Microsoftの本気度を感じるAeroテーマ
テーマ機能を最初に搭載したのは、Windows 95用機能追加パッケージとして販売された Microsoft Plus! for Windows 95。当時はアイコンや背景画像(壁紙)、マウスカーソルなどをデザインテーマに合わせて変更するというものだった。Windows 7でも方向性に大きな変更はなく、デスクトップの背景(以前の壁紙)、ウィンドウの色(配色)、サウンド、スクリーンセーバーの4つを組み合わせてデスクトップの彩りを自由に変更できるというもの。
Windows Vistaでは、なおざりにされた印象のあるテーマ機能だが、今回のMicrosoftは、初期状態でAeroテーマとして、6テーマ+1テーマと比較的多くのテーマを用意している。この+1は、世界各国で販売されるWindows 7のローカルデータとして、その世界主要国の名所を盛り込んだテーマを用意するというもの。もちろん日本語版には「日本」というテーマが同梱され、富士山や桜といった日本の画像や、琴の音色を用いたサウンドがテーマとして適用される(図244~245)。
また、Aeroテーマ以外にも、Windows Aeroを使用しないWindows 7ベーシックやWindows 2000ライクなWindowsクラシックといったベーシックテーマと、視覚障害者向けのハイコントラストテーマが用意されている(図246)。
今回Microsoftはテーマ機能に注力しているらしく、Windows 7のテーマや背景画像、デスクトップガジェットを配布するための公式サイト「Windows 7:PC の個人設定」を用意。前述した「日本」以外にも、アメリカやイギリス、ドイツといった他言語版Windows 7に同梱される予定のテーマや、それ以外のものもダウンロードできる(図247)。
なお、Windows Vistaではテーマの切り替えが遅く、あまり有効的ではなかったが、Windows 7の切り替えスピードは大きく速まっている。Intel Core2 Duo T7600@2.33GHz、メモリ4GB、ATI Mobility FireGL V5250といったスペックのコンピュータに64ビット版Windows 7では、3秒ほどでテーマが切り替わった。これならテーマの切り替えでストレスを覚えることもなく、スピーディに各テーマを楽しめるだろう。
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図248: 「Windows 7:PC の個人設定」サイトにアクセスし、数々のテーマをダウンロードできる。また同サイトでは背景画像やデスクトップガジェットのダウンロードも可能 |