映画『箱の中の羊』で俳優としても注目を集める千鳥・大悟。岡山県の離島で育った少年時代から、相方・ノブとのコンビ結成秘話、ブレークのきっかけとなった加藤浩次との出会いまで――。30日に放送されたTBS系トーク番組『人生最高レストラン』(毎週土曜23:30~)にゲスト出演して語った。

  • 千鳥・大悟

    千鳥・大悟

大悟は岡山県の離島・北木島出身。「信号もないですし、バスもタクシーもコンビニもないですね」と振り返り、幼少期の思い出として、初めてマクドナルドに行った際のエピソードを披露した。

小学4年生の頃、父親から「今週の日曜日にみんなでマクドナルドに行くことになります」と発表されたという大悟家。当日は父親もスーツ姿で店を訪れ、家族全員で席に座って注文を待っていたが、「ここは自分で(注文を取りに)行くとこやったわ」と初めて知ったことを明かし、スタジオを笑わせた。

そんな大悟が芸人を志したのは、島の夏祭りで見た漫才。「それを見てて、あっちになりたいなと思って」と芸人を志したきっかけだったという。高校卒業後に大阪へ移ったが、「地下鉄に乗って気分が悪くなった」とカルチャーショックも経験した。

さらに、NSC(吉本興業の養成所)のオーディションに落ちた過去も告白。面接で「何かアピールしないとダメや」と考えた結果、面接官に対して「お前、ワシよりオモロいんか?」と言ってしまったそうで、「ケンカ売りに来るなら出ていけ」と言われたエピソードを振り返った。

その後は吉本以外の小劇場で活動をスタート。当時、岡山の大企業に就職していたノブに、「めちゃくちゃ売れてもうた」とウソを伝えたことが転機になったという。「岡山の田舎もんやから信じたんですよ」と笑いながら明かし、「今のわしに乗っかったらいけるぞ」と誘った結果、ノブは会社を辞めて大阪へ。現在の千鳥結成につながった。

また、加藤浩次との意外な縁にも言及。東京進出直後に出演した『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)で、若手芸人同士の揉め事が起きた際、加藤から突然「どう思う? 大悟」と話を振られたという。

大悟は「その時にスタジオでタバコを吸ったんですよ。それから『あいつ何?』みたいになって、仕事が広がっていったみたいな」と当時を振り返る。加藤も「その当時、俺は千鳥が好きだった。振ったら何かやってくれるだろうと」と期待していたといい、大悟のブレークを後押ししていたことを認めた。

さらに、大悟は志村けんさんとの思い出も告白。初めて飲みに誘われた際、高級クラブに案内されたといい、志村さんが店の女性の膝に手を置いた姿を見て「何しとんねん、おっさん」とツッコんだという。

「たぶん師匠はそんなこと言われたことなかったと思います」と振り返り、「めちゃくちゃ喜んでました」と回顧。そのほかにもヒロミや石橋貴明ら大物芸能人との交流に触れ、「本当に上の方にはかわいがっていただけますね」と愛される理由の一端をのぞかせていた。

【編集部MEMO】
大悟は、1980年3月25日生まれ、岡山県出身。2000年にノブとお笑いコンビ・千鳥を結成した。『テレビ千鳥』(テレビ朝日)、『相席食堂』(ABCテレビ)など多数のレギュラー番組を持つほか、俳優としても活躍中。現在公開中の映画『箱の中の羊』では、綾瀬はるかとダブル主演を務めている。