テレビ東京のドラマ『推しが上司になりまして フルスロットル』(10月8日スタート 毎週水曜24:30〜25:00)の記者会見が8日、都内で行われた。

  • すがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)、かなで(3時のヒロイン)、鈴木愛理、八木勇征(FANTASTICS)、ミチ

    すがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)、かなで(3時のヒロイン)、鈴木愛理、八木勇征(FANTASTICS)、ミチ

かなでの挨拶にすがちゃんがツッコミ

2023年10月に放送され、「全オタクの夢だ、最高」「キュンキュンが止まらない」など、多くの共感を集めたドラマ『推しが上司になりまして』。今回の『推しが上司になりまして フルスロットル』では、設定も役名も職業も年齢も違う、前作とは異なる世界線の胸キュン不可避のじれキュンラブコメディーが描かれる。

そして、このドラマは、パンツェッタ・ジローラモやIKKOといった個性豊かなキャストも見どころの一つで、ゆりやんレトリィバァらお笑い芸人も出演する。8日に行われた記者会見には、かなで(3時のヒロイン)、すがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)が、鈴木愛理、八木勇征(FANTASTICS)、ミチらとともに登壇したが、2人の会場の盛り上げ方はさすがだった。

まず、キャストそれぞれによる最初の挨拶。かなでが声のトーンを落とした話し方で、「原かなえ役の3時のヒロイン・かなでです」と名乗ると、すがちゃんがすかさず「声の出し方が女優すぎるだろ」とツッコミ。それを意に介さない様子で、かなでは「今日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。もちろん前作も知っていて、こんな素敵なドラマの第2弾に関われることが本当に幸せです。よろしくお願いします」と、最後まで“女優トーン”を貫き通して、会場を笑わせた。

すがちゃんの芸名をアナウンサーが噛むと…

続いて、すがちゃんの順番になるが、進行を務めた山本倖千恵アナウンサー(テレビ東京)が紹介する際、「すがさん……すがちゃん最高No.1さん」と、敬称が入ったすがちゃんの芸名に翻弄されてしまう。すると、すがちゃんは「噛みましたね」と落ち着いたトーンで触れ、「僕が凶暴なやつだったら、終わってましたよ」とフォロー。見事に笑いに変えた。

また、すがちゃんはその後の挨拶でも、「連ドラにガッツリ関わらせていただくのは、今回が初めてでして。こんな見た目だけカッコいいシャバ僧をキャスティングしていただいて、本当にありがとうございます。すごくアットホームで楽しい現場で。1話もU-NEXTさんの先行配信で観させていただいたのですが、僕の演技、非常に自然でした」と、自身のキャラを存分に発揮し、会場を沸かせた。

演技経験の多いかなで、すがちゃんにマウント

さらに、このドラマに出演が決まった時の感想を聞かれ、かなでが「スタッフさんが以前、お仕事でご一緒した方が多くて、アットホームな空間ということが、撮影前から分かっていたので、すごくうれしかったです。今までいろいろな役を……私は結構、演技経験があるんですよ」と、ドヤ顔ですがちゃんにマウント。

これにすがちゃんが「かましてくるんじゃねえよ」とツッコミを入れるのに対し、かなでは自身がこれまで演じてきた役柄として、「猪八戒」「ブヨブヨ女」などを列挙し、笑いを誘いつつ、「そういう役を演じさせていただいたんですけど、上司役は初めてだったので、貫禄が出せるように頑張りました」とまとめていた。