今や国内のみならず、世界中に多くのファンがいる日本のアニメ映画。アニメーションならぬ「アニメ(anime)」はもはや、国際語といってもいいでしょう。「ガンダム」シリーズや『宇宙戦艦ヤマト』、スタジオジブリ作品や最近の『君の名は。』、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』など、長きにわたる日本アニメ映画の歴史の中でさまざまな名作が生まれています。

そこで今回は、マイナビニュース男女会員503人にアンケートを実施。「最も良かった日本のアニメ映画」とその理由を聞いてみました。さて、どんなランキングになっているでしょうか。

  • 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は8位にランクイン (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

    (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

Q.日本のアニメ映画を視聴したことはありますか?

「はい」(89.1%)
「いいえ」(10.9%)

調査の結果、マイナビニュース会員のうち日本のアニメ映画を視聴したことがある人は89.1%で、ほぼ9割が視聴経験があるという結果となりました。さらに、もっとも良かった日本のアニメ映画を教えてもらったところ、ランキングは以下のようになっています。

日本のアニメ映画ランキング

1位『となりのトトロ』(1988年公開/13.8%)
2位『千と千尋の神隠し』(2001年公開/13.1%)
3位『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年公開/11.0%)
4位『君の名は。』(2016年公開/8.9%)
5位『風の谷のナウシカ』(1984年公開/8.0%)
6位『魔女の宅急便』(1989年公開/6.2%)
7位『天空の城ラピュタ』(1986年公開/5.5%)
8位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年公開/4.8%)
9位『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年公開/4.1%)
10位『もののけ姫』(1997年公開/2.5%)
10位『名探偵コナン ゼロの執行人』(2018年公開/2.5%)
12位『映画ドラえもん のび太の恐竜』(1980年公開/2.3%)
13位『ドラゴンボールZ 神と神』(2013年公開/2.1%)
14位『天気の子』(2019年公開/1.8%)
15位『AKIRA』(1988年公開/1.4%)
15位『崖の上のポニョ』(2008年公開/1.4%)
15位『サマーウォーズ』(2009年公開/1.4%)
18位『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(1984年公開/1.1%)
18位『時をかける少女』(2006年公開/1.1%)
18位『ONE PIECE FILM Z』(2012年公開/1.1%)

続いて、その作品を良かったと感じた理由を作品ごとに紹介していきましょう。

1位『となりのトトロ』

昭和30年代の日本を舞台にしたファンタジー作品。サツキとメイの姉妹は入院中の母親の近くで暮らすため、父とともに片田舎の一軒家に引っ越してくる。お化け屋敷のようなその家の庭で、メイは不思議ないきものを見つける……。

出演/日高のり子、坂本千夏、糸井重里、島本須美、北林谷栄
監督/宮崎駿
公開年/1988年

・「ストーリーがわかりやすく、心があたたまる」(55歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「古き良き日本の風景と、家族愛が描かれていてよかった」(60歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「ほのぼのとした日本の情景や人情にあふれていて、幸せな気分になれる」(59歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「死人などが出ずに、なおかつ感動させる作品と思います」(62歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「絵本のような話ですが、寓話のように考えさせられる深いところ」(55歳男性/ビル管理・メンテナンス/営業関連)
・「子どもたちと家族で見て、夢や家族愛がありとても良い映画だった」(63歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「大人になって改めて見ると、親の気持ちになって泣ける」(31歳女性/ガラス・化学・石油/事務・企画・経営関連)
・「映画に出てくる子どもの表情やしぐさが大袈裟だけどかわいらしく、とても印象的だった」(45歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「メイちゃんの色々なしぐさや表情が可愛かった。田舎の自然の暮らしが描かれていた」(50歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「当時、幼稚園だった子どもたちが大好きだったため、何度も何度も一緒に観させられた思い出の作品です。今でも『まっくろくろすけ、出ておいで』という場面が強烈に印象に残っています。姉妹の絆、家族を思う気持ち、大人には見えないという純粋な心、色々考えさせられる映画でした。今でもテレビで放送があると、ついつい見てしまいます」(56歳男性)

2位『千と千尋の神隠し』

10歳の少女・千尋は、両親に連れられ引っ越し先のニュータウンへと向かう途中、異世界へと迷い込んでしまう。両親は無人の飲食店で神々のために用意されていた食べ物に手をつけてしまい、豚に変えられてしまった。千尋は両親を救うため、魔女が経営する湯屋で働き始めるのだが……。

出演/柊瑠美、入野自由、夏木マリ、沢口靖子、菅原文太
監督/宮崎駿
公開年/2001年

・「物語に引き込まれる映像の素晴らしさと、斬新なストーリー展開が面白かったです」(53歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
・「世界に引き込まれた。映画が終わっても映画の世界の余韻に浸れた、初めての映画」(48歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「映像のモデルになった場所や建物を、実際訪れたいと思った」(47歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「想像力と世界観がすごい。話の展開もワクワク、ドキドキと最後まで目が離せない。普通の生活からは想像できない異世界へと話が進み、最後には何事もなかったように現実に戻るところなど」(56歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「意味深なシーンが多く、のめりこんだ。純粋なままでいたい、と思わせるストーリーでした」(55歳女性/設計/事務・企画・経営関連)
・「つらい学生時代に見たので、困難を乗り越えて成長する主人公に励まされた」(39歳女性/アウトソーシング/営業関連)
・「宮崎駿の世界がよく出ているアニメである。壮大なスケールの中に細かい描写が丁寧に書かれており、ストーリーと合わせて、アニメが現実世界と一体化したような引き込まれ感があった」(65歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/事務・企画・経営関連)

3位『ルパン三世 カリオストロの城』

ルパンたち一行は首尾よくカジノから大金を盗み出すことに成功するが、それは幻の偽札=ゴート札だった。ゴート札の秘密を解き明かすべく、彼らは偽札との関連が噂されるカリオストロ公国へと向かう。途中、何者かに追われる美少女・クラリスを助けるのだが……。

出演/山田康雄、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、納谷悟朗
監督/宮崎駿
公開年/1979年

・「本来は大泥棒であるルパンの優しさや格好良さが、これでもかと表現された名作だと思います」(41歳男性/食品/営業関連)
・「登場人物の設定と、あの名台詞が生まれるきっかけとなるストーリーが素晴らしい」(62歳男性/建設・土木/営業関連)
・「ルパンを宮崎駿が再解釈した、テレビシリーズの集大成的作品。ストーリーを含め、キャラの作り込みもよかった」(63歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「ルパン三世シリーズは劇場版、テレビ版ともに見ているが、『カリオストロの城』は、その中でもルパンのキャラクターがもっとも良く表現されている作品だと思っている」(61歳男性/流通・チェーンストア/事務・企画・経営関連)
・「銭形警部の最後のセリフ、『あなたのハートを盗みました』が印象深いです」(61歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「さすが宮崎駿作品と言われるほど、哀愁深くて人間臭い描き方が絶妙です。たとえこの作品をリアルで観ていなくても、クラリスへ想いをはせるオッちゃん連中は多いと思います。また緑色のジャケットに懐かしさも感じます。ルパンの原点ともいえる作品ではないでしょうか」(59歳男性/教育/事務・企画・経営関連)

4位『君の名は。』

1000年ぶりの彗星の接近を1カ月後に控えたある日。都会への憧れを抱きながら山深い田舎町で暮らす三葉は、自身が東京の男子高校生になる夢を見る。一方、東京で暮らす瀧も、見知らぬ山奥の町で女子高生になる夢を見ていた。お互いの存在に気づいた二人は、やがて意外な真実を知ることになる。

出演/神木隆之介、上白石萌音、谷花音、市原悦子、長澤まさみ
監督/新海誠
公開年/2016年

・「映像が綺麗で、ストーリーも面白かった」(64歳男性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「時空を超えたストーリーがすごすぎて、感動した」(50歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「映像がとっても綺麗で、ハッピーエンドで心が温かくなりました」(53歳男性/輸送用機器/営業関連)
・「自分にあてはめたりと、とても感動しました」(41歳男性/通信関連/営業関連)
・「展開が予想できなかった。ストーリーがとてもよく、歌もサイコーでした」(56歳男性/輸送用機器/技能工・運輸・設備関連)
・「新海誠作品は前から知っていたし、その作品は映像美として超一流だが、若干キャラクターの絵と動きが負けているのと、脚本がどうしても何かしかの『距離』で、出会いから最後は別れとなる哀しいお話が多い印象で、自分的には評価してるけど絶賛できない、好みに合わないクリエイターだった。ところが『君の名は。』では脚本が珍しく『再会が叶うハッピーエンド』で、これに動きは絶妙だが『もっと女の子を可愛く描け』と宮崎駿に叱られていたジブリの作画監督、それに今どきの可愛いキャラ造形ができる田中氏が合わさり、奇跡の三位一体で傑作エンターテインメントとなっていて、すごく面白かったし見直した。普段アニメを映画館で見ないような層まで食いつかせての大ヒットはこれゆえかと思う」(55歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

5位『風の谷のナウシカ』

「火の七日間」と呼ばれる最終戦争により文明は滅び、大地は荒廃し、有毒の瘴気に満ちた腐海に覆われた世界。海から吹く風によって森の毒から守られていた風の谷の王女・ナウシカは、かつて地上を焼き尽くした超兵器・巨神兵をめぐる陰謀に巻き込まれていく。

出演/島本須美、松田洋治、榊原良子、納谷悟朗、京田尚子
監督/宮崎駿
公開年/1984年

・「子どもながらに、その世界観に衝撃を受けました。夢に出てくるレベルでした」(48歳男性/銀行/営業関連)
・「綺麗事だけでなく、それぞれの立場の見方が面白く、ハラハラする」(40歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「世界観が独特で、よく練られたストーリーが面白かった。登場人物も魅力的だった」(60歳男性/サービス/建築・土木関連技術職)
・「セリフを覚えるくらい何度も見たけど、飽きない。ナウシカがカッコいいし、かわいい」(41歳女性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「宮崎ファンタジーの一端を描き出した傑作で、王蟲の大群が押し寄せるシーンのスケールが良い」(40歳男性/システムインテグレータ/IT関連技術職)

6位『魔女の宅急便』

魔女になるための修行の旅に出ることを決意した13歳の少女キキ。黒猫のジジとともに海辺の美しい街にたどり着き、懇意になったパン屋のおかみさんのもとに住み込んで働き始める。やがてキキは店の手伝いの傍ら、魔法の力を活かして「魔女の宅急便」を開業し、仕事を始めるのだが……。

出演/高山みなみ、佐久間レイ、戸田恵子、山口勝平、加藤治子
監督/宮崎駿
公開年/1989年

・「主人公が健気で、感情移入させられる」(65歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「キキが思い悩みながらも成長していく姿に感動した」(41歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「何度見ても同じところでキキを応援してしまいます」(56歳男性/専門店/事務・企画・経営関連)
・「ジジが可愛いのと、音楽が松任谷由実で良かった」(48歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「初めて見た時、ほうきに乗って飛んでいる姿がとても可愛く、主題歌も好きになりました」(59歳女性/その他/その他・専業主婦等)

7位『天空の城ラピュタ』

鉱山で働く見習いの少年機械工パズーは、空から降ってきた少女シータと出会う。シータは「飛行石」と呼ばれる不思議な光る石を身に付けていた。やがて二人は「飛行石」をめぐる陰謀と、空に浮かぶ伝説の城「ラピュタ」の謎に挑んでいく。

出演/田中真弓、横沢啓子、寺田農、初井言榮、常田富士男
監督/宮崎駿
公開年/1986年

・「宮崎アニメ初期の、冒険してるワクワク感が好き」(40歳男性/その他電気・電子関連/技能工・運輸・設備関連)
・「見たのは子どもの頃でしたが、大人になってからもまた見たくなる映画でした。パズーがシータのために行動して、成長していく姿がよかったと思います」(43歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「子どもが見ても、大人になって見ても面白い映画だと思います。映画の終わり方も素敵です」(42歳男性/ホテル・旅館/その他・専業主婦等)
・「スタジオジブリの作品としても、『天空の城ラピュタ』が一番だと思う。そのストーリー性、音楽、主人公など。ただ、ナウシカと迷った」(64歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

8位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

コミック『鬼滅の刃』を基にしたアニメシリーズの劇場版。家族を殺され、妹・禰豆子を鬼に変えられてしまった竈門炭治郎。妹を人間に戻すため鬼殺隊に入り、戦いの日々を送る。短期間のうちに40人以上が行方不明になっているという「無限列車」を調査するため、炭治郎は仲間たちと無限列車に乗り込む。先行していた炎柱の煉獄杏寿郎と落ち合うが……。

出演/花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、日野聡
監督/外崎春雄
公開年/2020年
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『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のあらすじと感想・評価

・「最近見たということもあるが、ストーリーは勿論、映像のリアルさが全然違う」(49歳男性/システムインテグレータ/IT関連技術職)
・「とても凝縮した内容と綺麗なビジュアル、音楽、声がそれぞれ印象的で、一つにまとまっていた作品だと思う。どの年齢層にもハマる見方ができる」(49歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「煉獄さんと猗窩座の戦い。煉獄さんが最後死んでしまうことがちょっと残念ですが、感動して泣いてしまいました」(62歳男性/その他/その他・専業主婦等)

9位『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』

テレビアニメシリーズ『機動戦士ガンダム』から14年後の、宇宙世紀0093年。シャア・アズナブルはネオ・ジオン総帥となって地球連邦政府に対し宣戦布告する。かつてシャアの好敵手だったアムロ・レイは連邦軍の独立部隊の一員として、新型モビルスーツ・ν(ニュー)ガンダムで戦いに赴く。

出演/古谷徹、池田秀一、弥生みつき、鈴置洋孝、安達忍
監督/富野由悠季
公開年/1988年

・「やっぱりガンダムはいい。特にシャアを主人公にすると内容がワクワクで、シャアの内面を見られてよかった」(56歳男性/コンピューター機器/メカトロ関連技術職)
・「人間模様やそれぞれの思想があり、奥深くて面白い」(39歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)
・「ファーストガンダムとゼータガンダムのファンなのですが、期待に見合う出来だったと思う」(59歳男性/その他/その他・専業主婦等)

10位『もののけ姫』

タタリ神の呪いを受け、それを解くために旅に出た青年アシタカ。途中、山犬に育てられ、もののけ姫と呼ばれる少女サンと出会う。彼女は、鉄を作るために神の住む森を破壊するエボシ御前と敵対していた。やがてアシタカは自らが呪われた理由を知り、そして数奇な運命に翻弄されていく。

出演/松田洋治、石田ゆり子、田中裕子、小林薫、西村雅彦
監督/宮崎駿
公開年/1997年

・「迫力があり、衝撃を受けた。初めて映画館で2回みた映画」(35歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「最後まで引き込まれるキャラクター、内容だった。アシタカの声がかっこよかった」(36歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

10位『名探偵コナン ゼロの執行人』

人気テレビアニメ「名探偵コナン」の劇場版第22作。東京サミット開催予定の大型施設で爆破事件が発生。事件の背景を推理するコナンは、警視庁の秘密組織「ゼロ」所属の安室透の動きに疑念を抱く。そんななか、事件現場に残された指紋から、容疑者として毛利小五郎が逮捕されてしまう……。

出演/高山みなみ、古谷徹、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、上戸彩
監督/立川譲
公開年/2018年

・「キャラクターもよく、ストーリー展開が面白かった」(59歳男性/総合商社/事務・企画・経営関連)
・「いつも一緒に観に行く娘が、もっとも喜んでたのがこれだったから」(59歳男性/食品/事務・企画・経営関連)

12位『映画ドラえもん のび太の恐竜』

出演/大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也、肝付兼太
監督/福冨博
公開年/1980年

・「夢があるし、勇気と希望をもらえる」(48歳男性/総合商社/事務・企画・経営関連)

13位『ドラゴンボールZ 神と神』

出演/野沢雅子、鶴ひろみ、古谷徹、堀川りょう、草尾毅
監督/細田雅弘
公開年/2013年

・「戦闘シーンが迫力ありました」(45歳男性/通信関連/営業関連)

14位『天気の子』

出演/醍醐虎汰朗、森七菜、小栗旬、本田翼、倍賞千恵子
監督/新海誠
公開年/2019年

・「ワクワクして先が読めない展開で、楽しいです」(43歳男性/設計/メカトロ関連技術職)

15位『AKIRA』

出演/岩田光央、佐々木望、小山茉美、玄田哲章、石田太郎
監督/大友克洋
公開年/1988年

・「すごい映像だったし、ストーリーが難解で素晴らしかったです」(42歳女性/その他/その他・専業主婦等)

15位『崖の上のポニョ』

出演/奈良柚莉愛、土井洋輝、山口智子、長嶋一茂、所ジョージ
監督/宮崎駿
公開年/2008年

・「子どもと見て、面白かった」(58歳男性/専門商社/営業関連)

15位『サマーウォーズ』

出演/神木隆之介、桜庭ななみ、横川貴大、谷村美月、富司純子
監督/細田守
公開年/2009年

・「今までにないストーリーが良かった」(42歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)

18位『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』

出演/飯島真理、長谷有洋、土井美加、神谷明、速水奨
監督/石黒昇、河森正治
公開年/1984年

・「バルキリーがかっこいい」(47歳男性/医療・福祉・介護サービス/IT関連技術職)

18位『時をかける少女』

出演/仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵、谷村美月
監督/細田守
公開年/2006年

・「現代にアップデートされた、いい作品だった」(38歳男性/ガラス・化学・石油/事務・企画・経営関連)

20位『ONE PIECE FILM Z』

出演/田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明
監督/長峯達也
公開年/2012年

・「ワンピースが好きで、映画館での迫力がよかった」(42歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

最も良かった日本のアニメ映画ランキングまとめ

マイナビニュース会員に最も良かった日本のアニメ映画を聞いた結果、1位は宮崎アニメの代表作の一つ、『となりのトトロ』(13.8%)となりました。2位は僅差で、同じく宮崎作品の『千と千尋の神隠し』(13.1%)。以下、3位『ルパン三世 カリオストロの城』(11.0%)、4位『君の名は。』(8.9%)、5位『風の谷のナウシカ』(8.0%)と続きます。

5本中4本が宮崎駿監督作品となり、圧倒的な強さを見せています。トップ10で見ても、6位『魔女の宅急便』(6.2%)、7位『天空の城ラピュタ』(5.5%)、10位『もののけ姫』(2.5%)がランクインしており、その存在感は絶大です。

1位『となりのトトロ』は、どこか郷愁を感じる昭和の日本を舞台に、森に住む不思議ないきもの"トトロ"と幼い姉妹とのほのぼのとした交流を描いたスタジオジブリ作品。大きな葉っぱの傘を持ったトトロや猫バスなど、キャラクター造形のキュートさも人気となっています。アンケートでは心温まるストーリーや家族愛、古き良き日本の風景などに共感を示す声が多く見られました。

2位『千と千尋の神隠し』は、2001年公開。興行収入は300億を突破し、当時の日本歴代興行収入第1位となる大ヒット作となりました。どこか消極的で物憂げな少女であった千尋が、両親を助けるために働き、やがて大きな成長を見せる姿に感動を覚えたというコメントが多数ありました。また、八百万の神々が客として集う湯屋をはじめとする美術の素晴らしさにも感嘆の声が寄せられています。

3位『ルパン三世 カリオストロの城』は、モンキー・パンチ原作のテレビアニメ『ルパン三世』の劇場版第2作。スタジオジブリ発足前の宮崎駿の映画初監督作品です。公開当時は大ヒットには至りませんでしたが、「優しいルパン」を描いた演出やレイアウトなどへの評価は非常に高く、現在でも多くのファンを持つ名作となっています。名台詞との呼び声も高い銭形警部の最後の言葉が有名ですが、アンケートでもそれに触れたものが見られました。

4位『君の名は。』は、新海誠監督によるファンタジー作品。国内の興行収入が250億円を超える大ヒットを記録し、RADWIMPSによる主題歌「前前前世」もメガヒット。もともとアニメ作家として高い評価を得ていた新海監督でしたが、本作で名実ともにブレイクを果たしました。少年と少女の「入れ替わり」をモチーフとした切なくも美しいストーリーや、見事な映像を絶賛するコメントが寄せられています。

5位『風の谷のナウシカ』 は、スタジオジブリの前身となったトップクラフト時代の宮崎駿が、自身の同名漫画作品を映画化したSF作品。1984年度アニメグランプリと日本アニメ大賞の作品部門をダブル受賞し、映画誌でもベストテン入りするなど高い評価を得ています。腐海の守護神・王蟲やナウシカの駆るガンシップやメーヴェなどのガジェットも人気。寄せられたコメントからも、本作が当時の人々に与えた衝撃がよくわかります。

6位以下も、いずれも日本を代表するアニメーション作品が顔を揃えています。特に8位にランクインした2020年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は400億円超えの興行収入を記録、『君の名は。』『千と千尋の神隠し』を抜き、日本歴代興行収入第1位となったことで大きな話題となりました。

これからもたくさんの素晴らしいアニメ映画が発表されていくことでしょう。日本アニメのさらなる発展に、大いに期待したいと思います。

調査時期: 2021年6月24日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計503人(男性: 364人、女性: 139人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート