競馬場×イルミネーションの魅力を探るべく、「東京メガイルミ 2019-2020」が開催中の大井競馬場を訪れた今回。前編は「トゥインクル・メガツリーエリア」でオーロラや大噴水ショーなどを堪能した。後編では内馬場の「タイムトラベルエリア」を探索する。

  • 大井競馬場のメガイルミ

    2年目を迎えてスケールを増した「東京メガイルミ」。入場料は大人1,000円、小人(小・中・高校生)500円。営業期間は2019年10月5日~12月24日(原則、大井競馬開催日以外の全日)と2020年1月4日〜3月29日(原則、金土日祝)

自然の姿を切り取ったイルミネーションが多数登場

時空旅行をテーマとする東京メガイルミの「タイムトラベルエリア」。地下道TOKYO TIME TUNNELに入ると、怪しげな光の演出でタイムトラベル気分を一層盛り上げてくれる。

  • 大井競馬場のメガイルミ

    地下道「TOKYO TIME TUNNEL」を抜けると、時空旅行がスタート

  • 大井競馬場のメガイルミ

    「TOKYO TIME TUNNEL」を抜けたところにある虹色に輝く階段は絶好のフォトスポットだ

さらに歩を進めると、過去の東京の記憶を呼び覚ます「THE GENFUKEI」と「江戸極彩棚田」が広がる。虫の歌声や光のハーモニーが織りなす世界観は、かつての美しい東京の姿を見事に復元している。

  • 大井競馬場のメガイルミ

    イルミネーションで懐かしい東京の原風景を表現したタイムトラベルエリアの「THE GENFUKEI」

  • 大井競馬場のメガイルミ

    夏の虫たちの音色と蛍や花火の演出が加わった「江戸極彩棚田」

続いて、全長100mにわたって続く「江戸桜トンネル」に分け入る。桜花型に飾り付けられた無数のLEDが織りなす輝きは、圧巻の美しさ。移り変わる光の変化で四季を表現したイルミネーションからは、作り手の和の心がひしひしと伝わってくるようだ。

  • 大井競馬場のメガイルミ

    「東京メガイルミ 2019-2020」から新たに加わった「江戸桜トンネル」

  • 大井競馬場のメガイルミ

    トンネル内にはフォトスポットも用意。“映える”1枚を狙いたい

桜のほかにも、バラや藤をかたどったイルミネーションも確認することができた。もしかしたら、今年の「タイムトラベルエリア」は、花も1つのキーワードになっているのかもしれない。

  • 大井競馬場のメガイルミ

    カフェ「和〜nagomi〜」の前に広がるローズガーデン

  • 大井競馬場のメガイルミ

    紫に色づく鮮やかな藤の花を表現したイルミネーション

その後は、「大正ロマン光庭園」や日本が元気にあふれていた昭和の横丁を再現した「昭和ただいま横丁」を通り抜け、「東京メガイルミ 2019-2020」の体験を終えた。

競馬場全体を使った大規模なイルミネーションは、とにかく圧巻の光景だった。こうしたイベントにより、競馬場のイメージはまた、違ったものとなるに違いない。残念ながら、イルミネーションと競馬(レース)が同時開催されることはないが、競馬場の間口を広げるおもしろい仕掛けであることは間違いない。

著者情報:安藤康之(アンドウ・ヤスユキ)

フリーライター/フォトグラファー。編集プロダクション、出版社勤務を経て2018年よりフリーでの活動を開始。クルマやバイク、競馬やグルメなどジャンルを問わず活動中。