9月26日に最終回を迎える連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)で主人公・のぶを演じた今田美桜にインタビュー。約1年にわたる撮影を終えた心境や、印象に残っているシーン、夫・嵩役の北村匠海との6度目の共演などについて話を聞いた。
112作目の朝ドラとなる『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さん夫婦をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。小松暢さんがモデルのヒロイン・朝田(柳井)のぶ役を今田美桜、やなせたかしさんがモデルの柳井嵩を北村匠海が演じ、脚本は中園ミホ氏が手掛けた。
――8月22日にクランクアップを迎えられましたが、最後のシーンのカットがかかった瞬間の心境を教えてください。
最後のシーンはカメラが3台あって、一連で、1回で終わったのですが、嵩さんとのぶにとってすごく大事なシーンで終わり、涙があふれてしまうシーンでもあったので、より感情的になりましたし、最後にOKをもらった瞬間はホッとしました。そして、嵩とのシーンだったので、2人で無事に終われてすごくよかったなと思いました。
――撮影から約1週間経った今のお気持ちもお聞かせください(インタビューは8月29日に実施)。
終わりが見えてきた時に、「終わった時、どういう感情になるんだろう」「そもそも実感ってあるのかな」と、みんなで話す瞬間がたくさんあったのですが、1週間経って「もう終わってしまったのか」「まだ撮影が続く気もしなくもない」みたいな。1年間皆さんと会ってきたので、まだちゃんと実感できているのかわからないですが、撮り終わったという達成感と、クラックアップしたというニュースを見てたくさんの方から「お疲れ様」という連絡をもらい、心晴れやかな気持ちです。
――大仕事を終えて、やりたいことはありますか?
もう少ししたらお休みをいただけるので、どこかに旅行に行きたいなと思っています。
――『あんぱん』を通して変わったことや成長したことがありましたらお聞かせください。
『あんぱん』の現場を離れて、また違うお仕事をした時に実感するのかなと思いますが、1年間向き合うということはなかなか今後ないことだと思いますし、ちょっと自信はついたのかなと思います。
――1年間は長かったですか? 短かったですか?
撮影している間は長いなと思う瞬間も。8月末の終わりが遠いなと感じる瞬間もありましたが、振り返ってみると本当にあっという間で、全部ひっくるめて楽しかったです。
――のぶを1年間演じて、のぶと一体化しているなと感じる瞬間はありましたか?
たくさんあったと思います。これはのぶとしてなのか自分としてなのかわからなくなる瞬間もありましたし、カットがかかっても涙が止まらないこともあったり、本当にのぶとして今生きられているんだなと感じました。
――クランクアップの時もなかなか涙が止まらなかったとのことですが、ほかに涙が止まらなかったシーンとは?
たくさんありますが、3姉妹でラジオ体操するシーンとか、嵩とシーソーで喧嘩するシーンとか。役として見ているので、顔を見たら泣けてくるということは多々ありました。
