肥薩おれんじ鉄道は27日、「令和8年熊本地震」の影響で運休している八代~水俣間のうち、肥後田浦~水俣間について、9月1日の始発列車から運転を再開すると発表した。
7月28日に発生した地震の影響により、八代~日奈久温泉間などで線路の変状が発生。き電線の断線(日奈久温泉~肥後二見間など)、乗降場の破損(八代駅構内や上田浦駅構内など)も確認された。修復の必要な箇所が多数あり、復旧に時間を要する見込みとなっている。
一方、水俣~川内間は列車の運転を再開しており、復旧のめどかついた肥後田浦~水俣間も9月1日始発から運転再開する予定。ただし、下りの肥後田浦駅6時17分発・出水駅7時11分着、上りの出水駅21時1分発・肥後田浦駅21時50分着は9月1日以降も運休となる。
八代~肥後田浦間は列車の運休を継続し、代替バスを運行する。沿線学校の新学期に合わせ、現在の上下6便から増便。平日は下り11便・上り12便、土休日は下り・上り各6便とし、利用の多い時間帯に運行台数を増やす。JR九州の代行バスと早朝に接続する特別便も1便運行するが、JR連絡定期券の通学・通勤定期券を持つ利用者のみ対象となる。
代替バスは路線バスタイプではなく、貸切観光バスを使用。運賃は列車の区間運賃と同額で、有人駅から乗車する場合、バスのみ利用する場合を含め、乗車前に窓口で乗車券を購入する必要がある。八代~肥後田浦間の運転再開見込みは9月上旬に改めて発表するとしている。
