10月22日に開催された2026年プロ野球ドラフト会議で、ENEOS野球部から長屋竣大投手と神里陸捕手の2選手が指名を受けた。長屋投手は千葉ロッテマリーンズから3位、神里捕手は横浜DeNAベイスターズから6位の指名。同日夜に2選手は記者会見を行い、それぞれプロ入りに向けた意欲を語った。
長屋竣大投手は手術・リハビリから復活してのプロ入りへ
長屋竣大(ながや・しゅんた)投手は2003年2月13日生まれの23歳。京都府出身で、身長175cm・体重75kgの右投右打。浜松開誠館高校から立命館大学に進んだ。
大学4年時にもプロ入りを目指していたが、右肘の故障でトミー・ジョン手術を受けたことなどもあってプロ志望届を提出せず、2025年4月にENEOSに入社。入社後の1年間はリハビリのため公式戦には出場せず、試合のビデオ撮影やデータ収集などを担当した。
2026年に入ってからは公式戦8試合に登板し、投球回数12回1/3、被安打11、奪三振13、防御率0.00の成績を残している。ENEOS野球部は2026年の都市対抗野球大会で本大会出場を逃しているが、長屋投手は西関東地区第1代表の東芝の補強選手として出場しており、自己最速となる154km/hの球速を記録した。
長屋投手は指名を受け、「まずは指名をうけて素直に嬉しい気持ち」とコメント。手術とリハビリで昨年はチームに貢献できず、今年もENEOS野球部として都市対抗野球大会と社会人野球日本選手権大会への出場を逃したことを振り返り、「悔しい思いがいっぱいだった」と語った。
プロ入りの決断については、会社やチームの関係者に後押ししてもらえたことに感謝を示し、「感謝の気持ちをもって、プロ野球世界でも頑張っていきたいと思っている」と意気込みを見せた。
神里陸捕手は兄・神里和毅選手が所属するDeNAから指名
神里陸(かみざと・りく)捕手は2002年5月3日生まれの24歳。沖縄県出身で、身長170cm・体重76kgの右投左打。東海大学付属相模高校から國學院大學を経て、2025年4月にENEOSに入社した。
横浜DeNAベイスターズに所属する神里和毅外野手は実兄にあたる。今回の指名で、入団が実現すれば兄弟で同じユニフォームを着ることになる。
ENEOS野球部での公式戦通算成績は、11試合出場、19打数5安打、1本塁打、2打点、打率.263。2026年は5試合に出場し、打率.300を記録した。
神里捕手は「指名をいただきとても嬉しい気持ち」と喜びを語った。ENEOS野球部に入部後、十分な活躍ができていなかったと振り返りながらも、「このように指名と言う形で評価をしていただき、とても感謝している」とコメントした。
今後については「これからプロの世界に進むということで、自覚と責任をもって、チームの勝利に貢献できる選手になりたい」と抱負を述べた。
ENEOS野球部からは過去にも多くのプロ野球選手を輩出
ENEOS野球部は、これまでにも多くのプロ野球選手を輩出してきた。
近年では、2023年のドラフト会議で度会隆輝外野手がDeNAから1位、糸川亮太投手が埼玉西武ライオンズから7位の指名を受けている。2024年には東山玲士投手がオリックス・バファローズから5位指名、2025年には飯田琉斗投手が東京ヤクルトスワローズから7位指名を受けており、今回の長屋投手・神里捕手の指名により4年連続の指名選手輩出となった。




