NHKドラマ『ある日彼女のパンティーが、』(NHK総合 5月31日23:00~23:45)の完成会見が28日に都内で行われ、俳優の倉悠貴、山下美月、演出の村田有里氏が登壇した。
「演出をつけると作りものに見えてしまう」「お二人らしさを」
本作は、日本放送作家協会とNHKが共催する「第49回創作テレビドラマ大賞」で応募総数1,056作品から大賞に選ばれた加藤予備氏の作品を映像化。まっすぐすぎて周りから一風変わった人に見られる主人公の想太(倉)と、漫画家を目指す妻・優衣(山下)の、ささやかな日常を生きる夫婦の物語で、優衣のパンティーをめぐるひょんなできごとから起きる大騒動が、2人の関係を変化させていく。
本作では、倉と山下が夫婦役で出演。村田氏は、演出について、「お二人の関係性もあるし、もとから想太らしさ、優衣らしさを持っていらっしゃる気がしていて、結構(2人に)“お任せ”して」と笑いながら説明。「日常の感じが、演出をつけると作りものに見えてしまうと思ったので。お二人らしさを出していただけたらなと思いました」と理由を明かした。
裏設定は「5年ぐらい夫婦をしている」
演出するうえで大切にしたポイントについて聞かれると、「若いお二人なのでカップルに見えてしまうかなと思って、“夫婦感”を意識してみてください、というお話を最初にさせていただきました」と回顧。「5年ぐらい夫婦をしているという裏設定があったので、気を使う、みたいなことも1周、2周通り過ぎている夫婦かな、と。あと、お互いがいないと倒れてしまうみたいなことではなく、それぞれ生きているけど、2人になるとより最強、みたいな夫婦像を理想として、2人にはお願いしていました」と語った。
村田氏は、倉、山下の芝居についても言及。「脚本を最初に読んだ時、想太と優衣って愛おしく書かれていて、その愛おしさを損なわず、よりパワーアップできるように作りたいなと思っていた」と前置きし、「完成したものを見ると、お二人がそれぞれとても愛おしく演じてくれていて。想太は一見“いきすぎた人”に見えてしまいがちなところもあるけど、倉さんがうまくまとめてくださって。山下さんのセリフも、序盤は結構やさぐれ気味だけど、そういうところも山下さんが持つかわいらしいところなどで優衣像を作ってくれてた」と言い、「映像になった時に、より魅力的な想太、優衣にしてくださったなと思います」と称賛した。
第49回創作テレビドラマ大賞『ある日彼女のパンティーが、』あらすじ
ある風の強い日、洗濯物を取りこんでいた並木想太(倉悠貴)は、妻の優衣(山下美月)のパンティーを家の前の川に落としてしまう。すぐに拾うことができなかった想太は、パンティーの事が頭から離れなくなる。その夜、いても立ってもいられなくなり、なんとかパンティーを救出しようと川に入り、大騒動に。漫画家の卵である優衣は、その出来事を面白がり、漫画を描く。その漫画をきっかけに、想太は思い切った行動に出る。






