ハローワークで転職するメリット・デメリットとは?利用方法も解説

転職ノウハウ

失業手当を受けながら就職活動ができるハローワーク。名前はよく聞くけど、転職サイトとなにが違うのか、どんな場所でどのように手続きするのかが分からず、利用をためらっている人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、転職活動でハローワークを利用しようか迷っている人に向けて、次のようなコンテンツを紹介します。

  1. ハローワークのサービス概要
  2. 利用するメリット・デメリット
  3. 利用が向いている人
  4. 利用する際のポイント
  5. 転職サイト・転職エージェントとの違い
  6. 具体的な利用方法

40代以降の転職でハローワークを利用しようか迷っている人にも、分かりやすく具体的に解説していますので参考にしてみてください。

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ハローワークのサービスとは

ハローワークは厚生労働省が全国に設置する公共職業安定所のことで、就職や転職を希望するなら誰でも利用可能で、求人情報の閲覧や職業相談などができます。

しかし、利用者によって向き不向きのサービスがあるので注意しましょう。例えば、在職中には利用できないサービスや、若者や育児中の母親特化型のサービスなどがあります。

以下で、ハローワークのサービスを詳しく紹介します。

ハローワークで利用できるサービス

ハローワークで利用できるサービスは、以下の通りです。

  • 求人情報の検索閲覧
  • カウセリング
  • セミナーの受講
  • 職業訓練
  • 雇用保険に関する手続き
  • 面接対策や履歴書の添削
  • 紹介状の発行 など

ハローワークのサービスは、職業訓練が受けられるのが特徴的です。受講料は基本的に無料ですが、訓練内容によっては有料のものもあります。

職業訓練では転職活動を有利に進めるための実務スキルの取得や、キャリアアップ講習などがあり、対象者はコースによってさまざまです。また、地域や受講期間によって選択できる職業訓練は異なりますので、興味がある方は、最寄りのハローワークで確認しましょう。

在職中には利用できないサービスもある

在職中には利用できないサービスがあるので注意が必要です。なぜ利用できないかというと、ハローワークでは紹介状が必要な求人があり、その紹介状をもらうために離職票が必要だからです。

例えば求人の中には、退職している人、または退職時期が明確な人しか応募できない求人があり、在職中の方は求人応募に制限がかかる場合があります。公開されている求人でも、在職中だと応募できないものがあるので、事前に確認しましょう。

特化型のハローワークもある

ハローワークは仕事を探している人なら誰でも利用できますが、特定の人を対象としたサービスもあります。

新卒応援ハローワーク

新卒ハローワークは、新卒者の安定就職を専門とするハローワークです。全国に50ヶ所以上あり、窓口相談や担当者制での個別支援なども実施しています。

わかものハローワーク

わかものハローワークは、18歳から34歳の支援を専門とするハローワークです。特徴は、専門の資格を持つ人や人事経験者の就職ナビゲーターがサポートしてくれることです。

マザーズハローワーク

マザーズハローワークは、子育て中の就職を支援するハローワークです。育児中でも仕事と家庭を両立できる求人紹介を行っています。相談コーナーは、小さな子供連れで利用できるスペースが併設されている所もあります。

ふるさとハローワーク

ふるさとハローワークでは、通常のハローワークがない市町村での求人紹介や職業相談を行っています。小規模なので求人紹介に特化していたり、雇用保険の手続きサービスがないこともあります。

ハローワークで転職するメリット・デメリット

続いて、ハローワークで転職するメリット・デメリットをご紹介します。それぞれを表にまとめましたので、参考にしてください。

ハローワークは気軽に利用できますが、場合によっては不便なこともあります。仕事を探しはじめる前に、メリット・デメリットを知り、自分の状況と照らし合わせてみましょう。

メリットデメリット
  • 地元の求人が多い
  • 転職の相談を受けられる
  • 幅広い求人を簡単に探せる
  • 自分で積極的苦手動く必要がある
  • 画像などの求人情報は少ない
  • 開庁時間に行きにくい

ここからは、上記のメリット・デメリットをより詳しく見ていきます。

ハローワークで転職するメリット

ハローワークで転職するメリットは以下の3つです。

  • 地元の求人が多い
  • 転職の相談を受けられる
  • 幅広い求人を簡単に探せる

以下でそれぞれ詳しく紹介します。

メリット①地元の求人が多い

ハローワークには、大手求人サイトでは見られないような地元の求人が多いです。

なぜなら、職業安定法によって「公共職業安定所は求職者に対してできる限り就職の際に住居の変更を必要としない職業を紹介する」と定められているからです。

各地のハローワークは地元企業との結びつきが強いので、他では見られない求人も多いのです。

例えば、職種にはこだわらないから地元で働きたいという事情のある方には、大手の求人サイトには無い穴場求人があるかもしれません。

地元で働き口を探している方には、地元のハローワークの求人紹介を見てみるとよいでしょう。

メリット②転職の相談を受けられる

ハローワークでは転職の相談も受けられます。「自分で情報を集めることが苦手」「まず何から取り組むべきか分からない」「初めての転職で自信がない」など、不安なことが多くて誰かに相談したい場合は、まずハローワークで気軽に相談してみましょう。

また、面接対策や書類添削なども無料で受けられます。まだ何もプランが決まっていない人でも、とりあえず相談することでキャリアプランが明確になるでしょう。

メリット③幅広い求人を簡単に探せる

ハローワークでは、幅広い求人を簡単に探せるのも特徴の1つです。ハローワークは企業が無料で求人票を出せるので、求人情報が豊富なのです。

また、全国に540ヶ所以上あるハローワークは、全てネットワークに繋がっています。

そのため、大手転職サイトよりも求人数が多い傾向があります。

ただし、どんな企業でも求人を出せるため、質が良くない企業の求人なども紛れている可能性があるので注意しましょう。

 

ハローワークで転職するデメリット

対して、ハローワークを利用した転職で生じるデメリットは以下の3つです。

  • 自分で積極的苦手動く必要がある
  • 画像などの求人情報は少ない
  • 開庁時間に行きにくい

以下でそれぞれ詳しく紹介します。

デメリット①自分で積極的に動く必要がある

ハローワークで転職活動を行なう場合は、積極的に動く必要があります。なぜなら、ハローワークは厚生労働省が設置する機関で、転職エージェントのように企業からオファーが届くことはなく、自分から動いて転職活動を進める必要があるからです。

例えば、自分でやりたいこと、やるべきことが定まっていない場合だと自ら動けず、転職活動はなかなか進みません。

また、ある程度自分のキャリアプランが定まっていないと、方向性が決まらないためハローワークで転職活動をするのは難しく感じるかもしれません。

デメリット②画像などの求人情報は少ない

ハローワークの求人情報には、画像の掲載が少ないため企業の雰囲気が分かりにくい場合があります。

職場の労働環境や、一緒に働く社員の雰囲気を重視する人にとっては、求人票の文字だけで転職先を選ぶのはストレスになるでしょう。

画像などでイメージを把握して、応募したい方には不安材料になります。

デメリット③開庁時間に行きにくい

ハローワークは土日祝日は閉庁の場合が多く、平日働いている方には利用しづらいです。

開庁時間は地域により異なり、8時30分から17時までのところもあれば10時から19時までのところもあります。

また、曜日によって開庁時間が変わる場合もあります。

平日夜間延長や土曜開庁をおこなっている施設もありますが、いずれにせよ平日に働きながらサービスを利用したい人にはデメリットになるでしょう。

ハローワークで転職活動するのが向いている人

ハローワークでの転職活動が向いているのは、以下のような人です。

  • 地元企業に転職したい人
  • 異業種へ挑戦したい人
  • 正社員以外の雇用形態で転職活動している人
  • 職歴に自信がない人

ハローワークでの転職活動に向いている人は、まず地元企業に転職したい人です。ハローワークは地元の求人情報が多く、「地元で働きたい」「地元に貢献したい」と思っている方にはハローワークでの転職活動は向いているでしょう。

未経験の異業種へ挑戦したい方にも、ハローワークは向いています。さまざまな業種・職種の求人を取り扱っていることや、未経験歓迎の求人も少なくありません。転職を機に、今まで経験のない異業種へ挑戦したい人には、ハローワークで求人検索してみると可能性が広がります

他にも正社員以外の雇用形態で転職活動をしている方も、ハローワークには契約社員やパートの求人があるので幅広く探せます。子育て中の方や、フルタイムで働けない事情がある方の転職活動にも向いています。

職歴に自信がない方も、ハローワークでの転職活動は向いています。ハローワークには転職回数が多い人や、就労期間が短く専門スキルがない人でも応募可能な求人が多数あります。

ハローワークは国の事業なので、さまざまな事情を抱えていて働き方に制限があったり、他のサービスでは上手く就職活動が進められなかった人にとっては利用しやすく感じるでしょう。

転職でハローワークを利用するポイント

転職でハローワークを利用するポイントは、以下の通りです。

  • 自分で企業について詳しく調べる
  • 募集が頻繁にかかっている求人は慎重に
  • ハローワーク以外も併用して転職活動する

以下でそれぞれ詳しく紹介します。

自分で企業について詳しく調べる

ハローワークに掲載されている企業情報は、仕事内容・労働条件・選考情報など基本的な情報に制限されています。

興味のある企業や、応募したい企業についてはハローワークに記載されている情報だけでなく、自分で他のサービスなどを使って詳しく調べると転職のヒントになるはずです。

例えば、本社ホームページや、口コミサイトを調べることも必要です。特に口コミでは、さまざまな視点から企業で働く社員の情報を得られるでしょう。また、地元企業の求人が多いため、周囲の人に評判を聞いて情報を集めることでも企業の実態を知ることができます。

募集が頻繁にかかっている求人は慎重に

頻繁に募集がかかっている求人は、人材が常に足りておらず、離職率が高い企業の可能性があるので注意が必要です。

このような企業は、労働条件や職場環境に問題があるケースあるので、求人情報を定期的に確認して頻出する求人は覚えておきましょう。

ハローワーク以外も併用して転職活動する

ハローワークの他に、民間の就職サービスの転職エージェントや転職サイトを併用すると、希望の求人に出会いやすいです。

ハローワークは求人数が多いですが企業の情報が少ないため、応募する企業を選ぶ判断材料が乏しいこともあります。

転職エージェントは在職中の方にも求人紹介ができ、仕事と転職活動を同時に行えます。ハローワーク以外も併用することで選考を有利に進め、転職活動の可能性を広げていくことをおすすめします。

おすすめの転職サイトについて知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

ハローワークと転職サイト・転職エージェントの違い

 

ハローワーク

転職サイト

転職エージェント

求人数

求人情報の量

サポート体制

求人の傾向

中小企業
零細企業

大手企業
中小企業

大手企業
中小企業

ハローワークは、求人数が多いのが特徴です。地元の中小企業や零細企業の求人を多く取り扱っています。民間のサービスではないので、転職のサポートやそれぞれの求人情報の量は、転職サイトや転職エージェントに比べて少ないです。

ハローワークは、職業相談やセミナー、職業訓練なども行っているので、上手く活用するとよいでしょう。

転職サイトは、多くの公開求人の中から自分で直接選べるという特徴があります。ハローワークでは紹介の少ない大手企業から中小ベンチャーまで、幅広い企業が求人広告を出しています。この中から自分のペースで求人を探して、自らアプローチしていきたいという人には、転職サイトの利用がおすすめです。

転職サイトは、職種や業種に特化した専門的な転職サイトもあり、相性のよい会社を自由に探せる点が転職エージェントとは異なります。

転職エージェントは、キャリアアドバイザーと呼ばれる転職支援のプロフェッショナルが担当者になる点が、ハローワークや転職サイトには無い特徴です。キャリアアドバイザーが自分に合う求人を提案し、希望に合えば転職支援まで行ってくれます。したがって、個別のサポート体制は他に比べて充実しています。

転職エージェントは、限られた人しか応募できない非公開求人を持っているエージェントもあるので、個別の要望に対応できる情報量でも優位性があります

ハローワークの利用方法

ハローワークを利用してみたいと思ったら、利用する前に持って行くべき持ち物と、実際に利用するための登録から仕事を獲得するまでの流れを確認しましょう。

持っていくものと利用の流れを、それぞれ以下で詳しく紹介します。

ハローワークに持っていくもの

ハローワークに行く際は、以下の準備をしましょう。

  • 離職票
  • 雇用保険被保険者証
  • マイナンバーカードか個人番号の確認できる書類
  • 運転免許証、パスポートなどの身分証明書
  • 証明用写真2枚
  • 印鑑
  • 通帳

服装に決まりはなく、私服で行っても問題はありません。

求職の申込みには、離職票・個人番号の確認できる書類・身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード)・証明用写真2枚・通帳・雇用保険被保険者証(在職中の人)が必要です。それに加えて雇用保険の手続きを行う際は、印鑑が必要です。

失業給付を受けながら転職活動を進める場合も、離職票を持っていくとスムーズに登録が行えます。

失業給付を受けている場合は4週間に一度失業認定を受けなければなりません。ハローワークで求職中でありながら仕事に就いていないことを証明するためです。

失業給付は、ハローワークの利用した転職でぜひ活用したい制度なので、離職票を持参して登録するようにしましょう。

ハローワーク利用の流れ

ハローワークを利用する一連の流れを詳しく紹介します。

登録から面接の流れは以下の通りです。

  1. 求職者登録する
  2. 相談しながら求人を探す
  3. 面接を受ける

以下でそれぞれ詳しく解説します。

①求職者登録する

まずはハローワークで登録を行います。最寄りのハローワークで登録が可能です。

ここでは以下のような基本的な内容を記入します。

  • 氏名
  • 住所
  • 学歴・職歴
  • 希望の仕事 など

細かく記入することで希望の職種などが狭まりますが、見つかる企業が少なくなる可能性があるので注意が必要です。なので、多くの企業から選択したい場合はあまり条件を記入しすぎないようにしましょう。

登録が受理されると、ハローワークカードが手渡されます。ハローワークで転職活動をする際に利用するものなので、大切に保管しましょう。

②相談しながら求人を探す

ハローワークでは、窓口にて相談員に相談できます。初めての転職で不安や悩みなどある方、何か相談がある場合は利用しましょう。また、面接対策や書類添削なども無料で受けることができます。

③面接を受ける

企業に応募した後は、面接を行います。面接を受けるときは、ハローワークから渡される紹介状を忘れずに持っていきましょう。面接の流れは、一般的なものと同じです。

ハローワーク以外の転職サービス2選

ハローワーク以外に転職手段が気になる場合は、転職エージェントの利用も検討してみましょう。ここでは業界の中でも最大級の案件数をもっている、おすすめの転職エージェントを2つ紹介します。転職が気になる人は一度登録しておき求人を探してみるのもおすすめです。

  • リクルートエージェント
  • dodaエージェントサービス

リクルートエージェント

※画像出典元:リクルートエージェント公式HP

・運営会社:株式会社リクルート
・求人案件数:公開求人17万9,709件 /非公開求人24万734件(2022年4月時点)
・対応職種:営業、経営、事務、IT・エンジニア、電気、医薬・化粧品、コンサルタント、建設など
・対応エリア:全国・海外

リクルートエージェントは、求人数が国内No.1の大規模な総合型転職エージェントです。公開求人の多さもさることながら、非公開求人数も豊富なので新たな出会いにも期待できます。

業界ごとに経験豊富なアドバイザーが在籍していることも魅力です。各業界、職種に精通しているため、経歴やスキルの価値を正しく評価してもらえます。

また、転職者に対するサポート体制の充実度は大手ならではなので、50代の転職にも効果的でしょう。

リクルートエージェントはこんな人におすすめ!

  • 国内最大級の求人数のなかから仕事探しをしたい人
  • 業界に詳しい人からアドバイスをもらいたい人
  • 大手ならではの充実したサポートを受けたい人

リクルートエージェントについて、より詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。

dodaエージェントサービス

※画像出典元:dodaエージェントサービス公式HP

・運営会社:パーソルキャリア株式会社
・求人案件数:公開求人13万399件(2022年4月時点)
・対応職種:営業、企画・管理、技術職、専門職、クリエイティブ、販売、公務員・教育、事務、医療系、金融系など
・対応エリア:全国・海外

doda(デューダ)は、転職求人サイトスカウトサービスなど、さまざまな転職支援サービスを提供する総合転職サイトです。各サービスは連携しており、併用することによってより効率的・効果的な転職活動ができます。

エージェントサービスでは、非公開求人を含めて約10万件の求人情報を持っています。業界・職種・エリアごとに詳しいキャリアアドバイザーが在籍しているため、自身の希望に合わせたアドバイスを受けられるでしょう。

また、年収査定合格診断など、「転職するかどうか迷っている」人に役立つツールもあります。ぜひ活用してみてください。

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  • 約10万件の豊富な情報から自身に適した求人を探してほしい人
  • 転職サイトやスカウトサービスを併用して効率的に転職したい人
  • 年収査定や合格診断といったツールを利用したい人

まとめ

この記事ではハローワークのサービス概要、利用するメリット・デメリット、利用するポイントなどを解説してきました。ハローワークを利用するメリットは、地元の求人が多い、転職の相談を受けられる、幅広い求人を簡単に探せることでした。

これらのメリットを活かしつつ、転職サイトや転職エージェントを併用することで、自分の希望に沿った転職活動を成功させましょう。

おすすめの転職サービスを年代と職業別に紹介した以下の記事も参考にしてください。

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