「あえて怖いものを探そうとはしていない」――。30日に放送されるMBS・TBS系ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(毎週日曜23:00~ ※この日は23:10~)では、ホラー作家・背筋(せすじ)氏を特集する。
人気ホラー作家の日常とは...
2023年に小説投稿サイトで発表した『近畿地方のある場所について』が口コミで話題となり、書籍化。デビュー作ながら100万部を超える異例の大ヒットを記録し、ホラー界の新たな旗手として注目を集めた背筋氏。その後も『穢れた聖地巡礼について』『口に関するアンケート』『目が』など話題作を次々と発表し、映像化やゲームシナリオ、漫画原作など活動の幅を広げ続けている。
番組が背筋氏を追い始めたのは今年5月。ホラー作家と聞けば、廃墟巡りや怪談収集など恐怖に満ちた日々を想像しがちだが、その生活は意外にもシンプルそのものだった。出版社との打ち合わせ、自宅での執筆、愛犬との散歩など、穏やかな日常が続く。
人々を震え上がらせる恐怖の世界はどこから生まれるのか。そんな疑問をぶつけると、背筋氏は「あえて怖いものを探そうとはしていない」と語る。さらに、「ホラーの主役はお化けではなく、人だと思っているので」と、自身の創作の根幹にある考えを明かしている。
番組では、真夏のホラーシーズンを前に多忙を極める背筋氏に密着。短編小説の執筆風景をはじめ、サイン会のため訪れた韓国での様子や、高尾山での息抜きの時間にも同行する。一見何気ない日常の中にも、視点を変えれば恐怖の種が潜んでいる…背筋氏が描く“人間の怖さ”の源泉に迫る。
柔らかな物腰と爽やかな笑顔を持ちながら、多くの読者を恐怖の世界へ誘う背筋氏。放送では、その独特な創作哲学と、100万部超え作家の素顔が明らかになる。
【編集部MEMO】
背筋氏 プロフィール
1989年生まれ、大阪府出身。同志社大学卒業。社会人として働く傍ら執筆活動を行い、2023年に発表した『近畿地方のある場所について』でデビュー。同作は100万部を超えるベストセラーとなった。近年は小説に加え、ゲーム『まだ猫は逃げますか?』のシナリオや、『コロコロコミック』連載中の『キルレート・カオス』の漫画原作、体験型ホラー展示『1999展―存在しないあの日の記憶―』なども手掛けている。
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