フリーターから正社員に転職したくても、フリーターは不利にならないか不安に感じる人は少なくありません。また、何から行動したらよいかわからない人もいることでしょう。
本記事ではフリーターが利用すべき転職サイトや転職エージェントについて解説します。
本記事を参考にフリーターから正社員になる方法を理解し、行動を起こしてみましょう。
フリーターが効率的に転職する3つの方法
まずはフリーターから正社員に転職する際の、主な方法を3つご紹介します。
- ハローワーク
- 転職エージェント
- 転職サイト
それぞれの特徴や、メリット・デメリットを紹介するので、参考にしてください。
地域に密着した求人が多い「ハローワーク」
ハローワークは国の公的機関です。自分で応募したい企業を探し、窓口で詳しい条件の相談ができます。
転職活動しながら一定の条件を満たせば、給付金を受給できる「失業給付」や「職業訓練」も賢く使っていきたい制度です。地域に密着した求人が多いので、住まいの近くで転職したい人は利用してみるとよいでしょう。
メリット | デメリット | |
ハローワーク |
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希望にあう仕事を探してくれる「転職エージェント」
転職エージェントとは1人1人に担当者が付き、企業との間に入ってくれる支援サービスのことです。キャリア相談から希望条件に合った求人を提案してくれます。
応募書類や面接対策もサポートしてくれたり、疑問を相談したりできる存在なので転職活動の頼もしい味方となるでしょう。
メリット | デメリット | |
転職エージェント |
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転職支援のプロが厳選!おすすめの転職エージェント23選をランキングで紹介
「【プロ厳選】転職エージェントおすすめ23選を比較!求人数ランキングや選び方【利用者の声・裏事情も紹介】」
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キャリア支援の専門家に転職成功のコツや、自分に合った転職エージェントの選び方も聞きましたので、ぜひご覧ください。
自分で仕事を探す「転職サイト」
多数の求人の中から気になる求人をピックアップして、自由に応募できるサービスが転職サイトです。すべてWeb上で操作できるので敷居が低く、気軽にはじめられます。
希望条件でどのような求人がヒットするか知りたい人は、まずは転職サイトを利用してみましょう。
メリット | デメリット | |
転職サイト |
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記事の後半では、フリーターの転職に強いおすすめの転職エージェントと転職サイトを紹介しています。
転職エージェントの仕組みとタイプを紹介
ここでは、転職エージェントの利用前に知っておきたいことを解説します。自分に合ったサービスを利用するために、転職エージェントの仕組みや特徴を理解しておきましょう。
転職エージェントの仕組み
転職エージェントとは、人材を求めている企業と転職希望者をマッチングさせる民間サービスのことです。事前に転職エージェントが企業に希望人材のヒアリングをし、求人を保有しています。
そしてエージェントの利用を申し込んだ転職希望者に、転職エージェントの担当者が希望条件や価値観を聞き出してまとめます。最終的に多数の中から転職希望者に適した求人を提案し、内定まで手助けするのが転職エージェントの役割なのです。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職サイトと転職エージェントの違いは、転職活動に「第三者」が加わるかどうかです。転職サイトでは自分のペースで進めていける反面、企業の情報から応募・面接対策まで自分で積極的に行動しなければなりません。
対して転職エージェントでは、求職者と企業の間に担当者をはさみます。担当者が求職者の希望や適性に沿った求人を提案し、内定までの道のりをサポートするのでミスマッチも少なく転職活動ができるのです。
そのため自分のペースで進めたい人は転職サイトを活用し、1人ではくじけそうな人や転職活動に慣れていない人は転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職サイトと転職エージェントは仕組みが異なるため、どちらがいいという訳ではありません。自分に合ったサービスを利用しましょう。場合によっては併用するのもおすすめです。
フリーターの転職に強いおすすめの転職エージェント5選
ここでは、フリーターから正社員への転職におすすめな転職エージェントを5つ紹介します。
ハタラクティブ|若手・未経験の転職に強い
※画像引用元:ハタラクティブ公式HP
ハタラクティブは若手・未経験に特化した転職エージェントです。内定獲得者の86.5%が社員数1000人以上の大企業へ入社しています。
人柄を重要視するので、スキルや学歴に不安があっても問題ありません。自己分析や企業研究もマンツーマンでサポートしてくれる点も安心です。
ハタラクティブはこんな人におすすめ!
- 大企業に転職したい人
- 未経験でIT業界に挑戦したい人
- 学歴不問・未経験に理解のあるエージェントがよい人
ハタラクティブの口コミや評判は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
UZUZ|20代・第2新卒の転職に強い
※画像引用元:UZUZ公式HP
UZUZはこんな人におすすめ!
- 求職者と同じ目線でアドバイスしてほしい人
- 内定率の高い転職サイトを利用したい人
- 親身でていねいな担当者に教えてほしい人
UZUZの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。
DYM就職|ものづくり・IT・サービス業界の転職に強い
※画像引用元:DYM就職公式HP
DYM就職はこんな人におすすめ!
- 優良企業の求人を探している人
- 面接のサポートを受けたい人
- 内定後もフォローしてほしい人
DYM就職の口コミや評判は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
キャリアスタート|新卒・第二新卒の就職に強い
※画像出典元:キャリアスタート公式HP
「20代がおすすめする転職支援会社」NO.1に選ばれたのがキャリアスタート。20代はもちろん30代の採用率も高く、マンツーマンで模擬面接を指導してくれます。全国から東京にくる人向けに住居面のサポートを支援する点も、ほかにはない特徴です。
キャリアスタートはこんな人におすすめ!
- マンツーマンで相談したい人
- 若手に特化したサービスを使いたい人
- 住居面のサポートを受けたい人
キャリアスタートの口コミや評判は、こちらの記事で詳しく紹介します。
JAIC|無料の就職支援講座がある
※画像引用元:JAIC公式ホームページ
JAICはこんな人におすすめ!
- 効率的に早く就職活動したい人
- 定着率のよい求人を求めている人
- 多くの優良企業を比較したい人
JAICの口コミや評判は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
フリーターの転職に強いおすすめの転職サイト4選
ここでは、フリーターから正社員への転職におすすめな転職サイトを5つ紹介します。
リクナビNEXT|登録者が日本最大級の転職サイト
※画像出展元:リクナビNEXT公式HP
リクナビNEXTは毎月10万人以上が登録する、日本最大級の転職サイトです。運営母体はリクルート株式会社で、業界に偏らず求人数が豊富。
企業から打診もある「オファーを待つ」や自己診断ツール「グッドポイント診断」などのサポート機能もあり、迷ったら登録しておけば間違いありません。
リクナビNEXTはこんな人におすすめ!
- 幅広い業種と業界で探したい人
- 見やすくわかりやすいサイトがよい人
- Uターン・Iターン転職を検討している人
リクナビNEXTの口コミや評判は、こちらの記事で紹介しています。
type|フリーターや未経験歓迎の求人が多数
※画像出展元:type公式HP
typeは首都圏を中心に求人掲載する転職サイトです。主にエンジニア・営業職を得意領域としており、フリーターや未経験歓迎の求人も多くあります。
自己PRや応募書類の書き方など、豊富な転職ノウハウを学べる点もメリットです。AIを使った求人提案や企業からのオファー機能があるので、効率的に転職活動を進められるでしょう。
- IT業界やエンジニアとして転職したい人
- 企業からのスカウトも受けたい人
- AIによる求人提案を利用してみたい人
エン転職|転職経験の少ない人向け
※画像引用元:エン転職公式HP
エン転職は求職者目線にこだわった、20~30代をターゲットとした転職サイトです。企業へエン転職が独自に取材した募集要項がとても見やすくまとめられています。
フリーター向けのブランクOK求人や、女性に特化した求人紹介も豊富です。
エン転職はこんな人におすすめ!
- 転職経験の少ない20代・未経験の人
- 事前に企業情報を詳しく調べておきたい人
- 転職での希望条件が明確な人
Re就活|第二新卒・既卒のための転職サイト
※画像引用元:Re就活公式HP
Re就活は20代を中心とした第二新卒・既卒のための転職サイトで、未経験歓迎の求人を多く保有しています。面接前に企業へチャットができるので、気軽に不安や疑問点も解消できますよ。
簡単な質問に答えると、あなたの価値観や強みを引き出す適職診断テストも利用できるのもうれしいポイントです。
Re就活はこんな人におすすめ!
- 第二新卒などの20代で転職したい人
- 未経験の求人数が多いサイトがよい人
- 自分に合っている仕事を見極めてから転職活動したい人
フリーターが転職して正社員になるコツ
ここではフリーターが正社員になるための思考やコツを深掘りしていきます。面接時の対策や、事前準備について解説しますので参考にしてください。
フリーター中に身に付けた有用なスキルをアピール
まずフリーター期間に学んだことや身に付けたスキルが希望の転職先で役立たないか、洗い出してみましょう。企業は採用活動をするにあたって、適性や即戦力になり得るのかなどの判断材料がほしいからです。
職場でどのような年代の人と関わったのか、自分なりに工夫して結果が出たことなどを具体的に説明できるのが理想的です。業務内容を思い返して有用なスキルを身に付けているなら、転職先の業務内容と絡めて積極的にアピールしましょう。
フリーターでいた理由を明確に説明
面接のときには、フリーターでいた理由を明確に説明できるようにしておきましょう。企業の面接担当者が納得できるような説明ができないと、仕事に対する責任感がなさそうだと判断されてしまう場合があります。
フリーター期間は決して無駄ではありません。例えばフリーターでいた理由には、以下のようなものが挙げられます。
- 目標の資格取得のために勉強時間を確保したかった
- 自分は何に適性があるのか模索するため、複数のアルバイトをしていた
どのような理由や目的意識を持って過ごしていたのかが伝われば、面接担当者も納得し採用を前向きに検討してくれるでしょう。
希望の条件には優先順位
企業に求める条件にはあらかじめ優先順位を付けておきましょう。転職に失敗したくないからといって条件を細かくしすぎると、該当する求人数が絞られてしまいます。結果的に応募したい企業がなくなってしまったということを避けるためにも、希望条件に優先順位をつけて妥協点も見つけておくと良いでしょう。
求人は物件探しと似ています。多少順応できる点がないか許容範囲を広げれば、求人数も広がりあなたが正社員に転職できる可能性も高くなります。絶対にゆずれない希望条件を書き出して優先順位を付け、気になる企業には積極的に応募しましょう。
フリーターの転職活動でよくある疑問
最後にフリーターが転職活動でつまずくポイントや、よくある疑問に回答します。
フリーターの転職は難しい?
フリーターから正社員への転職は簡単とはいえません。簡単ではない理由には、主に以下の理由が挙げられます。
- 企業の求める人材のハードルが高い
- 責任感がなくすぐ辞められたら困る
- 業界経験者がほしい
とはいえ、本記事で紹介したような転職サービスを活用すると、フリーター・未経験歓迎の求人は多く見つけられます。特に20〜30代向けの求人は比較的多いです。年を重ねると転職状況はさらに厳しくなるため、一日でも早く行動を開始しましょう。
アルバイトは職歴になるか
基本的にはアルバイトの職歴を書く必要はありません。しかし例外もあります。以下のような場合は例外で、職歴として記載しておきましょう。
- 雇用保険に加入していた
- 1つのアルバイト経験が長い
また過去に働いていたアルバイト先での経験が、応募先によっては即戦力になる可能性もあります。例えば接客業の経験があれば、コミュニケーション力や協調性があるとアピールできるでしょう。少しでも企業と関連した経験があれば、積極的に伝えましょう。
労働環境が悪い求人の見分け方は?
労働環境が悪い求人の見分け方として、以下に該当しないか注意してみましょう。
- 未経験なのに給与が極端に高い
- 応募条件があいまいでわかりにくい
- 1年を通して常に求人募集が出ている
上記に該当していると、離職率が高い可能性もあります。ミスマッチを防ぐためにも、事前のリサーチは大切です。会社の雰囲気や人数・給与形態なども事前に調べておきましょう。
また、以下も確認できると転職後のミスマッチが減るといえます。
- 月の残業時間がどのくらいか
- 社員の平均の勤続年数
- 有給休暇の取得率
フリーターから正社員への転職が不安な場合は、転職エージェントが相談に乗ってくれます。相談無料のものが多いので、試しに登録してみるのがおすすめです。
まとめ
ここまでフリーターから正社員になる方法について紹介しました。
フリーターや未経験であっても、転職支援サービスを利用すれば正社員になる機会を十分に得られるでしょう。まずは年齢や転職するための希望条件を見直し、目的に合わせた転職エージェント・転職サイトを利用するのがおすすめです。
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