「高年収を目指すためにヘッドハンティングを受けたい」
「ヘッドハンティング会社は怪しいイメージがあって本当におすすめな会社が知りたい」
この記事を読んでいるあなたは、今よりもさらなる年収・キャリアアップを目指すために転職を考えているけど、求める条件での転職先がなかなか見つからないと悩んでいませんか?
結論、「ビズリーチ」や「リクルートダイレクトスカウト」のようなヘッドハンターが多く在籍しているスカウト型転職サービスを利用するのがおすすめ。
どちらもハイクラスな求人を多く保有しているかつ、大手のヘッドハンティング会社に在籍しているヘッドハンターが数千人以上登録されているため、あなたに合ったスカウトが届きやすいでしょう。
「プロフェッショナルバンク」や「レイノス」といった大手のヘッドハンティング会社からスカウト連絡が届いたという方もいらっしゃるでしょう。
ヘッドハンティングされた場合は、条件などを見た上で応募するかどうかは決めて問題ありませんが、より効率的に進めるならビズリーチなど多くのヘッドハンターが集まるサービスを使うのがおすすめです。

ヘッドハンティングというと、競合他社から優秀な人を引き抜きするというイメージから、転職希望者には受動的と思われがちです。しかし、実はヘッドハンティング会社に自らエントリーすることも可能です。
この記事では、おすすめのヘッドハンティング会社10選を紹介するとともに、キャリアの専門家と実際にヘッドハンティングを受けて転職された方に取材をして、ヘッドハンティングの実情についてお聞きしました。
理想の転職先を見つけるために、ぜひこの記事を参考にしてあなたが登録すべきヘッドハンティング会社を見つけましょう。
「今の自分の年収は適正なのか?」「他の会社だったらいくらもらえるのか?」と気になりませんか?無料で簡単に自分の市場価値を知るならビズリーチに登録するのがおすすめです!
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公式サイト:https://www.bizreach.jp/
ヘッドハンティング会社とは?基礎知識を解説
そもそもヘッドハンティング会社とは何なのか、またヘッドハンティングはどのような転職方法なのかを解説します。
ヘッドハンティングの意味や手法、ヘッドハンティング会社の種類などの基礎知識を紹介するので、まだヘッドハンティングについて詳しく知らない方は、ぜひ参考にしてください。
すでにヘッドハンティングについての基礎を理解している人は、おすすめのヘッドハンティング会社から読むことをおすすめします。
ヘッドハンティングとは?【高いスキルを持つ人材を有利な条件で採用】
ヘッドハンティングとは、他社の経営や重要業務を担っていたり、高いスキルを持つ人材を、より有利な条件で自社にスカウトする採用方法です。
例えば、次のような通常の方法ではなかなか採用が難しい人がヘッドハンティングの対象になります。
- 経営幹部
- 管理職
- 幹部候補
- 現場責任者
- 新規事業の立上責任者
- エンジニア
- トップセールスマン
ヘッドハンティングは、もともとは外資系企業でよく行われてきましたが、人材の流動化や企業のグローバル化が進み、日本企業でもヘッドハンティングが浸透してきています。
管理部門や営業など業界を問わない職種については、まず転職サイトや転職エージェントで募集をかけ、それでも適任の人が見つからない場合にヘッドハンティングをすることが多くあります。
ヘッドハンティングの2つの形式
一般的にヘッドハンティングというと、ライバルチームの優秀なスポーツ選手を、より良い条件を提示して自分のチームに引き抜くようなイメージがありますが、実際には次の2つの形式に大別できます。
- 指名スカウト形式:求人企業が採用したい個人を特定して、ヘッドハンティング会社にそのスカウトを依頼する。
- ロングリスト形式:求人企業は採用したい個人の特定はせず、採用したい人の要件をヘッドハンティング会社に伝える。ヘッドハンティング会社はその要件に合う人たちをリスト化し、その人たちに対してランダムにスカウトをする。
冒頭紹介したイメージは前者の指名スカウト形式に該当しますが、近年は後者のロングリスト形式が増えてきています。
ヘッドハンティング会社とは?
ヘッドハンティング会社とは、求人企業からの依頼を受けて、採用要件に合う人をリストアップし、スカウトを行なって企業とマッチングさせる会社で、次の2つのタイプに大別できます。
- 登録型:ヘッドハンティングの対象になるのはエントリーをした人のみ。求人企業が求めるキャリアやスキルと、登録者のキャリアやスキルが合う人にヘッドハンティングをする。
- サーチ型:ヘッドハンティングの対象には、転職の希望を明らかにしていない人も含まれる。独自の情報網で、求人企業が求めるキャリアやスキルを持つ人を探し出し、ヘッドハンティングをする。
大手のヘッドハンティング会社からヘッドハンティングされる時はほとんどが、サーチ型です。
一方で、ビズリーチのようなスカウト型の転職サービスは、求職者がサービスに登録することで初めてスカウトが届くので「登録型」になります。
この記事で紹介するのは主に登録型のサービスになるので、ぜひ参考にしてみてください。
ヘッドハンティングと転職エージェントの違い【比較表あり】
求人企業と転職者をマッチングさせるサービスは、転職エージェントも行なっていますが、ヘッドハンティングのほうが転職エージェントよりも対象者がハイクラスで立場が強くなるという点に違いがあります。
主な違いを下記の表でまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
比較項目 | 転職エージェント | ヘッドハンティング |
依頼主 | 採用担当者 | 経営者、経営幹部、人事責任者 |
対象者のポジション | 一般社員等 | 経営幹部、管理職、高度専門職等 |
対象者の年収帯 | 年収300〜800万円 | 年収800万円以上 |
求職者の立場 | 弱い (紹介される立場のため) |
強い (企業を選ぶ立場のため) |
転職サポートの有無 | あり | なし (一部サービスではあり) |
登録型のヘッドハンティング会社を選ぶポイント
エントリーするヘッドハンティング会社を選ぶ際には、希望する業種・職種やポジションの転職に実績があるかという点に着目しておきましょう。
それを見極めるためには、会社のこれまでの実績や在籍しているヘッドハンターのプロフィールをチェックしましょう。
例えば、ビズリーチでは毎年活躍したヘッドハンターを表彰する制度があり、MVPに輝いたヘッドハンターを調べることができます。
画像引用元:ビズリーチ
各部門ごとにMVPが選ばれているので、管理部門で転職したい人は管理部門のMVPヘッドハンターを調べるなど、あなたの希望に合わせて調べることをおすすめします。
おすすめのヘッドハンティング会社10選!【令和最新版】
タイプ | 登録型 | サーチ型 | ||||||||
サービス | ビズリーチ | リクルートダイレクトスカウト | doda X | クライス&カンパニー | プロフェッショナルバンク | レイノス | MWH HR Products | MRI JAPAN | サーチファーム・ジャパン | フューチャーリンク |
特徴 |
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リンク |
※2025年1月調べ
数あるヘッドハンティング会社の中から、本当におすすめできるヘッドハンティング会社10選を紹介します。
一般的にヘッドハンティング会社は、レイノスやプロフェッショナルバンクのような会社のことを指しますが、この記事ではビズリーチのようなプラットフォーム型サービスも対象にしています。
なお、ヘッドハンティングだけでなく、ハイクラス向けのおすすめ転職エージェントをまとめた下記の記事も読んでおくと、あなたのハイクラス転職を実現しやすくなるはずです。
ビズリーチ
※画像引用元:ビズリーチ公式HP
ビズリーチは、有名なヘッドハンティング会社に在籍しているヘッドハンター7,000人以上も登録されているスカウト型の転職サービスです。
厳正な審査を通過したヘッドハンターが多数在籍しており、登録して審査に通過すると、あなたの経歴やスキルを見て適したスカウトを送ってくれます。
スカウトを受け取った数や提示された条件を見ることで、あなたの市場価値を診断しやすくなるでしょう。
ビズリーチは約15万件の求人を保有しており、対応業界もIT・インターネット、金融、メーカー、建設、コンサルティング、商社、サービス、不動産など、幅広いことが特徴です。
年収1,000万以上の求人が全体の3分の1以上となっているため、年収もキャリアも高めたいと考えている人には打ってつけでしょう。
またビズリーチは、2011年から毎年業界で素晴らしい活躍を見せたヘッドハンターに「JAPAN HEADHUNTER AWARDS」を表彰しています。
画像引用元:ビズリーチ
2023年度の最新版MVPを獲得しているヘッドハンターも公開されているので、ビズリーチに登録することで各ヘッドハンターの詳細が見れるようになります。
ぜひ、優秀なヘッドハンターから魅力的なスカウトを受けたいと考えている人は、登録だけでもしてみてください。
ビズリーチはこんな人におすすめ!
- 高年収求人を探している人
- 自分の市場価値を把握したい人
ビズリーチの口コミや評判については、下記の記事で詳しく解説しているので、併せて読んでみてください。
リクルートダイレクトスカウト
※画像引用元:リクルートダイレクトスカウト公式HP
- ハイクラスな求人案件に応募したい人
- 800万円以上など年収アップを目指す人
リクルートダイレクトスカウトの口コミや評判を知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
doda X
※画像引用元:doda X公式HP
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大手企業や上場企業への転職を検討している人
- ハイクラスやエグゼクティブの求人を探している人
- 手厚いサポートを受けながら転職活動したい人
doda Xの口コミや評判については、下記の記事で詳しく解説しているので、併せて読んでみてください。
クライス&カンパニー
※画像引用元:クライス&カンパニー公式HP
クライス&カンパニーは、東京に本社を置くヘッドハンティング会社です。
対象者は、既に事業の要となるポジションで活躍されている人や、これから経営幹部クラスのポジションを目指すハイクラスキャリアに特化しています。
採用決定者の平均年齢は35.8歳、平均年収は1,038万円となっているため、年収1,000万円以上のようなハイクラス転職を実現したい30代などにおすすめ。
クライス&カンパニーが取り扱う求人数は、公開求人が9,235件で、公開求人については求人情報のページから閲覧することも可能です。
紹介先の領域を限定することなく、東証プライム上場企業から大手コンサルティング企業、IPO前のベンチャー企業まで、幅広く選択肢を提供していることも特徴的といえるでしょう。
クライス&カンパニーはこんな人におすすめ!
- マネジメント層でハイクラス転職を目指している考えたい人
- 転職先の業種にこだわりなく仕事のフィールドを広げたい人
プロフェッショナルバンク
※画像引用元:プロフェッショナルバンク公式HP
プロフェッショナルバンクは、東京に本社を置き、大阪にも拠点があるヘッドハンティング会社です。
「サーチ型ヘッドハンティング会社」として技術職・専門職のヘッドハンティングを得意としていますが、転職希望者の登録と転職支援も行っています。
経営マネジメント層、投資ファンド領域、部課長級・技術職の3つの領域を得意とし、食料品・飲料、化学(医薬品・化粧品・バイオ)、鉄鋼・金属、広告業、情報サービス、インターネット付随サービスにも対応しています。
また受賞歴多数のコンサルタントが多数在籍しているため、スカウトを受けて転職した人の約70%が年収アップに成功しています。
ヘッドハンティングについてのコラムをブログ「採用マイスター」で公開しているので、ヘッドハンティングに関心のある人はぜひ一読してみてください。
プロフェッショナルバンクはこんな人におすすめ!
- 経営マネジメント層、投資ファンド領域、部課長級・技術職の人
- ヘッドハンティングについて詳しく知りたい人
RAYNOS(レイノス)
※画像引用元:レイノス公式HP
レイノスは、東京と大阪に本社を構えるヘッドハンティング会社で、東京・大阪のほかにも名古屋、福岡、札幌、仙台など各地に拠点を設けています。
対象者は、ハイクラス層・エグゼクティブ層で、ポジションは現場責任者、新規事業の立上責任者、 IPO経験のあるCFO、次期幹部候補、役員など多岐にわたります。
業界も建設・不動産、卸売・商社、小売、サービス、情報・通信、倉庫・運輸、金融、食品、医薬品など、幅広く扱っています。
レイノスは、日本発祥の会社ですが、転職サイト・エージェント的な要素がほとんどなく、登録型とサーチ型を兼ね備えているところが特徴的であるといえるでしょう。
直近の転職を考えていなくても登録可能なので、ぜひ登録してみてください。
レイノスはこんな人におすすめ!
- 高年収求人を探している人
- 直近の転職は考えていないが、将来的には検討したいと思っている人
MWH HR Products
※画像引用元:MWH HR Products
MWH HR Productsは、経営幹部・ミドルマネジメント層向けのヘッドハンティング会社で年収600万〜1,000万円以上のハイクラス求人が多数あります。
一人のコンサルタントが、募集企業と求職者を一貫して担当しているのが特徴で、高い双方理解によるマッチング最適化を実現しています。
MRI JAPAN(エム・アール・アイ・ジャパン)
※画像引用元:MRI JAPAN公式HP
MRI JAPANは、世界各国・地域に200ヶ所以上に拠点を構えるMRI Networkの日本法人です。
グローバルネットワークを活かしたクロスボーダー人材のサーチを得意としています。
日本国内から海外拠点への転職はもちろん、日本国内から国内拠点への転職、海外進出・海外事業強化によるローカル採用・駐在員採用にも対応しています。
サーチファーム・ジャパン
※画像引用元:サーチファーム・ジャパン公式HP
サーチファーム・ジャパンは、日本の大手商社・伊藤忠商事系のヘッドハンティング会社です。
「『日本企業の文化』を理解し『日本人の心』を知る」をコンセプトにしており、製造業を中心とした幅広い業界において人材発掘とヘッドハンディングをしています。
フューチャーリンク
※画像引用元:フューチャーリンク公式HP
フューチャーリンクは、IT・インターネット業界に特化したヘッドハンティング会社です。
ボードメンバー(経営幹部)を中心に決定実績は800名以上、インタビューした候補者数は1万人以上を誇ります。
最近はAI、IoT、fintech、IT×業界特化などのスタートアップ領域も手がけており、転職者の満足度も業界内では非常に評価の高いヘッドハンティング会社です。
ヘッドハンティングのわかりやすい流れを5つのステップで解説
ヘッドハンティングはどのような流れで進むのかについて、ヘッドハンターからのアプローチから内定までの流れを5つのステップごとに紹介します。
すでにヘッドハンターからヘッドハンティングを受けている方や、これからヘッドハンティングを受けてみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- ヘッドハンターからアプローチ
- ヘッドハンターと面談
- 求人企業の採用担当者と引き合わせ
- 面接・選考
- 内定・条件交渉・入社
①ヘッドハンターからアプローチ
登録型であればエントリーした会社から、サーチ型であれば特に前触れもなく、メールや電話、手紙などさまざまな方法で面談の申し入れがあります。
この時点ではオファー企業の名前などは明かされませんが、ヘッドハンターが所属するヘッドハンティング会社の名前や連絡先は、ヘッドハンターの方から伝えてくれるのが通常です。
エントリーした会社であれば特に問題はありませんが、見ず知らずの会社からの場合は、すぐに会う・会わないの約束はしないで、「1週間後に連絡する」などと回答しましょう。
その間にその会社が信頼できるところであるかをチェックしましょう。
特に「ビズリーチ」や「リクルートダイレクトスカウト」のようなプラットフォーム型の転職サービスから届いたスカウトは、審査に通過したヘッドハンターだけしか登録されていないので、安心して返信できます。
おすすめな人の特徴 | おすすめスカウトサービス(無料) |
年収1,000万円以上のハイクラス求人を スカウトで効率良く見つけたい方 |
ビズリーチ |
年収800〜2,000万円の求人のスカウトが いくつも届くサービスを利用したい方 |
リクルートダイレクトスカウト |
②ヘッドハンターと面談
ヘッドハンターから、オファーをしている企業、部署、ポジションなどの詳しい情報を教えてもらいます。
面談はホテルのロビーなど、人目が着かないような落ち着いたところで行われることが多いですが、ヘッドハンターによって変わるため、連絡をもらった際に確認しておきましょう。
面談の際は、仕事の詳しい内容や自分のプライベートなことなど、自分や自社の情報をヘッドハンターに伝えることを最小限にとどめておくことをおすすめします。
ヘッドハンターの中には、悪質なヘッドハンターがいる可能性は0でないためです。
③オファー企業と引き合わせ
オファーに興味があれば、ヘッドハンターがオファー企業の責任者・担当者との面談をセッティングしてくれます。
指名スカウト形式の場合、面談は会食形式となることが多く、オファー企業から経営者・経営幹部が出席することも珍しくないようです。
オファー企業は、この会食の場を正式な面接よりも重要な選考の場として位置づけていることもあります。
アルコールが入ると人柄があらわになりやすいため、そのような面もチェックして、入社後に活躍が期待できるかを総合的に判断するのです。
④面接・選考
選考を受ける意思を固めたら、正式な面接に進みます。
指名スカウト形式の場合は、オファー面談を行うことが多いでしょう。
オファー面談とは、選考の場としての面談ではなく、既に採用が内定しており、企業と内定者との間で労働条件や業務内容を確認し、入社を合意する面談です。
条件交渉はヘッドハンターが代行してくれることもあります。
ロングリスト形式の場合は、複数の候補者にスカウトをしているため、通常の採用とほぼ同じ流れで進み、面接が選考の場となります。
⑤内定・条件交渉・入社
内定が決まったら、労働条件や業務内容を最終的に調整して、入社手続きに入ります。
退職をする際は、元の会社に理由と感謝を伝えておきましょう。
「好条件を提示されたから」というだけで退職してしまったら、これまで一緒に働いてきた上司・同僚・部下はたまらない気持ちになってしまうはずです。
特に同じ業界に移籍する場合は、どこかで再会するかもしれないため、しっかりとした理由とこれまでの感謝の気持ちを伝えて退職しましょう。
【専門家インタビュー】キャリア支援のプロにヘッドハンティングを受けるコツ・注意点を聞きました!
本記事では、信頼性が高い情報をお届けするために、人材会社を2社設立し3,000人以上の転職者を支援してきた秋山さんに、オンラインインタビューをおこないました。
これからヘッドハンティング会社を利用してみたいと考えている人や、ヘッドハンティングを受けている人はぜひ参考にしてみてください。
Q:良い条件のヘッドハンティングを受けるためにやるべきことは?
秋山さん
まず、どんなに実績はあり優秀な人材でもヘッドハンターに見つけてもらわないと意味がないので、SNSなども活用し、自分の強みや実績をしっかり発信することが大切です。

SNS以外に、自分の強みを発信できるツールなどはありますか?
秋山さん
Q:ヘッドハンティングを受けたらまずどうしたら良い?
秋山さん
ヘッドハンティングで、高年収・高ポジションの条件を提示されてもすぐに返事はせずに、まずは採用先の情報収集を徹底することが大切です。

企業の情報収集は、具体的にどのようにしたらいいでしょうか?
秋山さん
企業の公式サイトはもちろんですが、企業の口コミサイトを調べたり、上場している企業であればIRページを見れば業績動向まで把握できます。経営状況や将来性も踏まえてしっかり調べましょう。
【インタビュー】ビズリーチのスカウトで実際に転職成功した人の声
さらに信頼性が高い利用者の声をお届けするために、実際にビズリーチを利用して内定獲得した人にオンラインインタビューをおこないました。
これからビズリーチのようなスカウト型転職サイトを利用しようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
Q:転職しようと思った理由・転職軸(転職で重視した条件)は?
転職しようと思った理由は、これ以上の給料アップが今の会社では難しいと感じたからです。
正直、会社に給与以外の不満はなかったので迷ったのですが、ビズリーチに登録して1ヶ月以内で内定が決まって給料アップが実現できたので、行動して良かったと思います。

1ヶ月という短期間で転職成功されたのはすごいですね!給料アップを目的に転職されたということですが、給与以外に重要視した転職軸のようなものはありますか?
短期間で内定をもらえたのは、多くの求人の中から選ばずに、本命を2社に絞りそのうちの1社がトントン拍子に話が進んだからだと思います。
給料以外に重要視した条件は、安定性という面でも規模が大きい大手企業が良かったのと、フルではなくても週の半分はテレワークができるといった働きやすさ、出勤のしやすさなどです。
Q:スカウト型の転職サイトであるビズリーチを利用しようと思った決め手は?
前回転職した時もビズリーチに登録していたので、知っていたというのと、ハイクラスなスカウトが多い印象だったのでビズリーチを利用しました。

前回もビズリーチを利用したということですが、前回の転職もビズリーチで転職先が決まったのでしょうか?また、ビズリーチ以外に利用された転職サービスはありますか?
前回の転職の時は、ビズリーチとアクシスコンサルティングを利用しましたが、その時はアクシスコンサルティングで転職が決まりました。
3年前くらいだったので、今よりも実績がなかったのもあり、当時はビズリーチではあまり良い条件のスカウトがなかった記憶があります。
Q:ビズリーチで利用したのは無料プラン?有料プラン?

ビズリーチは無料プランと有料プランがある珍しいサービスですが、ゆりさんはどのプランを利用されましたか?
有料のプレミアムプランに登録して、無料のお試し期間内だけ使おうと思っていたのですが、自動で更新されることを失念しており、無料のお試し期間を過ぎても気づかず1ヶ月分だけですが料金を支払いました。

ビズリーチの料金システム、無料プランと有料プランの違いなどはどう思われますか?
無料プランだとスカウト先の企業名や詳細情報が分からず、これ以上知りたかったら課金してくださいというシステムには若干違和感を感じましたが、実際にとても質の良いスカウトが届くので、仕方ないかなとも思います。
それに、ビズリーチのスカウトで内定をもらうとAmazonギフト券がもらえるので、私の場合は1ヶ月しか料金がかかっていないのもあり、それで精算できたので良かったです。
Q:ヘッドハンターの対応やスカウトの質・マッチ度・数は?

スカウトは、ゆりさんの希望条件にマッチしたものが届きましたか?また、どのくらいの量のスカウトを受け取りましたか?
スカウトの数は20以上あったと思いますが、マッチ度でいうと50%くらいだったと思います。希望する以上の年収のオファーもあったのですが、大手ではなくスタートアップのベンチャーだったりすることはありました。

なるほど!ビズリーチは高収入のハイクラス求人に特化していると謳っていますが、その辺りの印象はいかがでしたか?
それは本当だと思います!ポジションも年収もハイクラスといえるものばかりでした。

ハイクラスに特化していると、経験が浅い人や実績が少ない人にはスカウトが来ないのでは?と思っている人も少なくないと思うのですが、いかがでしょうか?
私もそう思っていたのですが、経験や実績が少なくても好条件のスカウトは来ると多います。
私自身も、希望する人事職の実績は3年目で、特に経験が長いというわけではなかったのに、高収入のスカウトが結構来たので。
ヘッドハンティングを受けた時に知っておきたい4つの注意点
ヘッドハンターからアプローチがあったときに注意しておきたい4つのポイントを紹介します。
ヘッドハンティング会社をこれから利用する方は特に知っておきたい注意点なので、ぜひ参考にしてください。
ヘッドハンティング会社やヘッドハンターが信頼できるか確認する
アプローチが来たら、ヘッドハンティング会社やヘッドハンターが信頼できるかを必ずチェックしましょう。
会社については、有料職業紹介事業の許可を受けているかを確認してください。
ヘッドハンターに許可番号を確認するか、厚生労働省職業安定局 人材サービス総合サイトの「職業紹介事業 許可・届出事業所の検索」のページでチェックできます。
それまでは安易に返事をしたり、自分や自社の情報を相手方に伝えないように気を付けてください。
スカウト=内定ではない点に注意
ヘッドハンターからアプローチがあったからといって、採用が決まっているわけではありません。
先述したように、オファー企業はさまざまな場面で本当に採用すべきかどうか選考の場を設けています。
その点を勘違いをして、スカウトがあったからと現職をすぐに辞めてしまうと、スカウトを取り下げられたときに職を失うという恐れもあります。
採用が決まり、移籍先の企業と契約書を交わすまでは、決して退職を申し出てはいけません。
以下の特徴に当てはまヘッドハンティング会社やヘッドハンターを避け、トラブルを回避しましょう。
- 自分からフルネーム、所属会社、連絡先を明かさない。
- 会社のウェブサイトやSNSのアカウントがない。電話をかけてもつながらない。
- 情報を知らなさすぎる/詳しすぎる。
- オファーの内容を教えてくれない。(ただし、初回コンタクトの場合は教えないのが一般的)
- 提示された条件があまりにも好条件すぎる。
入社条件を細かく確認する
移籍することがほぼ決まってオファー企業と契約を結ぶときは、スカウトの目的や、次のようなことをはじめとする入社条件を細かくチェックしましょう。
- 仕事の内容
- ポジション、報酬・給与額、福利厚生などの待遇条件
- 勤務場所、勤務時間、フレックスタイム、裁量労働制などの労働条件
オファー企業がそもそも自分に何を期待しているのかや、入社条件にすべて納得したうえで移籍をしなければ、ミスマッチが生じ、転職する意味がなくなってしまいます。
疑問点などはヘッドハンターに確認してもらいましょう。
オファーを断る場合は丁寧に断る
オファーを断る場合は、ヘッドハンターと直接会わずにメールで伝えても問題ありません。
ただ、断りメールの文章は、ヘッドハンターとの今後の関係を維持するためにも、慎重かつ丁寧に言葉を選びましょう。
オファーを断る場合のメールの一例を紹介します。
「このたびは案件をご紹介いただきありがとうございました。当方の力量を高くご評価いただき、たいへん光栄に思っております。しかし、検討させていただいた結果、今回は残念ながら辞退させていただきたく存じます。力を尽くしていただきましたのに、このような連絡になりますことを心苦しく感じております。また何かご縁がございましたら、そのときは何卒よろしくお願いいたします。」
まとめ|信頼できるヘッドハンティング会社を利用してハイクラス転職を実現させよう
ヘッドハンティングは、通常の方法では採用が困難な、他社の経営や重要業務を担っていたり、高いスキルを持つ人を自社にスカウトする採用方法です。
企業からオファーを受ける立場になるので、通常の転職よりも有利な条件で転職できる可能性が高いでしょう。
もし、ヘッドハンティングを受けたいと考えているなら「ビズリーチ」と「リクルートダイレクトスカウト」のようなプラットフォーム型のサービスを利用するのがおすすめ。
どちらも数千人単位でヘッドハンターが登録されているので、あなたに合ったスカウトを効率良く受け取れるでしょう。
ぜひこの記事を参考にして、信頼できるヘッドハンティング会社やヘッドハンターを見極め、転職活動の選択肢を広げてください。
おすすめな人の特徴 | おすすめスカウトサービス(無料) |
年収1,000万円以上のハイクラス求人を スカウトで効率良く見つけたい方 |
ビズリーチ |
年収800〜2,000万円の求人のスカウトが いくつも届くサービスを利用したい方 |
リクルートダイレクトスカウト |
ヘッドハンティングに関するよくあるQ&A
最後に、ヘッドハンティングについてのよくある質問とその答えをまとめました。
ヘッドハンティングについて疑問や不安を感じている人はぜひ参考にしてみてください。
Q. ヘッドハンティングは違法ではないの?
ヘッドハンティングそのものは、違法ではありません。
ただし、元の会社が規定する競業避止義務(競合企業への転職や、競合企業の設立等をしてはならない義務)の内容や、ヘッドハンティングのやり方(社会的相当性を逸脱し極めて背信的なやり方、公正な競争を害するやり方等)によっては、コンプライアンス上の問題になることもあります。
実際に裁判で元の会社からの損害賠償請求が認められたケースもあります。
ただ、憲法によって職業選択の自由が保障されていることから、競業避止義務による拘束力は一定の範囲にとどまると考えられています。
Q. ヘッドハンティング会社はどこから情報を得ているの?
「転職サービスにエントリーをしていないのに、突然電話やメールが来てスカウトされた」という場合、ヘッドハンティング会社は一体どこから情報を得たのだろうと不安に感じる人もいるでしょう。
ヘッドハンティング会社は、次のような媒体を情報源にして、ヘッドハンティングの候補者をリサーチしています。
- 新聞、雑誌、インターネットメディア、SNS等の公開情報
- ヘッドハンティング会社の顧問からの推薦
- 現在・過去の上司、部下、同僚、取引先、友人、知人等からの紹介
ヘッドハンティングをされたいと思っている人は、インターネットメディアやSNSなどを活用して、積極的に情報発信を心がけるとよいでしょう。
Q. ヘッドハンティング会社にエントリーをするのはお金がかかる?
基本的に無料でエントリーできます。
ただし、ビズリーチのように有料プランを用意している会社もあります。
まずは無料プランを利用してみて、サービスが自分に合っていて、機能を拡張したいと思ったときに有料プランに切り替えるといいでしょう。
Q. 若手でもヘッドハンティングをされる可能性はある?
若手の人でもヘッドハンティングの対象になる可能性があります。
例えば、ビジネスクラスの英語力がある人、需要があるにもかかわらず希少なプログラム言語を扱える人など、高度な専門性があるスキルを身に着けている場合は、可能性は大いにあるといえるでしょう。
英語力×交渉力、プログラミング×提案力など能力をかけあわせることで、可能性をより高めることができます。
また、若手向けの転職エージェントを併用するのもおすすめな手と言えるでしょう。
20代や30代の方におすすめの転職エージェントをそれぞれまとめた下記の記事もおすすめなので、併せて読んでみてください。
Q. 語学力(英語など)があるほうが有利?
語学力がある方がヘッドハンティングの対象になりやすいといえます。
ただし、外国語ができるというだけでは対象にはならず、語学力を活かして、移籍先の会社にどのような貢献ができるのかが問われます。
語学力にプラスして、どのようなスキルを身に着けるか、それをどのようにアピールしたらいいのかを、エントリーしたヘッドハンティング会社のコンサルタントや、転職エージェントのキャリアアドバイザーなどと相談するのがおすすめです。
なお、プロ目線で厳選したおすすめの転職エージェントをまとめた下記の記事もおすすめなので、併せて読んでみてください。
◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。