適職診断などの診断や分析をおこなうと、自分に向いている仕事が見つかりやすくおすすめです。例えばハローワークでは4つの適職診断を受けることができます。
しかし、ハローワークの適職診断について、「結果は信用できるの?」「本当に就職や転職に役立つ?」など疑問を感じる人もいるでしょう。
そこで本記事では、ハローワークで受けられる適職診断について、実際に利用した人の口コミ、評判をもとに詳しく解説します。
診断の種類や受けるメリット・デメリット、診断方法など、知りたい情報をまとめて読むことができます。
さらに、ハローワーク以外におすすめの適職診断が受けられるサイトも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「もっとやりがいを感じられる仕事がしたい」「今の会社ではキャリアアップ・年収アップが難しいと感じる」と自分のキャリアについて、漠然と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
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ハローワークの適職診断を利用した人の口コミ・評判は?
実際にハローワークの適職診断を利用した人を対象にアンケートをおこないました。(※2023年1月実施、アンケート対象者50名)
その中から得られた信憑性のある良い口コミと悪い口コミを紹介します。
また、ハローワークの適職診断以外に利用した人気のサービスも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ハローワークの適職診断のよい口コミ
適正項目がかなり細分化されているから、自己分析を行うツールとしてはかなり信憑性が高いと感じました。(年齢:36〜40歳/年収:300〜400万円/利用したハローワークの適職診断:キャリアインサイト(職業適性診断システム))
自分でも気づかなかった可能性に気づき、それが新しい進路を生むきっかけになりました。前向きに検討する上では良き情報集めになったと思います。また、自分の自信にもなって良かったです。(年齢:31〜35歳/年収:300〜400万円/利用したハローワークの適職診断:一般職業適性検査(GATB))
詳細を知ることができる事に加え、それをもとに職員から就業の相談ができるので、就職までの工程がスムーズになる。(年齢:46〜50歳/年収:400万円〜500万円/利用したハローワークの適職診断:職業レディネス・テスト(VRT))
自分の能力と合った職種リストをいただけた。その中に自分では考えたことの無い職種もあり、視野が広がった。(年齢:36〜40歳/年収:300万円以下/利用したハローワークの適職診断:職業興味検査(VPI))
転職する際に自分で思い描いている職種はおおむね固まっていたのですが、自分としては意外な職にも適正があることがわかったのは目から鱗でした。(年齢:41〜45歳/年収:700万円〜800万円/利用したハローワークの適職診断:キャリアインサイト(職業適性診断システム))
自身では分からなかった適正を把握する事ができましたし、現職への適正判断もでき助かりました。(年齢:36〜40歳/年収:600万円〜700万円/利用したハローワークの適職診断:キャリアインサイト(職業適性診断システム))
自分に向いていそうだけど未経験で踏み込めなかった業種があり、適職診断でやっぱり向いていそうだと確信をもてたこと(年齢:31〜35歳/年収:400万円〜500万円/利用したハローワークの適職診断:一般職業適性検査(GATB))
ハローワークの適職診断の悪い口コミ
事務的な感じで、深い部分はあまりよくわからなかったりするかな、と曖昧な部分もありました。(年齢:31〜35歳/年収:300万円〜400万円/利用したハローワークの適職診断:一般職業適性検査(GATB))
診断を完遂させるまで多くの質問に回答する必要があるから、想定以上の時間が取られる点が課題でした。(年齢:36〜40歳/年収:300万円〜400万円/利用したハローワークの適職診断:キャリアインサイト(職業適性診断システム))
診断結果に頼りすぎてしまいがちになり、考えを途中で切り替え辛くなる。(年齢:46〜50歳/年収:400万円〜500万円/利用したハローワークの適職診断:職業レディネス・テスト(VRT))
診断に結構な時間がががること。職種との相性はわかっても、職場との相性はわからないこと。(年齢:36〜40歳/年収:300万円〜400万円/利用したハローワークの適職診断:一般職業適性検査(GATB))
結果を見た時に、「あぁやっぱりこういう感じか…」と思えてしまったこと。新しい発見というよりも、再確認になりました。良くも悪くも、選択肢を狭める結果になってしまうこともあると思いました。(年齢:26〜30歳/年収:300万円以下/利用したハローワークの適職診断:一般職業適性検査(GATB))
ハローワークに行かないと診断できない所と診断時間が長い事。あとは抽象的にしかその時の興味が分からない所。(年齢:36〜40歳/年収:300万円以下/利用したハローワークの適職診断:キャリアインサイト(職業適性診断システム))
ハローワーク適職診断の「一般職業適性検査」を利用して悪かった点は、「都道府県によって検査内容が異なる」ところです。自分は、実家暮らししている時も一人暮らししている時にも利用したことがあるのですが、都道府県が違うと検査内容も違うため、検査結果が適格なのか疑問が残りました。(年齢:36〜40歳/年収:300万円〜400万円/利用したハローワークの適職診断:一般職業適性検査(GATB))
ハローワーク適職診断を利用しようと思ったきっかけ・理由は?
これがしたいというものがないし、どんな結果が出るのか興味本位でやってみました。直ぐに結果がでるというのもやってみようと思った理由の一つです。(年齢:36〜40歳/年収:300万円〜400万円/利用したハローワークの適職診断:一般職業適性検査(GATB))
転職を考えるようになってから、今とは違う他の職種の可能性も探ってみたいと思うようになったのがきっかけです。(年齢:36〜40歳/年収:300万円〜400万円/利用したハローワークの適職診断:キャリアインサイト(職業適性診断システム))
自分には何が向いているのかわからず、転職活動がなかなかうまくいかなかったので、適職を知りたいと思いました。(年齢:26〜30歳/年収:300万円以下/利用したハローワークの適職診断:一般職業適性検査(GATB))
就いた職が自分に向かないと感じたことがきっかけです。さて自分は何ができるのか?どんなことが向いているのか?ということを把握する指針にしたいと思いました。(年齢:26〜30歳/年収:300万円以下/利用したハローワークの適職診断:一般職業適性検査(GATB))
30代で今後のキャリアアップを目標にした時に自分の現在の立ち位置を知りたかったから。(年齢:26〜30歳/年収:300万円以下/利用したハローワークの適職診断:一般職業適性検査(GATB))
ハローワーク適職診断と併用したおすすめの診断ツールは?
アンケートにご回答いただいたハローワークの適職診断を利用した人に、「ハローワークの適職診断以外に利用して良かった診断ツールはなんですか?」という質問をおこない、多かったサービスを3つ紹介します。
利用者数(50人中) | サービス名 | 特徴 | 公式サイト |
20人/50人中 (39.2%) |
リクナビNEXTグッドポイント診断 | 自分の強みがわかる!本格診断サービス | |
10人/50人中 (19.6%) |
doda年収査定サービス | 3分で気軽に自分の市場価値が診断できる! | |
8人/50人中 (15.7%) |
ミイダス | アプリで簡単に診断!年収査定や自分に合った求人も紹介 |
他にも、パソナキャリアの年収診断、年収査定サービスを利用している人も7.8%いました。
市場価値診断をおこない、自分の現在の年収や待遇か適正かを把握した上で、転職サービスも続けて利用できるサービスが人気のようです。
ハローワークの適職診断の口コミまとめ
ハローワークの適職診断を利用した人の口コミでは、「自分でも気づけなかった可能性を知れて、自信につながった」「診断結果をもとに求人を紹介してくれるので、就職活動がスムーズ」「自分の適職もわかるが、現職の適正診断もできた」といった声が多く見られました。
自分の強みや向いている職種が客観的に把握できるため、新しい業種へチャレンジするきっかけになったり、転職活動の自信につながった人も多いようです。
一方、悪い口コミとしては、「ハローワークに直接出向く必要があるのがめんどうだった」「診断にかかる時間が長かった」「自分がやりたい仕事が適職ではないという診断結果が出て、残念な気持ちになった」という声がみられました。
ネットで気軽に適職診断をおこないたい人や、忙しくて時間がない人には向かないといえます。また、適職診断の結果に全てを委ねてしまうのではなく、あくまで自分のキャリアを決める参考程度にするのが良いでしょう。
ハローワークで受けられる適職診断の種類
では、ハローワークの適職診断について解説します。ハローワークで受けられる適職診断は、以下の4つです。
- 一般職業適性検査(GATB)
- キャリアインサイト(職業適性診断システム)
- 職業興味検査(VPI)
- 職業レディネス・テスト(VRT)
それぞれの特徴を詳しくみてみましょう。
一般職業適性検査(GATB)
一般職業適性検査(GATB)は、就労に必要な9つの能力を測定する診断です。厚生労働省が携わった検査なので安心して受診できます。
一般職業適性検査で測る能力は次のとおりです。
紙筆検査 | 器具検査 |
|
|
紙筆検査は45~50分、器具検査は12~15分の制限時間でおこないます。時間内にできるだけ早く正確に回答することを目的としており、診断を受けるにあたって勉強や対策をおこなう必要はありません。
結果は各能力ごとにA~Fの6段階の評価がつけられます。その評価を用いて、13職業領域・40適正職業群のなかから能力に適した仕事がわかる仕組みです。
キャリアインサイト(職業適性診断システム)
続いて紹介するキャリアインサイトは、パソコンで診断できる職業適性診断システムです。能力・興味・価値観・行動特性の4つの側面から適正がある仕事を診断できます。
求職者自身がパソコンを操作して診断ができるので、より気軽に利用できる点はメリットです。
制限時間も基本的には設けられておらず、テストというよりもアンケート感覚で診断できます。34歳以下向けのECコースと、35歳以上向けのMCコースの2種類があります。
能力の評価がされたら、自分の能力に適した職業情報の検索も可能です。474種類の職業から自分に合ったものを紹介してもらえるので、新たな可能性に出会うこともできます。
職業興味検査(VPI)
自分がなにをしたいのかがわからないという人には、職業興味検査(VPI)がおすすめです。職業興味検査では、160個の職業名に対して興味があるかないかを回答することで、関心のある分野や性格的な傾向を判断します。
診断結果で用いられる領域と傾向尺度は次のとおりです。
職業興味領域 | 傾向尺度 |
|
|
職業興味検査は、採点も含めて20分程度の短い時間で診断が可能です。自己分析にも役立つ診断なので、受けてみるとよいでしょう。
職業レディネス・テスト(VRT)
職業レディネス・テスト(VRT)では、職業興味・基礎的志向性・職務遂行の自信度の3つの診断結果が得られます。働くうえでのストロングポイント・ウィークポイントがわかるため、より若者向きの診断です。
職業レディネス・テストは、主に就職を控えた大学生向けに作成された診断です。中学生・高校生用の診断もあります。
診断は40~45分程度の筆記検査で、自己採点ですぐに判定結果を受け取ることもできます。自身の興味や志向性がわかるだけでなく、キャリアプランの参考になる職業リストの閲覧も可能です。
ハローワークで適職診断を受けるメリット
続いて、ハローワークで適職診断を受けるメリットを解説します。
- 4つの診断を無料で受けられる
- 診断結果が信用できる
- 就職・転職先の視野が広がる
- 面接や応募書類に活用できる
主なメリットは上記の4つです。それぞれ詳しくみてみましょう。
4つの診断を無料で受けられる
ハローワークでは、紹介した一般職業適性検査・キャリアインサイト・職業興味検査・職業レディネス・テストの4つの診断がすべて無料で受けられます。
ただし、診断を受けるには予約が必要です。予約をすれば誰でも受けることができるので、近くのハローワークに問い合わせてみましょう。
また適職診断は、ハローワークの求職者給付に必要な求職活動実績として認められます。退職後、求職実績のハンコが足りない場合や自分の向いている仕事がわからない場合にもおすすめです。
ただし、個人で利用できるキャリア・インサイトは、それだけでは求職実績に含まれません。診断結果を持って職業相談を受けるなどして対応しましょう。
診断結果が信用できる
ハローワークで受けられる適職診断は公的な機関が提供する診断です。精度が高く、信用できる診断結果が得られます。
特に一般職業適性検査は、紙筆検査だけでなく器具を使った実技の検査もあり、より本格的に適性を診断することができます。その分検査には制限時間も設けられ、1時間程度要するためややハードルが高いことはデメリットです。
もっと気軽に診断を受けたいなら、キャリアインサイトや職業興味検査は20~30分程度で簡単に受けられるためおすすめです。
就職・転職先の視野が広がる
適職診断を受けることで、就職や転職に対する視野が広がるメリットがあります。
適職診断は、自身の特性や性格を客観的に見ることができるチャンスです。診断結果は数字やグラフでわかりやすく表示されるので、感覚的に自分の強みがとらえられます。自分では気付かなかったストロングポイント・ウィークポイントを見つけることにもつながるでしょう。
また、診断結果で向いている仕事を紹介されることで、いままで知らなかった職業に出会うケースもあります。経験のない仕事でも、自分に向いているとわかっていれば挑戦しやすいです。就職・転職活動にも積極的になれるでしょう。
面接や応募書類に活用できる
適職診断で得られた結果は、自己分析に役立てることができます。客観的な視点で正確な自己分析ができるので、応募書類や面接での自己アピールにも役立つでしょう。
転職や就職を成功させるには、入念な自己分析が必要です。自分の強みや志向、苦手分野を理解することで、企業とのミスマッチが起こりにくくなります。適職診断による客観的な視点かつ精密な自己分析で、根拠ある自己PRをおこなうことができるでしょう。
ただし、志望動機を「適職診断でおすすめされたから」としてしまうと印象はよくありません。適職診断で出会ったことを述べるにしても、その後自分が取った行動や、企業に惹かれた理由を明確にしましょう。
ハローワークで適職診断を受けるデメリット
では、ハローワークで診断テストを受けることにはどういったデメリットがあるでしょうか?考えられるデメリットは次の3つです。
- 診断結果に振り回されることがある
- 職場の雰囲気や相性はわからない
- ハローワークですべての診断が受けられるわけではない
それぞれ詳しく解説します。
診断結果に振り回されることがある
適職診断の結果が精密なことで、診断結果をうのみにして思うような就職・転職活動ができなくなる場合があります。
たしかにハローワークの適職診断はじゅうぶん信用できる結果が得られます。しかし、診断結果でおすすめされた職種に絞って仕事を探す必要はありません。また、おすすめの職種になくても、自分のやりたい仕事を選んで才能が開花することもあるでしょう。
適職診断はあくまでも診断であり、向いている仕事・向いていない仕事を決定づけるものではありません。自分の意志を大切に就職・転職活動にのぞみましょう。
<口コミ>診断結果に頼りすぎてしまいがちになり、考えを途中で切り替え辛くなる。(年齢:46〜50歳/年収:400万円〜500万円/利用したハローワークの適職診断:職業レディネス・テスト(VRT))
職場の雰囲気や相性はわからない
適職診断上では向いている仕事でも、職場の雰囲気や社風によっては相性が悪い場合もあります。診断では企業の詳細な情報まではチェックできないので、自分で分析して応募する企業を選ぶ必要があるでしょう。
どういった雰囲気の職場がよいかなど、自分の働きたい環境を考えるなら、希望条件を洗い直すことをおすすめします。箇条書きにするなどして、職場に求める条件を考え直してみましょう。
また、ハローワークで適職診断を受けた場合、診断結果をもとに相談員に就職相談をすることもできます。その際紹介された求人でも、自分に合っている求人とは限りません。求人票は細部まで見て、条件や仕事内容が希望に合っているか確認しましょう。
転職目的や希望条件といった転職軸の作り方を解説したこちらの記事もおすすめです。
「転職軸とは?定まらない人向けに作り方を解説!例文や面接の回答例も紹介」
ハローワークですべての診断が受けられるわけではない
ハローワークで受けられるのは、基本的に紹介した4つの適職診断に限られます。公的な機関だからといって、ハローワークですべての適職診断が受けられるわけではありません。また、ハローワークでも場所によって受けられる診断が限られることもあります。
受けたい診断がある場合には、別の施設やサービスを頼る必要があるでしょう。例えば、障がい者向けの適職診断を受けたい場合は、地域の障害者職業センターがおすすめです。障がいに合わせた支援や就業相談が受けられます。
また、現在の転職・就職市況を用いた診断はハローワークでは受けられません。最新情報を含めて自分の市場価値や適職が知りたい人は、企業の適職診断や市場価値診断を受けるとよいでしょう。
市場価値診断について詳しく解説したこちらの記事もおすすめです。
「自分の市場価値は?おすすめの無料診断ツール・転職サービス8選|登録不要のアプリも」
ハローワーク以外のおすすめ適職診断3選
続いて、ハローワーク以外で適職診断を実施しているおすすめのサービスを3つ紹介します。紹介するサービスの特徴を表にまとめたのでご覧ください。
サービス名 | ミイダス |
キャリアインデックス |
リクナビNEXT |
所要時間 | 登録から約5分 | 約5分 | 約30分 |
問題数の目安 | 20~30問 | 39問 | 非公開 |
料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
個人情報登録の有無 | あり | なし ※本登録は必要 |
なし ※本登録は必要 |
特徴 | ・企業からスカウトが受けられる転職アプリ ・可能性診断や市場価値診断で 自分に合う会社が見つかる |
・120の転職サイトの求人をまとめて閲覧 ・会員登録なしで即診断 |
・大手転職サイト ・自宅で本格的な診断が受けられる |
公式サイト |
各サービスの特徴をみてみましょう。
ミイダス|アプリで簡単に市場価値診断
※画像引用元:ミイダス公式ホームページ
ミイダスは企業からスカウトが受けられる転職アプリです。経歴やスキルといった情報だけでなく、ミイダスが提供する独自の適職診断結果によっても企業からスカウトが届きます。
ミイダスで受けられるのは、向いている仕事や強みがわかるコンピテンシー診断、意思決定の癖がわかるバイアス診断ゲーム(可能性診断)、データをもとに算出する市場価値診断の3つです。どの診断もアプリをダウンロードして登録すれば無料で受けられます。
スマートフォンで診断や結果の閲覧ができるため手軽です。さらに診断結果をそのまま転職活動に活かせるので、より効率的な転職活動が期待できるでしょう。
- アプリで手軽に適職診断を受け、転職に活かしたい人
- 自分の長所や向いている仕事がわからない人
- 経歴だけでなくポテンシャルや性格を見てほしい人
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ミイダスの登録はこちら
キャリアインデックス|登録不要!気軽に適職診断ができる
※画像引用元:キャリアインデックス公式ホームページ
キャリアインデックスは、連携した120の転職サイトの求人情報をまとめて閲覧できるサービスです。求人数が多いことももちろんですが、適職診断や年収査定といった便利なサービスも評価されています。
キャリアインデックスの適職診断は、会員登録や個人情報の入力なしで誰でも利用可能です。39つの質問に答えるだけの簡単な診断ですが、性格傾向・ビジネスにおける強みと改善点・職場に求めるものを本格的に診断できます。
診断結果では、向いている職種と素質のある職種の2つが提示されます。客観的な診断結果は、その後の転職活動や就職活動に役立てることができるでしょう。
- 会員登録なしで気軽に診断を受けたい人
- 自分に向いている仕事が知りたい人
- 転職・就職活動の書類が埋まらず困っている人
キャリアインデックスで診断 キャリアインデックスの登録はこちら
リクナビNEXT|自分の強みがわかる!30分で本格診断
※画像引用元:リクナビNEXT公式ホームページ
大手転職サイトのリクナビNEXTが提供するのは、自分の強みがわかるグッドポイント診断です。親密性・現実思考・慎重性など、全18種類のなかから強みを5つ診断します。
グッドポイント診断の所要時間は約30分。無料でできる適職診断としては長い時間を要します。しかし、リクルートグループ独自のノウハウを活かしていて結果は本格的です。ハローワークにいって診断を受ける時間はないものの、精度の高い診断が受けたい人におすすめします。
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ハローワークで適職診断を受ける流れ
ハローワークで適職診断を受けるには事前の予約が必要です。次のような流れで診断を受けましょう。
- 電話か現地で予約
- 予約した日にハローワークで診断を受ける
- 診断結果を印刷する
- 担当者との相談に活かす
各ステップをひとつずつ確認しましょう。
1.電話か現地で予約
まずは適職診断の予約をおこないましょう。4つのうち受けたい適職診断が決まったら、最寄りのハローワークに電話するか、現地の窓口で予約しましょう。
ただし、ハローワークによっては希望する診断を実施しない場合もあります。例えばキャリアインサイトは、専用のパソコンを導入していない施設では受診できません。
現地で問い合わせるよりも、電話で実施を確認してから予約するほうがスムーズでしょう。もちろんハローワークを利用して求職活動中なら窓口での問い合わせでも構いません。
2.予約した日にハローワークで診断を受ける
予約した日にハローワークを訪れ、診断を受けます。診断には相談員の立ち会いが必要なものもあるため、指定された時間に遅れないように気を付けましょう。
受付を済ませたら診断を受けます。筆記用具や書類を保管するクリアファイルなどを用意しておくと安心です。
適職診断は時間がかかるものも多いので、体調がよいときに受診することをおすすめします。キャンセルは電話でおこなえます。
3.診断結果を印刷する
診断結果はハローワークで印刷が可能です。きちんと印刷して、手元に残しておくとその後の活動にも活かすことができます。
ただし、診断やハローワークによっては結果の開示が後日になる場合もあります。結果をすぐに知りたい人は、事前に問い合わせておきましょう。
4.担当者との相談に活かす
せっかくハローワークに訪れたなら、診断結果をもとに就職・転職相談をしてみることをおすすめします。
診断結果を自分で分析してその後に活かすことももちろんできます。しかし、ハローワークの相談員は多くの就職や転職を支援してきたノウハウを持っています。相談員に意見を聞くことで視野が広がるでしょう。
また、求職活動実績がほしい場合にも就職相談を利用したほうがよいです。特にキャリアインサイトは活動実績に含まれないため、診断結果を担当者との相談に活かしましょう。
まとめ
ハローワークでは、一般職業適性検査、キャリアインサイト、職業興味検査、職業レディネス・テストの4つの適性診断がすべて無料で受診できます。精度が高いため、就職や転職といった活動にも活かすことができるでしょう。
適性診断の受診には予約が必要です。しかし、ハローワークによっては実施しない適性診断もあるので、電話で問い合わせておきましょう。
また、ハローワークでは診断できない診断を受けたい場合や出向くことが難しい場合は、適性診断を実施するサービスの利用もおすすめです。
適性診断は自身の強みや向いている仕事を客観的に分析できます。企業への自己PRや面接にも活かせるので、ぜひ活用してみてください。
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◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。