京成電鉄は10日、押上~成田空港間を結ぶ新型有料特急列車について、車両形式が「3900形」に決定したと発表。車両コンセプトやデザインを公開するとともに、愛称の募集を開始した。2028年度の運行開始に向けて、車両製作を進めている。

  • 新型有料特急列車の車両形式は「3900形」に

    新型有料特急列車の車両形式は「3900形」に

新型有料特急列車の車両コンセプトは「都心と成田空港を所要時間30分台前半で結ぶ新たな特急列車」。最高速度160km/h、所要時間は押上駅から空港第2ビル駅まで最速30分台前半を予定しており、将来的には都営浅草線や京急線への直通運転をめざす。

日本の玄関口を担う車両として、「日本らしい、やわらかな整いと華やぎ」をコンセプトにデザイン。外観は春の華やかさを連想させるピンクを基調とし、車体前面・側面のラインをブラックとすることで、日本らしい簡素さとスピード感を表現する。

  • 特別車の内装イメージ

    特別車の内装イメージ

内装は心地よい空間を演出する落ち着いた色調を採用。ワンランク上の空間を提供する特別車を1編成につき1両設置する。特別車は3列シートを採用し、一般車と比べてシート幅を30mm、シートピッチを180mm拡大。体を優しく包み込み、後部座席を気にせずリクライニング可能なバックシェル構造とする。床には高級感のあるカーペットを使用するという。

スムーズな乗降を図るため、乗降口を1両につき片側2カ所設置するとともに、荷物スペースを4カ所設置。他にも、全座席にACコンセントとUSBポート(Type-C)、女性専用トイレ、各車両に空気浄化装置と防犯カメラを設置するとしている。

  • 3900形の外観イメージ

    3900形の外観イメージ

  • 一般車の内装イメージ

    一般車の内装イメージ

新型有料特急列車の愛称募集は、7月10日から8月16日まで特設サイトで実施。応募された愛称の中から、新型有料特急列車にふさわしい名前を採用するとのこと。愛称は新型有料特急列車の公開に合わせて発表するとしている。

応募は1人1回まで(最大3個)。採用された人の中から抽選で、旅行券20万円分(1名)、「京成ホテルミラマーレ」トレインルームペア宿泊券(1組)、「京成リッチモンドホテル東京押上」ペア宿泊券(3組)をプレゼントする。応募者全員の中から抽選で10名に、「新型有料特急列車オリジナルグッズ」(非売品)もプレゼントする。