雪景色の横浜線を走るE233系H016編成

横浜線のE233系が2月16日にデビューした。初日はH001編成のほか、H016編成も営業運転に就き、雪の中を快走。横浜線利用者や多くの鉄道ファンの注目を集めていた。今後、E233系が順次導入され、従来車両205系を置き換える予定。ちなみにこの日、屋根上に大量の雪を載せたまま走る205系の姿も見られた。

車両情報

JR東日本 E233系

基本情報

E231系の技術を踏襲しつつ、車両故障防止に向けた主要機器の二重系化、ユニバーサルデザインを考慮したインテリア、座席幅の拡大や抗菌吊り手の採用など、JR東日本の「今後の標準車両」として開発された一般形電車。2006年、中央快速線で営業運転を開始したのを皮切りに、京浜東北・根岸線、常磐緩行線(東京メトロ千代田線直通)、京葉線、東海道線・高崎線・宇都宮線、埼京線、横浜線などへ投入されている。

中央快速線や京浜東北・根岸線の車両はオールロングシートで、各ドア上には液晶ディスプレイを設置。常磐緩行線の車両は地下鉄との直通運転に対応したストレート車体で、非常用前面貫通口も設置している。東海道線・高崎線・宇都宮線の車両は一部の車両でセミクロスシートを採用し、10両の基本編成には2階建てグリーン車を2両連結した。