バレーボール元日本代表の佐藤駿一郎容疑者が麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕された事案を受け、日本代表のキャプテン・石川祐希選手とロラン・ティリ監督が4日、日本バレーボール協会を通じてコメントを発表した。
それに対してSNSでは、佐藤駿一郎容疑者に対しての自覚のなさを糾弾する声が多い一方、石川選手の対応に賛辞が寄せられた。
石川選手に対して、「石川主将の対応は好感が持てる」「選手たちはバレーに集中して信頼回復に向けて頑張ってほしい」と言った前向きな声が寄せられている。
今回の事案を踏まえ、ファンや関係者への影響を真摯に受け止めながら、競技に向き合う姿勢を強調。「もう一度皆さんに応援していただけるチームを作っていく」という思いとともに、日々の活動に全力で取り組む決意を示している。
キャプテン・石川祐希選手コメント
「日本代表チームの関係者が逮捕される事案が発生し、キャプテンとして非常に重く受け止めております。私たち選手一同、この事実を重く受け止め、日本代表としての責任と自覚を改めて胸に刻み、強化活動をさせていただきます。今シーズンは2026男子アジア選手権大会で優勝し、ロサンゼルス2028オリンピックの出場権を獲得するという目標へ、謙虚に向き合わなければなりません。今シーズンはアジア選手権で優勝すること、そしてもう一度皆さんに応援していただけるチームを改めて作っていきます。決して簡単な道のりではありませんが、チーム全員で目標達成に向けて日々の練習から全力で取り組み、皆さんの前で出場権を獲得する姿をお見せしたいと思います。ネーションズリーグの第3週とアジア選手権は日本開催なので、たくさんの方のご声援を力に共に勝利できることを楽しみにしています」
ロラン・ティリ監督コメント
「まず初めに、このたび日本代表チームの関係者が逮捕される事案が発生したことは誠に遺憾です。我々は代表活動でファンの皆様にご理解をいただけるように強化の歩みを進めて参ります。今シーズンは非常に過密なスケジュールとなりますが、最大の目標は、ロサンゼルス2028オリンピック出場権獲得へ繋がる2026男子アジア選手権大会で優勝し、金メダルを獲得することです。アジア選手権をこの夏の日本代表にとって最も重要な大会として位置づけています。また、ネーションズリーグは世界ランキングを維持、向上させる上で非常に重要な大会であり、アジア選手権へ向けた準備の場としても大きな意味を持っています。ネーションズリーグでは表彰台を目標に戦います。さらに、夏の締めくくりとなる第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)でも、最高のチームで金メダル獲得を目指します。今年は年齢ではなく、パフォーマンスを最も重要な基準として選考を行いました。安定感と突出した力を兼ね備えた選手たちとともに、この夏の挑戦に全力で臨みます」
【編集部MEMO】
男子日本代表は6月10日から中国・臨沂で開幕する「バレーボールネーションズリーグ2026 第1週」に出場予定。声明発表を受け、新体制のもとでの立て直しと競技面での成果が注目される。
