全身80%の大やけどを負い、「70時間の命」と宣告された3歳の男の子の運命は――きょう12日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『金曜ミステリークラブ!!!』(毎週金曜19:00~ ※関東地区ほか)では、国境を越えて日本へ緊急搬送された“命のリレー”を振り返る。

  • (左から)二宮和也、竹内涼真

    (左から)二宮和也、竹内涼真

今回登場するのは、1990年に旧ソ連・サハリンで起きた救出劇。当時3歳だった男の子が、自宅で約100℃の熱湯をかぶってしまい、全身80%にもおよぶ大やけどを負った。

地元の医師が告げたのは、「70時間の命」という死の宣告。男の子が助かる唯一の道は、医療技術が進んだ日本へ渡り、皮膚移植を受けることだった。

しかし、当時はアメリカと旧ソ連の冷戦が終結した直後。日本と旧ソ連は決して自由に行き来できる状況ではなく、国境を越えた移動は極めて困難だった。刻一刻と命の期限が迫る中、男の子をどうやって日本へ緊急搬送したのか。番組では、日本中が歓喜した“命のリレー”を映像とともに振り返る。

さらに、2024年1月2日に羽田空港で発生した航空機衝突事故も取り上げる。海上保安庁の機体と日本航空の旅客機が滑走路上で衝突・炎上する緊急事態の中、旅客機の乗客乗員379人全員が無事に脱出し、世界中から“羽田の奇跡”と称賛された。炎に包まれた機内では一体何が起きていたのか。当時の乗客の証言から、緊迫の舞台裏に迫る。

このほか、これからの行楽シーズンに警戒したい空き巣被害として、「スマホで写真を撮っただけなのに、総額1億円相当の盗難被害に遭った」というミステリーも紹介。都内に住む女性が自宅の玄関先で見つけた珍しい生き物をスマホで撮影したことから、思わぬ大きな事態へとつながっていく。SNS時代だからこそ気を付けたい巧妙な仕掛けが明らかになる。

また、近年急増する「ロマンス詐欺」の最新手口にも切り込む。韓国で昨年起きた事件では、世界的大ヒット作『イカゲーム』の主演俳優、イ・ジョンジェを名乗る人物から突然連絡を受けた女性が、本人しか知り得ない情報や身分証明書を送られたことで信じ込み、当時日本円で約5,000万円をだまし取られたという。誰の身にも降りかかり得る、巧妙な手口を紹介する。

スタジオでは、金曜ミステリークラブ主宰のノブ(千鳥)、クラブ会員代表の二宮和也をはじめ、有村架純、竹内涼真、MEGUMI、石原伸晃、ホラン千秋、柳原可奈子、横澤夏子、小峠英二(バイきんぐ)が、さまざまなミステリーを考察。竹内が「どういうことなんですか? 実際は?」とノブに答えを直接質問し、ノブが「それを考えろ!」とツッコむと、二宮が「静かなバカなのよ」とコメントして笑いを誘う場面も。有村の鋭い推理には、スタジオから「スタートダッシュ、すごい」と絶賛の声が上がる。

【編集部MEMO】
宮崎慶洋プロデューサーは、ミステリーを扱う番組が多数ある中で、「僕たちがこだわっていきたいのは、実際のニュース映像だったり、本格的な再現VTRで、視点を変えてどんどん世の中に放り投げていきたい。それを視聴者の皆さんが家族で“これ解けたよ”と会話してほしいと思います。スマホで調べれば出てくるかもしれないですが、スマホ片手にあーだこーだ言いながら見ていただける番組にして、視聴者参加型とかライブ感みたいなことも大切にしていきたいと思います」と、差別化への意識を語っている。

(C)日テレ