「常にメダルを目標に日本代表ではやっていく必要がある」──MBS・TBS系ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(毎週日曜23:00~)の12日放送は、前週から話題になっていたバレーボール男子日本代表の特集回。SNSでは、「神回すぎる!」「ますます応援したくなった」などの声が上がっている。
2年前のネーションズリーグで銀メダル。16年ぶりに自力出場を決めた同じ年のパリ五輪ではベスト8進出。バレーボール男子日本代表を取り巻く熱狂は、実力と比例して大きくなってきた。
チケットは即完売。推し選手のユニフォームやグッズを身にまとったファンが、スマートフォン片手に選手たちに熱い声援を送る。その人気は、アイドルグループにもひけをとらない。
だが、本気で頂点を目指した去年の世界選手権で、まさかの予選敗退。誰もが目を疑う惨敗だった。
日本代表を率いて2シーズン目の世界的名将ロラン・ティリ監督に復活のカギを問うと、「歴史的に見ても、日本は世界に先駆けて高度なディフェンス技術を発展させてきた。だからこそ、守備で強みを発揮しなければならない」と断言した
守りの象徴・リベロの山本選手と小川選手は、名前も2人とも“智大”。練習中、そろってとにかく声を出す。山本選手は「失点したら取り返しがつかない、取り返せる部分が少ないというのがリベロ。折れそうな時でも、リベロ1人だけでもチームを支えるという気持ちが大事」と語る。
休養期間を経て1年ぶりに代表に復帰した西田有志選手は、「オポジット」と呼ばれる攻撃的なポジション。だが、全体練習前に我々が目撃したのは、ティリとマンツーマンでレシーブ訓練に励む姿だった。西田選手は「当たり前にしないといけないプレーだし、練習しないとできない。その意識は常にある」と語る。
現状に人一倍の危機感を抱くのがエース・高橋藍選手。好物の中華料理をほおばりながら語ったのは自らに芽生えた責任感についてだった。「アグレッシブにプレーして、チームを鼓舞していかないといけない。(石川)祐希さんだけに任せるのはダメだなって」
調子は上向きだ。現在、熱戦が繰り広げられているネーションズリーグでは、世界ランク1位のポーランドや五輪2大会連続金メダルのフランスを次々と撃破。日本は唯一の8連勝という快進撃をみせている。
キャプテンの石川選手は、最後にこう締めくくった。「(日本代表というのは)やっぱり国を背負うということなんで、みんなで一緒に成長していく場所かなというふうに思います。僕は常にメダルを目標に、日本代表ではやっていく必要がある。全選手、全スタッフ、日本代表にかかわらう全員がメダルに向かないといけないと思うので、一人でも欠けてしまうとそれができないし。間違いなくメダルが取れるチームになっていくと思っています」
今回の放送にX(Twitter)では、「先週から神回が来たと楽しみにしていた」「小川選手って最高の選手の1人だと思う。マジで今までバレーやってる人で一番リベロが上手い」「さすがに日本代表選手全員を特集するには30分は短すぎたか」「これは全国民が観るべき!」など、興奮と熱狂のコメントが多く上がっていた。
この放送はTVerで配信されている。
【編集部MEMO】
次回7月19日の放送は、全盲のピアニスト・辻井伸行氏に密着する。
