職が不利になるわけではありません。社会人経験をアピールできたり、若いからこその柔軟性を評価されたりするためです。

一方、新卒よりも求人の数が少なくなるデメリットもあります。ポテンシャル採用であれば、第二新卒よりも若い新卒を採用したい会社は少なくありません。

第二新卒のメリット・デメリットを意識しながら、転職活動に臨みましょう。

まとめ

第二新卒におすすめの転職サイトは、「スカウトサービスがある」「短期間で内定まで目指せる」「求人数が多い」など、サイトごとに強みや特徴が異なります。実際にサイトにアクセスして、自分に合ったサイトを見つけましょう

また、転職サイトにはエージェント型のサービスがあります。エージェント型の場合、転職活動の進め方や自分に合う求人の紹介など様々なサポートを受けられるので、転職経験の少ない第二新卒にはおすすめです。

どのサイトも基本的には無料で利用できるため、複数登録して転職先を探すとよいでしょう。本記事が、第二新卒として新たなスタートに役立てば幸いです。

本記事の監修者
合同会社ラビッツ 代表社員:石川貴裕
自身の転職経験・転職エージェントの協力企業への厳格な取材の元、転職者の皆様の役に立つ・信頼に足ると考える情報だけを発信していきます。

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