30代になると「人間関係に疲れた」「仕事の内容が合わない」「給与が見合っていない」などの不満を感じる人も増えてきます。
ただし、ここで勢いにまかせて仕事を辞めてしまうと、そのあとの転職先が決まらずブランクだけが伸びてしまう可能性もあります。仕事を辞めるとしても適切なタイミングを計ることが大切です。
本記事では、まず「30代で仕事を辞めたいと思う理由」を紹介し、その後、専門家の意見をもとに転職するか・しないかの判断基準について解説します。また、会社に残ると決めた人の気持ちの切り替え方法や、実際に30代で辞めた人の声も紹介します。
仕事を辞めたいと考えた時、どちらの選択をするのが正解ということはありません。この記事の内容を参考の一つにし、自分に合ったベストな選択をしてください。
- 30代の離職率は20代に次いで多く、男性で5~6%、女性で7~8%。30代で仕事をやめたいと考えることは珍しいことではありません
- 辞めたいと思うきっかけはさまざま。辞めたいと思ったら、「やりがい」「環境」「報酬」の3つ項目について考えてみると良いでしょう。そのうち2つが満足なら転職意向は低いと考えて良いかも
- 30代を求める求人は、一般的に経験者・即戦力を求めている企業が多いのでそのニーズにマッチしていると転職活動がスムーズに進みます
- 「【専門家が厳選】30代におすすめ転職サービス5選」で、自分に合った転職エージェントを探してみましょう!
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30代の離職率は高い?他の年代との比較
そもそも、30代で仕事を辞める人はどの程度いるのでしょうか。
令和3年に厚生労働省が発表した「令和3年上半期雇用動向調査結果」から、20代から50代までの離職率をまとめました。
年代 | 男性 | 女性 | |
---|---|---|---|
20代 | 20代前半(20~24歳) | 15.5% | 17.2% |
20代後半(25~29歳) | 9.8% | 10.5% | |
30代 | 30代前半(30~34歳) | 6.3% | 8.7% |
30代後半(35~39歳) | 4.9% | 7.7% | |
40代 | 40代前半(40~44歳) | 4.0% | 5.7% |
40代後半(45~49歳) | 3.6% | 5.8% | |
50代 | 50代前半(50~54歳) | 2.9% | 5.8% |
50代後半(55~59歳) | 4.3% | 5.4% |
データからは、30代の転職は20代に次いで多いことが分かります。
つまり、30代で仕事を辞めたいと考えることは珍しいことではないと言えるでしょう。
30代が仕事を辞めたいと思う6つの理由
30代が仕事を辞めたいと考えるきっかけは、主に以下の6つに分類されます。
ここからは、それぞれの理由について詳しく解説していきます。
先に辞めるか・辞めないかの判断基準が知りたい方は「辞める?残る?後悔しない3つの判断基準」から読み進めてください。
昇給・昇格の少なさ
30代になると、会社の中でもベテラン・中堅として扱われ責任が増えていく人も多いのではないでしょうか?
通常、仕事の責任に比例して報酬や評価が上がるため、30代は新人時代よりも昇給・昇格しているのが一般的です。しかし、それが叶わない会社も存在します。
例えば、後輩が入社してOJTや教育を担当し、ミスをカバーする業務が増えたにもかかわらず、後輩と同じ役職のままで、給与もあまり変わらないケースがあります。
そうなると、責任だけが増えているのに、評価は新人と変わらないと感じモチベーションは下がっていくため、仕事を辞めたいと考える人が出てくるようです。
中小企業庁が発表した「2020年版中小企業白書」によれば、平均的な賃上げ料は1.9~2.1%となっています。現在の年収が300万円で昇給率が2.0%だとすると、以下のように昇給していく計算です。
年次 | 月収 | 年収 | 年間昇給額 |
---|---|---|---|
現在 | 250,000円 | 3,000,000円 | – |
1年後 | 255,000円 | 3,060,000円 | 60,000円 |
2年後 | 260,100円 | 3,121,200円 | 61,200円 |
3年後 | 265,302円 | 3,183,624円 | 62,424円 |
この表はあくまで平均的な昇給率ですが、見てわかるように定期的に昇給していくと年収300万円の場合、3年後には年収が318万を越えていることが分かります。
秋山さん
自身の実力(成績)と評価(年収・役職)に大きなギャップを感じて、納得がいかない場合は、その理由を検討する必要があります。
実際に会社の制度が年功序列に寄りすぎてしまい、どんなに成果をあげても昇給、昇格ができない場合は、上司や人事に相談した上で慎重に考えた方が良いでしょう。相談することで、これまでの成果を評価してもらえる可能性もあります。
また、自身を過大評価していないかを考えることも大切です。会社は組織を円滑に運営するために、さまざまな部門や役割があり、その間接コストも含め組織全体の最適化を計っています。
そのため組織全体に対する貢献度を判断した上で、正当な評価を得ているかを判断する必要があります。その上で、自分の能力をさらに発揮できる環境ではなく、正当な評価ではないと判断できた場合は、転職を検討しましょう。
仕事への熱意の低下
20代の頃は、新入社員として右も左も分からず、先輩社員から注意されながらも一生懸命に仕事を覚えてきたという人も多いのではないでしょうか?
しかし、30代になり一通りの仕事にも慣れると新しく覚えることもほとんどなくなり、ルーティンで1年を過ごし気が付いたら年末がきているという場合もあります。
そのため、20代の頃のように新しいことをしたいという気持ちが大きくなり「仕事を辞めたい」という思いに繋がるようです。
秋山さん
仕事へのモチベーションの低下の原因はいくつかあると思いますが、ここではやりがいを中心に考えていきます。
現職に慣れてくると「仕事に飽き」を感じたり、「将来への漠然とした不安」が生まれてくる方もいます。
このような思考になった時に、転職は非常に魅力的な選択になり得ますが、現職と比較した時に、より熱意を持って取り組める仕事なのかを冷静に判断する必要があります。
ネットだけの情報に頼らずに、できるたけリアルな情報を得られるように、転職エージェントを活用することもおすすめです。
体力の低下
体力の低下によって「疲れた」と感じ、仕事を辞めたいと考える人もいるようです。
体力は年齢や心身の状況によって変化していくため、20代の頃はこなせた仕事でも、30代ではきつくなってしまう場合があります。
より体力的な負担の少ない部署への異動や業務内容を調整できればよいですが、会社によってはそれが難しい場合もあります。
年齢とともに体力の低下は避けられないものであり、5年10年先を見据えて持続可能な仕事であるかを吟味し、仕事の仕方も考えていく必要があります。
体力よりも、経験や知識を活かせる環境を考え、活躍できるキャリアプランを構築する必要があります。
職場の人間関係
職場の人間関係に疲れたと感じてしまい、仕事を辞めたいと思う30代も多いようです。
性格が合わない人がいたり、ハラスメントを受けたり、飲み会が多く職場のコミュニケーションにになじめなかったりなど人間関係が上手くいかない理由は様々です。
多くの仕事場では毎日、同じ人と顔を合わせ仕事をするため、良い人間関係を築けないと日々ストレスが溜まっていきます。そうなるとせっかくやりがいのある立場になっても、仕事がしづらく結果も出しにくくなるために退職を考えてしまうようです。
秋山さん
転職によって、一番大きく変わるのは人間関係であると言えます。業界や仕事内容はこれまでの経験を活かした上での転職になることが多いと思いますが。会社が変われば人間関係はリセットします。
これまでの人間関係を環境を変えることで改善できる可能性は大いにありますが、人間関係は一方的ではなく双方向なものですので、転職によって変えられるものか、自身にも問題はなかったかなど、客観的な意見も求めながら、検討していくことが良いでしょう。
家庭と仕事の両立のハードさ
家庭と仕事を両立するのは簡単ではありません。体力的・精神的にきつくなり、仕事を辞めて家庭のことに集中したいという人もいます。
特に、子育ても加わると時間にゆとりがなくなってしまう人も少なくないでしょう。
また、30代の親は定年を迎えた世代が多く介護が必要になってくる場合もあります。
介護への対応は想像以上に大変で、働きながらでは対応できず退職をする人も多いようです。
このように、30代における生活環境(ライフスタイル)の変化が、会社を辞めたいという気持ちに繋がると考えられます。
内閣府の発表した「令和3年版高齢社会白書」によると、平成28年10月から1年間で介護を理由にした離職者数は99.1千人います。その中でも女性の離職率は全体の75.8%を占めています。
秋山さん
結婚、育児、介護などで仕事をする時間的な自由度が低下することで、転職を検討する場合、単純に労働時間やリモート勤務といったことだけではなく、リカバリーできる組織になっているかを見極めた上で転職先を探す必要があります。
自身のスキルが伴っている場合は、比較的転職にも自由度が高まりますので、しっかりとしたキャリアプランとキャリア形成を心がけましょう。
やりたいことが別にできた
仕事以外にやりたいことや挑戦したいことがあるなど、ポジティブな理由で仕事を辞めたいと考える人もいます。
現在は、副業を認めている企業も増えてきていますが、より専念するために仕事を辞めようと考える人もいるでしょう。
ただ、やりたいことだけで生活が回るとは限らないため、夢や希望だけを頼りに仕事を辞めるのは注意が必要です。
仕事を辞めたいと感じている時は、「やりがい」「環境」「報酬」の3つ項目について考えてみると良いでしょう。
3つとも満足している状態を作ることは難しいですが、うち2つが満足であれば、転職意向は低いと言えます(または転職すべきではない)。
3つのうち、2つが欠如すると転職意向が高い(または転職を検討すべき)状態になると考えています。
辞める?残る?後悔しない判断基準
会社を辞めるべきか、会社に残るべきか悩んでいる30代も多いことでしょう。
このとき、漠然と考えず、きちんとした判断基準をもち決断することが大切です。
ここでは、専門家のアドバイスをもとに、選択を後悔しないための4つの判断基準を紹介していきます。
- 「生涯賃金」も含めた収入が高くなるか
- 自分の市場価値が、現職の年収や待遇よりも高いか
- 仕事にやりがいを感じられているか
- 笑顔で過ごしている自分が思い浮かぶか
1つずつ詳しく見ていきましょう。
判断基準1.「生涯賃金」も含めた収入が高くなるか
仕事を辞めるか、辞めないかの判断基準として収入面は重要です。
ただし、一時的な給与の増減だけでなく「生涯賃金」が高くなるかを考えて行動する必要があります。
仮に、転職して瞬間的に年収が下がった場合でも、数年単位で考えた場合、年収がアップしているかもしれません。
逆に、転職によって1年目の年収が上がっても、その後は上がる見込みが小さい場合、現職に留まっていた方が生涯賃金が高くなるケースもあります。
秋山さん
市場と業界の成長性を考えて、将来を予測しながら転職すべきかを検討する必要があります。
判断基準2.自分の市場価値が、現職の年収や待遇よりも高いか
今の自分のスキルや経験が転職市場でどう評価されるのかを知れば、現職の待遇と比較することで、転職すべきか留まるべきか判断する材料になります。
無料で簡単に自分の市場価値が診断できるツールは多くありますので、まずは自分の市場価値を診断し、今の年収よりも高かった場合は転職を検討してみると良いでしょう。
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秋山さん
また、どうしても自身の評価は甘くなりがちなので、「転職活動」をすることで、どれだけの企業からオファーがもらえるかを試すのも自分の価値を知るという点では有効です。
判断基準3.仕事にやりがいを感じられているか
もし、辞めたい理由が仕事自体ではなく、職場の人間関係や自分の気持ちの問題なら、一度立ち止まって「この仕事にやりがいや達成感を感じられるか?」といった仕事への価値観を自問自答してみるとよいでしょう。
仕事にやりがいを感じられない場合は、「自分がやりがいを感じられる仕事は何なのか?」「どんな仕事がしたいのか?」を模索することで転職活動の方向性も見えてきます。
仕事にやりがいを感じられている場合は、「なぜ辞めたいと思うのか?」「現在の会社で改善できる方法はあるのか?」といった解決策を考えられますし、現在の職場で解決しない場合は、転職先でも同じ状況にならないように辞めたい原因から希望条件を導き出して転職先を選べます。
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判断基準4.笑顔で過ごしている自分が思い描けるか
判断基準の中でも大切にしたいのが、笑顔で過ごせる自分が思い浮かぶか、ということです。
笑顔で仕事している自分が想像できないのであれば、たとえ年収が上がったり、自分が活躍できたりしそうな仕事だったとしても、慎重に考えた方が良いでしょう。
もちろん仕事は楽しいことばかりではありません。しかし、ずっと我慢して働いていると疲労が蓄積し、心を病んでしまう可能性もあります。反対に笑顔で過ごす自分を想像できるのであれば、仕事が少し大変であっても満足している部分が大きいということです。
笑顔の自分を想像できない時は、理由を考えてみましょう。職場の人間関係や仕事への重圧、体力的な問題、様々な理由が考えられます。もしかしたら仕事とは関係のないところに理由を見つけるかもしれません。
転職はあくまで手段ですので、自身の価値を高めるための努力をした上で次の環境を見極めることが大事です。
また次の会社で何を成し遂げたいかを明確にした上で決断しないと、同じような悩みを抱え、転職を繰り返し、ジョブホッパーになりかねないので注意する必要があります。
転職を考えている場合、今の会社を辞めることで不満や希望が解決できるという確信を持てるかという点が1つの判断基準となります。
30代はどうやって転職活動を進めればよい?
30代は、自身の状況に合わせて転職活動のスタイルを変えるとよいでしょう。
転職を迷っているなら、まずは市場価値を調べるのがおすすめ
転職を迷っている人は、まずは自分の市場価値を調べてみて現在の年収や待遇と比べてみると良いです。
前述でも解説しましたが、もし市場評価が現在よりも高い場合は、転職を検討してみるとよいでしょう。
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転職の意思が固まっている人は、転職エージェントや転職サイトに登録して転職活動をおこなうと良いでしょう。
状況や目的によって、転職エージェントと転職サイトを使い分けるとより効率的に進められます。
忙しい人や転職活動の経験が少ない人は転職エージェントがおすすめ
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仕事を勢いで辞めて失敗した事例
「上司に嫌味を言われた」「ミスの責任をなすりつけられた」など、理不尽な目に遭ったことで、仕事を辞めたいと感じる30代も多いでしょう。
このような事態の中では平常心でいるのが難しいですが、勢いに任せて退職してしまうと後悔する可能性が高いです。
ここでは、焦って退職して失敗してしまった事例をいくつか紹介していきます。
- 転職先にも同じように合わない人がいた
- 次の転職先が見つからない
- 事業を始めたものの、うまくいかない
- 結婚を機に退職したら離婚することになった
- 役職ありだったのに、転職後は平社員になった
詳しく見ていきましょう。
転職先にも同じように合わない人がいた
上司や同僚と馬が合わないという理由で辞めたら、転職先にも同じように合わない人がいたという失敗です。これは、勢いで辞めた人が陥りやすい失敗ではないでしょうか。
どの職場でも自分とそりが合わない人が1人や2人はいる可能性が高いと考えましょう。
まずは冷静になって自分や合わないと感じる人を分析することが大切です。
- どこが「合わない」と感じているのか
- その溝は埋めることができないのか
- 埋められないとすれば、どのような業界へいけば遭遇しないのか
また、自分の中だけでなく身近な人に相談し第三者の意見を聞いて気持ちを整理するのも良いでしょう。自分に合わない人がいるたびに、仕事を辞めるのは大変です。
次の転職先が見つからない
その場の勢いで仕事を辞めるということは、次の転職先が決まっていないということになります。転職先は、必ずしもすぐに見つかるとは限りません。
次の仕事がないということは収入がないので、貯蓄などを切り崩して生活を送ることになるでしょう。
収入がないと貯蓄が一方的に減っていきます。そうすると、貯蓄に余裕があっても不安な気持ちが大きくなり、内定が出たからと本心では希望していない企業に就職してしまう可能性があります。
その結果、自分に合わないから仕事を辞めたのに、また自分に合わない仕事に就いてしまうこともあるのです。場合によっては、現職よりも条件が悪い仕事に転職してしまう可能性もあります。
勢いに任せて退職する前に、
- どのくらいの金額で生活できるのか
- いまある貯蓄で乗り越えられそうなのか
- 自分の入りたい会社はどのようなところなのか
といったことは考えておきましょう。できるなら、転職先を見つけてから辞めるのが安心です。
今の仕事を辞めたいと思っているが、すぐ次の就職先が見つかるか、こちらの条件にあった就職先があるかどうかが不安で踏み出せない。(今の年齢:35〜39歳/利用したサービス:特になし)
事業を始めたもののうまくいかない
会社に属していれば、自分に与えられた役割をこなしていれば、給料を受け取ることができます。
起業すると仕事の獲得から、フォローアップまで自分で担うことになるため、見込みよりも仕事が少なかった、コストが想定より高く収益が作れない、というケースもあるでしょう。
また、借金をした結果、事業に失敗すると返済するのが大変なため、いきなり仕事を辞めて始めるのではなくまずは副業・副業というかたちで、現業と並列してできる道を模索するのがおすすめです。
結婚を機に退職したら離婚することになった
結婚を機に退社をしたら、離婚し再就職が必要になったケースです。
「結婚したら退社して家庭に入りたい」と考える人もいると思いますが、離婚をする可能性や、結婚相手が働けなくなったり給与が下がったりする可能性も考えておきましょう。
また一度、仕事を辞めると「ブランクあり」と認識されてしまい再就職しづらくなる場合があります。仕事を辞めずにキャリアを積み重ねた人と比べると、給与や待遇、役職にも差がでてくることもあるようです。
結婚を機に退職するという選択自体が悪いわけではなく、今後のライフプランや自分の可能性をしっかり検討したうえで選択することが大切になります。
役職ありだったのに転職後は平社員になった
転職後、役職などの待遇が変わることは珍しいことではありません。異業種・異職種への転職ならなおさらで、たとえ現職で課長だったとしても、転職先では一般社員になることもあり得ます。
転職し役職がなくなり一般社員になれば、責任が軽くなり今までよりやりがいを感じられなかったり、給与額が減ったりする可能性もあります。
勢いで辞める前に、その役職を手放してまで転職が必要か転職後はどのくらいの仕事に就職できるのか、今一度考えてみましょう。
まだ日本では転職に保守的な考えを持っている企業が多く、在籍期間や転職理由を重視されますので、本当の転職すべき時期なのか、転職すべき理由なのかをしっかり考える必要があります。
30代の転職事情を徹底解説
ここまで、自分が転職するかどうか、おおよそ判断できた人は多いと思います。しかし、30代の転職で以下のような話を聞いたことはないでしょうか。
- 30代の転職は不利である
- 30代での転職は長期戦になる
- 30代で未経験の職種への転職は厳しい
結論から言うと未経験の職種への転職は厳しい部分もあるでしょう。しかし、30代だからといって転職自体が不利になることはなく短期決着も可能です。
30代を求める求人は、一般的に経験者・即戦力を求めている企業が多いです。そのため、未経験での応募となると企業側と希望が合わず不採用になってしまう可能性が高くなります。ただし、未経験の職種への転職が絶対にできないということではないので、やりたい職種であれば根気強く応募を続けていきましょう。
実際の30代転職者の意見について
リクナビNEXTが2005年に実施したアンケートによると、30代で転職をした回答者のうち50.4%の人は「不利だと感じなかった」と回答しています。過半数の30代は転職の際に不利だったと感じていないのです。
また、同じく上記アンケートによると、30代で転職活動を始めた人の6割が3か月以内に転職を決めています。この結果から、30代転職は長期戦になるとは限らないことが分かります。
ただ、年齢に関係なく勢いだけで転職活動をすると希望の結果が得られにくい場合があるので、事前準備をきちんとしてから始めることが大切です。
マネジメントが求められる30代後半は要注意
注意したいのが、30代後半の転職です。30代の転職は不利にならないとはいえ、30代後半になるとマネジメントできる人材、つまり管理職のできる人材を求められるケースが多くなっていきます。
そのため、前職で目立った成果が挙げられていない人材は採用されなかったり、未経験への転職が厳しくなったりして、転職先が限られてくる可能性があります。
具体的なキャリアプランがあれば別になりますが、そうでない場合はより慎重に転職を検討したほうが良いでしょう。
30代後半で転職に成功する人の共通点
転職先の幅が狭くなるといわれる30代後半も転職に成功している人は多くいます。成功している人の共通点は以下の3点です。
- 事前準備をしっかりしている
- 空き時間を有効に使っている
- 自分の考えをきちんと伝えられる
事前準備をしっかりしている
30代後半からの転職は高いスキルを求められる場合があります。そのため、職務経歴や自分の持つスキルをしっかりとまとめておきましょう。
また、志望動機なども同じ事を話すのではなく、会社ごとに求める人材や会社の理念に合わせて準備し、意欲を見てもらえるようにすることが大切です。
空き時間を有効に使っている
転職に成功している人は、空き時間を有効に使って転職活動を進めています。現在はスマホが使えれば情報収集などはどこでも可能です。通勤時間中や休み時間など少しの空き時間を有効に使い工夫しましょう。
自分の考えをきちんと伝えられる
企業に少しでも自分をアピールするには、自分の考えをきちんと伝えることが大切です。
相手に自分のことを伝えるには、相手のことを知る必要もあります。そのため、まずは応募企業への知識を蓄えることから始めましょう。応募企業のことを知ったうえで、自分自身の思いや考えをきちんと整理することで、転職時の面接でも自分の考えを伝えられるようになります。
転職先の企業が、あなたの何に価値を感じているかをしっかり把握することが大切です。
在籍企業のブランド力やそこでのノウハウ、卒業した大学、勤続継続年数、専門的な知識や経験、業務に向き合う姿勢や忍耐力など様々です。
自身が思う価値と、会社が評価する価値は必ずしも一致していなので、第三者の意見も取り入れながら、分析していきましょう。
転職軸の作り方は、こちらの記事で紹介しています。
30代で仕事を辞めた人のリアルな声
合計55人の「30代で仕事を辞めたことがある人」を対象にアンケートを収集した結果、70%の人が「辞めて良かった」と回答しています。
また、「仕事を辞めたときに利用したサービス」では転職サイトや転職エージェントが圧倒的に多かったですが、市場価値診断や退職代行サービス、キャリアコーリングを利用した人も約30%いました。
「30代で仕事を辞めて良かった」と回答した人の声
今の仕事の方が残業がないので、仕事とプライベートのバランスが良くなったので辞めて良かった。(辞めた時の年齢:30〜34歳/辞める時に利用したサービス:退職代行)
8年程勤めていましたが、有休を取るような指導もなく福利厚生が整っていない、配属先によっては長時間拘束(12時間勤務)されるので体調面が辛かったのですが、辞める事で体調も落ち着いて楽になりました。(辞めた時の年齢:35〜39歳/辞める時に利用したサービス:キャリアコーチング)
転職先などを見つけずに辞めて、しばらく空白の時期はありましたが、そのおかげで次のやりたいことに向けてスムーズに動き出すことが出来ました。利用した転職エージェントも当たりだったと思います。(辞めた時の年齢:35〜29歳/辞める時に利用したサービス:転職エージェント)
「30代で仕事を辞めて後悔している」と回答した人の声
仕事がキツくてやめたが、今考えると優遇がとてもよくてもったいないことをしてしまった。(辞めた時の年齢:30〜34歳/利用したサービス:特になし)
良かったのは、時間的余裕ができて子どもに柔らかく接することができるようになったこと。後悔しているのは、一馬力になったので世帯年収が大きく下がったこと。(辞めた時の年齢:30〜34歳/利用したサービス:特になし)
仕事をしてたときは体力的にキツくて早く辞めたかったけど、今思えばもっと時間をかけて転職先を選ぶべきだった。待遇や職場の雰囲気などをよく気にせず決めてしまって少し後悔し始めている。(辞めた時の年齢:35〜39歳/利用したサービス:特になし)
会社に残る場合に気持ちを切り替える方法
ここまで転職について詳しく紹介しましたが、会社に残るという選択肢もあります。退職せずに頑張ることを決めた人も立派な決断だと思います。
一度は退職を考えた会社に残ろうと決めたということは、何か辞めないでおこうと思った理由があったのでしょう。
- 給与は不満だけど人間関係は良好
- 一部の社員は苦手だが、それ以上に味方がいる
- やりたいことの実現は在職していてもできると気がついた
今後は、思いとどまるきっかけを大切にしていくとよいでしょう。ちょっとしたトラブルで辞めたいという気持ちが再熱しないよう、定期的にストレス発散することも大切です。ストレス発散は、体を動かしたり静かに読書したり、自分に合ったものを探してみてください。
自分を取り巻く状況は常に変化していくので、一度仕事を辞めないと決断しても変わることはあります。そのためまた、辞めたい気持ちが大きくなる時が来るかもしれません。そんな時は再度転職を検討してみましょう。
会社に残る選択をされるという場合は、転職先に比べてキャリアとして有利な点が見出せていると思いますので、自身のキャリアプランをより明確にして業務に取り組むこと、そして今後のキャリアを上長とも話をして納得した状態で働くことが大切です。
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【専門家が厳選】30代におすすめ転職サービス5選
以下では、監修者がおすすめする転職サービスを厳選して紹介していきます。
転職エージェントの利用先は、1つでなければいけないという決まりはありません。筆者としては、厳選した3~4社に申し込むことをおすすめしています。
3~4社すべてを利用し続けるとやり取りが大変なので、複数を利用してみて「これが一番合っている」と思えるサービスに絞っていきましょう。
サービス名 | リクルートエージェント |
ビズリーチ |
dodaエージェント |
パソナキャリア |
JACリクルートメント |
タイプ | 転職エージェント | スカウト型転職サイト | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職エージェント |
求人数(2024年8月時点) |
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132,939件 | 256,342件 | 36,474件 | 8,791件 |
利用者数など | 転職支援実績 約40万人以上 |
累計導入企業数 約17,100社 |
転職支援実績 約40万人 |
転職実績 46万人 |
転職実績 43万人 |
おすすめの人 |
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業界トップクラスの求人数|リクルートエージェント
※画像出典:リクルートエージェント公式HP
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「リクルートエージェントの評判と口コミを独自調査!メリットや退会方法も解説【体験レビュー】」
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※画像出典:dodaエージェント公式HP
dodaエージェントサービスの特徴は、転職イベントやセミナーが開催されていることです。
「転職したいけどどうやって転職先を決めればいいの?」「転職時の面接を成功させるポイントは?」「転職先の企業の雰囲気を知りたい」など様々な不安や疑問を解決できるイベントやセミナーがオンラインで開催されています。
また、転職をサポートしてくれるキャリアアドバイザーは、強みや条件に合う求人紹介から履歴書・経歴書の書き方、面接のアドバイスなど転職先が決まるまでフォローしてくれます。
電話・メールに加えLINEでやり取りをすることもでき、気軽に相談することが可能です。
・転職イベントやセミナーに参加したい人
・LINEなどで気軽にアドバイザーに相談したい人
dodaについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。
「doda(デューダ)の評判はどうなの?独自調査した口コミを分析【体験レビュー】」
女性の転職に強い|パソナキャリア
※画像出典:パソナキャリア公式HP
パソナキャリアは、質の良い求人情報が多いことが特徴です。
パソナキャリアを運営する株式会社パソナは、人材派遣事業を行っていたため様々な企業へのパイプがあり厳選した求人を提供できます。
また、女性へのサポートが手厚いです。女性活躍推進コンサルティングチームがあり、女性ならではの要望に沿って転職をサポートしてくれます。
・質が良く幅広い求人情報が欲しい人
・女性ならではの転職サポートのサービスを受けたい人
パソナキャリアの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。
海外への転職に強い|JACリクルートメント
※画像出典:JACリクルートメント公式HP
JACリクルートメントは、30代から50代をメインターゲットにした管理職クラス、海外進出企業、外資系企業などハイクラスの転職サポートに特化した転職サービスです。
また、企業と転職者の双方に対し1人のコンサルタントがサポートを行う「両面型」を採用しており、企業と転職者のニーズを深く理解した上で紹介してくれます。
・海外進出企業や外資系企業に転職を考えている人
・現職が管理職クラス以上の人
JACリクルートメントの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。
30代で仕事を辞めたいと思っている人が知りたいQ&A
辞めたら使える給付金はある?失業手当はいくらもらえる?
会社を辞めたあとにもらえる給付金は、「失業給付金」があります。ただし、失業給付金は誰でももらえるわけではなく、以下の条件を満たす必要があります。
- 在職中に12カ月以上、雇用保険に加入し保険料を納めていた人
- 就職活動をしている人
また、失業すれば自動的に支給されるわけではなく、本人が申し込まなければ支給されない点にも注意しましょう。支給期間や支給額も年齢などによって変わりますので、詳しくはハローワークの公式HPを確認してください。
焦って転職はしたくない!理想の転職先が見つかるまで在宅で働ける仕事はある?
「前の会社が嫌で勢いで辞めてしまい、焦って転職先を決めたため転職先でも同じ後悔をしている。」という声も見られます。
そのような状況にならないためにも、転職先は慎重に決めたいところです。しかし、転職先が見つかるまで仕事を続けるのは辛いという人は、転職活動をしつつ収入も得られる副業で収入面の不安を軽減できたらベストでしょう。
ITエンジニアやWebデザイナー、ライターなどはフリーランスエージェントを利用して短期間の案件を受注することをおすすめします。フルリモートの案件や月60万円以上の高単価案件も豊富です。
体験者の口コミあり!おすすめのフリーランスエージェント13選をランキングで紹介
「フリーランスエージェントおすすめランキング13選!高単価案件・未経験向けも紹介【体験者口コミあり】」
「高単価の案件を取り扱うフリーランスエージェントは?」「経験がないけどフリーランスとして副業を始めたい」という人に向けて、おすすめのフリーランスエージェントをランキングで紹介!
未経験向け・ITエンジニア向け・ライター向け・副業向けなど様々なサービスを紹介しているので、ぜひご覧ください。
転職エージェント、転職サイト、ハローワーク、どれを使うべき?
前述の「30代におすすめの転職活動の方法」でも詳しく解説しましたが、忙しい人や転職が初めての人は、キャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職ができる転職エージェントの利用をおすすめします。
自分のペースで求人を検索したいという人は転職サイトの利用が良いでしょう。
職業訓練を受けたい人や資格取得を目指しながら転職活動がしたいという人は、ハローワークも利用しながら転職サービスを利用するという方法もおすすめです。
まとめ
ここまで、30代が仕事を辞めたいと感じやすい理由と、そう感じたときにどうすべきか解説してきました。
30代の離職率は32%と20代に次いで多く、「昇給・昇格への不満」「仕事への熱意が低くなる」「体力的な問題」など、30代ならではの悩みが退職を考えるきっかけとなりやすいことが分かりました。
そのようなとき、勢いに任せて退職すると後悔することになりやすいため、以下の3つの判断基準で今の職場に居続けるべきかを考えてみましょう。
- なりたい自分の姿が実現できそうか
- 5年後に自分が活躍している姿を想像できるか
- 笑顔で過ごしている自分が思い浮かぶか
冒頭でも述べましたが、仕事を辞めたいと感じた際に、「辞める」「とどまる」どちらが正解ということはありません。本記事で解説したように、まずは辞めたいと感じた理由を整理して、自分に合ったベストな選択をしてください。
秋山さん
転職を検討する際、できれば専門的な知識を持つプロフェッショナルの意見も参考にすることをおすすめします。
家族や友人は、あなたのことに親身になって相談に乗ってはくれますが、専門家ではないので、どうしても自分の常識や感情に流された意見になりがちです。もちろん、非常に大切な意見であることに変わりはないので、しっかり受け止めつつ、冷静な判断ができるように、自身でも転職に「軸」を持っておくと良いでしょう。
転職支援の専門家であるエージェントをうまく活用しながら、できれば複数の方の意見を参考に転職活動をすすめることをおすすめします。
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