フリーランスエンジニア向けエージェント『フォスターフリーランス』について、「ほかのサービスと何が違うの?」「利用者の評判はよいの?」と登録をためらっていませんか。
編集部
本記事は、利用前の不安を解消できるよう、元フリーランスエージェント社員にインタビューしてわかったフォスターフリーランスの特徴や、利用者の口コミ・評判を紹介します。
本記事を読めば、フォスターフリーランスの特徴が理解でき、自分に適しているか判断できるはずです。ぜひ参考にしてください。
新卒入社した会社で人材関連の新規ビジネスの立ち上げに携わる。転職し、エンジニア向け採用サービスでセールスとマーケティングの業務を担当し、フリーランサー向けサービスの責任者に。現在は独立してフリーランスとして活動中。
【元フリーランスエージェントの評価】
フォスターフリーランスの保有する案件はいぶし銀な大手と子会社が多い印象です。
スタートアップの案件はほとんどなく、堅めな企業が多いので、クラシックな技術が求められる案件が多い傾向にあるでしょう。
フォスターフリーランスのリアルな口コミ・評判を見てみよう
さっそくフォスターフリーランスのリアルな口コミを見ていきましょう。
実際にフォスターフリーランスを利用したことがある人に対してアンケートを実施しました。
フォスターフリーランスを実際に利用した人の口コミを紹介
最初に、フォスターフリーランスを利用した方の口コミをまとめました。
利用者のリアルな口コミを把握できるので、エンジニアの方は参考にしてください。
担当者の知識が豊富で安心できた
IT関連に詳しい担当者が仲介役を担ってくれたので、最後まで安心して転職活動ができたことがよかったです。(東京都/30代/男性/情報通信業のフリーランス)
スタッフの質がたかいです。スタッフの持つ業界理解に助かります。自分よりも業界に詳しい人と面談することにより、自分のライフステージにマッチした進路が開ける良さがありました。(岡山県/30代/男性/エンジニア)
高単価案件が多く、フォローも充実している
高単価の求人をたくさん紹介してもらえるところと、アフターフォローが手厚い点がよかったです。(大阪府/20代/女性)
参画後のフォロー体制が充実しておりましたので、それと並行しまして、案件の数や種類が豊富であることも良かったです。(香川県/30代/男性/エンジニア)
口コミからわかった「フォスターフリーランス」とは?
フォスターフリーランスを利用した人の口コミを見ると、担当者のノウハウが高い、好条件の案件が豊富、アフターフォローが充実していて安心といった声が多数ありました。
フォスターフリーランスでは他社では掲載していない案件を多数取り扱っている強みもあり、競合が少なく、選りすぐりの案件情報をスムーズにキャッチすることができます。
エリアは首都圏がメインとなりますが、IT業界で一目置かれる高単価案件や、利用者が多く信頼できるサポートを期待する人はぜひフォスターフリーランスを検討してみてください。
【元エージェントに聞いた】フォスターフリーランスの特徴
※画像引用元:フォスターフリーランス公式HP
次に、元フリーランスエージェント社員にヒアリングして分かった、フォスターフリーランスの特徴を紹介していきます。
まずは基本の情報です。
-
ある程度歴史が長い会社で働きたい
- 首都圏で働ける案件を探している
-
大手企業やグループ会社の案件を獲得したい
続いて、フォスターフリーランスの3つの特徴について、以下で詳しく紹介していきます。
信頼できる20年以上の実績
フォスターフリーランスは、1996年に設立され20年以上の歴史があるサービスです。
フリーランスエージェントとしては歴が古く、長く続いている安心感があります。
IT業界に特化して乗り越え続けてきたノウハウや実績の蓄積が、他社のサービスにはない魅力です。
扱う案件は大手や大手の子会社が多い
フォスターフリーランスはスタートアップの案件はあまりなく、いぶし銀な大手企業と子会社の案件が多い印象です。
フォスターフリーランスは業界での歴史が長い分、大手企業や大手の子会社の案件が多いため、安定した環境で働きたい人に向いています。
反対に、歴が浅いスタートアップ企業の案件はあまり保有していない傾向にあり、ベンチャーならではのスピード感のある環境で働きたい人には不向きと言えます。
フォスターフリーランスの案件一覧で「スタートアップ」を条件に検索すると結果は34件でした(2024年9月時点)。
クラシックな技術が求められる案件が多い
案件の単価はまずまずで、いぶし銀でクラシックな案件が多い印象です。
同業界ではITプロパートナーズと似ています。
フォスターフリーランスは設立されてからの歴史が長い分、ある程度古くからある会社とつながりが強い傾向にあります。
このような案件はどちらかと言えばクラシックな技術が求められる傾向にあるため、自身のスキルとマッチすると感じる人は登録してみるとよいでしょう。
他にも、フリーランス向けのエージェントを見たい方は、以下の記事でまとめています。
「フリーランスエージェントおすすめランキング13選!高単価案件・未経験向けも紹介【体験者口コミあり】」
「高単価の案件を取り扱うフリーランスエージェントは?」「経験がないけどフリーランスとして副業を始めたい」という人に向けて、おすすめのフリーランスエージェントをランキングで紹介しています!
未経験向け・ITエンジニア向け・ライター向け・副業向けなど様々なサービスを紹介しているので、ぜひご覧ください。
フォスターフリーランスのメリット・デメリット
評判の高いフォスターフリーランスを効果的に利用するためには、メリット・デメリットを把握しておくとよいでしょう。ここからは、サービスのメリットとデメリットをそれぞれ3つずつ紹介します。
メリット | デメリット |
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フォスターフリーランスのメリット
フォスターフリーランスのメリットは、下記の3つです。
- サポートが丁寧
- 直請けの高単価案件が多い
- ITエンジニア経験のあるコーディネーターがそろっている
以下でそれぞれ詳しく紹介していきます。
サポートが丁寧
フォスターフリーランスは、サポートの丁寧さが評判になっており、初めてフリーランスエージェントサービスを利用する人でも、安心して利用できるサービスです。
サービスが始まって以来、2万人を超えるフリーランスが在籍登録があり、利用者の満足度も90%を超えるほど高く評価されています。
専門知識豊富なコーディネーターは、公式サイトで顔写真付きで紹介もされているので、ちょっとした質問でも気軽に相談できます。
直請けの高単価案件が多い
フォスターフリーランスは高単価の案件が多い傾向があり、受注すれば収益が安定しやすいでしょう。他のサイトに比べて高単価案件が実現する理由は、直請け案件の取り扱いが多く、仲介業者の中抜き手数料がないからです。
直請け案件は責任や裁量が大きくプレッシャーも大きいですが、その分、仕事にやりがいを感じられるでしょう。また、フォスターフリーランスでは報酬自体にかかる手数料の他は、追加で手数料がかかることは無いので、無駄なく報酬が受け取れるのもメリットです。
ITエンジニア経験のあるコーディネーターがそろっている
フォスターフリーランスで案件を紹介してくれるコーディネーターは、ITエンジニア出身者が多く在籍しています。
そのため、Java・Python・SaaSなど、エンジニア特有の言語による職務領域の条件や、経験していないと理解しにくい希望についても、フォスターフリーランスのコーディネーターなら分かってくれるでしょう。同じ目線でコミュニケーションを取れるので、利用しやすいです。
また、ITエンジニア経験者が多く在籍していることから、案件の相談だけでなく、エンジニアとして働き方の疑問などを気軽に相談できるので、初めて利用する人でも安心です。
フォスターフリーランスのデメリット
高単価案件やサポート体制など、様々な面でメリットがあるフォスターフリーランスですが、デメリットもあります。
フォスターフリーランスのデメリットは、下記の3つです。
- 常駐案件が多く副業向けではない
- 経験者向けの求人が多い
- 求人が首都圏に集中している
以下で詳しく紹介していきます。
常駐案件が多く副業向けではない
フォスターフリーランスの求人は、企業に常駐する必要があるものが多いです。公式サイトに掲載されている求人は「週2日〜検討可」とされていても、ほとんどは詳しく見ると「100%稼働が理想的」と記載されています。
週休2日以上の休日が欲しかったり、在宅ワークでエンジニアとしての仕事を探したり、副業のために時間制限がある場合は、融通が利きづらいサービスと言わざるを得ないでしょう。
経験者向けの求人が多い
フォスターフリーランスでは、経験者向けの求人が多く、未経験者は案件の獲得が難しいです。求人の大半は東京都内勤務の、常駐型のプロジェクトです。
仕事内容は、データベース・品質テスト・要件定義・設計が多く、組込み・制御・ITコンサルは少ないです。このように、エンジニアとして得意分野を活かせる求人が多いです。
実務経験が無い人にとっては、案件レベルや条件が見合わない可能性が高いですが、逆に経験のあるエンジニアにとっては、経歴を活かしやすいエージェントサービスでしょう。
求人が首都圏に集中している
フォスターフリーランスは首都圏中心の求人しか扱っていないので、地方で仕事を探しているエンジニアには不向きな転職サービスです。ほとんどの求人が東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県に集中しているうえ、常駐を条件としている案件も多くあります。
ただし案件が首都圏に集中してしまうのは、IT業界全体の傾向でもあります。地方勤務や完全テレワークの求人は、もともとそのような求人自体が少ないということを念頭に置いて、転職活動を進めるようにしましょう。
フォスターフリーランスを最大限利用する3つのコツ
フォスターフリーランスを最大限に活用する3つのコツは、以下のとおりです。
- 希望を正直に伝える
- 他のエージェントも活用する
- 担当コーディネーターとの相性を確認
以下で、それぞれ詳しく紹介します。
希望を正直に伝える
担当コーディネーターと面談する際には、自分の希望を明確に伝えましょう。あなたの希望をしっかりと伝えることで、担当者が対応しやすくなりコミュニケーションが円滑に進められます。
また条件を伝える際には希望の仕事や報酬だけでなく、将来の理想像などを包み隠さず伝えることで、長期キャリアを想定した案件紹介をしてもらえるでしょう。
フォスターフリーランスのコーディネーターはITエンジニア出身者が多く在籍しているので、エンジニアとしての将来像や些細な悩みを相談して良好な関係を築いていくことで、理想的な転職活動に繋がります。
他のエージェントも活用する
サービスを利用する際は、1社だけに絞ることはおすすめしません。フォスターフリーランスは高評判で高単価案件もある優秀なサービスですが、他のエージェントサービスも併用することで、さらに選択肢が広がり案件を獲得しやすいでしょう。
1つのサービスの中から求人を探してしまうと、同条件でも単価が異なったり、自分の専門分野に特化した案件を見逃したりと、自身の活躍の可能性を狭めてしまうこともあります。
また複数のサービスを利用することで、自分に合った条件を新たに発見をすることもあります。譲れない条件を書き出し優先順位をつけ、複数のサービスを比較しながら利用することで満足のいく求人と出会えるでしょう。
担当コーディネーターとの相性を確認
エージェントサービスを利用するときは、担当コーディネーターとの相性を確認しましょう。評判が高いフォスターフリーランスでも、あなたの希望をくみ取ってくれなければ、理想の仕事に出会うことはできません。
「希望ではない案件ばかりを勧めてくる」「即戦力の案件しか紹介されない」など、自分に合わない求人ばかり勧められるようであれば、変更するほうがよいでしょう。
優秀だと言われているコーディネーターであっても、自分にとって相性が悪いこともあるので、違和感を感じた場合は遠慮なく担当変更を申し出るべきです。
フォスターフリーランスを利用する流れ
フォスターフリーランスを実際に利用するためには、一連の流れを理解しておくとよいでしょう。そこでここでは、フォスターフリーランスを利用する流れを詳しく紹介します。
フォスターフリーランスを利用する流れは、以下の通りです。
- 会員登録・面談
- 案件の紹介を受けて企業と面談
- 内定が出たら契約締結
以下でそれぞれ詳しく紹介します。
1.会員登録・面談
フォスターフリーランスを利用する際は、まず公式サイトから会員登録が必要です。登録は無料でおこなえて、完了すると非公開求人への応募ができるようになります。
会員登録は、下記の情報を入力します。
- 名前
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- サイトのパスワード
上記のほかにもすぐに案件を獲得したい人は、職務経歴の送付や配信メールの設定などがあります。
登録が完了すると、フォスターフリーランスのエージェントから面談のセッティングに関する連絡があります。面談に際して、希望の条件や自身の相談をまとめておくとよいでしょう。エージェントとの対面面談は新宿本社でおこなわれます。
2.案件の紹介を受けて企業と面談
エージェントとの面談で希望条件を提示したあとは、具体的な案件紹介のステップに移ります。職務内容・就業時間・労働環境などの条件に対して、実際の企業担当者と面談してすり合わせをします。
面談の日程はフォスターフリーランスが調整してくれます。またコーディネーターからフォローを受けながら、企業担当者に自身のスキルや経験を伝えられるので、初対面であっても気負いすることなく自己アピールができます。
現場から離れていた人でも、コミュニケーションなどの心配はありません。担当コーディネーターからビジネスマナーや接し方などのアドバイスを事前に受けられるので、安心して企業との面談に臨めます。
3.内定が出たら契約締結
企業担当者との面談で条件や報酬がまとまったら、運営会社であるフォスターネットと契約を交わし、案件参画が決定します。案件参画前に再度企業との打ち合わせがありますが、フォスターフリーランスの担当者が同席してくれるので、初めての人でも安心です。
注意したいのは、運営会社のフォスターネットとの業務委託契約となるので税金が発生することです。しかし案件に参画後でも担当者に相談できるので、税金以外でも何か困ったことがあったらすぐに相談しましょう。内定後のアフターフォローも充実しているので、初めてフリーランスとして働く人も安心して取り組めます。
フォスターフリーランスでよくある質問
フォスターフリーランスを利用するにあたって、よくある質問をまとめました。よくある質問は、以下の3つです。
- 利用料金はかかるの?
- 退会はできるの?
- マージンはどのくらい?
以下でそれぞれ詳しく紹介します。
利用料金はかかるの?
フォスターフリーランスは面談から案件参画まで全て無料で利用できます。また無料でありながら、エンジニア出身のコーディネーターに仕事内容やスキルアップについてなど、幅広く相談できます。
初めてフリーランスサービスを利用する人でも無料で相談できるので、とりあえず話だけしてみるといったこともできるおすすめのサービスです。
退会はできるの?
サービスが合わなかった人は、即時サービスを退会できます。退会は公式サイトから簡単におこなうことができます。退会方法を下記にまとめました。
- パソコンからフォスターフリーランスのサイトにログインをする
- トップページの「登録情報の確認・変更」から手続きをする
- 登録解除
パソコンからログインができないと退会できないので、不具合がある場合は運営会社のフォスターネットに直接連絡しましょう。
マージンはどのくらい?
フォスターフリーランスを利用する際のマージン(手数料)は非公開です。しかし、案件の報酬から振込手数料の440円を引いた金額が、実報酬として振り込まれる流れになっています。
マージンは案件の報酬から自動的に天引きされますので、自ら支払う必要はありません。フォスターフリーランスは、直請け案件なので大きなマージンが発生しにくいという特徴があります。
まとめ
フォスターフリーランスは、ITエンジニアとしての経験を活かし常駐型の案件を目指す人におすすめのサービスです。サービスを利用することで、自分が得意とする分野で高単価な案件を受けられるなどのメリットがあり、フルタイムでしっかりと働ける案件が多くあります。
登録も1分程度でできるので、初めての利用でも簡単に始められます。面談から案件参画まで担当コーディネーターが丁寧に対応してくれるはずです。
フォスターフリーランスが自分の理想とするサービスかどうかを見極め、メリットや特徴を理解して賢く利用して、希望を叶える転職を成功させましょう。
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