――“ハチキン”のぶと“たっすいがー”嵩の夫婦から学んだことや、理想の夫婦像だなと感じたことなど、お聞かせください。
のぶと嵩はお互いにない部分を認め合って尊敬し合っているので、ハチキンとたっすいがーと違う部分はありますが、お互い思い合っているというのはそっくり。私もこの先、そういう機会があるのであれば、尊敬する方に、私もそう思われるように頑張りたい。そういう2人はとても素敵だなと思いました。あと、2人とも自分のためより、人のためにという愛が大きくて素敵だなと思ったので、結婚生活に限らず、人として思いやりを持って、愛を持って接していきたいなと、のぶさんを通して感じました。
――のぶと嵩のシーンでキュンとした場面は?
いろいろありますが、のぶの誕生日に自費出版で詩集をもらった時は、サプライズで、嵩さんなりにたくさん考えてくれてああいう形でプレゼントしてくれたんだなと、すごくキュンとしました。
――実際に自作の詩をプレゼントされたらどう思いますか?
どうなんでしょう(笑)。プレゼントされたことがないのでわからないですが、自分のことを思って書いてくれたものというのは、お手紙と同じだと思うし、特別感を感じると思うので、うれしいんじゃないでしょうか。
――北村さんとは6度目の共演となりましたが、本作を通して感じた印象をお聞かせください。
今回は幼馴染から夫婦になっていくという、今までで距離感が一番近い役だったからこそ、これまでに見てきた北村さんと全然違う瞬間がたくさん見られました。すごく大人びていて、何事も俯瞰でクールに見ていらっしゃるという印象をずっと受けていましたが、そういう部分もありつつ、意外とひょうきん者なんだなと。幼馴染みや夫婦という距離感や、1年間という時間もあったので、そこで知れた部分があるのかなと思います。
――北村さん自身に嵩らしさを感じることはありましたか?
晩年はやなせたかしさんにしか見えないみたいな感じで、前半の嵩よりも、後半の嵩さんの方がすごく似ていらっしゃるのかなと思いました。後半の嵩さんは、たっすいがーな瞬間もあれば、ちょっとおとぼける瞬間もあって。いせたくやさん(大森元貴)や六原永輔さん(藤堂日向)と出会ったり、外に向き始めてから、内に入りすぎている嵩ではない部分も見られて、そういう部分はちょっと似ているのかなと思いました。
――嵩役が北村さんでよかったと感じた瞬間を教えてください。
この1年間撮影をしてきた中で、たくさん楽しかった瞬間もあれば、迷ったり難しいなと感じる瞬間もあり。北村さんはすごく周りを見ている方なので、そんな瞬間にサポートしていただくこともありましたし、迷っている時に「これってどう思う?」と私から聞いたことも何度もあって、そういう時も一緒になって考えてくれて助かりました。さりげなくサポートしてくれる方なので、すごく尊敬しますし、最初から最後までずっと支えていただきました。
――後半は阿吽の呼吸のような感じに?
どうでしょう(笑)。でも、後半はアドリブ含めいろいろあったので、あったと信じたいです。
