筑豊電気鉄道は、2026年7月末をもって西黒崎駅(北九州市八幡西区)を廃止すると発表した。西黒崎駅は国道3号黒崎バイパス建設工事にともない、2021年10月から5年近くにわたって旅客の取扱いを休止している。

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    筑豊電気鉄道の鉄道事業は30年連続で赤字だという

同社の鉄道事業は1995年度以降、30年連続で経常赤字を計上。直近の2025年度における利用人員は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、コロナ禍前の2019年度と比較して約86%に減少するなど、鉄道事業全体の収支状況は厳しさを増しているという。

西黒崎駅は、前後の駅である黒崎駅前駅まで約200m、熊西駅まで約500mと、いずれも徒歩圏内に位置している。2019年度における1日あたりの平均乗降客数は151名で、全体の約0.6%。駅を休止せずに営業を継続した場合、2025年度実績をもとに換算した推定利用者数は1日あたり約129名で、さらに減少すると見込まれていた。

  • <!-- Original start --></picture></span>西黒崎駅から黒崎駅前駅、熊西駅ともに徒歩圏内だった<!-- Original end -->

    西黒崎駅から黒崎駅前駅、熊西駅ともに徒歩圏内だった

国道3号黒崎バイパスの整備後に西黒崎駅を再開する場合、駅施設の復旧工事などに多大な費用を要するほか、現行ダイヤの維持が困難となり、さらなる収支悪化を招くおそれがあるととのこと。これらの背景を踏まえ、7月末をもって西黒崎駅を廃止し、施設の維持管理コストの削減や経営の効率化を図ることとした。