国土交通省は、都市鉄道の混雑率調査結果(2025年度実績)を7月28日に公表した。東京圏の大手民鉄に関して、京成押上線と小田急小田原線が混雑率150%以上に。大手民鉄以外でも、つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)が150%以上の高い混雑率となっている。

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    京成本線・押上線経由で運転される羽田空港行の列車

2025年度、東京圏の大手民鉄(東京メトロを除く)で最も混雑率の高かった路線は京成押上線。最混雑区間の「京成曳舟→押上」間において、最混雑時間帯の7時40分から8時40分まで輸送力2万2,264人(8両×23本)に対し、輸送人員3万4,930人、混雑率157%となった。前年度と比べて、輸送力は変わっていないが、輸送人員が4,000人以上増加しており、混雑率も2024年度の138%から大幅に上昇した。

小田急小田原線は2025年度、最混雑区間の「世田谷代田→下北沢」間において、最混雑時間帯の7時35分から8時35分まで輸送力4万8,878人(9.8両×37本)に対し、輸送人員7万3,109人、混雑率150%(前年度は146%)。前年度と比べて輸送人員が2,000人近く増加している。他にも西武新宿線「下落合→高田馬場」間で混雑率148%(前年度は145%)、京王線「下高井戸→明大前」間で混雑率145%(前年度は143%)、東武スカイツリーライン「小菅→北千住」間で混雑率142%(前年度は139%)となり、各路線とも混雑率が前年度を上回った。

  • <!-- Original start --></picture></span>つくばエクスプレスの車両TX-3000系<!-- Original end -->

    つくばエクスプレスの車両TX-3000系

東京圏で「準大手・中小民鉄」に分類された路線を見ると、つくばエクスプレスの混雑率が際立っている。2025年度、最混雑区間の「青井→北千住」間において、最混雑時間帯の7時29分から8時29分まで輸送力2万1,546人(6両×26本)に対し、輸送人員3万2,579人、混雑率151%。最混雑時間帯の本数が前年度より1本増え、輸送力が増したものの、輸送人員が前年度より2,000人以上増加。混雑率も前年度の146%を上回っている。