就活はいつから始める？就活のやり方がわからない人必見！内定までの流れ・新卒向け就活サイトも紹介

「そろそろ就活始めないといけないけど、まず何をしたらいいの？」「就活の効率的なやり方がわからない」「どのタイミングで始めればいいのか」悩んでいる学生も多いのではないでしょうか。

編集部

就活を成功させるためには、できるだけ早めに活動をスタートさせることが大切です。就活の準備をしっかりとやっておけば、興味を持った多くの企業にエントリーできるでしょう。

そこでこの記事では、就活を何から始めるべきかわからない人のために、就活開始から内定までの基本的な流れやスケジュールについて解説しています。

就活のために必要な準備や就活に適した服装を説明し、就活におすすめのサイトやエージェントを厳選して紹介しているので参考にしてください。

「効率よく就活を進めたいけど、何から始めるべき？」「自分を求めてくれる企業に就職したい！」「自分に合う企業は？」と就活中の学生は、就職活動という大きなライフイベントを前に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

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編集部

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就活を始めるタイミング

4年制大学に通っている場合は、大学3年生の3月に説明会、大学4年生の6月に面接などの選考、大学4年生の10月に内定というのが一般的なスケジュールです。

このスケジュールを基本としている企業は多いため、大学3年生の3月〜5月頃までには就活の準備をスタートさせるようにしましょう。

ただし、経団連非加盟企業や外資系企業を志望している場合は、独自のスケジュールで採用を進めている可能性が高いです。企業ごとのスケジュールを確認して計画的に就活の準備を進めてください。

就活開始から内定までの基本的な流れ

就活を開始してから内定を獲得するまでの基本的な流れは、次のとおりです。

1. インターンシップに参加する
2. 自己分析を実施する
3. 業界研究をおこなう
4. エントリーシート・履歴書を作成する
5. 興味を持った企業にエントリーする
6. 筆記試験や面接を受ける

就活の流れを段階ごとに詳しく確認していきましょう。

1：インターンシップに参加する

インターンシップには、メリットが多いので積極的に参加することをおすすめします。インターンシップとは、大学生が興味を持った企業で働くことができる制度のことです。

職業体験を通して企業への理解を深めることができるので、自分に向いている職業なのかを確認できます。

インターンシップの内容や期間は企業によって異なります。夏休みや冬休みなどの長期休暇中に開催されるケースが多いです。ただなんとなく参加するのではなく、目的や目標を決めてから臨みましょう。

自分の適職を知りたい場合は、以下の記事で紹介している適職診断ツールを使うのも良いでしょう。

「当たる適職診断おすすめ無料サイト10選！登録なしで使える？新卒向けのサービスも紹介【専門家取材あり】」

2：自己分析を実施する

自己分析は、自分の長所や短所、価値観を分析してアピールポイントを発見することです。自己分析を深めることで、入社後のミスマッチを防いだり、具体的な志望動機が書けるようになったりします。簡単な自己分析の方法は、次のとおりです。

• 自分史を作成する
• 自己分析ツールを利用する
• モチベーショングラフを作成する
• 知人や友人に聞いてみる

自分史やモチベーショングラフで自分を振り返るのは、幼少期からでなくても問題はありません。中学生や高校生など、自分の好きなタイミングからスタートさせてください。知人や友人から印象を聞いたりするのも、客観的に自分を判断できるので効果的です。

「自己分析ツールおすすめ10選！【就活・転職用】登録なしで無料で使えるサービスも紹介」

3：業界研究をおこなう

自己分析の結果をもとに、働いてみたい業界や興味のある業界についての研究を始めてください。業界研究ではどのような企業があるのか、どのようなサービスを扱っているのかについて深く掘り下げながら調べていきます。企業研究の方法は、次のとおりです。

• 就職サイトを利用する
• 経済新聞を読む
• 就職情報誌を読む
• 業界研究セミナーに参加する
• 合同企業説明会に参加する

新聞や書籍からも情報を得ることができますが、インターネットで業界のホームページにアクセスすればすぐに最新の情報を得ることができます。セミナーや説明会は、できるだけ多くの企業が参加しているものを選べば効率的です。複数の方法を組み合わせて多角的な視点から企業研究を進めましょう。

4：エントリーシート・履歴書を作成する

就活では企業から応募書類の提出が求められます。エントリーシートか履歴書、もしくは両方の提出を求められることがあるので、直前になって焦らないように前もって準備しておきましょう。

履歴書は文房具店やネットで購入できますが、エントリーシートは企業のホームページからダウンロードする必要があります。

複数の企業に応募する場合は、多くの枚数が必要となるのでストックを準備してください。両方提出する場合は、志望動機の内容が重複しても問題はありません。書類が完成したら、誤字や脱字がないか最後にしっかりチェックしましょう。

5：興味を持った企業にエントリーする

就活におけるエントリーとは、企業側に興味をもっていることを伝えることです。エントリー後におこなわれる会社説明会や選考のスケジュールなどを確認した上で、採用選考へ応募するか決めることができます。

就活生のエントリー数の平均は20〜30社です。気になった複数の企業にエントリーして選考情報を得ましょう。

エントリーは企業の採用サイトから申し込むことができます。就活サイトでまとめてエントリーすることも可能です。エントリー後に採用選考に進む場合は、用意しておいたエントリーシートや履歴書の提出が必要になります。

6：筆記試験や面接を受ける

採用選考では、筆記試験や面接を受けることになります。個別面接や集団面接、グループワークなど面接の形式もさまざまです。

企業によって面接を数回に分けていたり、適性検査を実施していることもあります。面接の前日には時間や場所を再度確認して、当日は時間に余裕を持った行動を心がけましょう。

内定が出るタイミングは大学4年生の10月頃です。10月よりも前に内定することを口頭で約束する内々定を出す企業もあります。早い段階で内定をもらうために、段取りよく就活の準備を進めていきましょう。

一人では心細いという人は、就活エージェントを利用してエージェントのサポートを受けながら就活することをおすすめします。

「【24卒・25卒向け】就活エージェントおすすめ17選｜内定をとるコツや選び方など徹底解説」

就活のために必要な準備

ここでは、就活で内定を得るために最低限準備しておきたいことを解説します。

ビジネスマナーを覚える

就活生が社会人になるために身につけておきたいのがビジネスマナーです。正しい立ち振る舞いができれば、面接官に好印象を与えることができます。社会人になってからも役に立つ場面はたくさんあるので、覚えておいて損をすることはありません。

ビジネスマナーで最も重要なのが挨拶です。服装や身だしなみ、言葉遣いにも気を遣いましょう。

電話対応や職場での気配りは、入社後に身につけることができるので、就活で覚える必要はありません。マナー違反にならないように面接では最後まで気を抜かないことが大切です。

OB・OG訪問を活用する

OB・OG訪問とは、興味のある業界や企業で働く先輩のもとを訪ねて、仕事内容や職場の雰囲気などの情報を得ることです。人事担当者に聞きづらいことが質問できたり、業界や企業研究の参考になったりするというメリットがあります。

訪問先の企業は大学の先輩に聞いたり、大学のキャリアセンターに紹介してもらったりして見つけることができます。OB・OG訪問は就活の一環としておこなわれるため、時間を守り適切な服装で参加しましょう。

あると便利な持ち物を用意する

就活を始めるときは、事前に必要なものを準備しておくことが大切です。就活のときにあると便利なアイテムをいくつか紹介します。

• 腕時計
• メモ帳・スケジュール帳
• 筆記用具
• 名刺
• 印鑑
• 就活用の鞄
• 交通系ICカード
• ハンカチ・ティッシュ

就活用の鞄を用意するときは、A4サイズの書類が入るものを用意すると便利です。交通系ICカードを準備しておくと電車移動が楽になるでしょう。

面接会場や試験会場でスマートフォンを使うのはマナー的にNGです。時間をすぐに確認できるので腕時計は必須となります。

就活に適した髪型・メイク・服装

ここでは、就活に適した髪型・メイク・服装について、男女別に詳しく解説していきます。

髪型は清潔感を重視する

就活のときの好印象を得ることができるのは、清潔感があるビジネスシーンにふさわしい髪型です。髪色はどの企業も黒髪が基本なので、派手な色に染めるのはやめましょう。

男性はおでこや耳が隠れない程度の長さにしてください。顔に髪がかかる面積が少ないほど、面接官は表情をチェックしやすくなります。ワックスを使う場合は、ナチュラルにセットすることを心がけましょう。

女性は表情がよく見えるように、ポニーテールかハーフアップにするのが定番です。髪型が崩れないようにピンを使ってしっかりセットしてください。あまりにも高い位置で結びすぎると落ち着きのない印象を与えてしまうので注意が必要です。

メイクは控えめにする

就活のときのメイクは、プライベートで遊びにいくときよりもナチュラルにするのが基本です。髪型と同様に清潔感のあるメイクを心がけてください。顔のパーツを目立たせる必要はないので、派手な色のアイシャドウやリップは使わないようにしましょう。

ただし、自分の魅力を引き出すメイクが重要になる業界もあります。アパレルや化粧品業界に就職したい場合などは、その業界に適したメイクを研究しましょう。

服装はリクルートスーツ

就活の服装で指定がない場合はリクルートスーツが無難です。色は落ち着いたブラックかネイビーで柄のないシンプルなものを選ぶことをおすすめします。

必ず試着して自分の体のサイズに合ったものを選んでください。シャツやブラウスは白です。着用するときにシワやほつれがないかを入念にチェックしましょう。

服装が自由または私服と指定された場合は、スーツでなくともOKです。ただし、ビジネスの場なのでオフィスカジュアルで行くのが望ましいでしょう。デニムやスウェットなどカジュアルすぎる服装はさせてください。

おすすめの就活サイト・エージェント3選

ここからは、就活生におすすめの就活サイト・エージェントを3社厳選して紹介します。特徴やサービスを比較して自分に合ったものを利用しましょう。

キャリアパーク｜診断ツールや資料が好きなだけ利用できる

※画像引用元：キャリアパーク公式サイト

キャリアパークは、無料登録をするだけで就活に役立つ資料や診断ツールが利用できる就活サイトです。100冊以上の就活電子書籍もダウンロードし放題なので、自己分析や企業研究に役立てることができます。

専任のアドバイザーが在籍しているので、全国の優良企業417万社の中から自分に合った求人を紹介してもらうことも可能です。人気企業の一次選考免除や役員との食事会など、ゴールドスカウトと呼ばれる特別なスカウトを受け取れる可能性もあります。

キャリアパーク公式ホームページはこちら

キャリアチケット｜働きやすい企業が見つかる

※画像引用元：キャリアチケット公式サイト

キャリアチケットは、キャリア形成の知見を持ったプロのサポートを受けることができる就活エージェントサイトです。スカウト登録利用すれば、自分らしく働ける企業に出会える可能性があります。

就活を基礎から学べるセミナーや優良企業とのつながりが持てるイベントにも参加することが可能です。大学のそばにある大学生限定のコミュニティスペース「就活カフェ」として提供しているので、社会で活躍する先輩のリアルな声を聞くこともできます。

キャリアチケット公式ホームページはこちら

就活会議｜日本で唯一！口コミ就活サイト

※画像引用元：就活会議公式サイト

就活会議は、社会人として働いている21万人以上の先輩社員の口コミにより、選考対策や面接対策ができる日本唯一の口コミ就活サイトです。登録企業は140,000社以上、137,488人以上のエントリーシートが閲覧できます。

インターンの体験記も投稿されているので、インターンシップの内容や企業の選考情報などを集めることが可能です。就活に役立つさまざま記事も好きなだけ閲覧することができます。

就活会議公式ホームページはこちら

就活がつらいときの対処法

就活を早く始めたからといって簡単に内定を勝ちとれるわけではありません。ここでは、就活が終わらなくてつらい時期の対処法を解説します。

• 友人や家族、または就活サポートのプロに相談する
• 心と体にSOSが出る場合は、就活をストップする
• 体を動かしたり、外出するなどしてリフレッシュ

友人や家族、または就活サポートのプロに相談する

就活の悩みや不安は誰かに相談するのが一番です。親しい人からアドバイスをもらうことで、解決できる場合があります。愚痴をこぼすことで気分転換やストレスの発散にもなるので、溜め込まずに聞いてもらいましょう。

もし、家族や友人に悩みを相談できず、自分一人で溜め込んでしまう場合は、就活エージェントを利用することで就活のサポート経験が豊富なエージェントに悩みを聞いてもらえますし、的確なアドバイスがもらえるでしょう。

「就活の相談先おすすめ10選｜就活相談で聞くこと・無料の相談先も紹介」

心と体にSOSが出る場合は、就活をストップする

就活に悩んで、日々の生活や体調に支障が出てきてしまった場合は、一旦就活を忘れて、心と体を健康な状態に戻ることを優先しましょう。

病院に行きたくない、または行くまでもないと思う人は、家にいながら気軽にカウンセリングが受けられるオンラインカウンセリングを受けると良いでしょう。

体を動かしたり、外出するなどしてリフレッシュ

ストレスの緩和に効果があるのが運動です。軽いランニングやウォーキングなどの有酸素運動で汗を流せば、就活で疲れた頭の中をリフレッシュできます。

運動が苦手な人はヨガやストレッチから始めてみましょう。体を動かすことで心も体も健康になります。

また、運動が苦手な人は、自然を感じる場所や前から行きたかったところに外出するのも、良い気分転換になるでしょう。行き詰まった時は、環境を変えてみることも大切です。

就活に関するよくある質問

最後に、就活でよくある質問に答えていきます。就活を開始する前に疑問を解消しておきましょう。

資格があった方が有利？

TOEEICや簿記など就活に有利な資格はいくつかありますが、ただなんとなく取得した資格は就活で活用することが難しいです。

企業によって評価が高くなる資格は異なるので、自分が進みたい道に必要な資格は大学1〜2年生のうちに取得しておきましょう。

就職に便利な資格を紹介した以下の記事もあわせてご覧ください。

「転職に有利な資格とは？幅広く役立つおすすめな資格と注意点も解説」

証明写真はどこで撮るべき？

就活で使用する証明写真は、写真館や証明写真撮影機で撮ることができます。それぞれのメリット・デメリットは、以下の表のとおりです。

質の高さやデータがほしいなら写真館、料金の安さやスピードを重視するなら証明写真撮影機をおすすめします。それぞれデメリットもあるので、自分に合った撮影方法を選びましょう。

就活エージェントは利用するべき？

就活で早く内定を獲得したいなら、エージェントサービスの活用をおすすめします。エージェントを利用するメリットは、次のとおりです。

• 就活に関する悩みを相談できる
• 自分に合う求人を紹介してくれる
• 選考対策を実施してくれる
• 履歴書の添削を依頼できる
• イベントやセミナーに参加できる

就活エージェントにはさまざまなメリットがありますが、勧誘や連絡がしつこいなどのデメリットもあります。就活のサポートが必要ならエージェント利用を検討しましょう。

将来伸びる業種や、AIに取られない仕事は？

せっかく就職が決まっても、すぐに業績が悪くなってしまう企業や業種だと将来が不安になるでしょう。また、昨今はAIの発展で伸びる業種と、廃れていく業種とが明確になってきています。

将来伸びる業種と廃れる業種を紹介した以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

「これから伸びる業界と市場縮小する今後危ない業界は？将来性のある資格・スキルも【2024年】」

まとめ

大学3年生には大半の人が就活の準備をスタートさせますが、内定を獲得するためにはなるべく早く就活を開始することが大切です。

就活の基本的な流れや、スムーズに就活を進めるための準備をしておくことで、理想の内定獲得に近づきます。

また、今回紹介した就活サイトやエージェントを上手に活用することで、就活の幅が広がり、思いもよらなかった企業が見つかるケースもあるでしょう。