JR九州は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、D&S列車の特急「A列車で行こう」の運転本数を見直し、現行の3往復から1往復減らした2往復の運転に変更すると発表した。下り列車の乗車時間拡大、網田駅での停車時間拡大などで魅力・価値向上を図る。

  • D&S列車の特急「A列車で行こう」。ダイヤ改正後は2往復の運転に

特急「A列車で行こう」はキハ185系2両編成を使用し、熊本~三角間で運転。現在、下りは「A列車で行こう1・3・5号」(熊本駅10時21分発・12時16分発・14時51分発)の3本、上りは「A列車で行こう2・4・6号」(三角駅11時17分発・13時59分発・16時33分発)の3本を設定している。

ダイヤ改正に合わせ、上下各1本を減便し、上下各2本(2往復)の運転に変更。下り「A列車で行こう1号」は熊本駅10時21分発・三角駅11時35分着となり、乗車時間が現行の50分から64分に拡大される。途中の網田駅での停車時間も増やし、現行の10分から30分(10時52分着・11時22分発)に。下り「A列車で行こう3号」は熊本駅13時6分発・三角駅14時11分着となり、乗車時間は65分。途中の網田駅で25分間停車(13時32分着・13時57分発)する。

上り「A列車で行こう2号」は三角駅11時58分発・熊本駅12時37分着、上り「A列車で行こう4号」は三角駅16時35分発・熊本駅17時13分着に変更。乗車時間は38~39分となっており、現行の上り列車から大きな変更はない。