「たくさん声かけてくれたから、頑張れた」――きょう31日に放送される日本テレビの特番『24時間テレビ49 アフターストーリー 寄付金の使い道』(15:00~)では、チャリティーランナーを務めた星野真里が、寄付金で移動支援機器を贈られた難病の女の子を訪問。人生で初めて「だるまさんが転んだ」に参加し、自分の意思で動く喜びを体験する姿を紹介する。

  • (左から)久島あきなさん、久島朱絆ちゃん、星野真里

    (左から)久島あきなさん、久島朱絆ちゃん、星野真里

チャリティーマラソンで「できた!を増やす子ども募金」

今年8月29日・30日に放送された日本テレビ系大型特番『24時間テレビ49-愛は地球を救う-』で、チャリティーランナーを務めた星野。走ることを決めた理由には、難病を抱える娘・ふうかちゃんの存在があった。

電動車いすとの出会いによって、娘の「できない」が「できた!」に変わったことを実感した星野。その思いから生まれたのが、目的別募金「できた!を増やす子ども募金」だ。

今回、星野が訪ねたのは、脊髄性筋萎縮症の久島朱絆(ひさじま・じゅな)ちゃん。人工呼吸器と車いすを使いながら生活している。

寄付金によって贈られたのは、小児用バギーに取り付けることで電動で移動できるようになる支援機器「キャリーロコ」。

朱絆ちゃんがどうしてもやってみたかったのは、友達と一緒に鬼ごっこやリレーをすることだった。

そしてこの日、人生で初めて「だるまさんが転んだ」に参加。「たくさん声かけてくれたから、頑張れた」と喜びを語り、自分の意思で動くという新たな「できた!」を実現した。

母親のあきなさんが次に願うのは、来年の小学校の卒業式。「卒業証書を一人で取りに行くところを見守れたら一番いいなと思って」と、娘の成長への思いを口にする。

外出を諦めてきた家族へ「旅行体験」を贈呈

星野はさらに、東京・江戸川区の「ここね篠崎」を訪問する。

同施設では、医療的ケアが必要な子どもたちの預かりや発達支援に加え、家族を支えるコミュニティー活動も行っている。しかし、外出活動に一度に連れて行ける子どもは少人数に限られ、参加したくてもできない家族もいるという。

そこで『24時間テレビ』では、障がいのある子どもとその家族が安心して一緒に出かけられる「家族旅行体験」の贈呈を予定。さらに、子どもたちの活動範囲を広げるため、バリアフリー化などの支援も進める計画だ。

また星野は、特別支援学校の教員で、イタリアのインクルーシブ教育を研究する大内紀彦氏にも取材。

障がいの有無にかかわらず、子どもたちが同じ場で共に学ぶ教育について話を聞き、どうすれば子どもたちの「できた!」を増やせるのか、教育のあり方からも考えていく。

番組ではほかにも、水卜麻美アナウンサーが、がん医療と患者支援が抱える課題を取材する。

寄付金総額は15億5,436万6,256円 歴代暫定4位

『24時間テレビ49』で、2026年6月1日から9月30日までに寄せられた寄付金総額は、15億5,436万6,256円。歴代暫定4位の金額となった。

内訳は、福祉支援・環境保護活動支援・自然災害復興支援に充てる一般募金が9億6,753万6,140円、熊本地震緊急募金が8,966万495円、「できた!を増やす子ども募金」が4億1,224万6,566円、「いのちをつなぐ がん募金」が8,492万3,055円。

最終的な寄付金総額は、2027年7月初旬に予定されているチャリティー委員会の決算終了後に確定する見込みだ。

今回の特番では、寄せられた寄付金が誰に、どのような形で届けられるのかを、星野と水卜アナの取材を通して紹介。放送終了後も続くチャリティー活動の現在地を伝える。

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【編集部MEMO】
星野真里
1981年7月27日生まれ、埼玉県出身。子役時代から芸能活動を開始し、TBS系ドラマ『3年B組金八先生』シリーズの坂本乙女役などで知られる。以降、ドラマ、映画、舞台など幅広い分野で活動。2026年には日本テレビ系大型特番『24時間テレビ49-愛は地球を救う-』のチャリティーランナーを務め、難病を抱える娘との経験をもとに、子どもたちの可能性を広げる支援への思いを発信している。