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保育士を辞めたい時の対処法や注意点!おすすめ転職サイトも紹介

介護士・保育士
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保育士の人で「業務量が多すぎてプライベートな時間が取れない」「人間関係がうまくいっていない」と悩んでいるケースもあると思います。

保育士は人気な職種でもありますが、業務と待遇が見合わないと感じて保育士を辞めたり、人間関係に悩み他の保育園への転職を考えたりする人も多いようです。

本記事では、保育士を辞めたくなった時の対処法を解説します。また、保育士の離職率やその主な理由、保育士転職に役立つ監修者おすすめの専門転職サイトもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

本記事の監修者
合同会社ラビッツ 代表社員:石川貴裕
自身の転職経験・転職エージェントの協力企業への厳格な取材の元、転職者の皆様の役に立つ・信頼に足ると考える情報だけを発信していきます。

保育士を辞めたいと思ったとき、どうしたらいい?

保育士を辞めたいと感じる理由は様々です。保育士という職業を辞めたい人もいれば、「職場の人間関係が苦手」「給料が納得いかない」といったように、保育士にはやりがいを感じているものの転職を検討している人もいます。

保育士にやりがいを感じているのであれば、退職する前に辞めたい原因を解決できないか考えてみてはいかがでしょうか。理由によっては改善できるかもしれません。ここでは、保育士を辞めたいと思ったときにおすすめの対処方法をご紹介します。

まずは労働環境の改善を

業務量の多さや労働時間の長さが原因で退職を考えているなら、労働環境の改善を目指すことから始めてみてはいかがでしょうか。

自分でできる対処法としては、効率化のための工夫を凝らすことです。事務作業が楽になるようにフォーマットを作成したり、無駄な業務や工程がないか見直したりすることもおすすめします。

しかし、個人でできる労働環境の改善には限度があります。周りの保育士と話し合い、上司や人事部に労働環境について相談してみるとよいでしょう。

悩みのとらえ方を変えてみよう

職場の人間関係や仕事のプレッシャーに悩んでいる場合は、悩みのとらえ方を変えてみることをおすすめします。合わないと感じる同僚との距離感を見直したり、プレッシャーを感じるなら期待されている、ととらえ方を変えるだけで気持ちが楽になることもあります。

人間関係の悩みは複雑になりやすいものです。仕事の一部と割り切って考える、期待されていると前向きにとらえるなど、考え方を変えて受け入れることも大切です。信頼できる人に相談して適度にストレスを発散するのもよいでしょう。

キャリアアップや給料の交渉をしてみよう

給料の安さや待遇の悪さを懸念しているなら、思い切ってキャリアアップや給料アップの交渉をするのもおすすめです。退職を考える理由がほかにあった場合でも、待遇がよくなることでモチベーションが向上する可能性もあります。

直接交渉をするのは難しいと思うかもしれませんが、従業員が自身の待遇について交渉を行うことは認められている権利です。交渉の際に転職を視野に入れていることを伝えると、具体的な改善に動いてくれる可能性が高いです。

相談することも大事

自分ひとりで解決しようとせず、相談して周りの力を借りることも大切です。園長や上司、同僚など、話しやすい人に相談することで、労働環境の改善や人間関係の解決につながるでしょう。

また、職場の人に話しづらい場合は職場以外の人に相談してみてもよいでしょう。事情を知らないからこそできるアドバイスで、思わぬ解決策がでてくる可能性もあります。このように、ひとりで抱え込まずに誰かに相談することで、ストレスの軽減や問題解決につながることもあります。

解決しなかったら転職を

ここまで紹介したような対処法を試しても、どうしても問題が解決しないこともあるでしょう。そのような場合には、転職を検討するのもよいでしょう。

保育士は常に人手不足の状態が続いており、求人数は多いです。根気よく探すことで労働環境のよい職場や、風通しのよい保育所など、自分に合う職場を見つけることができるでしょう。

保育士の離職率について

続いて、保育士の離職率を見てみましょう。離職率や勤続年数の平均を知ることで、自分の退職時期についても考えやすくなるかもしれません。

離職率は9.3%

平成28年および29年に厚生労働省で実施された社会福祉施設等調査によると、保育士の離職率は9.3%(常勤9.4%)でした。公営保育所に勤める保育士の離職率は5.9%、私営は10.7%であることから、私営保育所の離職率が高めになっていることがわかります。

”参考:厚生労働省保育士の現状と主な取組」”

また、若干ではありますが常用労働者の離職率のほうが高い傾向です。

区分離職率(全体)離職率(常勤のみ)
全体9.3%9.4%
公営保育所5.9%6.3%
私営保育所10.7%10.8%

“参考:厚生労働省保育士の現状と主な取組」”

平成29年の全業種の常用労働者離職率は14.9%であるため、平均よりはやや低めの数値であることがわかります。

”参考:厚生労働省平成29年雇用動向調査結果の概況」”

勤続年数は8~9年ほど

令和3年賃金構造基本統計調査によると、10人以上の規模で働く保育士の平均勤続年数は8.8年でした。そのうち男性は6.9年であるのに対して、女性保育士は8.9年であり、女性のほうが勤続年数が長い傾向にあります。

区分勤続年数
全体8.8年
男性6.9年
女性8.9年

“参考:厚生労働省賃金構造基本統計調査」より「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」”

同調査の全業種の平均勤続年数が12.3年であったことを踏まえると、保育士は他職種に比べて勤続年数がやや短いと考えられます。

保育士を辞めたい!みんながそう思うときの理由は何?

 

保育士は、平均8~9年程度で離職していることがわかりました。では、離職したいと考える際ははどういった理由が多いのでしょうか?主に次のような理由があるようです。

  • 仕事量が多い
  • 給料・待遇への不満
  • 人間関係からくる不安
  • 保護者への対応の難しさ
  • 結婚・出産の影響

東京都福祉保健局平成30年度東京都保育士実態調査結果『調査結果の概要』」の調査(※以下「東京都福祉保健局の調査」と記載)を参考に、それぞれ詳しく見てみましょう。

仕事量が多い

保育士は、専門的な知識を要する代わりの利かない仕事です。子どもたちの保育だけでなく、事務的な仕事や行事の準備などもあるため、仕事量の多さに辞めたいと感じる人も多いようです。

慢性的な人手不足が懸念されており、「休みたくても休めない」「仕事を持ち帰らなければ終わらない」など労働環境に疲れを感じている場合もあるでしょう。

東京都福祉保健局の調査でも、退職意向理由として「仕事量が多い」「労働時間が長い」は上位に挙がっています。

給料・待遇への不満

給料や待遇面への不満も、保育士の離職理由に多いようです。仕事量や労働時間に対して、給料や待遇が適切でないと感じると、やりがいだけに頼ることになってしまい、結果的に離職につながるのでしょう。

東京都福祉保健局の調査によると、「給料が安い」を離職理由に挙げたのは全体の68.7%と最も多い結果になりました。保育士など福祉業界の低賃金や低待遇は社会的にも問題視されており、対応が急がれています。

人間関係からくる不安

人間関係の不振による離職も増えています。保育士に限らず、どのような職場であっても人間関係がうまくいかずに辞めたくなる例は多いです。東京都福祉保健局の調査では、「職場の人間関係」を退職理由に挙げたのは全体の37.1%でした。

特に保育士は、職場内のコミュニケーションが重要な職種であるため、人間関係の難しさに直面するケースも多いようです。

保護者への対応の難しさ

保育士から切り離すことができない業務として保護者対応があります。中には、理不尽なクレームや過干渉を起こす保護者に悩まされる保育士も多いようです。

東京都福祉保健局の調査では、退職理由として全体の24.6%を「保護者対応の大変さ」が占めています。また、就職後に保護者対応が大変だと答えたのは全体の65.3%でした。

結婚・出産の影響

東京都福祉保健局の調査内で「妊娠・出産」「健康上の理由(体力含む)」を退職理由として選んだ人も少なくありません。ライフステージの変化で、退職を選択せざるを得ない場合もあるでしょう。

保育士の仕事は体力が必要であったり休みが取りづらかったりと、結婚や出産のあとに職場復帰をするのが難しい労働環境である場合が多いようです。

保育士の転職に役立つ専門の転職サイト

では、保育士の転職に役立つ専門の転職サイトを4つご紹介します。以下にそれぞれの特徴を簡単にまとめました。

転職サイト公式サイト
特徴

保育士ワーカー

  • 保育士の求人情報が検索できる
  • 保育士専門アドバイザーの転職サポート
  • 派遣社員案件も豊富
ほいく畑
  • 厚生労働省大臣の認可あり
  • 全国各地にネットワークがある
  • ブランクや未経験可の求人が多い

保育士バンク!

  • 業界最大級の求人数
  • 非公開の好条件求人も豊富
  • 認可外、小規模など細かい区分で求人を探せる
保育Aid
  • 園の雰囲気や職場環境について聞ける
  • LINEで気軽に連絡が取れる
  • 入職後のサポートも充実

それでは、各サイトの特徴をより詳しく見てみましょう。

保育士ワーカー

※画像引用元:保育士ワーカー公式HP

・運営会社:株式会社トライトキャリア
・主要対応エリア:全国対応
・求人数:20,568件(2024年5月時点)
・料金:無料
・対応施設形態:保育園、幼稚園、認定こども園、院内・企業内・学童・その他

保育士ワーカーは、年間転職成功者数3万人を誇るトライトグループが提供する保育士専門の転職サイトです。4万件以上の保育士求人が公開されており、全国から条件に合う求人を探すことができます。

また、無料の会員登録を行い、保育士専門の転職アドバイザーによる転職相談を受けることも可能です。サイトに公開されていない非公開求人を含め、希望に合う求人情報を紹介してもらえます。

保育士ワーカーでは、自由に働ける派遣保育士の求人も多く扱っています。実際に働く人からの口コミ情報や給料前払いサービス、面接対策など、充実したサポートも魅力的です。

保育士ワーカーはこんな人におすすめ!

  • 豊富な求人情報から自分で転職先を探したい人
  • 保育士専門のアドバイザーに話を聞いてほしい人
  • 正社員に限らず求人を探したい人

公式HPはこちら

保育士ワーカーの利用を検討している人は、こちらの記事も参考にしてください。

保育士ワーカーの評判口コミ・体験レビュー!他転職サイトとの違いも解説

ほいく畑

※画像引用元:ほいく畑公式HP

・運営会社:株式会社ニッソーネット
・主要対応エリア:全国対応
・求人数:3,779件(2024年5月時点)
・料金:無料
・対応施設形態:保育園、幼稚園、認定こども園、院内・企業内保育、小規模保育事業、公立保育園、学童保育、その他

株式会社ニッソーネットが運営するほいく畑は、厚生労働大臣認可の保育士就職支援センターです。公的に認められたサービスで、安心感が高いため人気があります。

また、全国各地の地域に密着した長年のネットワークがあることも魅力的です。ネットワークやノウハウを活かし、より希望に適した求人紹介が受けられます。

ブランクありや未経験者歓迎の求人を多く取り扱っていることも特徴的です。結婚や出産で仕事を離れていた復帰保育士、資格は持っているものの経験のない保育士など、さまざまなケースに対応しています。

ほいく畑はこんな人におすすめ!

  • 安心して利用できるサイトを選びたい人
  • 地元で働きたい人、働きたい町が決まっている人
  • ブランクがある人や未経験保育士

公式HPはこちら

保育士バンク!

・運営会社:株式会社ネクストビート
・主要対応エリア:全国対応
・求人数:36,945件(2024年5月時点)
・料金:無料
・対応施設形態:保育園、幼稚園、認定こども園、事業所内保育、病児保育、学童保育、放課後等デイサービス、病院内保育、託児所

保育士バンク!は、業界最大級の公開求人・非公開求人数で注目の保育士専門の転職サイトです。医療福祉業界大手の株式会社ネクストビートが運営しており、ネットワークの広さやサポート力の高さもうかがえます。

求人検索は「小規模保育」「モンテソーリ」など、こだわり条件や細かい施設形態から絞ることができ、効率的な職探しが可能です。サイトに無料登録することで、専任アドバイザーから好条件な非公開求人を紹介してもらえる場合もあります。

保育士バンク!はこんな人におすすめ!

  • 業界最大級の豊富な求人情報から転職先を見つけたい人
  • 利用者の評判のよいサービスを利用したい人
  • 転職先の保育園や施設にこだわりがある人

公式HPはこちら

保育Aid

※画像引用元:保育Aid公式HP

・運営会社:株式会社サクシード
・主要対応エリア:非公開
・求人数:非公開
・料金:無料
・対応施設形態:非公開

保育Aidは、人間関係の良好な保育士転職に特化したサービスです。コーディネーターは実際に保育所を訪れ、園の雰囲気や職場環境を把握することに努めています。企業説明では聞けないような具体的な話も聞くことができ、いじめやパワハラのない職場への転職を目指すことができる仕組みです。

相談はLINEアプリで気軽に行うことができるため、「忙しく電話をする暇がない」という人にもおすすめです。また、何か問題があれば入職後でも相談できる環境が整えられています。

保育Aidを運営する株式会社サクシードは、保育士向けの転職サービスをほかにも提供しています。別職種への転職や男性保育士転職向けサイトなど、自分にあったサービスがないか「保育のお仕事」を確認してみてください。

保育Aidはこんな人におすすめ!

  • 人間関係に悩んで転職を考えている人
  • アドバイザーとの連絡を負担に感じている人
  • 入職後もサポートしてほしい人

公式HPはこちら

ここは注意!退職する際に気を付けること

最後に、保育所を退職する際に注意したいポイントを3つご紹介します。

  • 辞めた後のことも考える
  • 上司への報告は早めに
  • 退職理由はよく考えて伝える

退職には上司との面談や交渉、転職活動など、さまざまなハードルが存在します。退職時にトラブルに発展したケースもあるため、入念な準備が必要です。スムーズに退職を進めるためにも、上記のポイントを押さえましょう。

辞めた後のことも考える

辞めた後の生活は大丈夫か家族やパートナーと話し合うなど、辞めた後の見通しはきちんと立てておくことをおすすめします。

保育士として別の施設に転職する場合には、求人数が豊富で比較的転職もしやすいといわれています。また、保育園で働く以外にも病院内保育施設や学童保育施設など、保育士の資格を生かして働ける職場は多数あります。

しかし、保育士から異業種への転職を考えている場合には、転職活動に時間がかかる可能性があることを理解しておきましょう。異業種へ転職する場合は、退職した原因を改善できる仕事を選べるよう、きちんと自己分析や企業研究を行う必要があります。キャリアアドバイザーに相談してみるのもよいでしょう。

上司への報告は早めに

退職を決意したら、できるだけ早めに報告するようにしましょう。健康上の理由でやむを得ず突然辞めなければならなくなったなどの理由でなければ、少なくとも1ヶ月前には報告する必要があります。

退職する職員がいる場合、企業は代わりの人材を募集しなければなりません。特に保育園には配置基準が設けられているため、早急な人材確保が求められます。次の募集に間に合うタイミングで辞められるよう調整すれば、円満に退職できる可能性が高いです。

転職する場合には、転職先の内定が出たらなるべく早く上司に伝えるように心がけましょう。

退職理由はよく考えて伝える

退職を報告する際、理由をどう伝えようか迷うことも多いでしょう。人間関係や待遇など、伝えづらい理由であれば必ずしも正直に伝える必要はありません異業種に挑戦してみたいといったような、前向きな退職であることを伝えるのも有効です。

後腐れなく円満に退職するためにも、退職理由はよく考え言葉を選んで伝えましょう。

まとめ

保育士は子どもたちの成長を間近で感じることができる大変やりがいのある仕事です。しかし、低待遇や体力の問題、人間関係などさまざまな要因で辞めたいと悩んでしまうこともあるでしょう。

保育士を辞めたいと感じたら、自分だけで抱え込まずに誰かに相談することをおすすめします。信頼できる上司や同僚はもちろん、保育所の内情を知らない第三者に相談することもおすすめです。

相談や自身の努力でどうにもならない場合には、転職サイトを利用して転職活動を始めたり、キャリアアドバイザーに相談したりしてみましょう。転職相談は無料で受けることができるため、辞めようか迷っているという人もぜひ気軽に利用してみてください。


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