国土交通省は、都市鉄道の混雑率調査結果(2025年度実績)を7月28日に公表した。前年度に続いて懸垂式モノレールの2社が150%前後の高い混雑率に。中でも湘南モノレールは前年度を上回り、東京圏のJR・地下鉄・大手民鉄などに匹敵する混雑率となった。
湘南モノレールは2025年度、最混雑区間の「富士見町→大船」間において、最混雑時間帯の7時11分から8時4分まで輸送力1,776人(3両×8本)に対し、輸送人員2,780人、混雑率157%。輸送力は前年度と変わっていないが、輸送人員の増加にともない混雑率も上昇している。
千葉モノレールは2025年度、最混雑区間の「千葉公園→千葉」間において、最混雑時間帯の7時30分から8時30分まで輸送力1,600人(2両×10本)に対し、輸送人員2,361人、混雑率148%(前年度は151%)。前年度と比べて最混雑時間帯が30分前倒しされ、本数が1本増となったこともあり、輸送人員が増加したものの混雑率は前年度を下回った。
懸垂式モノレールの2社とも短い編成(湘南モノレールは3両編成、千葉モノレールは2両編成)で運転され、東京圏のJR・地下鉄・大手民鉄などと比べて輸送力は小さい。一方で、朝を中心とした通勤時間帯に多くの利用があるため、混雑率が高くなりやすい傾向にある。

