ここ数年、怪談や奇談が再び注目を集めています。怪談イベントが各地で行われ、8月8日に公開されたホラー映画『近畿地方のある場所について』は、興行収入15億円を突破するヒット。さらに、YouTubeやポッドキャストでの怪談チャンネルも人気を集めるなど、幅広い世代で盛り上がりを見せています。
そんなブームの中、連載『本当にあった…読者の実話怪談・奇談』は、マイナビニュース会員や読者から寄せられた「実際に体験した怪談・奇談」をもとに4コマ漫画化。日常の中にふと紛れ込む背筋が寒くなる瞬間、誰にも信じてもらえないような不思議な出来事を“物語”として再現します(一部変更の可能性あり)。
イラストを描いてくれるのは「ドラマあるある」、「推し活あるある」を執筆する漫画家兼イラストレーターの菅原県さんです。
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「最近ね…」母からの電話に驚がく
深夜、自宅のテレビが突然ついたり消えたりするようになった。
「またついてる……故障かな」とつぶきながら、怖さよりも機械の寿命を疑っていた女性。だがある日、母からの電話で「最近ね、夜になるとテレビが勝手についたり消えたりするの」と聞き、息をのむ。
自宅でも、遠く離れた実家でも、同じ“現象”が起きていたのだ。偶然なのか、故障なのか、それとも……。
スマート家電やネットワーク機器に囲まれた今、家の中で起きる小さな異変は、“機械の不具合”と“説明できない現象”の境界線で揺れやすくなっている。そして便利になった時代でも、家族が共有する感覚や無意識の不安は、不思議な形で同期することがある。
テクノロジーが暮らしをつなぐ時代に、ふと現れる“説明不能なリンク”。それは、機械の仕業なのか、それとも、家族を結ぶ見えない何かが、静かに働いているのか……。
調査時期: 2025年10月24日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
