原動力は「バレーボールが大好きだから」──MBS・TBS系ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(毎週日曜23:00~)で、バレーボール女子日本代表のキャプテンを務める石川真佑選手が登場し、SNSでは、「選手としての向上心に終わりはないという石川真佑選手の言葉が嬉しかった」「これから先ももっともっと応援したいと思った」などの声が上がっている。
「私、優柔不断ですよ」──日本女子のエースの、意外な自己評価。力強いスパイクを打ち込む姿からはとてもそうは見えないが、石川選手はいつも相手の狙いをかわすことで得点を重ねてきた。
ポジションは攻守の要、アウトサイドヒッター。強豪の高校で1年から活躍し、1年の時には主将で2冠に輝く。Vリーグでも結果を残した。
3年前からはイタリア・セリエAに籍を置く。身長174センチは、同じポジションの平均より10センチ以上低い。上背がないからこそ、多彩な技を磨いてきた。
華々しいキャリアだが、一歩前には常に兄がいた。日本史上最高の逸材ともいわれるあの石川祐希選手。これまで「石川の妹」と紹介されることも少なくない。「正直嫌だったけど、もっと頑張らなきゃ」と26歳の今、己の道を確かなものにし始めている。
昨年、日本代表のキャプテンに就任。全体合宿が始まるよりも前にトレーニングセンターに入って調整に励む姿には、背中で引っ張るリーダーの覚悟が見える。チームを率いるのは容易くないが、同じくイタリアに挑戦する1つ年上の関菜々巳(代表副キャプテン、セッター)とは、オフに食事をする仲。お互いを尊敬しつつも軽口を叩き合えるような仲間の存在が、石川選手を支えている。
目下の目標は、世界最高峰の国際大会「ネーションズリーグ」での2大会ぶりのメダル。もちろん楽な戦いではない。「今のままでは勝てないし、その後のアジア選手権も難しい」と語る。
鍵を握るのが、「ハイセット」だという。レシーブが乱れ、山なりに上がったボールをスパイクにつなげる技術が、石川選手は抜きん出ている。
「バレーボールを通して、1人のアスリートとしても、1人の人としても、いろんな意味で成長できた、自分も成長したって感じられるように。でも成長できてうれしいで終わらずに、もっと上をって感じになっていくので、終わりはないんじゃないかと思います」
今回の放送に、X(Twitter)では、「あんなに危機感を持った言葉を大会前に話していたんだ」と、その活躍とは裏腹の石川選手の裏側の本音に驚きの声があったほか、「ますます応援したくなった」「もうすぐ始まるVNL(バレーボール ネーションズリーグ)ラウンドで強豪相手に面白いバレーをしてバレーファンと石川ファンを爆誕させよう!」と声援に近いコメントが多く見られた。
さらには「なぜか応援したくなる選手なんだよね」「26歳になったのか。ますます綺麗になったわけだ」「私の推し選手なんです」と石川選手のファンたちの推し活のようなポストも散見された。
この放送は、TVerで見逃し配信されている。
【編集部MEMO】
次回12日の放送では、石川真佑選手の兄・石川祐希選手らバレーボール男子日本代表に密着する。
