• 中川大輔

――寺本恵土役については、どう捉えてどう演じようと意識されましたか。

僕と同い年なんですけど、あまり出世に興味がなく、定時に帰るようなキャラクターで、等身大の僕らの世代を表現していけたらいいのかなと思いました。寺本は仕事仕事でプライベートを犠牲にして人生を楽しんでいないような大人を見てきたから、定時に帰るということに悪気があるわけではなく、自分の中の正義で、プライベートと仕事はきっちり分けているのだと思います。ただ、28歳で警視庁の捜査一課に配属されているぐらいのエリートなので、仕事ができる要領のいい人なんだろうなと思って演じました。

――ご自身と似ている点はありますか?

勝手なイメージですけど、警察はすごく体育会系なイメージがあって、そこに属していない感じは自分と似ているなと。先輩刑事に「はい! わかりました!」とハキハキ答える感じではないという部分は似ていると思います。

――先ほど放送が始まって反響を感じているとおっしゃっていましたが、うれしかった反響を教えてください。

1話で儀堂主任が「デカの勘ってやつだな」と言った後に、足立(蒔田彩珠)と寺本が「デカの勘とか言う方でしたっけ?」「休んで何か悟ったのかもな」というセリフがあって、その撮影現場で監督が「寺本ひょうひょうとしたやつだな」と面白がってくださったり、SNSでも寺本のキャラクターを面白がっていただけている反応があってうれしかったです。あと、皆さんの考察を見ることも面白いです。あの部分をそんな風に受け取るんだとか。でも、僕が台本を読んで「そういうことだったのか!」と思ったところにたどり着いている人はまだいなそうで、そのどんでん返しに対する反応が楽しみですし、そこに気づく人がいるのかということも楽しみなので、これからもSNSを見ていきたいと思っています。

――SNSを見て日曜劇場の反響の大きさも実感されていますか?

すごく大きな規模のドラマに出られたんだなと感じますし、学生時代の友達からも「めっちゃ面白かった」と連絡をもらい、反響の大きさを感じています。自分もワクワクしながら1話を見て、そのあとMr.Childrenさんの主題歌「Again」が配信開始になって、それを聴いて、『CDTVライブ! ライブ!』にミスチルさんが出演されたのも見て、一視聴者として楽しませていただいています。ドラマを盛り上げるための大きな流れを感じ、これからもこのような作品に携わりたいという思いを持ちました。

――視聴者目線でも楽しんでいるんですね。

ミスチルさんは高校のときからずっと聴いているアーティストでしたし、主題歌の「Again」がすごくいいなと。毎話、本当にいいところで流れて、ドラマにハマっていくごとに主題歌もどんどん好きになっていくという、ドラマならではの体験を僕も感じていて、今、ずっと聴いています。

――最終話まで撮影が終わっているとのことですが、『リブート』出演はご自身にとってどういう経験になっていますか?

一番大きかったのは鈴木亮平さんの現場の居方を見られたことです。座長としての現場での居方もそうですし、役への入り方もそうですし、お忙しいのに親身に僕の話も聞いてくださって、亮平さんのような主演になりたいと思いました。

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■中川大輔
1998年1月5日生まれ、東京都出身。2016年に「第31回メンズノンノモデルオーディション」でグランプリを受賞し芸能界入り。2017年に日本テレビ『東京タラレバ娘』で俳優デビュー。その後、ドラマ『仮面ライダーゼロワン』(19~20)、『舞いあがれ!』(22~23)、『東京サラダボウル』(25)、『海老だって鯛が釣りたい』(25)、『ifの世界で恋がはじまる』(25)、映画『大きなたまねぎの下で』(25)などに出演。