キャリアプランの考え方とは?設計方法や注意点・年代別のコツまで紹介

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就職・転職・キャリアアップの機会に避けては通れないキャリアプラン。

将来が不安だからキャリアプランを考えてみたいけど、「どのような考え方で作成したらよいのか」「キャリアプランをどう設計したら失敗しないのか」と、作成したほうがよいとは思っていても、行動できずに困っている人は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、初めてキャリアプランを作成する人に向けて、次のようなコンテンツを紹介します。

  1. キャリアプランを考える3つのメリット
  2. キャリアプランを考える4つのステップ
  3. 【年代別】キャリアプランを考えるコツ
  4. 効率的にキャリアプランを作成する方法
  5. キャリアプラン作成におすすめの転職サイト・エージェント
  6. キャリアプランを考える注意点

キャリアプランの作成サポートが受けられる、おすすめの転職サイト・エージェントも紹介しますので、この記事を参考に理想的なキャリアプランの考え方を知り、ぜひキャリアプランの作成に役立ててください。

キャリア設計のプロにアドバイスがほしい人は、おすすめのキャリアコーチングを紹介した以下の記事もおすすめです。

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キャリアプランを考える3つのメリット

キャリアプランを考えることには、以下の3つのメリットがあります。

  • 将来も仕事を失わない
  • 仕事へのモチベーションを上げる
  • 成長のチャンスを逃さない

そもそもキャリアプランとは、自分の理想的な将来像を実現するために、明確な目標をたてる行動計画のことです。キャリアプランを考えることで、長期的な成功を収めやすくなります。以下でキャリアプランを考える3つのメリットについて、それぞれ詳しく紹介します。

仕事を失う可能性が低くなる

キャリアプランを早い段階で考えておくことで、将来的に仕事を失う心配から解放されます。なぜなら、理想のゴールに対してのプランが分かっているので、今必要なこと・行うべきことが明確になり、あらゆる懸念事項に対して事前に対策できるからです。

私たちが生きる社会は、AIなどの技術革新で、終身雇用や年功序列制は崩壊しつつあります。今必要とされている仕事も、代替される可能性が常にあります。自分の仕事が失くなるのも遠い未来ではないかもしれません。

もしキャリアプランを何も考えずに、転職を決めてしまうと、5年後10年後に「こんなはずではなかった」などと後悔しかねません。

仕事へのモチベーションを上げる

明確なキャリアプランがあることで、仕事へのモチベーションが上がります。なぜなら、将来なりたい理想の自分を考えることで、仕事に対して前向きになれるからです。

仕事に慣れてくると働く目的を見失ってしまうことがあり、何のために目の前の作業をしているのか分からなくなってしまいます。

例えば、「何のため」「誰のため」に仕事をするのかを明確にしていれば、目的を自己認識できるのでモチベーションも向上します。

目の前の作業を無思考に繰り返す毎日では、仕事に対しての目的も、またその延長線上にある私生活にも、悪影響を及ぼしてしまうでしょう。

成長のチャンスを逃さない

将来を見据えたキャリアプランがあると、自分が成長するチャンスを逃しにくいです。その理由は、自ら自分の理想とするキャリアプランに近づけようとして、スキルアップや経験値向上に敏感になるからです。

不意に訪れた成長するチャンスに対しても、短期的な損得や目先の利益に惑わされることなくチャレンジできることでしょう。

逆に、キャリアプランの無い人に成長機会を与えても、経験・スキルを求める目的や理由が欠けているので伸びにくいです。このように、不意に訪れるチャンスを掴めるかどうかも、キャリアプランを考えるか否かで180度変わってしまうのです。

キャリアプランを考える4つのステップ

キャリアプランを考えるためには、一連の流れを理解しておくとよいでしょう。そこでここでは、キャリアプランを考える4つのステップを紹介します。

キャリアプランを考える4つのステップは、以下の通りです。

  1. 自身の経験の棚卸
  2. 自身の現状分析
  3. 将来の理想を考える
  4. 理想と現状の差を埋める方法を考える

以下でそれぞれ詳しく紹介します。

1:自身の経験の棚卸

まずは、実際に身に付けたスキル・やりがいを感じたこと・周囲に評価されたことを、それぞれリストアップしてみましょう。自分の経験の棚卸をして、自分を理解することからスタートします。

経験のリストアップは、小さな事でもかまいません。むしろ、自身のささいな思考や行動の癖の中に自分らしさが含まれていることが多いです。

自分の興味・関心や、向き・不向きをキャリアプランに反映しなければ、計画途中で挫折してしまう可能性もあります。

2:自身の現状分析

次に、自分の現状を分析します。分析するポイントは、自分を客観視して考えてみることです。

組織の方向性・業界での立ち位置・組織から期待されている役割などを把握し、自分が周囲に与えている価値を理解しましょう。

客観的に自分を分析し理解することで、効果的なプランを考えられます。

偏った視点から考えたり過大評価をしてしまうと、正確な現状分析にならないので、紙などに書き出したり人に聞いたりしてみるのもおすすめです。

3:将来の理想を考える

過去の経験やスキル・現状分析を踏まえて、自分がどのようになりたいのかといった理想像を考えます。

理想は具体的であるほどよいので、尊敬する上司や影響を受けた人物などを参考にするとイメージしやすいです。同時に、その人のどんなところが理想的なのか、行動レベルで考えてみるとよいでしょう。

その他にも、10年後の自分を想像するのもおすすめです。

具体的なスキルや経験を含め、どうなっていたら理想なのかを考えてみると、実現可能な理想像を捉えやすくなります。

4:理想と現状の差を埋める方法を考える

理想像を考えたら、そこまでの差を埋める方法を考えます。前に現状分析をしたことにより、理想と現状の差が可視化できています。

その差を細分化して1年後や3年後など、段階を踏んで目標を立てていくとよいでしょう。

1つひとつの目標は無理のない範囲にとどめると、モチベーションを保てます。

もし、実行のハードルを感じたり、やる気が出ないようであれば、1つの目標が大きすぎることが原因かもしれません。

作業を細かく分けて簡易化したり、期間を短くして成果を見えやすくするといった調整をしてみましょう。

【年代別】キャリアプランを考えるコツ

キャリアプランは、年代によって考え方が変わるものです。というのも、年代ごとにできることや、周囲から期待されることが変わってくるので、それに合わせてキャリアプランの考え方も柔軟に変化した方が良いからです。

ここでは、年代別にキャリアプランを考えるコツを紹介します。20代・30代・40代に分けて、以下でそれぞれ詳しく紹介します。

20代のキャリアプラン

20代のキャリアプランは、若さを考慮して考えるのがポイントです。

20代は経験が少なくてもポテンシャルが高いので、キャリアチェンジしやすいのが強みです。即戦力を求められないケースも多く、新しい業種などにチャレンジしやすいタイミングといえます。

20代半ばなら、第二新卒での採用も期待できます。自分に不向きな仕事に気付いたり、本当にしたいことが分かったりと、試行錯誤を行動に移せるのは20代の若さの特権です。

自分のキャリアプランを長期的に捉え、早めに変更するのもよいでしょう。

30代のキャリアプラン

30代のキャリアプランは、生活や仕事への意識の変化を取り入れて考えましょう。自分のことだけ考えていられた20代と比べ、周囲の人間関係や将来の生活を考えることが増えます。

そして、仕事においても責任が増えたり、キャリアアップに挑んだりと、自分のキャリアプランを”見直す”機会が増えていくのが30代です。

具体的には、30代のキャリアプランの選択肢は「現職でキャリアを積む」「経験を活かせる仕事へ転職する」「新しいスキルを身に付け、別の分野で活躍を目指す」などが考えられます。

ですが、未経験の分野への挑戦は、待遇が今より下がる可能性が高いため、これまでの経験・スキルをベースに考えていくとよいでしょう。

40代のキャリアプラン

40代は、基本的にこれまでの経験を活かしたキャリアプランを検討しましょう。理由は、それまでの経験による知識・スキル・専門性が蓄積されており、長期的に活かせる資産になっている場合が多いからです。

未経験の転職で、報酬が下がってしまう人がいる一方で、経験を活かして同じ職種で大企業への転職に成功すると、年収アップを狙いやすいです。

これまでの経験や現状を振り返り、強みを最大限活かせるキャリアプランを考えるとよいでしょう。

効率的にキャリアプランを作成する方法

上記でキャリアプランを考えるコツが分かったところで、ここからは実際にキャリアプランを作成してみましょう。便利なサービスを活用することで、効率的にキャリアプランを作成できます。

効率的にキャリアプランを作成する方法は、以下のとおりです。

  • 自社のキャリア面談を利用
  • 厚生労働省のジョブ・カード制度を活用
  • 転職サイト・転職エージェントのサポート

以下でそれぞれ詳しく紹介します。

自社のキャリア面談を利用

ある程度の規模の会社に勤めているのであれば、自社のキャリア面談を利用するのは、最も効率的にキャリアプランを考える方法の1つです。

企業にとって、社員のキャリア形成を支援することは、社員のモチベーション維持や成長を促すのと同時に、中長期的に業績に影響する大事な取り組みです。

したがって人事部に相談すれば、キャリアプランについて建設的な意見が得られる可能性は高いです。

ただし、注意したいのは、これは自社で成長をしたい人向けの方法だということです。

企業の一員である以上、企業の利益を最優先に考えたキャリアプランを提案されることもあるので、目的を明確にしておきましょう。

また相談相手は、ある程度スキルがある人でないと、キャリアプランの悩みは解決しない恐れがあります。

厚生労働省のジョブ・カード制度を活用

厚生労働省のジョブ・カード制度を活用するのも、キャリアプラン作成を効率的にしてくれるでしょう。ジョブ・カードとは、キャリアプランニングや職業能力証明の機能を担うツールとして、厚生労働省が広めている制度です。

所定のフォーマットに従って記入することで、過去の経験を振り、自身の強みや価値観を端的にまとめられます。

また作成が難しかったり、より詳細なキャリアプランを作成したりするために、キャリアコンサルティングへの依頼もサポートしています。具体的な手順やフォーマットを知りたい人は、参考サイトをご確認ください。

”参考:厚生労働省「ジョブ・カード制度総合サイト」

転職サイト・転職エージェントのサポート

転職サイト・転職エージェントのサポートを受けると、自分にあったキャリアプランを効率的に考えられます。無料で利用できるうえ、専門知識をもったキャリアカウンセラーによる個別相談に受けられるでしょう。

あまり知られていませんが、転職したいという意思ではなく、キャリアプランを作成したいという考えで、転職サイトやエージェントのサービスを利用しても全く問題ありません。

納得できるキャリアプランを作成するのも、キャリアカウンセラーの大切な役割の1つです。積極的に活用することで、客観的なアドバイスをもらえるのでおすすめです。

おすすめの転職エージェントを紹介したこちらの記事もおすすめです。

キャリアプラン作成におすすめの転職サイト・エージェント

上記でキャリアプラン作成には、転職サイト・エージェントを活用するのがおすすめと紹介しました。ここでは実際に、キャリアプラン作成におすすめの転職サイト・エージェントを3つ紹介します。

  • リクルートエージェント
  • doda
  • リクナビNEXT

以下でそれぞれ詳しく紹介します。

リクルートエージェント

※画像引用元:リクルートエージェント公式HP

運営会社名:株式会社リクルート
求人案件数:公開求人233,643件・非公開求人273,528件(2022年7月時点)
対応エリア:全国

リクルートエージェントは、取り扱い求人件数と転職成約実績が業界トップクラスの転職サービスです。人材サービスの老舗企業であることから、業界・企業との繋がりが強く、また営業や交渉に精通したアドバイザーがいるので、企業に必要とされる知識やスキルを的確にアドバイスしてくれるでしょう。

さらに、書類添削や面接対策をはじめとする転職支援の手厚いサポートが充実しているので、企業目線でのキャリアプランを考えたい人におすすめです。

リクルートエージェントはこんな人におすすめ!

  • 業種・職種を絞らず、多くの選択肢からキャリアプランを考えたい人
  • キャリアのプロから的確なアドバイスを受けたい人

doda

※画像引用元:doda公式HP

・運営会社名:パーソルキャリア株式会社
・求人案件数:公開求人147,087件(2022年7月時点)
・対応エリア:全国

dodaは保有する求人が10万件超で、業界でもトップクラスの数を誇る転職サービスです。アドバイザーが求職者の意向に合わせたキャリアプランを考え、ある程度求人を絞り込んでから紹介してくれるのも特徴です。

また、転職を有利に進めるノウハウを学ぶ転職セミナーやオンライン予備校を積極的に実施し、キャリアプランを考える機会のあるイベントが充実している点にも注目です。

dodaはこんな人におすすめ!

  • アドバイザーとともにキャリアプランを考えたい人
  • 自分に有利な転職にするためのノウハウを学びたい人

doda
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dodaの詳しいサービス内容や口コミを知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。

doda(デューダ)の評判は?リアルな口コミから特徴を解説!メリット・デメリットや退会方法も
dodaは転職サイトのなかでも利用者が多い大手サービスとして人気ですが、実際の評判はどうでしょうか?本記事ではdodaを実際に利用した人に聞いたリアルな口コミ・評判をご紹介します。また、dodaのメリット・デメリット、退会方法についても解説します。

リクナビNEXT

※画像引用元:リクナビNEXT公式HP

・運営会社名:株式会社リクルート
・求人案件数:公開求人62,861件(2022年7月時点)
・対応エリア:全国

リクナビNEXTは株式会社リクルートが運営する転職サイトです。日本最大級の求人数を公開し、毎月100,000人以上が新規登録している人気のサービスです。

転職を支援するコンテンツが充実しており、簡単に自己分析できるグッドポイント診断では、自分の強みを客観的に把握できます。アピールポイントをおさえた自分らしいキャリアプラン作成の参考に、診断結果を活用できます。

リクナビNEXTはこんな人におすすめ!

  • 高精度なAI技術による適職診断が受けてみたい人
  • 自己分析して自分の強みをキャリアプランに活かしたい人

キャリアプランを考える注意点

ここまでキャリアプランを考えるメリット・ステップ・コツなどを紹介してきましたが、実際に考えるにはいくつか注意点があります。

キャリアプランを考える際の注意点は、以下の通りです。

  • キャリアプランの理想は実現が前提
  • 1度立てたキャリアプランに固執しない
  • キャリアプランには一貫性

以下でそれぞれ詳しく紹介します。

キャリアプランの理想は実現が前提

キャリアプランを考える際は、実現を前提にしたプランを練りましょう。理想が高すぎると、現実との差が大きすぎて埋める方法が思い浮かないため、計画倒れしてしまう恐れがあります。

例えば運動不足の30代のサラリーマンが、プロ野球でホームラン王を目指そうと思っても、実現する可能性が低いのは明らかです。また何から手を付ければよいのか分からず、モチベーションも上がらないので、現実的なプランとは言えません。

したがって、理想的なキャリアプランを考える際は、目標とする人物を思い浮かべ、どのような経緯で現在に至ったのかを調べてみるのも有効です。

一度立てたキャリアプランに固執しない

確固たる万全なプランに沿って、着実に進んでいきたいという気持ちは誰にでもありますが、1度立てたキャリアプランに固執するのはやめましょう。社会の一員である以上、さまざまな影響によって、キャリアプラン通りに人生を送れる保証はありません。

プライベートでの結婚・出産・マイホームや車の購入、仕事での昇進や出張などの外部要因。また、自身の成長や思想の変化による内的要因においても、キャリアプランに対する考え方は変わっていきます。

最初に作成したプラン通りに進むことが、自分を満足させる理想的な将来に繋がるとは限らないので、柔軟にキャリアプランを修正することが必要です。

キャリアプランには一貫性を持たせる

キャリアプランを実践的に活用するためには、一貫性を持たせることが大切です。キャリアプランを有効活用できる転職の面接などのシーンでは、一貫性が無いと面接官から計画性が無いと判断され、不利になる可能性が高いです。

もし、グローバルに活躍したいと主張しておきながら、実際に海外赴任の命令が来たら拒否するような人がいれば、信頼されないのは想像に難くないでしょう。

柔軟にキャリアプランを修正することと、一貫性を持たせることは相反しているように感じるかもしれません。しかし、1つの目標を据えて、達成するための手段を思考錯誤して考えるイメージを持つと迷うことが少ないでしょう。

まとめ

将来に不安を感じたり、今よりも成長したいと思ったら、まずはキャリアプランをじっくりと考えてみましょう。未来を見据えた具体的なキャリアプランがあれば、目標に繋がる効果的な行動ができるようになります。

キャリアプランを考えることで、将来の仕事を失わなかったり、仕事へのモチベーションが上がったり、成長のチャンスを逃さなかったりといったメリットがあります。

また、効率的にキャリアプランを作成するには、転職サイト・エージェントを活用する方法があります。無料で利用できるうえに、専門知識をもった人が相談に乗ってくれて、客観的なアドバイスをもらえるのでおすすめです。

本記事を参考に、キャリアプランを効率的に作成し、将来の自分を助けたり活躍をサポートできる行動を、先取りしておこないましょう。

キャリアプランの設計をサポートしてくれる転職エージェントや、年代別、職種別におすすめの転職サービスを紹介した以下の記事も参考にしてください。

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