20代で仕事を「辞めたい」「疲れた」と思ったら。離職、退職前に考えるべきこと

転職ノウハウ

20代で仕事を辞めたいと考える人は少なくありません。入社後3年までに限定しても、離職する人は3割いると言われています。「想像していた仕事と異なる」「給与が周りと比べて少ない気がする」「仕事上の人間関係を上手く築けない」など理由はさまざまです。

しかし、実際に辞めることを考えると、今後の生活の不安や転職活動の難しさが気になり、決断しきれないこともあるでしょう。

本記事では、データに基づく20代の離職事情離職した場合のメリット・デメリット、トラブル発生時の対処法を解説します。これらの情報を把握すれば、納得できる結論を出せるはずです。後半では転職に役立つサービスも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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20代の離職は甘えではない!データでみる20代の離職・退職事情

「20代の離職・退職は甘え」という声もありますが、実際にはそうではありません。ポジティブな理由で離職し、転職先で成功している人も多くいます。ここでは20代の離職・転職をデータとともに20代の離職事情を見ていきましょう。

近年の20代離職率はどのくらい?

厚生労働省の「令和2年雇用動向調査結果の概要」のデータをもとに、20代前半と後半の離職率を男女別で紹介します。

性別20~24歳の離職率25~29歳の離職率全年齢の離職率
男性29.1%15.8%12.8%
女性28.4%19.4%15.9%

“参考:厚生労働省令和2年雇用動向調査結果の概要」”

20代前半では3~4人に1人、20代後半でも5~6人に1人は離職しています。つまり、20代の離職はそう珍しいことではないということです。

20代の離職・退職はキャリアアップや環境を変えるチャンスと捉えよう!

20代の離職は仕事自体を辞めることは稀で、転職とセットにしているケースがほとんどです。ここでは、転職によって年収がアップした年齢、転職に対するイメージのデータをもとに、20代の転職がネガティブではない理由をひも解いていきます。

20代の転職は年収アップを狙えるタイミング

“参考:doda「6,000名の転職者データから読み解く『年収アップ転職』の傾向」

上記のデータは、転職によって年収がアップした年齢の割合分布です。22歳から45歳以上を対象とした場合、転職によって年収がアップする割合が最も高い年齢は28歳、次いで29歳、27歳であることがわかります。20代後半での転職は年収アップの可能性を大いに秘めており、20代でしっかりとスキルを磨くことができれば、転職の際の年収アップが期待できるでしょう。

20代の多くは転職をポジティブに捉えている

“参考:doda「転職に関する意識調査」

dodaの「転職に関する意識調査」によれば、転職に対するイメージを「ポジティブ」または「どちらかというとポジティブ」と捉えている人の割合が6割以上であることがわかりました。

また、全年齢で見ても「わからない」を除けばポジティブに捉える人のほうがネガティブに捉える人よりも高い割合を示しています。

つまり、転職することをネガティブに考える人はごく一部であり、その意見を気にする必要ないということです。

20代で仕事を辞めたいと思ったときにするべきこと

20代は転職によって年収アップを期待できること、転職自体はポジティブに捉える人が多いことがわかりました。しかし、自分が仕事をやめることを決断するときは、市場全体の傾向を見るのではなく自分自身に向き合うことが大切です。その方法を解説します。

辞めたい理由を明確にする

仕事を辞めたいと思っても、明確な理由が見つからないことは少なくありません。とくにネガティブ思考になっているときは、些細なことのすべてが気になってしまい、自分のなかにあるもっとも大きな課題が見えなくなりがちです。

まずは自分自身を冷静に見つめ、考えを整理する必要があります。理想と現実のギャップをリスト化することでわかりやすくなるため、次の例を参考に書き出してみましょう。

理想現実
・やりたい仕事ができているルーティンワークに忙殺されている
チームワークのよい職場人間関係に悩んでいる
スキルアップし自分の市場価値を高めたい新卒時からやることが変わらずスキルアップできない

理想と現実のギャップを見比べると、自分にとって最大の不満になっているものが何なのかが見えてきます。決したい不満の優先度をつけておくと、転職の軸を決めるときにも役立つため、冷静に分析しましょう。

仕事を辞めて得るもの・失うものを考える

20代は未経験の業界にも転職しやすく、とくに20代後半~30代前半は転職市場で需要の高い世代です。そのため、仕事がなくなり収入に困ることは少ないといえるでしょう。しかし、いざ現職を辞めるとなると失うものもあります。

離職・転職によって得られるものと失うものを見ていきましょう。

得られるもの失うもの
  • 新たな人間関係
  • 転職に成功した場合は希望の年収や待遇
  • スキルアップ・キャリアアップの可能性
  • 現職の会社の福利厚生
  • 仕事の人間関係
  • 定年退職金
  • 現在のポジション

人によって環境は様々で、ここで挙げた「得るもの」「失うもの」はあくまで一例に過ぎません。仕事を辞めることで、何を得て何を失うのかはっきりさせ、自分自身で下した決断を納得のいくものにしましょう。

20代で離職・退職をするメリット・デメリット

20代で仕事を辞めるメリット

20代で仕事を辞めるメリットとして挙げられるのは以下の3つです。

  • メリット①新たな挑戦を始める時間的余裕がある
  • メリット②ほかの年代に比べて転職が比較的容易
  • メリット③役職がついていないことも多く、辞めやすい場合も多い

以下でそれぞれのメリットを詳しく解説します。

メリット①新たな挑戦を始める時間的余裕がある

20代は未経験の業界・職種にも挑戦しやすい世代です。これから仕事を覚えていけば30代以降で活躍できるチャンスがあります。また、企業としても育成の価値があり、長期的に見れば利益となる人材と判断しやすいことが理由として挙げられます。

即戦力となるようなスキルがない場合でも転職へのハードルが低いため、未経験の分野に挑戦するなら20代のうちに決断することをおすすめします。

メリット②ほかの年代に比べて転職が比較的容易

30代以上で転職する場合は即戦力採用に限定されてくるため、他社でも通用するスキルを身に着けていない限り転職が難しくなっていきます。とくに30代後半になるにつれてマネジメント力が重要視されます。専門的なスキルを持っていない限り、マネジメント経験のない人の転職は困難です。

その点、20代は個人的なスキルに長けていれば、現在よりも好条件・好待遇の転職を成功できる可能性が高いといえるでしょう。また、前職の企業風土に染まりきっていないことや伸びしろが評価されて採用につながるケースも少なくありません。

メリット③役職がついていないことも多く、辞めやすい場合も多い

役職についている場合、自分だけでなく部下のことも含めた引継ぎが必要なため、辞めるまでに長い時間を要する可能性があります。また、役職につくほどの評価を獲得している人は現職の企業からひきとめにあい、交渉が難航することもあるでしょう。

その点、役職についていなければ引き止めのリスクは少なく、自分が抱える仕事の引継ぎだけで済むため、辞めるまでのハードルは低いといえます。

20代で仕事を辞めるデメリット

20代で仕事を辞めると以下の2つのようなデメリットもあります。

  • デメリット①離職・退職を繰り返していると転職時の心証が悪くなることも
  • デメリット②退職金がもらえない場合も

以下でそれぞれのデメリットを詳しく解説します。

デメリット①離職・退職を繰り返していると転職時の心証が悪くなることも

“参考:リクナビNEXT「転職回数が多いと不利?年代別の転職回数と採用実態」

20代の離職・退職はメリットも多くありますが、過度に離職・退職の回数が増えると転職活動の際にマイナスに働く場合もあります。

20代に限定したデータではありませんが、上記のデータによれば転職回数が3回を超えると採用の際、気にかける要素になるようです。短いスパンでの転職を繰り返す場合は、マイナスに働く可能性があることを理解しましょう。

デメリット②退職金がもらえない場合も

退職金制度のある企業の場合、多くは入社後3年経過が支給の対象とされている場合が多いため、20代前半での離職・退職では退職金が支給されない可能性があります。離職・退職の際は、支給規定を確認しお金の面で損をすることがないようにしましょう。

退職金は勤続年数が支給額に大きく関わってくるため、20代で会社を辞めると支給額が少なくなりがちです。企業によって退職金の算出方法は異なりますが、退職金=基本給×勤続年数×給付率 でおおよその金額を求めることができます。

20代で仕事を辞めたいのに辞められなかった場合の対処法

労働者には会社を辞める権利がある

20代で会社を辞めたいと上司に打ち明ける際、辞められなかったらどうしようという不安がある方がいるかもしれません。しかし、上司や会社が仕事を辞めさせない場合は法律違反にあたります。以下の民法によって労働者には退職の自由が認められています。

雇用の期間に定めがないときは、解約(=退職)の申入れから2週間が経過すると雇用契約が終了する(民法第627条第1項)
万が一強引な引き止めにあった場合は、司法の専門家に相談して解決しましょう。

離職・退職が難しければ退職代行サービスの利用も

離職・退職の申し出は精神的な負担を伴います。ましてや20代での離職・転職は上司への申し訳の立たなさや罪悪感で押しつぶされそうな気持ちになる場合もあるでしょう。そういった場合は退職代行サービスの利用を検討してみてください。

確実かつ円満に退職したい人は『弁護士法人みやびの退職代行』がおすすめです。

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20代におすすめの転職サービス3選

20代の転職は就職支援をしてくれるエージェントの利用がおすすめです。20代におすすめの転職エージェントを3つ紹介します。

  • ハタラクティブ
  • dodaエージェントサービス
  • リクルートエージェント

ハタラクティブ|20代を中心に未経験転職に特化

※画像引用元:ハタラクティブ公式ホームページ

運営会社:レバレジーズ株式会社
・求人数:公開1,170件/非公開2,300件以上(2022年7月時点)
・主要対応エリア:東京・大阪・名古屋・福岡などの都市部
得意な業界:IT・医療・エンジニアなど

ハタラクティブは、主に20代を中心とした未経験転職に特化した転職エージェントです。第二新卒やフリーターからの転職にも対応しており、未経験者歓迎求人を多く取り扱っています

また、ハタラクティブでは企業の特徴や傾向に合わせた面接対策をおこなっています。1社ずつ丁寧な対策をおこなうことで、面接の通過率も80%以上と高いです(2022年2月~4月時点)。

さらに、内定後から入社までの期間もアドバイザーによるサポートが受けられます。入社までに必要な準備や不安にも相談に乗ってくれるので安心です。

ハタラクティブはこんな人におすすめ!

  • 未経験職種への転職に挑戦したい看護師
  • 短期間集中の転職活動で内定を得たい人
  • 入社まできめ細かいサポートを受けたい人

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ハタラクティブ
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ハタラクティブについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。

dodaエージェントサービス|良質なアドバイザーが転職を支援

※画像出典元:dodaエージェントサービス公式HP

・運営会社:パーソルキャリア株式会社
・求人案件数:公開求人13万399件(2022年4月時点)
・対応職種:営業、企画・管理、技術職、専門職、クリエイティブ、販売、公務員・教育、事務、医療系、金融系など
・対応エリア:全国・海外

doda(デューダ)は、転職求人サイトスカウトサービスなど、さまざまな転職支援サービスを提供する総合転職サイトです。各サービスは連携しており、併用することによってより効率的・効果的な転職活動ができます。

エージェントサービスでは、非公開求人を含めて約10万件の求人情報を持っています。業界・職種・エリアごとに詳しいキャリアアドバイザーが在籍しているため、自身の希望に合わせたアドバイスを受けられるでしょう。

また、年収査定合格診断など、「転職するかどうか迷っている」人に役立つツールもあります。ぜひ活用してみてください。

dodaエージェントサービスはこんな人におすすめ!

  • 約10万件の豊富な情報から自身に適した求人を探してほしい人
  • 転職サイトやスカウトサービスを併用して効率的に転職したい人
  • 年収査定や合格診断といったツールを利用したい人

リクルートエージェント|求人数が国内No.1の充実したサポート体制

※画像出典元:リクルートエージェント公式HP

・運営会社:株式会社リクルート
・求人案件数:公開求人17万9,709件 /非公開求人24万734件(2022年4月時点)
・対応職種:営業、経営、事務、IT・エンジニア、電気、医薬・化粧品、コンサルタント、建設など
・対応エリア:全国・海外

リクルートエージェントは、求人数が国内No.1の大規模な総合型転職エージェントです。公開求人の多さもさることながら、企業が他社に情報を伏せている好待遇・好条件の非公開求人数も豊富なので、年収アップやキャリアアップを期待できます。

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リクルートエージェントについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。

以下の記事ではキャリアの専門家がおすすめする転職エージェントを解説しています。気になる人はチェックしてみましょう。

【プロ厳選】転職エージェントおすすめ15選を比較!求人数ランキングや選び方も解説【利用者392人の声も紹介】
利用する転職エージェントを迷っている人に向けて、専門家厳選のおすすめサービス15選を紹介します。公開求人数ランキングや信頼できるエージェントの選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

20代で仕事を辞めることはネガティブなことではありません。年収アップを期待しやすい年代であり、転職へのハードルが低いことや人間関係を再構築できることなど給与以外のメリットも多くあります。

一方で、現職をやめることで失うものもあるため、本当に辞めるべきかは自分自身と向き合い冷静に分析することが大切です。

辞めることを決断した場合は、紹介した転職サービスや退職代行サービスなども上手に活用し、次のステップへスムーズに進めましょう。

 

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