――のぶが発する土佐弁も話題になりましたが、反響はいかがですか?

いろんなところで「たまるかー!」「ほいたらね!」と、高知県の方だけでなく、ほかの皆さんからも、『あんぱん』でない現場に行っても言ってもらえて、これだけ愛してもらえているんだと。「やっぱいいよね!」と共感する瞬間もたくさんあり、共通の話題としてそのセリフが出てくるというのがすごくうれしかったです。

――朝ドラヒロインとして、座長として心がけていたことを教えてください。

『あんぱん』という作品がとても優しくて温かい作品なので、現場もそうありたいなというのはどこかにありました。そして、私は数年前に『おかえりモネ』に出演させていただき、その時は1年間ずっと出ていたわけではなく、撮影期間が空くタイミングがあり、現場に戻ると「お帰り」と言ってもらえることがすごくうれしかったなという思い出がありました。『あんぱん』も「久しぶり」となる方がいるので、久しぶりでもホッとできるような、帰ってきた感じがあるような空気にできたらいいなと思っていました。

――北村さんは前室にできるだけいるようにしていたそうですが、今田さんも長く前室で過ごされていたそうですね。

後半は、私もけっこうずっと前室にいて、お昼ご飯、夜ご飯を食べるのもそこだったり。あの場にいると、みんなのお顔が常に見えて、お昼の再放送をみんなで一緒に見たり、そういう空気が大好きで、最後の方は一緒に前室にいました。

■今田美桜
1997年3月5日生まれ、福岡県出身。ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』(18)で話題になり、その後、映画・ドラマ・CMなどで幅広く活躍。ドラマの近作は『おかえりモネ』(21)、『悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(22)、『トリリオンゲーム』『いちばんすきな花』(23)、『花咲舞が黙ってない』(24)、映画の近作は『東京リベンジャーズ』シリーズ、『わたしの幸せな結婚』(23)、『AT THE BENCH』(24)、劇場版『トリリオンゲーム』(25)など。2025年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で主演を務めている。2025年12月に『映画ラストマン -FIRST LOVE-』が公開予定。

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