和歌山市行の特急「サザン」。前4両が12000系

南海線では特急「ラピート」のほか、難波~和歌山市・和歌山港間を結ぶ特急「サザン」も運転される。前4両が全車指定席の特急車両、後ろ4両が通勤形車両という編成で、最近では新型車両12000系の投入でも話題になった。「ラピート」(50000系)の奇抜なデザインは誰もが知るところだが、12000系のデザインもなかなか個性的といえる。

車両情報

南海電気鉄道 12000系

基本情報

南海線の難波~和歌山市・和歌山港間の特急「サザン」の新型車両として、2011年9月にデビューした。ひとクラス上の設備・利用価値を提供する車両とされ、愛称は「サザン・プレミアム」。車体は軽量ステンレス構造で、制御方式はVVVF方式。鉄道車両では初めて、車内にプラズマクラスターイオン発生器を搭載した。ノートパソコンも置ける大型テーブルとコンセントを完備している。