「どうしようもないし……」俳優の板垣李光人が、映画『口に関するアンケート』の「口プレミア」に登壇。自身の発言に後悔しない理由を語った。
板垣李光人、実写映画単独初主演に自信のぞかせる
板垣は10日、都内で行われた映画『口に関するアンケート』(7月3日公開)の「口プレミア」に綱啓永、吉川愛、MOMONA(ME:I)、森愁斗(BUDDiiS)、西山智樹(TAGRIGHT)、柄本時生、清水崇監督とともに登壇。
同作は、『近畿地方のある場所について』で知られる背筋氏の小説『口に関するアンケート』(ポプラ社)が原作。心霊スポットとして有名な墓地の呪われた木についての噂を聞き、肝試しに出かけたある大学生たちが、翌日グループの1人が行方不明になってしまい、その日を境に、彼らの身の回りに不可解なことが起き、何かによって追い詰められていく。
今作が実写映画単独初主演となる板垣は、会場に集まった観客を前に、冒頭で「非常に楽しみな気持ちもありつつ、原作のすばらしさがあるからこそ少しドキドキしている気持ちもありつつ、の今日でございます」とあいさつ。
また、原作について「最初に読んだ時に『新しい読書体験だな』と思って……内容だけではなく、文字というものを使って視覚的にじわじわと怖くなるこの読後感って、今までに体験したことのない読書体験だったので。この作品をどう映画化するんだろう、という思いはあった」としつつ、「完成したものを見て、映画からでしか得られない恐怖……音響と映像と、映画館という閉ざされた場所でじわじわと追い詰められる感じがあったので、いい映像化になったんじゃないかと思っています」と手応えを語った。
イベントでは、本作の内容にちなんで「これまでに口にして後悔したこと」を発表する企画も実施。フリップに「無し」と書いた板垣は、「そもそもないんですよ、(口にして)特に後悔したことが」と回答。清水監督から「めちゃくちゃいい子ぶってる(笑)。完ぺきだと、自分は」と突っ込まれると、板垣は苦笑いで「完璧じゃないんですけど(笑)。言葉は生き物なので、自分の中から出てしまったらもうどうしようもないし、後悔してもしょうがない、と」と真意を説明した。
イベントの最後にメッセージを求められると、「原作がやはり文字の力を非常に持っている作品なので、映像化するうえでの難しさがあったと思うんですが、実際に完成したものを見て、映画だからこそ味わえる恐怖とか、自分の心の内側にじわじわ侵食してくる、そんな何かを感じていただける作品になっていると思います」と主演作に改めて自信をのぞかせ、締めくくった。










