アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの八乙女光が26日、パーソナリティを務める『らじらー! サタデー』(NHKラジオ第1・毎週土曜20:05~)でKinKi Kids・堂本剛への感謝を述べた。

今年1月29日に同番組で突発性難聴の治療に専念するため活動を休止することを発表していた八乙女。今月より順次レギュラー番組の収録に参加し、11月13日にグループのインスタライブで復帰後初めて姿を見せていたが、『らじらー! サタデー』に出演するのはこの日が10カ月ぶりとなった。

活動休止報告の際にも、12月末に東京ドームで行われたコンサート『Johnny's Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』で共演していた、突発性難聴を患う同じ事務所の先輩・剛に2時間ほど相談に乗ってもらったことを告白していたが、今回も「仕事ができるほど回復できたのは、年末にめまいも耳鳴りも本当にやばくてどうしようもないっていうときに相談できた剛くん(の存在)が一番大きくて」と打ち明けた。

当初予定していた、症状を隠して芸能活動を続けていくという方針を伝えたところ「それはそれでいいと思う」と答えた剛。活動休止中にも「常に僕の言葉を肯定してくれて。ずっとお休み期間中も連絡していたなと。電話も含め、メールも長文で送って剛くんも長文で返してくれたりして」と交流は続いていたといい、「メールを見返していると、一番最初のメールで、僕が自分の体調面を伝えて『公表するかどうか』を相談してるんですよ。すごい選択を先輩に相談しているなと。このときは必死だったから気付かなかったけど、剛くんもすごくいい言葉をかけてくれて、こういう理由だったらたくさんの人も理解してくれて、ゆっくり休んでもいいと思うよ、みたいな」と当時のやりとりを振り返った。耳鼻科の先生にも相談していたものの「剛くんは僕と同じ突発性難聴を持っていて、1人で何年間も戦っていた方なので、重みがすごくて。同じ芸能界でやっていて、同じ事務所というのもすごく大きくて。ちょっと回復したらうれしくなって剛くんに報告したり、まだこういうところ悩んでいますとか、剛くんになんでも言いたくて」とあらゆる面での相談相手になってもらっていたことを話した。

剛からは、症状のステージごとに注意すべきことのほか、「耳の状況って、理解してるつもりでもできない人が悲しいことにいるんだよね。だから、理解してなおかつケアしてくれるような人を信じるというか、そういう人を隣に置いておくとか、近くにいてもらえると、人間関係も楽になるよ」と対人関係についてもアドバイスが。八乙女は「剛くんの言葉を思い返しながら休憩していた」と、冒頭約5分にわたり剛との交流、そして感謝を語っていた。