インターネットで検索すると「適職診断サイト」や「適職診断テスト」といったサービスは数多くあるため、どれを選べばよいか迷う人も多いのではないでしょうか。
また、過去に診断したことがある人のなかには「あまり当たっていなかった」「期待外れだった」という経験を持つ人もいるでしょう。
たしかに、適職診断はサービスによってベースにしている理論が異なり、精度にも差があるため信頼性は吟味する必要があります。
そこでこの記事では、登録なしで使えるサービスも含めて、当たると評判の適職診断サイトを10選紹介します。適職だけでなく性格タイプや行動特性、適した職場環境など多彩な診断結果を得られますので、ぜひ参考にしていただき自分に合った仕事を見つけましょう。
自分の適職を知る前に、現職での今の自分の市場価値を知っておくことも大切です。
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適職診断でわかることとは
適職診断では次のようなことがわかります。
- 現在の自分に適した業界・職種
- 適した職場環境
- 仕事への価値観
- 性格タイプ
- 強み・弱み
- ストレス要因
- 能力、資質
- マッチする求人
ただし、具体的な診断項目はサービスによって異なるため、自分が知りたい情報を得られるサービスを選びましょう。複数のサービスを併用するのもおすすめです。
「今の自分の年収は適正なのか?」といった自分の市場価値を気軽に診断できる「市場価値診断ツール」を紹介したこちらの記事もおすすめです。
転職向けのおすすめ適職診断サービス6選
ここからはおすすめの診断サービスを紹介します。まずは転職を考えている人や、就職経験のある人におすすめの適職診断6選です。
ミイダス「可能性診断」
※画像引用元:ミイダス公式HP
dodaと同じパーソルグループが提供する転職アプリのサービスです。登録後に利用できる可能性診断は2種類あります。
1つ目はマネジメント資質や能力要素、ストレス要因などを分析するコンピテンシー診断です。相性のよい上司のタイプまでわかります。
2つ目は意思決定の癖を分析するバイアス診断ゲームです。
冷静かつ客観的に判断しているつもりでも、どこかに思い込みがあり無意識にしている判断があります。その無意識の部分を明らかにする診断です。転職活動の出発点である自己分析がスムーズに進んでいない人は活用してみましょう。
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リクナビNEXT「3分間適職診断」
※画像引用元:リクナビNEXT公式HP
リクナビNEXTの3分間適職診断も、登録不要・無料で利用できます。診断できる内容は仕事選びの価値観と子供のころの性格タイプです。
仕事内容や勤務時間などの仕事で重視するポイントがわかるため、転職活動の軸を決めるときに役立つでしょう。また、転職活動中のアピールポイントや面談で伝えるべき事項などのアドバイスも書かれています。
また、子供のころの性格タイプがわかることで本来の自分が見えてくることもあります。仕事選びの価値観と子供のころの性格にギャップがある人は自己分析のなかで、ギャップが生まれた理由やタイミングを掘り下げてみましょう。
\登録不要!無料で気軽に自分を知ろう!/
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doda「キャリアタイプ診断」
※画像引用元:doda公式HP
dodaの「キャリアタイプ診断」は、自分の強みや弱み、能力や適した働き方など多角的に診断してくれる自分のキャリアの可能性がみえる診断ツールです。
診断結果はグラフやスコアで表示されており、平均的な数値と比較できるため、自分では気づかなかった強みや弱みが一目でわかります。
他のツールと異なる点は、自分に向いている「仕事のスタイル」と「企業風土」がわかる点でしょう。どんな企業で、どんな働き方が適しているか把握できることで、転職活動やキャリア設計に役立ちます。
\約10分で診断完了!/
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キャリアインデックス「適職診断」
※画像引用元:キャリアインデックス公式HP
キャリアインデックス「適職診断」は登録しなくても無料で利用できるので、気軽に試してみましょう。39の設問に答えると次の診断結果を受け取れます。
- 向いている職業
- 性格と傾向(考え方・強み・弱み)
- ビジネスにおける強み
- 仕事に求めるもの(職場環境・こだわり・本来の欲求)
トップで表示される向いている職業の診断結果には、キャリアインデックスが抱える求人情報へのリンクがあります。現職とは異なる適正が出た場合は、求人情報で仕事内容や年収の相場を見てみましょう。
性格・強み・弱みはパラメーターやグラフで表示され、詳細も記載されています。向いている職業以外を選ぶ場合でも、自分が進むべきキャリアの方向性や活躍しやすい企業風土などを分析する際に役立つ情報です。
\登録不要!無料で簡単に適職がわかる!/
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女の転職type「いい仕事ミィつけよう診断」
※画像引用元:女の転職type公式HP
登録不要・無料で利用できる女性向けの仕事探し診断です。性格や価値観などから適職を診断するものではなく、求人検索条件が診断形式で表示されるサービスと言えます。
質問項目は社風、会社規模、休日、残業、実務経験のある職種など全11問です。1~2分もあれば回答できるため、移動中や隙間時間でも利用できるでしょう。
向いている業種や職種を知りたいというよりも、具体的な求人情報へ手軽にアクセスしたい人におすすめです。
\女性向けの適職診断!求人も紹介/
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ハローワーク「適職診断」
居住地域のハローワークで4種類の本格的な適職診断を利用できます。事前予約は必要ですが料金は無料です。4種類の診断の詳細を表で見てみましょう。
診断名 | 得られる結果 | 所要時間 | 診断項目 |
厚生労働省編一般職業適性検査(GATB) | 職業適性 | 45~50分 | ・知的能力 ・言語能力 ・数理能力 ・書記的知覚 ・空間判断力 ・形態知覚 ・運動共応 ・指先の器用さ ・手腕の器用さ |
VPI職業興味検査 | ・6つの領域に対する興味の程度 ・5つの傾向尺度 |
15~20分 | 160個の職業名に対する興味の有無 |
職業レディネス・テスト(VRT) | ・仕事に対する興味・関心・自信 ・自身のパーソナリティ |
40~45分 | ・職業興味 ・職務遂行の自信度 ・基礎的志向性 |
職業適性診断システム キャリアインサイト | ・適正評価 ・適正と職業の照合 ・キャリアプランニング |
― | ・能力 ・職業興味 ・価値観 ・行動特性 ・希望する職業と相性 ・就職準備度 ・各年代別の目標 ・ライフイベント |
自分自身を知るための診断が多いため、未経験の業種や職種に挑戦してみたい人や、ブランクがある人におすすめです。
新卒向けのおすすめ適職診断サービス4選
新卒として就職活動中の人や進路を考えている学生、第二新卒におすすめの適職診断4選を紹介します。
Re就活「適職診断テスト」
※画像引用元:Re就活「適職診断テスト」公式HP
既卒・第二新卒などの20代の転職と就職希望者を対象としたサービスです。診断は会員登録後に利用できるので、対象と合致する人は試してみましょう。診断後は結果だけでなくマッチする企業の求人情報も受け取れます。
診断内容はエニアグラム性格論に基づく強み、仕事の向き不向き、仕事のスタイルです。適した職場環境、仕事に役立つコミュニケーションの取り方、行動特性などもわかります。
就職はしたものの自分に合わないと感じている人や、自己PRで使えるキーワードが欲しい人におすすめです。
\気軽に診断!20代の就活サポートに特化!/
Re就活に登録して診断する
Meta Anchor「適職診断NAVI」
※画像引用元:Meta Anchor「適職診断NAVI」公式HP
パーソナリティ診断15問、キャリア価値観8問、思考スタイル12問で構成されています。全35問に回答すると、それぞれの項目別に診断結果が表示されます。
パラメーターやグラフで表示されるためわかりやすいことが特徴です。同時に総合的な性格や考え方は文章で詳細に記載されています。質問項目とは直接的な関連がないと思えることも書いてあるため、分析の深さが感じとれるでしょう。
企業内での適したポジションや職務適正も提示されるため、就職先やキャリアプランに迷っている人におすすめです。
\色んな角度から自分がわかる!/
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性格診断セブン「適職診断16」
質問数が12のお手軽版と質問数が36の精度重視版があります。しっかり診断したい人は精度重視版を選びましょう。質問項目は、人付き合いや物事への向き合い方、会話の進め方など多岐に渡ります。
診断結果では具体的な職業だけでなく、適した職業の傾向や職場環境も提示されます。例えば、頭脳を使う仕事、小規模なグループで交流できる仕事などです。また、後半のリンク先ではストレスが溜まる職場も閲覧できます。
具体的な職種にとらわれず自分のことがよくわかるので、適した職場の風土や進路に悩んでいる人におすすめです。
\気軽に診断と本格診断が選べる!/
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適職診断VCAP「適職診断テスト」
仕事における性格を200以上のタイプに分類し、次の項目に分けて詳細を提示します。
- 職業適性(対人営業適正、リーダー適正、マネジメント適正、組織従属性)
- トータルアセスメント(業務上の留意事項、本人の行動指針、上司の指導指針、特記事項)
- 交流分析結果(支配性向、寛容性向、理知度、自由奔放性、従属性)
- 目標とするタイプ、アドバイス
- 相性の良いタイプ
- 収入偏差値
60の設問にはそれぞれに5段階の選択肢があり、わずかな違いで診断結果が大きく変わります。より本心に近い選択をすることで、自己分析が深まるでしょう。
\性格のタイプは200以上!/
適職診断VCAP
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適職診断を受ける3つのメリット
適職診断を受けるメリットを3つに分けて解説します。
就職・転職先の指針になる
自分に適した業界や職種がわかるため、就職や転職先の指針になります。就活中の学生や未経験業種・職種への転身を考えている人におすすめです。
また、適した職場環境がわかれば、同業他社への転職を検討する機会にもなるでしょう。求人検索の条件として設定できるような項目であれば、求人情報を絞り込む際に役立ちます。
今の仕事を辞めるべきか、辞めないべきかの判断基準を専門家が解説したこちらの記事も人気です。
自身の強みを把握できる
自分には目立った強みがないと思っている人でも、診断結果によって思わぬ強みがみつかることがあります。自信を持つことにつながるほか、履歴書の自己PRを記載する欄の参考にもなるため、書類の書き方に悩んでいる人にもおすすめです。
逆に、弱みが見つかることもあります。漠然と現職が合わないと感じている場合、弱みが影響していることが少なくありません。現職の合う部分と合わない部分を見極める手助けになるため、強みだけでなく弱みもチェックすることをおすすめします。
想定外の就職・転職先が見つかる
自分では想像もつかなかった職業適性が診断された場合、その職業を知る機会になります。
提示された職業を調べることで自分に合うと感じられる可能性があるため、一見すると興味のない職業であっても求人情報を見たり業務内容を調べたりすることをおすすめします。
おすすめの転職エージェントを紹介したこちらの記事もあわせてご覧ください。
適職診断を受ける2つのデメリット
適職診断にはデメリットもあるため、すべてを鵜呑みにするのは避けましょう。次の2つのデメリットに注意し、冷静に判断することをおすすめします。
診断結果が適職である保証はない
診断結果で提示された職業が必ずしも自分に合うとは限りません。あくまでも分類された性格タイプや能力を持つ不特定多数の人にとって適正があるだけで、設問にはない細かな条件が不一致である可能性はあるからです。
例えば、性格や能力では適正があると提示された職業でも、その業界は激務であることが一般的だった場合、育児や介護に時間を使いたい人には不一致と言えるでしょう。
診断で入力した項目以外にも大切なポイントがないかを自分自身でリストアップし、後悔のない選択をするよう努めましょう。
就職・転職先の選択肢が狭まる可能性
診断結果は今の自分の情報に基づくものであるため、将来も同じ結果が出るとは限りません。
経験を積むなかで考え方や仕事の仕方が変わることもあれば、性格すらも変化することがあり得ます。現在の診断結果だけを重視すると、将来の可能性を否定することになりかねません。
興味や熱意のある職業が適正とは診断されなかった場合であっても、努力によって適正を身に着けることは可能であるため、選択肢を狭めすぎないように注意しましょう。
【Q&A】適職診断を利用するときの疑問
最後に適職診断を利用するときに気になる疑問3つに回答します。
有料の適職診断とは
本記事で紹介した適職診断はすべて無料ですが、調べると有料の適職診断も出てきます。アドバイスを得られるものや、詳細な分析が書かれた冊子が届くといった本格的なものが多く、より詳細な自己分析を進めたい人には試す価値がある診断です。
ただし、金額は2,000円~7,000円かかるほか内容も診断サービスによって異なります。金額に応じた満足度があるかどうかは個人差があるため一概にはおすすめできません。利用前に内容と料金をしっかり確認しましょう。
適職診断の結果は誰に相談するのがおすすめ?
診断結果を家族・友人・エージェントに相談した場合の期待できるアドバイス・情報を見てみましょう。
相談相手 | 期待できるアドバイス・情報 |
家族 | ・子供のころの自分とのギャップ ・自分では気づいていない良いところ、悪いところ ・長所や短所に紐づく具体的なエピソード |
友人 | ・対外的な自分 ・自分では気づいていない良いところ、悪いところ ・長所や短所に紐づく具体的なエピソード |
就職エージェント・転職エージェント | ・より具体的な適職、求人情報 ・業務に活かせる経験やスキル ・ライフイベントを含めたキャリアプラン ・現在の自分の市場価値 |
家族は幼いころの自分を知っているため、性格や行動の変化の過程をおしえてもらえるでしょう。また、自己認識が根暗でも友人からすれば明るく見えていたり、会話上手と思われたりしていることは少なくありません。第三者からの情報を得ることで、新たな自分を発見する可能性は十分あります。
ただし、就職や転職を本格的に進めたいならプロであるエージェントに相談しましょう。現在の自分の市場価値を的確に判断してもらえるほか、キャリアアップや年収アップの提案を受けられるからです。また、診断結果の適職を叶えるために必要な資質や能力も具体的にアドバイスしてもらえます。

自分の今の年収は適正か?といった市場価値を把握できて、希望するなら転職活動もできる「ビズリーチ」の利用がおすすめです。
適職診断以外に就業先を絞り込む方法は?
自分が大切にしたいポイントをリストアップし、求人検索の条件を設定すれば絞り込むことは可能です。具体的には次のような項目があります。
- 仕事内容
- 年収、月収
- 待遇(ポジション、制度、福利厚生など)
- 勤務地
- 保有している資格、スキル、実績
- 企業風土
- 企業規模(資本金、従業員数)
ただし、すべての条件を満たせる求人が市場にあるとは限りません。条件に優先度をつけてある程度は妥協することをおすすめします。なお、優先度をつけるためには自己分析が欠かせないため、自分だけでは難しい場合は適職診断やエージェントへの相談を併用しましょう。
まとめ
適職診断は自分に合う仕事が見つかるだけでなく、性格や行動特性などの自己分析にも役立つツールであることがわかりました。無料のサービスでも詳細な診断結果が得られるため、試してみても損はないと言えるでしょう。
ただし、診断結果に記載されていない職業は自分に合わないと判断することは早計です。今の自分にはマッチしていなくても、将来の自分には可能性があります。あくまでも参考としてとらえつつ、理想の自分を叶えるための材料にすることをおすすめします。
ぜひ今回ご紹介した各種診断を試して、自己分析や適職の発見に役立ててください。
◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。