自己分析ツールは、パソコンやスマホで手軽に自身の強みや長所、性格などを診断できるツールです。
無料で利用できるものも多く、登録なしで使えるタイプもあります。自己PRの作成や適職を調べるのに役立ちます。
ただし、自己分析ツールには多くの種類があり、どれを選べばよいのか迷う人も多いのではないでしょうか。

編集部
この記事では、就活や転職活動に活かせるおすすめの自己分析ツール10選を紹介します。
以下からチェックしてください。
- 就活中なら就活生向け自己分析ツールを確認!おすすめは就活生の1/3が使う「オファーボックス」
- 転職活動中なら転職者向け自己分析ツールをチェック!登録不要のものもあり
- ツールを利用時の注意点を知ると、より深い自己分析が可能になります
就活中の学生は「就活は何から始めるべき?」「自分に合う企業は?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そんな就活生におすすめなのが、企業からオファーが届く就活サービス「オファーボックス」です。
プロフィールさえしっかり登録しておけば、90%以上の確率で企業からオファーが届きます。
就活生の1/3が利用している人気のサービスなので、就活をスタートしたら登録しておきましょう。
公式サイト:https://offerbox.jp/
【就活向け】おすすめ自己分析ツール5選
まずは就活サイトが提供している、無料で利用できる自己分析ツールを紹介します。
オファーボックス「AnalyzeU+」
※画像引用元:OfferBox公式HP
新卒就活サービスのオファーボックスでは、AnalyzeU+という自己分析ツールを無料で利用できます。
AnalyzeU+では、100万人の診断結果のデータを活用した分析が可能です。また、以下の診断結果がわかります。
- 社会人基礎力
- 次世代リーダー力
- 役割思考タイプ
- 認知・思考スタイル
- 職種適性
診断結果から自分の強みがわかるので、自己PR文を作りやすいでしょう。

編集部
251の質問に答えるので、他のツールよりも質問数は多いですが、その分詳細なデータで自己分析を進められます。
dodaキャンパス「適性検査GPS」
※画像引用元:dodaキャンパス公式HP
ベネッセとパーソルキャリアの合弁会社が運営しているdodaキャンパスには、適性検査GPSという分析ツールがあります。
適性検査GPSでは、ベネッセの教育ノウハウを活かした分析が可能であり、自分の強みや弱みなどを把握できます。診断でわかるのは以下の3項目です。
- レジリエンス(適応力)
- リーダーシップ
- コラボレーション(協調性)

編集部
適性検査GPSは、ほかの自己分析ツールよりも質問数が少なく、手軽に診断できるのも特徴です。
診断結果はAランクやSランクなどで表示されるため、ひと目でわかりやすいでしょう。
キャリタス就活「キャリタスクエスト」
※画像引用元:キャリタス就活公式HP
大規模の求人検索型就活サイトのキャリタス就活が提供しているキャリタスクエストは、ファミコンのようなRPGゲームの形式で設問に答えていくユニークな自己分析ツールです。
20問の質問に答えるだけで、自分に合った働き方やパーソナリティを診断できます。

編集部
登録せずに自己分析できるので、すぐに自己分析をはじめたい人にとって利用しやすいツールといえます。
キャリアパーク「My analytics!」
※画像引用元:キャリアパーク公式HP
キャリアパークのMy analytics!は、強みや適職、キャリアプランを診断できる自己分析ツールです。
16タイプの性格診断によって、すぐに自分の強みなどを把握できます。

編集部
分析結果から詳細なアドバイスもらえ、自分に合った仕事もわかります。
キャリアパークには、自己PR作成ツールや志望動機作成ツールなどの他のツールも豊富にあり、どれも無料で利用可能です。
キミスカ「タイプ別適職検査」
※画像引用元:キミスカ公式HP
企業からスカウトをもらえる就活サイトのキミスカのタイプ別適職検査は、革新性や環境順応性など、独自の項目で適性を分析できる自己分析ツールです。

編集部
また、ストレス耐性もチェックできるので、より自分に合った業界や職種が見えてくる可能性があります。
診断結果は企業に公開され、適性をもとに企業からスカウトが届きます。スコアが高いほどスカウトが届きやすいわけではないので、正直に質問に回答しましょう。
【転職活動向け】おすすめ自己分析ツール5選
転職サイトや一般企業が提供している、無料で利用可能な自己分析ツールを紹介します。
リクナビNEXT「グッドポイント診断」
※画像引用元:リクナビNEXT公式HP
転職サイトであるリクナビNEXTには、グッドポイント診断という自己分析ツールがあります。
グッドポイント診断には、8568通りもの診断結果があり、18種類の項目から強みを5つ診断してくれます。

編集部
診断にかかる所要時間は30分ほどと長いですが、自分では気づけなかった長所や強みを把握することが可能です。
診断結果に対してアドバイスもあるため、自己PRを考えるときにも役立ちます。また、分析結果はリクナビNEXTからの応募の際に添付できます。
CAREER INDEX「適職診断」
※画像引用元:キャリアインデックス公式HP
転職サイトのCAREER INDEXで利用できる適職診断は、向いている職業や性格、ビジネスにおける強み、仕事に求めるものがわかる自己分析ツールです。

編集部
39の質問に答えるだけで、総合的な分析結果を得られます。回答にかかる時間は5分程度なので、スキマ時間にも手軽に自己分析することが可能です。
性格や強みなどは、パラメーターやグラフで表示されています。また、登録せずに無料で利用できるのも特徴です。
NERIS Analytics Limited「16Personalities」
※画像引用元:16Personalities公式HP
16Personalitiesは、世界的によく知られている無料の性格診断ツールです。
国際基準の専門的な心理学により、正確に性格を診断できます。

編集部
16の類型で性格タイプが表示され、わかりやすいと評判です。また、回答時間は12分以内なので、手軽に診断できるでしょう。
質問は、選択式で直感的に答えられます。国内のツールだけではなく、国際基準のツールも利用して自己分析してみましょう。
NERIS Analytics Limitedの自己分析ツールはこちら
mgram「エムグラム診断」
※画像引用元:mgram公式HP
mgramは、8つの特徴的な性格を診断できるツールです。世界各国で1,100万人以上に利用されている人気ツールで、性格の特徴を8つのハッシュタグで抽出します。

編集部
エムグラム診断は、企業の適性検査で利用されるレベルの高精度な性格分析です。
また、就活や仕事以外にも、恋愛や結婚などに診断結果を活かせます。
グレート・ビーンズ「COLOR INSIDE YOURSELF」
※画像引用元:CIY公式HP
グレート・ビーンズによるCOLOR INSIDE YOURSELF(CIY)は、65万人以上の人が利用している無料の自己分析ツールです。

編集部
質問は123あり、26万以上通りの結果が出てくるので、正確に分析できるでしょう。
自己分析だけではなく、希望企業との適性も分析してくれます。自己PRも作成できるので、転職活動に大いに役立つツールといえます。
自己分析ツールを活用した就活・転職活動のやり方
自己分析ツールを使って就職・転職活動を進めるコツは以下のとおりです。
- 自己分析ツールを複数利用
- 嘘をつかないで設問に解答
- 結果は参考程度に自己分析
- 自身を知る人にも相談
- 志望企業にあわせて強みをアピール
自己分析ツールを複数利用
自己分析ツールは、複数を活用することがおすすめです。複数の自己分析ツールを利用することによって、各ツールの結果を比較し、より自分のことがわかるためです。

編集部
ツールによって自己分析の結果は異なる可能性もあるため、複数利用によって多角的に自己分析することが可能です。
本当の自分を理解するために、自己分析ツールを複数利用しましょう。
嘘をつかないで設問に解答
自己分析ツールを利用するときは、正直に設問に解答することが重要です。

編集部
自己分析ツールでは、短文の質問に選択式で回答するのが一般的です。「はい」「いいえ」とシンプルな2択や、3~5つの選択肢から回答するパターンなど、ツールによって回答の選択肢は異なります。
質問の数や選択肢が多い場合でも、考え込まずに直感的に回答することで、本来の自分に近い結果を導き出せます。
結果は参考程度に自己分析
自己分析ツールの結果をそのまま信じることは避けてください。
分析結果は、あくまで機械的に出されたものであり、正確なデータとは言い切れません。

編集部
自己分析するときは、自己分析ツールで長所や強みに目星をつけたのち、自身の過去を振り返りましょう。自身の過去を振り返るときは、些細なことでもかまいません。
その後、自分の強みを過去と照らし合わせて整理し、共通点があれば自分の強みが明確にわかります。
自身を知る人にも相談
自己分析の結果に対して、友人や知人、家族などから意見をもらうことも重要です。
周囲の人に相談すれば、客観的にどのように見られているのかわかり、自身では自覚できていない性格や強みを把握できる可能性があります。

編集部
家族など一緒に過ごしてきた人であれば、自分のことを自分以上に理解していることも少なくありません。
より深いレベルで自分を分析するために、自身を知る人に相談しましょう。
志望企業にあわせて強みをアピール
就職・転職活動では、自己分析から把握できた強みと体験を組み合わせ、志望企業にアピールする必要があります。
企業の社風や求められている人材に合わせて、アピールポイントを作成しましょう。

編集部
複数社に志望を出す際は、アピールポイントをそのまま使い回ししないことも重要です。
企業によって求める人物像は異なるため、先輩社員のメッセージなどを参考にして、自分の強みをアピールしてください。
自分の強みがわからない場合は、キャリアコーチングの無料カウンセリングもおすすめです。
自己分析ツールを利用する際の疑問
最後に、自己分析ツールの利用でよくある質問と回答をご紹介します。
無料と有料の自己分析ツールの違いは?
有料の自己分析ツールは、無料のツールよりも、結果の質が高い傾向にあります。
有料版は質問数が多く、詳細に分析することが可能です。
ただし、費用は安くないため、無理をして有料のツールを使う必要はありません。
無料の自己分析ツールでも、自分の強みや長所の目安はわかります。
自分のキャリア設計をサポートしてほしい人は、キャリアコーチングがおすすめです。
分析結果を見ても職種に迷うときはどうする?
自己分析をしても適職を見つけられない場合は、就活や転職のエージェントを利用しましょう。
就職・転職エージェントに登録すれば、就転職のプロと相談でき、その内容を踏まえておすすめの企業を紹介してくれます。
就職・転職エージェントの利用によって、自力で就職・転職先を探すよりも、効率的に企業が見つかります。
また、無料で利用できるので、登録だけしておいても損はありません。
おすすめの就職エージェントや転職エージェントを知りたい人は、以下の記事をご覧ください。


自己分析ツールは、何度も使うべき?
自己分析ツールは、就活や転職活動中でも使うようにしましょう。
就活や転職活動は長い場合、6ヶ月程度かかるケースもあり、実際に進めていくうちに自分の考え方が変わることも少なくありません。
そのため、現時点での自分を分析するために何度でも利用しましょう。
自己分析ノートも必要?
自己分析ツールだけではなく、自己分析ノートを作るのもおすすめです。自己分析の手段が増えるほど、自分を深く知ることが可能です。
また、普段パソコンやスマホで自己分析している人は、ペンを使って手を動かすことで気分転換となり、新たな気づきがあるかもしれません。
まとめ
就活や転職活動において、自己分析ツールの活用は非常に重要です。
自分の強みや長所、短所がわかれば、エントリーシートや職務経歴書、面接などの対策にもつながります。
自己分析ツールは有料版もありますが、無料版でも自分の強みや長所などの目安はわかります。分析結果は参考程度にとどめ、友人や知人、家族など自分を知る人にも意見を聞いてみましょう。
自己分析ツールを使って就職・転職活動を進めるコツは、自己分析ツールを複数利用することです。
複数利用によって各ツールの結果を比較し、より正確に自己分析できます。
自己分析ツールを上手に使って、就職や転職を成功させましょう。
◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。