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金融業界転職におすすめ転職エージェント11選!活用ポイントも紹介【専門家取材あり】

おすすめ転職エージェント
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「金融業界の転職では、どのエージェントを使ったらいい?」「金融業界で転職成功するコツを知りたい」とお悩みではありませんか?

本記事では、金融業界への転職に監修者がおすすめの転職エージェントを紹介します。

また、キャリア支援の専門家に取材をして、金融業界の転職に成功させるコツや、転職エージェントを活用するポイントなどについてもお答えいただきました。

外資や、グローバル企業への転職を考えている人にも役立つ記事になっていますので、ぜひ参考にしてください。

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ビズリーチ」は、求人の1/3以上が年収1,000円以上というハイクラス転職に特化したスカウト型の転職サービスです。

企業からスカウトが届くため、自分の市場価値が把握できるのが特徴です!ぜひこの記事で紹介したサービスと併用して、理想の転職を目指しましょう。
公式サイト:https://www.bizreach.jp/

本記事の監修者
bokk株式会社 代表取締役:水野智明
ユーザーにとってより役立つメディアにするために、コンテンツ監修・アドバイザーとして参画しています。転職業界とのパイプとWEBマーケティングの知識を活かし、「何が転職を検討するユーザーのためになるか?」という視点から、コンテンツの評価・監修を行っています。

金融業界への転職におすすめの転職エージェント

まず、金融業界への転職におすすめの転職エージェントを5つ紹介します。

サービス名求人案件数(2024年4月時点)対応エリア特徴
ビズリーチ110,855件全国・海外
  • ハイクラスに特化したスカウト型サービス
  • 求人の1/3以上が年収1000万円以上
dodaエージェントサービス238,658件全国・海外
  • 総合型エージェントサービス
  • 未経験からの転職にも対応
  • 転職フェアやセミナーの実施
パソナキャリア34,735件全国・海外
  • 総合型エージェントサービス
  • サポート力に優れている
  • 求人数が豊富
リクルートエージェント公開380,912件/非公開212,333件全国・海外
  • 総合型エージェントサービス
  • 求人保有数業界最大級
  • 金融機関の幅広い職種に対応
コトラ24,409件東京都・神奈川県・埼玉県
千葉県・愛知県・大阪府
福岡県・海外
  • 金融業界に強いエージェントサービス
  • 専門性の高い選考対策
  • 未経験からハイクラス求人まで扱う

ビズリーチ|企業からのスカウトで自分の市場価値がわかる

※画像引用元:ビズリーチ公式HP

・運営会社:株式会社ビズリーチ
・求人数:公開求人110,855件(2024年4月時点)
・対応エリア:全国・海外
・利用料金:無料(有料プランもあり)
・特徴:求人の3分の1以上が年収1,000万円以上
・公式サイト:https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは、スカウト特化型の転職エージェントで、国内外のハイクラス求人を豊富に扱っています。
保有している求人の3分の1以上が年収1000万円以上で、年収アップやキャリアアップを目指す人に特におすすめです。
利用プランは、無料(スタンダードプラン)と有料(プレミアムプラン)の2つから選択可能です。
ビズリーチは、登録するだけで企業からスカウトが届くため、自分の市場価値が把握できます。この記事で紹介したサービスと併用してまずは登録しておくと良いサービスです。
ビズリーチは、こんな人におすすめ!

  • 年収1000万円以上を目指している人
  • 自分の市場価値を把握したい人
  • キャリアアップを目指している人

ビズリーチ
公式サイト

ビズリーチの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。

ビズリーチの「ばれる」「悪質」という悪い評判は本当?口コミ・体験レビューを徹底解説

dodaエージェントサービス

※画像出典元:dodaエージェントサービス公式HP

・運営会社:パーソルキャリア株式会社
・求人案件数:238,658件(2024年4月時点)
・対応職種(金融業界):金融法人営業、金融個人営業、ファイナンシャルプランナー、開発、運用、投資銀行、リサーチ、審査・査定、バックオフィス
・対応エリア:全国・海外

大手総合転職サービスdoda(デューダ)が提供するdodaエージェントサービスは、幅広い職種に対応しています。求人保有数は238,658件(2024年4月時点)で、豊富な選択肢から応募案件を選ぶことができます。

未経験者歓迎求人や学歴・職歴を問わない金融業界求人も多く取り扱っています。他業界から転職を考えている人にもおすすめです。未経験業種や職種に挑戦する人向けの転職フェアや転職支援セミナーも積極的に実施しています。

さらに、dodaには、金融業界の転職・求人情報の専門サイト・dodaファイナンスも用意されているので、あわせてチェックしておくとよいでしょう。

dodaエージェントサービスはこんな人におすすめ!

  • 大手の転職サービスを利用したい人
  • 未経験から金融業界への転職を考えている人
  • 転職フェアやセミナーを利用したい人

dodaの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。

doda(デューダ)の評判はどうなの?独自調査した口コミを分析【体験レビュー】

パソナキャリア

※画像出典元:パソナキャリア公式HP

・運営会社:株式会社パソナ
・求人案件数:34,735件(2024年4月時点)
・対応業種(金融業):都市銀行、地方銀行、信用組合・金庫、その他銀行、生命保険・共済、損害保険、保険代理店、リース・レンタル、ノンバンク・カード、融資・住宅ローン、債権回収、証券、FX・先物取引、投資銀行・投信・顧問、投資会社(VC)、不動産金融・ファンド、FinTech
・対応エリア:全国・海外

パソナキャリアは、豊富な求人数と幅広い対応業種で人気の総合型転職エージェントサービスです。特に転職支援のサポート力に優れており、キャリアアドバイザーの育成にも力を入れています。

年代別の転職情報や女性のための転職情報など、状況や立場に合わせて情報が得られる点もおすすめです。未経験歓迎求人も豊富なので、業界未経験の金融業界転職にも活用できるでしょう。

パソナキャリアはこんな人におすすめ!

  • サポート体制が評価されているサービスを利用したい人
  • 質のよいアドバイザーに担当してほしい人
  • 金融業界未経験から転職を考えている人

パソナキャリアの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。

パソナキャリアの評判は良い?口コミから特徴・メリットとデメリットも徹底解説

リクルートエージェント

※画像出典元:リクルートエージェント公式HP

・運営会社:株式会社リクルート
・求人案件数:公開380,912件/非公開212,333件(2024年4月時点)
・対応業種(金融業):銀行・信託銀行・政府系金融機関、証券会社・投資銀行、VC・PE・投資ファンド、投資信託・投資顧問、消費者金融・事業者金融・FX・商品先物、クレジットカード・信販、信金・信組・農協・漁協、リース
・対応エリア:全国・海外

テレビCMなどでも話題のリクルートエージェントは、大手人材紹介業者株式会社リクルートが運営する大手総合型エージェントサービスです。

求人保有数は業界最大級で非公開求人の多さは随一です。金融業界でも幅広い職種の求人を取り扱い、希望に合う求人を見つけることができるでしょう。

在籍するキャリアアドバイザーは業界に精通したアドバイザーです。豊富な知識で具体的なアドバイスをくれるので安心して利用できます。

リクルートエージェントはこんな人におすすめ!

  • 大手総合型エージェントを利用したい人
  • 業界最大級の求人保有数から情報を得たい人
  • 金融業界に精通したアドバイザーに相談したい人

リクルートエージェントについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。

リクルートエージェントの評判と口コミを独自調査!メリットや退会方法も解説【体験レビュー】

コトラ

※画像出典元:コトラ公式HP

・運営会社:株式会社コトラ
・求人案件数:24,409件(2024年4月時点)
・対応業種(金融業):ESG関連、インベストメントバンキング、投資事業、不動産金融・不動産関連業務、リスクマネジメント、投信投資顧問、保険ビジネス、マーケットビジネス、コマーシャルバンキング、金融フロント、その他銀行・証券系ビジネス
・対応エリア:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県・大阪府・福岡県・海外

コトラは、金融業界をはじめ、コンサルティングやIT・WEB業界など幅広い業種に対応する転職エージェントです。なかでも金融業界は800社以上と取引実績があり、業界未経験者からハイクラス転職まで対応してもらえます。

豊富な転職支援実績で、現場の詳細や雰囲気を含めた具体的なアドバイスが得られます。面接対策はより専門性が高いため、選考に不安がある人にもおすすめです。

コトラはこんな人におすすめ!

  • 金融業界の転職実績が豊富なサービスを選びたい人
  • 面接選考に不安がある人
  • 業界未経験者・ハイクラスな金融業界経験者

外資系金融へ転職におすすめの転職エージェント

続いて、外資系金融企業への転職におすすめの転職エージェント6選を紹介します。以下に特徴をまとめました。

サービス名求人案件数(2024年4月時点)対応エリア特徴
LHH転職エージェント
(旧:Spring転職エージェント)
公開16,675件/非公開ー件全国・海外
  • スイスに本社を置くエージェントサービス
  • 世界各国にネットワーク有
  • さまざまな国籍のコンサルタントに相談できる
JACリクルートメント8,466件全国・海外
  • イギリス発祥のエージェントサービス
  • 外資系企業求人が豊富
  • 30~50代のハイキャリア転職に対応
ロバート・ウォルターズ1,887件関東・関西・その他
  • 世界31ヶ国に拠点を構えるエージェントサービス
  • 英文レジュメや英語面接対策が充実
  • 契約社員・派遣社員のハイクラス案件も豊富
エンワールド・ジャパン960件東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県
大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県
愛知県・静岡県・岐阜県・三重県
  • エン転職のグループ会社運営のエージェントサービス
  • 独自の求人が豊富
  • 入社後も含め将来的なキャリア構成を実施
ムービンストラテジックキャリア・M&A金融転職
  • 金融業界に特化したエージェントサービス
  • 未経験者転職も支援
  • 業界出身者のサポートで安心
ランスタッド正社員求人5,666件全国・海外
  • オランダ発祥のエージェントサービス
  • ハイクラス向けの求人が豊富
  • 独自の高収入求人情報が得られる

LHH転職エージェント(旧:Spring転職エージェント)

※画像出典元:LHH転職エージェント公式HP

・運営会社:アデコ株式会社
・求人案件数:公開16,675件/非公開ー件(2024年4月時点)
・対応職種(金融業):法人営業、個人営業・リテール・FP、ホールセラー・RM、テラー・窓口業務、アナリスト・リサーチ、トレーダー・ディーラー・ファンドマネジャー、投資銀行、M&A、ブローカー、コーポレートファイナンス、金融商品開発業務、決済・金融事務関連、リスク・与信・債権管理・監査、コンプライアンス、アンダーライター、クライアントサービス、投信・年金バックオフィス、アクチュアリー
・対応エリア:全国・海外

LHH転職エージェント(旧:Spring転職エージェント)は、スイスに本社を置き、世界60ヵ国にサービスを展開するグローバルなエージェントサービスです。求人数も豊富なので、世界各国からの求人情報を得ることができます。

在籍するコンサルタントは国籍もさまざまで、外資系企業の文化や慣習といった具体的なアドバイスを聞くことができるでしょう。また、転職者を担当するコンサルタントが企業とのコンタクトも担当するので、より密度の濃いサポートが期待できます。

LHH転職エージェント(旧:Spring転職エージェント)はこんな人におすすめ!

  • 世界各国にネットワークを持つエージェントサービスを使いたい人
  • さまざまな国籍のコンサルタントから話を聞いてみたい人
  • 企業と転職者を1人のコンサルタントに担当してほしい人

JACリクルートメント

※画像出典元:JACリクルートメント公式HP

・運営会社:株式会社ジェイエイシーリクルートメント
・求人案件数:8,466件(2024年4月時点)
・対応職種:人事・労務、総務・広報、法務・知財、内部統制・監査、経理・財務、経営・事業企画、営業、コンサルティング、マーケティング、クリエイティブ、Web、購買・物流・生産管理、秘書・事務、金融、IT、技術系、建設系、土木系、メディカル・バイオ、医療・介護・福祉など
・対応エリア:全国・海外

イギリス発祥のJACリクルートメントは、ヨーロッパやアジアの10ヵ国にネットワークを持っています。そのネットワークを利用した外資系企業への転職支援実績に強みがあります。

JACリクルートメントは、主に30~50代の転職者をターゲットとしたサービスです。管理職や役員クラスの求人を取り扱うなど、ハイキャリア転職にも効果的です。金融業界出身者がアドバイザーとして担当するので、いままでの経歴も正しく評価してもらえるでしょう。

JACリクルートメントはこんな人におすすめ!

  • 実績豊富なエージェントを選びたい人
  • ハイキャリア転職を考えている30~50代の転職希望者
  • 金融業界出身のアドバイザーに相談したい人

JACリクルートメントの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。

JACリクルートメントの評判を口コミで調査!「最悪」「紹介されない」の真偽は?【利用者の取材あり】

ロバート・ウォルターズ

※画像出典元:ロバート・ウォルターズ公式HP

・運営会社:ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社
・求人案件数:1,887件(2024年4月時点)
・対応業種(金融業):資産運用、インベストメントバンキング、オペレーション、営業、リスク、コーポレートファイナンス、保険、コンプライアンス、消費者金融、マーケティング、プロダクトコントロール、コーポレートコミュニケーション
・対応エリア:関東・関西・その他

ロバート・ウォルターズはロンドン発祥のエージェントサービスです。世界の主要都市31ヶ国に拠点を構え、求人情報の幅広さに定評があります。ハイクラス転職を希望している人にも利用価値が高いでしょう。また、正社員だけでなく、契約社員や派遣社員のハイクラス案件もあるため、転職を機に働き方を見直したい人にもおすすめです。

英語が流ちょうなキャリアアドバイザーが、英文レジュメ(履歴書)の書き方や英語面接の対策などをサポートしてくれる点もメリットです。

ロバート・ウォルターズはこんな人におすすめ!

  • 転職を機に働き方を見直したい人
  • 英語での応募書類の作成や面接に不安がある人
  • ハイクラス転職を検討している人

エンワールド・ジャパン

※画像出典元:エンワールド・ジャパン公式HP

・運営会社:エンワールド・ジャパン株式会社
・求人案件数:960件(2024年4月時点)
・対応職種:財務・経理、銀行・金融・保険、建設・インフラ、コンサルティング、消費財・日用品・サービス・小売・広告、製造業、エネルギー・資源、人事・総務・エグゼクティブアシスタント、法務・知財・コンプライアンス、ライフサイエンス、不動産、サプライチェーン・購買・物流、テクノロジー・デジタル・通信
・対応エリア:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・愛知県・静岡県・岐阜県・三重県

エンワールド・ジャパンは、日本の大手人材紹介会社エン・ジャパン株式会社のグループ会社が運営しています。外資系・グローバル企業の求人に特化しており、安心感の高いサービスといえます。

金融業の求人が特別多いわけではありませんが、エンワールド・ジャパンは独自の求人の取り扱いが多いです。他のエージェントでは見つからなかった求人との出会いがあるかもしれません。

また、入社後活躍できる転職を目指した総合的なサポートで、長期的なキャリア構築についても相談できます。

エンワールド・ジャパンはこんな人におすすめ!

  • 日本の会社が運営する外資系企業向けサービスを利用したい人
  • 独自の求人に出会う機会を増やしたい人
  • 将来的なキャリアについて相談したい人

ムービンストラテジックキャリア・M&A金融転職

※画像出典元:ムービンストラテジックキャリア・M&A金融転職公式HP

・運営会社:株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
・対応業種(金融業):M&A業界、FAS、公認会計士・米国公認会計士、ファンド関連、経営コンサルファーム、投資銀行、マネジメント・経営企画・経営管理、監査法人、銀行、証券、税理士法人、保険、金融IT、経理・財務・バックオフィス

ムービンストラテジックキャリア・M&A金融転職は、その名の通り金融業界に特化したエージェントです。約20年続くサービスで安心感の高さがうかがえます。

金融業界のさまざまな求人に対応しており、未経験者から高年収職種への転職まで幅広く利用できます。また、アドバイスや求人紹介は金融業界出身のキャリアコンサルタントが担当するため、初めての転職でも安心です。

ムービンストラテジックキャリア・M&A金融転職はこんな人におすすめ!

  • 金融業界に注力したエージェントサービスを選びたい人
  • 未経験から外資系金融企業への転職を目指したい人
  • 業界出身者の的確なサポートを受けたい人

ランスタッド

※画像出典元:ランスタッド公式HP

・運営会社:ランスタッド株式会社
・求人案件数:正社員求人5,666件(2024年4月時点)
・対応職種(金融業):投資研究・アナリスト・エコノミスト、ディーラー・トレーダー、アセットマネージャー・ファンドマネージャー、インベストメントバンキング、M&A、ミドルオフィス・バックオフィス、アンダーライター・損害調査・アクチュアリー、金融商品企画・ストラクチャード、リテール・FP、ホールセール・法人営業
・対応エリア:全国・海外

ランスタッドはオランダ生まれの転職エージェントサービスです。世界39ヶ国に拠点を構えており、グローバルなコネクションが強みです。

若手向け求人から年収800万円以上のハイクラス求人まで幅広く取り扱っています。ランスタッド独自の求人情報も多く、独自の高収入求人に出会うチャンスもあるでしょう。

業界ごとに専任コンサルタントが在籍しており、応募書類へのアドバイスや採用面接への動向などサポート体制も充実しています。

ランスタッドはこんな人におすすめ!

  • 世界各国にネットワークを広げたエージェントを選びたい人
  • ハイクラス転職を希望している人
  • 独自の高収入求人情報を得たい人

ランスタッドの口コミや評判は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

ランスタッドの評判・口コミは?転職の専門家がメリット・デメリットを解説

【専門家インタビュー】キャリアサポートのプロに聞いてみました!

本記事では、信頼性が高い情報をお届けするために、人材会社を2社設立し3,000人以上の転職者を支援してきた秋山さんに、オンラインインタビューをおこないました。

Q:金融業界の特徴や、市場動向は?

秋山さん

秋山さん

金融業界のDX(FinTech※)が進み、さらに業界構造自体の変革も起きています。

具体的には、中央集権的な金融業界(金融庁とメガバンクが中心)と、独立分散型の金融業界(NFTを活用したDAO)、新しい決済システム(バーコード、タッチ決済など)などの違いを知っておき、今後の動きを予測することが重要です。

※「FinTech」:FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きを指す。身近な例では、スマートフォンなどを使った送金もその一つ。
編集部
編集部
 

銀行に就職したら安定という考えは、今はもう違うのですね!

秋山さん

秋山さん

そうですね。ただ、業界で新しいムーブメントが起きてはいますが、銀行はやはり強いです。

メガバンクは簡単に潰れることもないので、(転職先として)安定といえばそうですが、FinTechなど新しい業種業態が生まれているという理解と、世界情勢にも常にアンテナを張っておく必要はあると思います。

Q:金融業界で必要なスキルや、転職成功させるコツは?

秋山さん

秋山さん

金融業界といっても、職種によって求められるスキルや資格が異なります。

証券や保険会社の営業職や、ファイナンシャルプランナー、プライベートバンカー、証券アナリスト、ファンドマネージャーなどさまざまなので、自分が目指す職種を決めて、キャリアプランを描くことが大切です。

編集部
編集部
 

なるほど!金融業界での転職は、業界に特化した転職エージェントを利用した方が良いでしょうか?

秋山さん

秋山さん

希望する職種や企業がある程度定まっている場合は、特化型の転職サービスだけでも良いと思います。

自分の市場価値を知った上で選択肢を広く持ちたい人は、ビズリーチなどスカウト型のサービスと併用することがおすすめです。

金融業界の転職事情

新型コロナウイルスのパンデミックやロシアによるウクライナへの侵攻など、近年国際情勢が激変し、それに連動して日本国内の情勢、金融業界も動いています。ここでは、転職を検討する前に知っておきたい金融業界への転職事情について解説します。

  • 金融業界の雇用の動きは最新情報を確認
  • 未経験でも金融業界の転職は可能 

金融業界の雇用の動きは最新情報を確認  

転職市場は情勢の影響を受けやすいため、求人情報や転職希望の企業の最新情報を確認することが大切です。

総務省の発表した「労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)1月分結果」によると、金融・保険業界への就業者や雇用者数は20年間140万~170万人前後で推移しており、高水準をキープしています。

金融業界は比較的新卒採用が盛んです。一方金融業界と密接な保険業界は転職採用を積極的に行う傾向にあります。

しかし、長期間続く超低金利政策や働き方改革の推進により事業の収益力強化や業務量改善など、金融業はさまざまな問題に直面しており、この先は求人数に変化が出る可能性もあるでしょう。

※参考「総務省統計局労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)1月分結果

これから伸びる業界と市場縮小する今後危ない業界は?将来性のある資格・スキルも【2024年】

未経験でも金融業界の転職は可能 

業界未経験から金融業界への転職を成功させた例は少なくありません。経験者を求めている企業も多いですが、未経験者歓迎としている企業もあります。また、経歴やスキル、ポテンシャルを見た採用を行う企業もあるでしょう。

金融業界への転職に役立つ資格を取得しておくこともおすすめします。業態や職種によっても異なりますが、次のような資格を取得するとよいでしょう。

  • ファイナンシャル・プランナー(FP)
  • 証券外務員
  • 銀行業務検定試験
  • CMA(日本証券アナリスト協会認定アナリスト)

また、外資系金融に転職する場合には、TOEICを受けておくこともおすすめです。800点以上あれば十分な英語力があるとアピールできるでしょう。

将来なくならない仕事5選!10年後AIに取られてなくなる仕事は?今身につけたい資格も

【専門家監修】金融転職で転職エージェントを活用するポイント

さまざまな転職エージェントを紹介しましたが、どれを選ぶべきかとお悩みの人も多いでしょう。そこで続いては専門家監修のもと、金融転職で転職エージェントを活用するポイントについてまとめました。

  • 転職エージェントサービスは複数活用する
  • 担当アドバイザーとはこまめに連絡をとる
  • 担当アドバイザーと相性が合わない場合は変更する
  • 担当アドバイザーに任せきりにしない
  • 企業とのパイプの太さ

転職エージェントを活用するなら、上記の5つのポイントを意識しましょう。

転職エージェントサービスは複数活用する

転職エージェントの強みをより役立てるなら、複数のエージェントに登録することもおすすめです。単純に得られる求人情報が多くなることはもちろん、複数の担当者にアドバイスを受けることでサービスを比較できたり、自身を見つめ直せたりといったメリットがあります。

複数のサービスを併用することは珍しいことではなく、それを前提として相談に応じているサービスも多いです。担当のエージェントに併用していることを伝えることで、競争心が生まれ求人紹介やアドバイスを積極的に行なってもらえる可能性もあります。

ただし、複数のサービスを利用するとその分連絡の手間もかかるので、自身の負担も考えて利用しましょう。

大抵のケースで、転職エージェントおよび転職サイトは併用することで業界求人を網羅していけますが、1サービスの保有求人は多いに越したことはありません。また金融系ですとハイクラス・外資の側面も強いので、これらの求人が多いサービスを押さえておいた方が良いですね。

担当アドバイザーとはこまめに連絡をとる

担当アドバイザーとの連絡はこまめに行うよう心掛けましょう。具体的には、1~2週間に1度は連絡するようにするとよいです。

キャリアアドバイザーやコンサルタントは、複数の転職者をデータで管理しながら担当しています。求人紹介や連絡を取るたびにそのデータを更新していき、進捗状況を管理します。更新日が若い順に求人紹介を行う傾向にあるため、こまめな連絡は大切です。

また、返信や折り返し連絡をできるだけ早く行うことで、転職への意欲をアピールすることもできます。意欲的な転職者のほうが内定の可能性が高いと捉えられ、優先的にサポートしてもらえるでしょう。

担当アドバイザーと相性が合わない場合は変更する

担当アドバイザーとの相性が悪ければスムーズな転職は見込まれません。相性が合わないと感じた場合には担当者の変更もおすすめです。

とはいえ、むやみやたらな変更はおすすめできません。「質問に対して納得のいく回答が得られない」「フィードバックしても条件に合わない求人ばかり紹介してくる」など、アドバイザーの質に疑問を感じた場合に変更を申し出ましょう。

変更したい場合には、「他のアドバイザーの意見も聞いてみたい」「○○業界に詳しいコンサルタントと話してみたい」などと申し出ると自然です。

特定の業界を狙うなら、そのジャンルに精通したコンサルタントがいるかがポイントになります。「最近コンサルタントになりました」という担当者では適切なアドバイスができません。業界ごとに特化したチームがあると理想的です。

担当アドバイザーに任せきりにしない

転職活動は、転職者自身が主体となって行いましょ

キャリアアドバイザーは転職や業界に関する知識を有しているため、話を聞いているうちに言いなりになってしまうことも多いです。しかし、自身で納得した求人でなければ思うような自己PRができなかったり、内定後にも不満を抱えてしまったりといいことがありません。担当アドバイザーに任せきりにせず、自身でも情報収集や自己分析を行うように努めましょう

前述したように、金融企業は転職動向が変化しやすいため最新情報を収集することが大切です。アドバイザーと相談することももちろん有効ですが、自身でも情報を調べて意見を持つことでより有意義なものになります。

企業とのパイプの太さ

エージェントサービスを選ぶ基準として、企業とのパイプの太さは重要なポイントです。ただ、この企業とパイプがあるかどうかは、なかなかわかりにくいものですが、検索サイトで「企業 パイプ 転職エージェント」などのキーワードで検索してみるのもひとつの手法です。

企業とのパイプが太いエージェントは、業界の慣習や傾向、向いている人材などの情報を豊富に持っています。面接や書類選考に際して具体的なアドバイスを得ることができるでしょう。

他業界からの転職を狙う場合は特に、業界の慣例やトレンドを面接対策・企業選びのために押さえておく必要があります。また、非公開求人で経営層からの直オファーが入ってくることがあるため、業界・企業とのパイプの強さはとても重要です。

転職エージェントを利用する流れ

最後に転職エージェントを利用する流れを確認しておきましょう。

  1. エージェントに登録する
  2. 担当アドバイザーと面談
  3. 求人紹介を受ける
  4. 気に入った求人に応募、選考
  5. 面接・内定

エージェントへの登録はウェブサイトから簡単にできるものばかりです。履歴書や職務経歴書の入力を求められる場合もありますが、企業へ提出する最終的な内容は、担当アドバイザーと相談しながら作成できるので安心です。

また、エージェントによっては応募から選考に進むまでの間に、面接練習などの対策を行なってくれる場合もあります。

転職軸とは?定まらない人向けに作り方を解説!例文や面接の回答例も紹介

まとめ

金融業界への転職は、就業者や雇用者数が多く比較的高い水準をキープしています。転職の求人案件も豊富なことが多く、希望以上の転職も目指すことができます。

しかし、転職市場の動きは情勢の影響を受けやすいため、最新情報のこまめなチェックが必要です。転職エージェントはそうした業界の動向を掴むことにも長けているので、金融業界への転職にも効果的でしょう。

本記事で紹介したおすすめの転職エージェントや活用のポイントを参考に、サービスを上手に活用して後悔のない転職を目指しましょう。


◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。
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