いわゆる「官僚」と呼ばれる霞が関の国家公務員。法案や予算案など、国の政策を形にしていく仕事を担う彼らですが、ふとした瞬間に、ある職業病(?)が発動してしまい、官僚とバレてしまうことがあるのだとか。農林水産物の良さや農山漁村の魅力を発信している農林水産省の動画チャンネル「BUZZMAFF ばずまふ(農林水産省)の投稿をご紹介します。

例えば、映画のチケットをネットで購入しようとしたとき……

彼から「映画のチケット、先に買っておいてくれる?」と頼まれ、「いいよー」と返事をした彼女。早速ネットで購入しようとしたところ、「次に掲げる者の定める規約をもって改める際は…」という文言からはじまる長〜い規約が。

すると彼が、彼女のスマホを覗き込みながら「つぎにかかげるもののさだめるきやくをもってあらためるさいは」と読み上げます。しかし、彼女が読み上げると……

「じにけいげるしゃのていめるきやくをもってかいめるさいは」と、意味不明な言葉をしゃべりだしました!

実はこれ、官僚が法律や条約などの文章を読み上げる際に使用する独特な読み方。「次に」を「じに」、「掲げる」を「けいげる」、「定める」を「ていめる」、「改める」を「かいめる」と読むなど、本来の読みとは異なる方法で読み上げています。

法律で用いられる用語や言い回しは、国民の権利義務に大きな影響を与えるため、その用法は極めて厳格。間違いがあってはならないため、霞が関では、法律、条約、契約の読み合わせを行う際に、この独特な読み方を用いているのだとか。「目」だけでなく、「耳」でも確認しているんですね。

その習慣が、「規約」などを目にするとつい出てしまうようですが、その瞬間、「官僚」だとバレてしまう……。これ、官僚あるあるのようです。

この動画には、「は?」「日本語なのに何言ってんだかわからん…!」「読み間違いかと思った…すごい世界だ…」「ほえ〜!おもしろい」と驚きの声が続々と。

また、使用経験のある人や、聞いたことがある人からは「この慣習を知らないと、おまwww今なんて読んだwwwってなるやつ」「先輩と例規読み合わせた際にこれやられてギョッとしたわ」「音読みと訓読み逆にするのわかる」元内閣府職員 未だに重要書類のチェックではこれをやってしまいます」といった声も寄せられていました。

聞けば聞くほどなんだか癖になりそうな特殊な読み方。みなさんも、契約書などを読むときに挑戦してみてはいかがでしょうか?