第5章 Windows 8を支える機能たち - ハイバネーションで高速スタートアップを実現 その2
このあたりの動作は、BIOSを搭載したコンピューターで検証しているため、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)環境では、UEFIファームウェアに関する設定を直接呼び出すことが可能だという。コンピューターの電源を入れた後のPOSTプロセス時に特定のキーを押すといった操作をなくし、一貫した操作性を提供するためのソリューションとして本機能を用意したのだろう(図310)。
この高速スタートに関する設定は、コントロールパネルの「電源オプション」を開き、ナビゲーションウィンドウの<スリープ解除時のパスワード保護>をクリックすると現れるページから操作できる。「シャットダウン設定」セクションに並ぶ<高速スタートアップを有効にする>のチェックオン/オフで動作を確認してほしい(図311)。