「憧れの都会でバリバリ働きたい」「給与や待遇面に不満がある」などの理由から、東京で転職先を探したい方も多いのではないでしょうか。東京で仕事を探すなら、専門のキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれる転職エージェントの利用がおすすめです。
この記事では、東京のおすすめ転職エージェントを10社厳選し、総合型と特化型の種類別に紹介します。東京の転職市場の状況や東京で転職するメリット・デメリット、転職に関するよくある質問についてもわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【種類別】東京の転職エージェントおすすめ10選
さっそく東京の転職エージェントおすすめ10選を、総合型と特化型の種類別に紹介していきます。本記事で紹介する転職エージェントについては、比較表を確認してください。
種類 | 転職エージェント名 | 公式サイト | 対応エリア | 求人数(2023年6月時点) | 特徴 |
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総合型 |
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全国・海外 |
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全国 | 198,640件 |
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全国・海外 | 6,439件 |
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続いて特化型の転職エージェントは以下になります。
種類 |
転職エージェント名 | 公式サイト | 対応エリア | 求人数(2023年6月時点) | 特徴 |
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20代・ |
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東京・神奈川・ 大阪・福岡・名古屋 |
登録企業約2,600社以上 |
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女性 |
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全国 | 36,174件 |
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IT |
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全国・海外 |
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営業 |
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非公開 | 非公開 |
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金融 |
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全国 | 約1,200件 |
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教育 |
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全国 | 1,135件 |
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法務 ・ 士業 |
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全国 | 非公開 |
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【総合型】東京の転職エージェントおすすめ3選
ここでは、総合型の転職エージェントを3社紹介します。
リクルートエージェント
※画像出典:リクルートエージェント公式HP
リクルートエージェントは、各業界に精通しているキャリアアドバイザーが、希望やスキルにマッチする求人を紹介してくれる転職エージェントです。企業への提出書類の添削や面接対策、独自に入手した企業の情報提供など、さまざまなサポートが受けられるのが魅力。
非公開求人は283,501件保有している(2023年6月時点)ので、自分の希望に合う求人が見つかります。東京都の求人情報は、勤務地から職種まで細かく絞って検索することが可能です。
- 求人数の多さを重視する人
- 本番前の面接対策をしてほしい人
リクルートエージェントについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。

dodaエージェントサービス
※画像出典:dodaエージェントサービス
doda(デューダ)エージェントサービスは、強みを理解したうえで求人を紹介してくれる専任のキャリアアドバイザーと、企業との交渉を行ってくれる採用担当者による手厚いサポートが魅力の転職エージェントです。エグゼクティブ専門のコンサルタントやキャリアコンサルタントから連絡がくることもあります。
求人案件は2023年6月時点で198,640件登録されており、毎週月曜日と木曜日に新着求人がお知らせされます。東京都の求人数が50,000件以上あるので、豊富な求人の中から自分の希望に合う転職先を見つけることが可能です。
dodaエージェントサービスはこんな人におすすめ!
- 転職に関するサポートを必要としている人
- 自分の強みがわからない人
dodaについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。

エンエージェント
エンエージェントは、さまざまな業界や職種を知り尽くしたキャリアパートナーが在籍している転職エージェントです。ホームページではキャリアパートナーの顔写真やプロフィールが公開されており、安心して任せることができます。
東京都の求人数は1,600件以上登録(2022年5月時点)されています。大手と比較すると少なめですが、東証一部上場企業や急成長中の企業など、質の高い求人を紹介してもらうことが可能です。
エンエージェントはこんな人におすすめ!
- 求人の量よりも質にこだわりたい人
- 面倒な手続きを代行してほしい人
【特化型】東京の転職エージェントおすすめ7選
ここからは、年代や専門業種など特化型の転職エージェントを7社紹介します。
【20代・第2新卒】UZUZ(ウズウズ)
※画像出典:UZUZ公式HP
- 個別の就業サポートを受けたい人
- ITやWeb業界に転職したい人
UZUZについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。

【女性】パソナキャリア
※画像出典:パソナキャリア公式HP
- 親身なキャリアカウンセリングを受けたい人
- 質の高いサービスを受けたい人
【IT】type転職エージェントIT
※画像出典:type転職エージェントIT公式HP
- IT・エンジニアへの転職を目指している人
- 好条件の求人を紹介してほしい人
【営業】セールスキャリアエージェント
※画像出典:セールスキャリアエージェント公式HP
- 営業職への転職を検討している人
- 優良企業を紹介してもらいたい人
【金融】東京キャリア・サーチ
※画像出典:東京キャリア・サーチ公式HP
東京キャリア・サーチは、金融の実務経験を積んできたプロフェッショナルなコンサルタントが、納得できる企業を紹介してくれる転職エージェントです。13年以上の経験があり、これまでに400人以上の求職者をサポートしてきたコンサルタントもいます。
2022年5月時点の求人件数は約1,200件で、登録されているのは大手から外資系まで厳選された企業のみです。東京で金融関係の仕事に就きたいと考えている人は利用を検討してみてください。
- 金融業界への転職を目指している人
- 実績のあるコンサルタントに支援してほしい人
【教育】Education Career
有名・人気企業や成長中の企業の求人を紹介してもらうことが可能です。2022年5月時点の東京都の求人件数は約500件で、社内SEから小学校塾講師、入学広報など教育に関する幅広いジャンルの求人が揃っています。
- 教育業界への転職を目指している人
- 人気企業に転職したい人
【法務・士業】LEGAL JOB BOARD
- 法務・士業関係の転職先を探している人
- 企業の担当者と直接やりとりしたい人

東京の転職市場の状況
東京で働きたいなら転職市場の状況を把握しておくことが大切です。ここでは、東京を含む一都三県の有効求人倍率と賃金や推移について解説します。
一都三県の有効求人倍率と賃金
有効求人倍率とは求職者数に対する求人の割合を表した数値のことです。ただし、ハローワークを利用した求職者と求人に限られます。さっそく一都三県の有効求人倍率と賃金を表で見てきましょう。
エリア名 | 有効求人倍率(倍) | 賃金(千円) |
---|---|---|
東京都 | 1.34 | 364.2 |
神奈川県 | 0.82 | 336.2 |
埼玉県 | 0.96 | 303.6 |
千葉県 | 0.90 | 300.9 |
※出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構「職業紹介-都道府県別有効求人倍率」(2022年3月)
※出典:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
有効求人倍率が1を上回っている場合は、求職者数よりも求人数が多くて人手不足の状態です。一都三県で1よりも大きい数値なのは東京都だけなので、東京には働き手が不足していることが読み取れます。
賃金の全国平均は30万7,400円です。一都三県の中では東京と神奈川がダントツで賃金が高めですが、埼玉や千葉は全国平均よりも賃金が低いということになります。東京は地方と比べると物価も高いので、おのずと賃金も高くなるのでしょう。
東京の有効求人倍率の推移
東京の有効求人倍率は2022年3月の時点で1.34となっていますが、どのような推移を辿っているのでしょうか。東京の有効求人倍率の6カ月間の推移を表で確認してみましょう。
年月日 | 東京の有効求人倍率(倍) |
---|---|
2021年10月 | 1.21 |
2021年11月 | 1.22 |
2021年12月 | 1.23 |
2022年1月 | 1.26 |
2022年2月 | 1.28 |
2022年3月 | 1.34 |
※出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構「職業紹介-都道府県別有効求人倍率」
東京の有効求人倍率は、半年前の1.21から1.34まで少しずつ上昇していることがわかります。1を超えている状態が続いているため、東京では比較的すぐに転職先を見つけられる可能性が高いです。
地域別:東京の有効求人倍率
東京都の有効求人倍率は高い状況にありますが、地域による違いはあるのでしょうか。東京の有効求人倍率を地域別に表で見ていきましょう。
エリア名 | 有効求人倍率(倍) |
---|---|
飯田橋 | 3.98 |
上野 | 1.22 |
品川 | 1.20 |
大森 | 0.73 |
渋谷 | 1.47 |
新宿 | 1.44 |
池袋 | 0.84 |
王子 | 1.57 |
足立 | 0.71 |
墨田 | 0.64 |
木場 | 0.84 |
八王子 | 0.52 |
立川 | 0.49 |
青梅 | 0.80 |
三鷹 | 0.95 |
町田 | 0.64 |
府中 | 0.53 |
※出典:東京労働局 東京ハローワーク「地域の雇用統計情報」
上記からもわかるとおり、東京都の有効求人倍率は地域による差が大きく、飯田橋など一部の地域が東京全体の有効求人倍率を引き上げています。転職活動を始める前に、東京では地域によって有効求人倍率に違いがあることを理解しておきましょう。
職種別:東京の有効求人倍率と賃金
地域によって有効求人倍率に違いがありますが、職種による違いはあるのでしょうか。東京の有効求人倍率と賃金を職種別にチェックしていきましょう。
職種 | 有効求人倍率(倍) | 賃金/上限(円) | 賃金/下限(円) |
---|---|---|---|
管理 | 1.11 | 349,542 | 286,357 |
専門・技術 | 1.85 | 370,400 | 250,236 |
事務 | 0.42 | 268,477 | 209,681 |
販売 | 2.03 | 304,950 | 220,925 |
サービス | 3.28 | 263,149 | 216,554 |
保安 | 9.49 | 242,298 | 197,450 |
農林漁業 | 0.71 | 301,580 | 207,997 |
生産工程 | 1.63 | 306,982 | 210,817 |
輸送・機械運転 | 2.24 | 274,936 | 223,968 |
建設・採掘 | 5.01 | 375,964 | 244,432 |
IT | 1.79 | 430,366 | 248,941 |
福祉 | 3.84 | 275,311 | 238,931 |
※出典:東京労働局 東京ハローワーク「職種別有効求人・求職状況(一般常用)」(2022年3月)
※出典:東京労働局 東京ハローワーク「職業別求人・求職賃金状況(一般常用)」(2022年3月)
有効求人倍率が高い職種は販売やサービス、保安や福祉です。低い職種は事務や農林漁業で、職種によってバラツキがあることがわかります。賃金が高くても人材が不足している職種もあるので、東京で転職する場合は高収入が期待できる可能性があります。
東京で転職するメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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東京は求人数と職種が圧倒的に多く、賃金も高いので年収アップも狙えます。店も暮らしている人も多いので、仕事だけでなくプライベートも充実させることが可能です。
ただし人が多い反面、会社の中では競争が激しくなりがちな部分もあります。地方と比較すると物価も高いので、生活費の違いに戸惑う人も多いでしょう。通勤ラッシュに慣れるまでに時間もかかります。
東京への転職に関するよくある疑問
最後に東京への転職に関して、以下のよくある質問に答えていきます。スムーズな転職を目指すためにも、わからないことは事前に解消しておきましょう。
- いま東京に住んでいなくても東京への転職はできる?
- 東京に引っ越してから転職活動をしたほうがいい?
- 東京に転職するのが不安だ
- 転職エージェント以外に東京の求人情報を探す方法は?
東京に住んでいなくても東京への転職はできる?
東京に住んでいなくても、もちろん東京への転職は可能です。地方から東京に転職したい場合には、東京の地域事情を熟知した転職エージェントを選びましょう。総合型から1~2つ、特化型から2~3つ同時に登録し、自分に最も合うエージェントを絞り込んでください。
転職エージェントを利用するときの流れについて、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をあわせて読んでみてください。

東京に引っ越して転職活動をしたほうがいい?
東京に引っ越してから転職先を探すよりも、一時的に上京して転職活動に集中できる期間を作ることがおすすめです。引っ越してから転職活動を行う場合と、一時的に上京して転職活動を行う場合のメリット・デメリットを表にまとめました。
ケース | メリット | デメリット |
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引っ越す場合 |
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一時的に上京する場合 |
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先に引っ越してしまうと、収入がないため転職先を探すのに焦りが生まれてしまいます。東京での生活になじめずに挫折してしまうと、引っ越し費用が無駄になる可能性が高いです。一時的に上京するだけなら、転職先と住む場所を探すことが同時に行えます。焦らずに自分に合った転職先が探せるのも大きなポイントです。
東京に転職するのが不安だ
東京での生活に不安を感じる場合は、現在住んでいるところに拠点がある大手総合型の転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。もちろん東京の生活が合わない人も一定数いるので、無理をせず慎重に検討しましょう。
転職エージェント以外で東京の求人を探すには?
東京の求人情報は「東京ハローワーク」や「東京しごとセンター」などのネットでも探すことができます。どちらも無料で利用できるので、ぜひ活用してみてください。企業と直接やりとりがしたいなら、転職サイトに登録して自ら企業とコンタクトをとってみましょう。
転職サイトの選び方について、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をあわせて読んでみてください。

まとめ
東京では有効求人倍率も高く、常に働き手を求めている地域であるため転職先を探すのには向いています。ただし地域によって求人数や賃金の差があることも事実です。その点はよく調べたうえで、自身が希望する職種とのすり合わせが必要になるでしょう。同時に人口密集地であるゆえの競争率の問題や、物価が高めであるなどのデメリットに関しても、天秤にかけて転職を考えることも大切です。
もし東京で転職先を探したいなら、東京の転職事情を熟知しているコンサルタントが在籍している転職エージェントの利用がおすすめです。今回紹介した転職エージェントの中から自分にぴったりな会社を見つけて、東京での転職活動を成功させましょう。
◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。