涼しげな木陰に透き通る清流。そんな自然を求めて出かけたくなることって、ありますよね。もし、その美しい風景を自宅で楽しめるとしたら……。
現在SNSでは、小さな自然を切り取ったかのようなビオトープが、多くの人を惹きつけています。
小さな水辺に、緑の森を浮かべて。
丸鉢の中いっぱいに広がる水草のじゅうたんと、ゆっくり泳ぐ小さな魚たち。
竹の背景と水辺植物が合わさると、まるで和の坪庭のような落ち着いた空間になります。
水槽とはまた違う、上から眺める楽しさ。
水面のゆらぎ、魚の動き、植物の影。
見ているだけで、少し時間がゆっくり流れる気がします。
室内でも楽しめる小さなビオトープ。
癒しのある暮らしにおすすめです。
(@matsuyoshiworldより引用)
「水辺に浮かぶ、小さな緑の森」と題した動画をInstagramに投稿したのは、熱帯魚・流木盆栽・アクアレイアウト・テラリウム専門店の「(株)マツヨシワールド アクアショップ(@matsuyoshiworld)」さん。国産・海外セレクトの美しい生体やレイアウト素材を厳選販売されているそうです。
動画では、丸い鉢の底一面に水草のじゅうたんが広がり、その上を小さな魚たちが気持ちよさそうに泳ぎ回っています。
竹の簾と水辺の植物が調和すると、まるで和の坪庭のような落ち着いた空間を作れるのだとマツヨシワールドさんは話します。
一般的な水槽のように横から鑑賞するのではなく、上から眺めるスタイルなのも魅力のひとつ。
水面の揺らぎや魚たちの動き、光に照らされた植物が陰を作り、いつまでも観ていたくなる、ゆったりとしたひとときを感じられる風景となっています。
投稿主のマツヨシワールドさんは「室内でも楽しめる小さなビオトープ。癒しのある暮らしにおすすめです」と締めくくられています。
こんなに美しいビオトープがお家にあったら、毎日の暮らしがとても豊かになりそうですよね。
この投稿は大きな反響を呼び、再生回数84.3万回以上、2.2万件のいいねを記録(7月1日時点)。「一瞬で癒されました とても清々しくて気持ち良いです」「小さい生態系ができているのでしょうか 綺麗で素敵です」「メダカになってここに住みたいです笑」「うわーつくりたい!」「え、、、すごっ!!( ; ロ)゚ ゚ずっと見てたい!」など、数々のコメントも寄せられました。
投稿主さんに聞いてみた
多くの感動の声が寄せられたビオトープについて、投稿主のマツヨシワールドさんに詳しく話をお聞きしました。
── ビオトープ初心者が挑戦するのにおすすめのスタイルなどございましたら教えていただけますか?
私がおすすめしたいのは、「完成形を目指さないビオトープ」です。
最初からおしゃれなレイアウトを作ろうとすると、植物が思うように育たなかったり、水が濁ったりして挫折しやすくなります。
最初は大きめの容器に数匹のメダカと数種類の水草だけで始めてみてください。
すると、トンボが遊びに来たり、小さな生き物が住み着いたり、季節によって植物の表情が変わったりと、水槽では味わえない「小さな自然」が少しずつ出来上がっていきます。
ビオトープは作る楽しさよりも、「育っていく景色を楽しむ趣味」だと思っています。
── ビオトープの綺麗さを保つためにはどのようなことに気を付けたらいいでしょうか?
私が一番大切だと感じているのは、「綺麗にしようと頑張りすぎないこと」です。
水が少し緑色になったり、容器にコケが付いたりすると掃除したくなりますが、それらは小さな生態系の一部でもあります。
必要以上に水を全部交換したり、底砂を毎回洗ったりすると、せっかく育った微生物まで減ってしまい、逆に水質が不安定になることがあります。
人が管理するというよりも、「自然が自分で整えられる環境」を意識すると、時間が経つほど手が掛からないビオトープになっていきます。
ビオトープは毎日少しずつ変化します。同じ景色は二度とありません。その変化を楽しめるようになると、より一層魅力を感じられると思います。
自宅で楽しめるビオトープ。魚や植物が育ち変化する景色が、日々の暮らしに癒しをくれそうで、ぜひ作ってみたくなりますね♪


