「就活で何をしたら良いかわからない」「就活に関する相談先で無料のところはある?」「就活の相談で聞くことを知りたい」など就活は多くの人が初めての経験なので、不安になり悩む人も少なくありません。

そこで本記事では、就活におすすめの相談先10選と、相談先におすすめの就活エージェント3選を紹介します。
相談するメリットや注意点も解説するので、誰かに就活の相談をしようと思っている人はぜひ参考にしてください。
【無料】おすすめの就活相談サービス10選
就活の相談をするのにおすすめの10の相談先は次の通りです。
- 就活エージェント【おすすめ】
- 就活カフェ
- 逆求人型サイト
- SNS・掲示板・オープンチャット
- 先輩・OG・OB
- 経営者
- キャリアセンター
- ハローワーク
- 身内
- 就活中の友人・知人
相談先は1つに絞らず、様々な人に意見を聞いてみるのがおすすめです。相談先を1つずつ見ていきましょう。
1:【おすすめ!】無料でサポートが充実「就活エージェント」
就活エージェントとは、無料で就活の相談やサポートをしてくれるサービスです。登録すると一人ひとりに担当のキャリアアドバイザーが付きます。

求人紹介や履歴書・エントリーシートの添削、面接の対策などはもちろん、自己分析の方法や、就職先はどうやって選べばいいのかといった相談にも乗ってもらえます。
就職の基本的なことから具体的な就活サポートまでプロが親身になってサポートしてくれるため、一人で就活するのが不安な人やプロのサポートを受けて効率よく就活したい人におすすめです。
2:新たな繋がりが生まれる「就活カフェ」
就活カフェとは、就活相談やセミナー、イベントなどを開催しているカフェで企業と就活生のつながりをつくれる場所です。企業から協賛金を得て運営しています。
企業の人に相談できる機会があり、通常の求人ルートと違う接点を持てる可能性もあるため、利用してみるとよいでしょう。また就活生が集まるカフェなので、就活生同士の相談や情報交換ができる場所でもあります。
就活エージェントのキャリアチケットは、就活セミナーを頻繁に開催しているため就活イベントに参加したい人は登録しておくと良いでしょう。
3:採用担当に直接相談できる「逆求人型サイト」
逆求人型サイトとは、登録しておくと企業から面接をオファーされるスカウト型の求人サイトです。
逆求人型サイトでスカウトを受けると、企業の採用担当者とチャットなどを利用して直接やり取りができるようになります。そのため企業や就活全般に関する疑問も直接聞きやすいでしょう。採用担当者の意見を聞くことができるため、有益な情報を得られる可能性がとても高いのが魅力です。
就活エージェントのオファーボックスは、企業からスカウトが届く就活エージェントです。
4:匿名での相談に「SNS・掲示板・オープンチャット」
自分のことを知っている人には相談しにくい場合、匿名で相談できるSNS・掲示板・オープンチャットなどの活用がおすすめです。
匿名なら相手は自分のことを知らないため、踏み込んだ悩みも相談しやすくなるという人もいるでしょう。また、同じ就活生や社会人など全国の様々な人に相談でき、新しい視点や考え方も得られるかもしれません。
5:視野が広がる「先輩・OB・OG」
先輩・OB・OGであれば、実際に体験した就活のコツや反省点などのアドバイスをもらえる可能性があります。特に入社5年目以内の先輩・OB・OGなら就活情勢も近いので具体的なアドバイスをもらえるでしょう。
就職を希望する業界や企業のOB・OGであれば、ESや面接で重視されることなど、より役立つアドバイスを多くもらえる可能性があります。
OB・OGに相談するには、大学キャリアセンター経由またはOB・OG訪問専用サイトなどを活用するとよいでしょう。
6:採用側の視点が学べる「経営者」
大きく視点を変えたいなら経営者に相談するのもよいでしょう。採用する側である経営者のアドバイスを聞くことにより、新しいアピール方法や将来のビジョンに気づける可能性があります。
経営者に相談するには、経営者が参加している就活相談会や就活生と経営者を繋げるサービスなどを活用するとよいでしょう。
就活エージェントのMeets Company(ミーツカンパニー)では、合同説明会で社長や人事に会えるため、採用する側のアドバイスをもらいたい人におすすめです!
7:情報収集に役立つ大学の「キャリアセンター」
大学のキャリアセンターでは、就職先選びや選考の対策方法などについて個別に相談することができます。
大学によっては専門知識のある外部講師が在籍している場合もあるため、どのような人に相談できるのか確認してみるとよいでしょう。
キャリアセンターでは個別相談以外に、就活生をターゲットにしたガイダンスや懇親会、講演会などを催している場合もあります。様々な人に相談できるチャンスなのでこまめに開催情報を確認するのがおすすめです。
8:就活の基本から対面で相談できる「ハローワーク」
ハローワークとは厚生労働省が全国に設置する公共職業安定所のことで、職業紹介・求職相談・雇用保険の手続きなどをサポートしてくれます。転職する人や再就職する人が活用するイメージがありますが、新卒者の就職活動でも利用可能です。ハローワークでは次のような職業相談ができます。
- 就職先の探し方に関する相談
- 応募書類や面接などの相談
- 気になる求人に関する相談
新卒者の就職支援を専門にするアドバイザーが在籍していることもあります。詳しくは近くのハローワークのホームページを確認してみるとよいでしょう。
9:気軽に相談しやすい「身内」
親や祖父母、兄弟姉妹など身内であれば、普段から身近にいるため気軽に相談がしやすいです。また自分のことを幼いころから知っている人なので、悩みを理解し自分に合うアドバイスがもらえる可能性も高いのではないでしょうか。
世代の違う身内の場合、就活のやり方や考え方は時代によって変化していくため、アドバイスの内容が現在にそぐわない可能性もあります。ただアドバイス自体に有益な情報がなくても、寄り添ってくれる存在がいることで不安が軽減したり、自分の考えを整理できたりするでしょう。
10:同じ不安を共感できる「就活中の友人・知人」
就活をしている友人知人なら、似たような悩みも多いため共感してもらいやすいでしょう。また同じ時に同じことに取り組んでいる人のアドバイスは心に響きやすく「自分も頑張ろう」と奮起するきっかけにもなります。
ただし、友人の方が順調に就活が進んでいると自分の現状と比較して落ち込んでしまうこともあります。就活はだれかと比較するものではないことを頭に置き、相談するようにしましょう。
就活の進め方や役立つ情報をまとめた以下の記事もおすすめです。
就活の相談におすすめの就活エージェント3選
就活エージェントには、就活のプロであるアドバイザーが在籍しています。アドバイザーは、自分に合った就職先の見つけ方をはじめ就職活動もサポートしてくれるため、スムーズに就職活動を進めていくことができるでしょう。
ここでは就活の相談におすすめの就活エージェントを3社紹介します。
就活サービス | キャリアチケット![]() |
Meets Company![]() |
キャリアパーク![]() |
対応エリア | 東京・埼玉・千葉・神奈川・宮城 愛知・大阪・京都・兵庫・福岡・広島 |
全国 | 東京(渋谷・池袋)、京都、名古屋、大阪 |
カウンセリング 方法 |
来社、オンライン | 合同説明会後に面談 |
来社、オンライン |
主なサービス | 就活相談・求人紹介、個別面接対策 就活セミナー、就活カフェなど |
企業との座談会形式の合同説明会 就活相談、選考対策など |
求人紹介、面接前対策、面接後のフィードバック 内定後のサポート自己分析診断 自己PR作成などのツール、就活メタバースなど |
おすすめ ポイント |
活躍できる企業への就職へ サポートしてくれる |
企業の人に直接相談できる | サポートが充実!特別選考もある |
公式サイト |
キャリアチケット|就活カフェなどイベントも充実
※画像引用元:キャリアチケット公式HP
キャリアチケットは「有名企業より、あなたが活躍できる企業」をコンセプトの一つにしており、本当に働きやすい企業・価値観が合い活躍できる企業と出会えるサポートに力を入れています。就活のプロから将来を見据えたアドバスがもらえるでしょう。
また、キャリアチケットは就活カフェも運営しており、就活生同士やキャリアアドバイザーに相談ができます。就活イベントも随時開催しているので、チェックしておくとよいでしょう。
店舗 | 住所 |
早稲田大学前店 | 東京都新宿区西早稲田1‐1‐17 |
立教大学前店 | 東京都豊島区西池袋3‐32‐5陸橋ストリートスクエア2F |
- 将来を見据えたキャリアのアドバイスが欲しい人
- 自分が活躍できる企業の求人を紹介して欲しい人
- 就活カフェで就活生やアドバイザーに相談したい人
Meets Company(ミーツカンパニー)|社長や人事から直接アドバイスがもらえる
※画像引用元:Meet Company公式HP
Meets Companyは、企業の社長や人事責任者と座談会形式で話せる合同説明会を実施する転職エージェントサービスです。1回の合同説明会で2~8社の社長や人事責任者と話せ、業界について聞くことができます。
また合同説明会後は、Meets Companyのアドバイザーと個別の面談でき、就活の不安や悩みの相談が可能です。
さらに、少人数制の座談会形式なので、評価につながりやすくそのまま内定までもらえる場合もあります。
- 企業の人と直接話したい人
- 効率よく複数の企業と話したい人
- アドバイザーの個別相談もしたい人
キャリアパーク就職エージェント|2万人以上の就活生が利用
※画像引用元:キャリアパーク公式HP
キャリアパーク就職エージェントでは、全国417万社から厳選した優良企業から、適性や希望にあった求人情報を紹介してもらえます(2023年6月時点)。

全国各地から優良企業を厳選しており、地方の求人にも対応しているため幅広い就職活動が可能です。特別選考もあるため最短での就活が可能です!
また、就職活動に役立つツールやコンテンツも充実しています。
自己分析診断、自己PR作成ツール、志望動機作成ツール、面接力診断、就活力診断などの診断・書類作成ツールは無料で利用可能です。
キャリアパーク就職エージェントはこんな人におすすめ!
- 全国の企業から就職する企業を探したい人
- 手厚いサポートで安心して就職活動を進めたい人
- 就職活動に役立つツールや資料を見たい人
就活の不安を誰かに相談するメリット
就活の相談をするのは次の3つのメリットがあります。
- 自分にない視点を得られる
- 相談するだけでも不安の軽減になる
- 最新の知識が身につく
誰かに相談することで新しい視点や知識を得られ、不安や悩みが軽減するメリットがあります。詳しい内容を解説していきます。
自分にない視点を得られる
不安や悩みは一人で抱え込んでいてもなかなか解決しないことが多いため、誰かに相談することが大切です。相談することで自分にはない視点や考え方を得ることができ、悩みや不安の解決につながるでしょう。
また第三者の意見を聞くことにより自分を客観視できるようになります。エントリーシートや自己PR、面接対策なども、客観視することでより完成度があがり、就活を有利に進めることにもつながるでしょう。
相談するだけでも不安の軽減になる
アドバイスがもらえることだけが相談するメリットではありません。誰かに相談をすることで自分の考えが整理され、不安の軽減にもつながります。また人に話すことで感情が落ち着き、改めて自分で考えられるようになる場合もあるでしょう。
さらに悩みを言語化するのは、就活で自分の考えを言語化する能力を養うことにも繋がります。相談するときは相手に内容が伝わるよう考えながら話してみましょう。
最新の知識が身につく
企業担当者やキャリアアドバイザーなど、就職に詳しい人に相談すると最新の情報を得ることができます。
ただし、情報が常に正しいとは限りません。複数の人から聞くと矛盾した情報を聞くこともあるでしょう。情報を収集するために相談する際は、信頼できる相手に相談することが大切です。また情報を活用すべきか自分でしっかりと判断していきましょう。
就活の不安を相談する注意点
就活の相談をするのは新たな視点や気づきを得られますが、次のポイントに注意して相談することが大切です。
- 悩みに合った相談先を選ぶ
- あらかじめ相談内容をまとめておく
- 相手の立場に合わせた言葉遣いにする
- 相談先の話を鵜呑みにしない
誰かに相談する前に注意点を確認しておきましょう。
悩みに合った相談先を選ぶ
相談は内容に合わせ適した人にすることが大切です。例えば、就活のやり方の悩みなら就活経験がある人や就活のプロに相談したほうが解決に近づくでしょう。
最初に紹介した10の相談先を、悩みごとに次のようにグループ化しました。
就活による不安が溜まっているときの相談相手
就活の方法や方向性に悩んでいるときの相談相手
業界や企業の情報不足で悩んでいるときの相談相手
グループ分けを参考に相談先を選んで相談しましょう。
あらかじめ相談内容をまとめておく
相談をする際は内容をまとめておくことが大切です。漠然とした内容では、相手もどう答えればよいか迷ってしまいます。相談前にできるだけ悩みや不安を言語化してまとめておきましょう。頭の中でまとまらない場合は、紙に書き出すのもおすすめです。
また、インターネットなどで調べればわかりそうなことは事前に調べておきましょう。調べても分からないことを相手に相談することで、悩みの本質を早く解決できます。
相手の立場に合わせた言葉遣いにする
相談をするときは、相手に失礼のない言葉遣いをしましょう。特に目上の人への言葉遣いは注意が必要です。メールやチャットなどを使用して相談する場合は、誤字脱字にも気を付けましょう。
言葉遣いは相談以外の時にも大切なマナーです。丁寧語・尊敬語・謙譲語は意識して使いこなせるようにしておきましょう。よく使う単語の丁寧語・尊敬語・謙譲語を紹介します。
基本語 | 丁寧語 | 尊敬語 | 謙譲語 |
見る | 見ます | ご覧になる 見られる |
拝見する 見せていただく |
言う | 言います | おっしゃる 言われる |
申す 申し上げる |
会う | 会います | お会いになる | お目にかかる |
思う | 思います | 思われる 思いになる |
存じ上げる 存じつ |
読む | 読みます | お読みになる 読まれる |
拝読する |
普段から意識して使えるようにしておきましょう。
相談先の話を鵜呑みにしない
相談する相手によって主観が入るため、アドバイスは全て鵜呑みにする必要はありません。特に一人のアドバイスだけを参考にすると偏った意見になることもあるので注意が必要です。相談する際は、一人ではなく複数人に相談し判断するとよいでしょう。
ただし複数人に相談すると、どのアドバイスを聞けばよいのか分からなくなってしまう場合もあります。そのため相談する際は、「自分がどうしたいのか」という軸をしっかりと持つことが大切です。
まとめ
就活の相談は内容に合った人にするのが大切です。例えば、就活のストレスからくる不安は身近な人に、就活方法などは就活している人や就活のプロに相談するのがベストです。
相談する際は、相手に相談内容が伝わるように事前にまとめておくと話しやすいです。
就活の相談は「こんなこと相談していいのかな」「相談されても困るんじゃないかな」と思うこともありますが、気負いせず「少し相談してもいいですか」とまず聞いてみてください。新しい視点や意外なアドバイスで道が開けるかもしれません。
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