セブン-イレブンやファミリーマート、ローソンなど、全国どこでも見かける便利なコンビニ。「コンビニに行くと必ずホットスナックを見てしまう」という人も少なくないのではないだろうか。

しかし、全国チェーンだけがコンビニグルメではない。実は各地には、その地域でしか出会えない"ご当地ホットスナック"を販売するローカルコンビニが存在する。セイコーマートのフライドチキン、goozの横浜コロッケ、もより市のフランクフルト、ハセガワストアの「焼き弁棒」など、地元で長年愛され続ける名物も。

今回は、『全国ローカルコンビニグルメ図鑑』(小学館クリエイティブ)から、全国各地のローカルコンビニで味わえるおすすめのホットスナックを厳選して紹介する。

ホットスナック部門

HOT CHEFフライドチキン(セイコーマート/北海道・茨城・埼玉)

年間1,000万個を売り上げるという、ホットシェフ販売数ダントツの商品。生の鶏肉にスパイスで下味をつけるところから手作りで行っている。うま塩やメキシカンチリといった期間限定フレーバーも定期的に登場し、飽きがこないのも魅力。

  • ※同書より抜粋

    ※同書より抜粋

▼しょうがの利いた「ザンギ」も人気

醤油ベースの甘辛いタレに漬け込んで作られる北海道の唐揚げ「ザンギ」は、釧路が発祥といわれている。しょうがの利いた肉汁たっぷりの味わいにやみつきになること間違いなし。

  • ※同書より抜粋

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しいたけ海老詰めフライ(RICマート和泊店/鹿児島県)

ホットスナックといえば唐揚げやポテトといった商品が一般的だが、個人コンビニではこういった独創性のある商品が売られているのが魅力。エビの風味をしっかりと感じることができ、お酒のつまみにも最高のオトナの惣菜だ。

  • ※同書より抜粋

    ※同書より抜粋

和泊店では揚げ物をバイキング形式で販売。品目の多さはローカルコンビニ界トップクラスだ。

  • ※同書より抜粋

    ※同書より抜粋

横浜コロッケ(gooz/神奈川県・埼玉県)

横浜の新たな名物を目指して開発されたこちらの商品は、市内の農家から仕入れたじゃがいも「キタアカリ」を使用。ほくほくした食感を生かすため、あえてシンプルなコロッケにしたという。

  • ※同書より抜粋

    ※同書より抜粋

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    ※同書より抜粋

オリジナルチキン(ファミール/沖縄県)

沖縄はケンタッキーの消費量が全国一といわれるだけあって、フライドチキンは身近なメニューのひとつ。中はジューシー、外はパリパリの食感が楽しめるファミールのチキンは、地元住民も太鼓判を押す美味しさ。

  • ※同書より抜粋

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骨付きではなく食べやすい唐揚げ串タイプも人気。レジ横で豪快に売られている。

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チキン山賊焼き(ローソン・スリーエフ/埼玉・千葉・東京・神奈川)

たっぷりまぶした粗挽きコショウが特徴の、スリーエフ時代からの人気商品。鶏もも肉を使用しており、一口かぶりつけば肉汁があふれ出す。片手で食べられて腹持ちも良く、出勤前やおやつ時間に食べるのもおすすめ。

  • ※同書より抜粋

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▼店内焼きのやきとりは美味しさが違う!

スリーエフが誇る名物のやきとり。冷凍商品をレンジで解凍して什器に陳列するコンビニが多いが、店内の専用オーブンで焼いているのがこだわり。

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    ※同書より抜粋

OKABA焼売(おかばやし/高知県)

店長がお土産品の焼売を食べ比べ、試行錯誤を重ねて開発したという本格派。ピリッと利いた黒コショウがいいアクセントになっている。通販でも購入可。

  • ※同書より抜粋

    ※同書より抜粋

フランクフルト(もより市/大阪府・京都府)

前身であるアンスリー時代からの看板商品。通勤・退勤時にも駅のホームで食べられることを想定し、ケチャップをつけずソーセージ自体の味を濃くしている。そのためビールと一緒に購入する人も多いのだとか。

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    ※同書より抜粋

アンスリー時代、京橋駅の売店では1日1,000本売れる日もあったという。いまや立派な京橋のご当地グルメだ。

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鶏皮ギョーザ(タックメイト松屋店/岐阜県)

鶏の皮で餡を包んだ、松屋店でのみ取り扱っている餃子。パリパリに仕上がっているためスナック感覚で食べられるうえ、ジューシーな餡と合わさってガツンと美味い。

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    ※同書より抜粋

ミルククリームコロッケや味噌ヒレカツなど、一味違った商品が並ぶのも面白い。大手コンビニでは見られないラインナップだ。

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焼き弁棒(ハセガワストア/北海道(函館市・北斗市・七飯町))

割り箸にご飯を巻き、その上に海苔と豚バラ薄切り肉を巻いて焼き上げた、やきとり弁当のアレンジ商品。発売当初はタレのみだったが、塩や味噌だれなどバリエーションも増えた。

  • ※同書より抜粋

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豚バラの中にご飯ぎっしり。

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ばくだん(RICフクヤ/鳥取県)

ネーミングが印象的な、子どもの握りこぶしほどある大きな唐揚げ。肉汁が洪水のごとく溢れるほどジューシーで、揚げたてはもちろん冷めても美味しい。

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バリエーションの「赤ばくだん」は、見た目ほど辛いわけでもなく食べやすい。

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▼サクサク・みっちりの「ハムカツ」も

RICフクヤの揚げ物はどれもビッグで美味。ハムカツも分厚く食べ応え十分で、晩のおかずとしてもおすすめだ。

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おめで鯛焼き(YショップMG/三重県・熊本県・大分県など)

YショップMGでは、昇運の焼き印が特徴の鯛焼きチェーン「おめで鯛焼き本舗」を店内に併設する店舗もある。プレーンはもちろん、キャベツとベーコンが入った「お好み焼き鯛焼き」も人気。

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水戸鯉淵店ではポップアップ店舗型のおめで鯛焼き本舗を備えており、幅広いメニューが注文可能。

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黒毛和牛大塚 コロッケ(コニシヤ/茨城県)

黒毛和牛の上質なうまみと甘みがたっぷり詰まったオリジナルコロッケ。ソースをかけずにそのまま食べてみてほしい。商品名は店主が大塚愛の大ファンだったことから名づけたそう。

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レジ横ではポップコーンも販売している。筆者が訪れた際にはコロッケを購入した人にミニカップのプレゼントも行っていた。

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※本記事で紹介している内容は、書籍出版時点(2024年9月)の情報です。現在は商品内容や販売状況、店舗情報などが変更されている場合があります。


今回、「ホットスナック」をテーマとして、その地を知っている人にとっては「懐かしい」、知らない人にとっては旅行先で探したくなる、ローカルコンビニの魅力を紹介した。一方で、地域に根ざしたローカルコンビニを取り巻く環境は変化しており、長年親しまれてきた店舗のなかには姿を消したものもある。

旅先や帰省先で見かけた際には、ぜひその機会を逃さず、ローカルコンビニグルメを楽しんでみてほしい。

『全国ローカルコンビニグルメ図鑑』(小学館クリエイティブ)

¥1,760円
著者:加藤弘倫
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